五月雨 恨みつ家路 雨宿り [和泉葛城山(塔原ルート)]

130623_072918 峠道が乾くのを待って一日順延したトレーニングライド。今日は友人と2人連れ。曇ってはいるが、雨の確率は低く、出走時には目立つ雨雲もない。これなら遠出できそうだと、まずは和泉葛城山を目指す。あわよくば和歌山側に降りようと思っていたのだが、今日はトラブル続きだった。

 出走から3kmも走らないうちに、友人の自転車にトラブル発生。一度引き返して、自転車をチェンジして再出走したのが、6:50頃。

130623_081823 今週は気温の変化が激しかったせいか、体調は今ひとつ。アプローチでは何度も友人に置いていかれそうになりながら、8:15頃塔原バス停前に到着。ここからアタックする人が多いのだろう。バス停前にはトイレやベンチもあり、自転車乗りが入れ替わり立ち代りやって来る。

130623_085250b ひと休憩してから我々もアタック開始。塔原からのルートは和泉葛城山を上る7本の主要ルートの中では、比較的傾斜が緩い方だ。とは言え、いきなりかなりの傾斜が立ちふさがり、ギアはすぐにフルインナー。おまけに北向きで一昨日までの雨がまだ乾ききっておらず、濡れた落ち葉や小枝が落ちていたりで滑りやすい。前荷重のダンシングだと後輪がしばしばスリップする。ペースを保って走るのも難しく、ペダルを回すというより必死で踏んで上り続ける。

 後半は傾斜がややゆるい箇所も増え、少し楽になる。牛滝からのルートと合流すればあと少し。アップダウンの続く尾根筋の道を必死で進むが、ゴール直前で山岳賞ジャージ(赤の水玉)を着たロードバイクに追い抜かれた。これ見よがしのジャージを着るだけあってさすが。

130623_092302b130623_092102 最後はスパートを掛けて、和泉葛城山頂にゴール。タイムは43′24″。体調がいまひとつだったのもあるが、和泉葛城山はどのルートも傾斜がキツすぎて、ペースが保てず追い込みきれない。それでも標高が高く景色もいいので、普段は達成感がかなり高いコースのひとつだ。

130623_093356 残念ながら、頂上についた頃から小雨がぱらつきだし、今日の景色はあまり良くない。それでも高野山方面を見渡すことはできた。

130623_092620b130623_092942 頂上には自転車乗りが次々上がってくる。岸和田ツーリンクラブの掲示板が設置されていることもあって、登頂回数を競うように多くの自転車乗りが上る南大阪のヒルクライムのメッカだ。1日で7本のルート全てを上る「七葛」という言葉があるほど。私にはとても無理だ(^_^;)。

130623_095556b 友人も数分遅れで上がってきたが、その頃から雨が少し強くなってきた。すぐ止むだろうと東屋に入って雨宿り。ところが、iPhoneで雨雲レーダーを見ると、スタート時と一変。雨雲が次々やってきている。しばらく待っていたが、止む様子はない。今日は降水確率が低かったのですっかり油断していたが、途中で確認しておくべきだった。

 とてもこの先に足を伸ばせる状況ではなく、最短距離の牛滝ルートで下山することにした。革サドルにカバーをかぶせ、雨脚が弱くなったタイミングで出発。雨の中なので、この後は画像なし。

 こんな中でも何台か上がってくる自転車とすれ違った。今日はレインウェアも持っておらず、ウィンドブレーカーを着たが、雨の中のダウンヒルはかなり寒い。急傾斜をブレーキを握りしめてゆっくりと下るので、指が疲れて途中で何度か休憩。幸い、木立が多く、まだ路面が濡れていないところが多かったので、まだマシ。それでもグレーチングや落ち葉で時々後輪を滑らせながら、何とか牛滝まで下ってきた。

 牛滝まで降りると、雨はパラパラで、路面もほとんど濡れていない。今のうちにと家路を急いだが、体が冷えて疲れているので、途中のコンビニで休憩。ちょうど雨脚が強くなってきたので、しばらく雨宿り。小雨になったタイミングで再出発。

 トラブル続きで距離を伸ばせず、帰宅も正午を過ぎてしまったが、なんとかずぶ濡れにはならずに済んだ。いつかはやって来る事とはいえ、新車の猛虎四號を濡らしてしまったのは残念だった。それでも、ロングサイズのマッドガードの効果は絶大で、タイヤの跳ね上げによる自転車の汚れを最小限で抑えることができた。

 ちなみに、雨中走行で長年の疑問を思い出した。今やツーリング車やファッション的にしか用いられることのない革サドルだが、プラベースサドル誕生以前はツール・ド・フランスでもバリバリ使用されたレース機材だった。選手はお尻に馴染んだサドルを大切にしたとの話を聞いたことがあるが、雨の日のレースではどうしていたのだろう。上面はかぶせるタイプのカバーで守れても、マッドガードのないロードレーサーでは、タイヤが跳ね上げる水を防げない。友人曰く、油や防水コートで守ったのではとのことだが、真相は? どなたかご存知の方はいらっしゃいませんか?

 

■コースマップ

・ルートラボ http://yahoo.jp/sEUwWx
・Googleマップ http://goo.gl/maps/3AaHH

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録 http://p.tl/dc0e
 スタート: 2013/06/23 6:07:37
 完了: 2013/06/23 12:17:24
 バイクタイム: 6:09:45
 停止時間: 0:00:08
 距離: 78.19 km
 平均スピード: 時速 12.69 km
 登り: 2054 メートル (より正確と思われるルートラボは1934mを記録)
 カロリー: 2698

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 71.2 km
 消費カロリー:2182cal
 計測時間:5:47:39
 平均心拍数:124
 最大心拍数:180
 平均速度:19.5km/h
 平均ケイデンス: 80
 最大ケイデンス:138
 心拍数ターゲットゾーン:130-152 
 ターゲットゾーン以下時間:3:36:03
 ターゲットゾーン内時間:0:51:04
 ターゲットゾーン以上時間:0:58:331
 走行時間:3:23:17
 累計走行距離:6100.5 km(2010年12月10日より)

 

■本日のフォトアルバム

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これまでのコメント

  1. […] 9:30過ぎに和泉葛城山山頂に到着。タイムは42分18秒。タイムを測って塔原ルートを上ることは少ないが、これまでは早くても43分台だったようなので、まずますか? […]

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