梅寒し 捻挫労り 部屋仕事 [新フレーム乗せ換え作業その16]
ブレーキワイヤーの試用をしなければならないので、今日は2週間前に装着したばかりのアウターワイヤーを交換。せっかく貴重なサンツアー製アウターをセッティングしたのにタイミングが悪いが、仕事絡みなので仕方ない。
装着するワイヤーの詳細はまだオフレコだが、持って驚き、装着してまた驚いた。これはスゴイ。普通のアウターワイヤーに戻れなくなる。最終的にはしばらく実走してからだが、私もぜひ欲しい。
最低限しなければならない作業は終わったが、ついでにちょっと作業することにした。
続いて、フレームプロテクト用のフィルムを、トップチューブに貼りつけた。フィルム長方形に切って、真ん中にブレーキアウター用トンネルを通過する穴を開け、トップチューブに巻きつける。
私は内股ペダリングなのでトップチューブにヒザがすり、何もしないと塗装がはげてくる。トップチューブは最も傷つきやすく場所なので、その意味でも保護に有効だろう。
お次は通勤用MTBから未整備のまま移し替えたペダルの整備。トゥクリップたトゥストラップを外し、プレートもバラしてクリーニングしようとしたが、長年の汚れはパーツクリーナーを吹きつけて歯ブラシでこするくらいではさっぱり落ちない。
完璧なクリーニングはまたの機会にすることにして、取りあえずグリスアップ。と言っても、XC-PROはグリスガードシステムを採用しているので簡単。グリスガンをペダルシャフトに挿してグリスを注入すると、古いグリスが押し出されてくる。
傷んでいたトゥストラップは以前使用していた黄色いものと交換。現在は黄色いモデルを見かけないので貴重だが、ただ保管していてもプラスチックは劣化していくばかり。どうせ中古なのでこの機に活用することにした。
ちょっといじるだけのつもりが、色んなことが気になり、作業が終わらない。今度はフロントマッドガードの留めボルト。長すぎて後に突き出しているし、前に飾り気のないボルトの頭が突き出しているのも美しくない。
フォーククラウンの裏にはプレートがロウ付けされ、隠し留め用のネジ穴が設けているが、ESGEのガードはアルミサンドイッチ構造なので、潰しを形成することが困難。外すとリベット穴が残ってしまうこともあって、付属のL字金具を用いて装着している。
少しでも見栄えを良くするために、短いボルトをクラウン内側から通して、前には露出しないようにした。今までつけていた下側のボルトと交換し、上のボルトを装着する。かなり短くなるので、わずかながら軽量化にもなる。
隠し留め用のプレートがあるのが災いして、下側からのアクセスができないので、ステムを抜いて上からアクセスするしかない。
金尺の先に両面テープを巻き、そこにボルトを貼り付けてクラウン穴に誘導・・・しようとしたが、金尺の幅が広く、ボルトも長いので、挿入不能(^_^;)。
同じ手を以前、ナットをセットするのに用いたが、ボルトでは無理だった。何とかの考え、休むに似たり・・・。
仕方ないのでボルトをフォークコラム内に落とし、大小のドライバーで上から下から突いてしばらく格闘。何とか無事にクラウン後ろの穴に貫通。
飛び出したボルトにワッシャを通し、まず薄ナットで固定。これで固定されたボルトにあらためて袋ナットでマッドガードのL字金具を固定。
L字金具の穴は上側をカットしてあるので袋ナットを少し緩めるだけで簡単に外すことができる。これなら、輪行もラクだ。
機能的にはさして意味は無いが、クラウンの前側の穴はプラスチックキャップで塞いだ。
元々35Cタイヤ用に設計しているので、28Cをセットするとクリアランスが広すぎて、向こう側が見える状態。これは格好良くないので、シートステイブリッジとチェーンステイブリッジの隠し留めダボへ手持ちの3mmスペーサーを挟んでみた。
ホイールをはめて見ると、まだクリアランスが大きい。もう少し厚いスペーサーを探さなくては、というところだったが、すでに夕刻。今日のところはこれにて作業終了とした。
結局、梅見ポタリングにも出かけないまま自転車をいじり続けてしまった(^_^;)。
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