寒の雨 止んで東の 雪を知り [新フレーム乗せ換え作業その11]
【諸々に 気が急く師走 短き日 [新フレーム乗せ換え作業その10]】からの続き
新フレーム「猛虎四號」はまだまだ完成とはいかないが、なまじかな一応は走れる状態なので年末年始のバタバタと寒さにめげて、すっかり間が空いてしまっている。本格的に仕上げていくと、またしばらく走れなくなるので、再塗装を終えたこれまでの愛車、猛虎参號を先に復活させようと思っている。昨日の午後は再使用するパーツのクリーニングや、ストックの物色をして、ひと通りのパーツを揃えた。
そして、今日はスポーク長のチェックのために猛虎参號用のリアホイールの仮組みに取り組んだ。前回の前輪仮組み作業で手持ちのスポークが長すぎる事がわかったので、少なくとも前輪用のスポークを調達する必要があるが、リアも必要なら一緒に調達した方が効率がいい。計算上はリアはギリギリ許容範囲と思われたが、経験の少ない素人は組んでみないと確証が持てない。用意したパーツは下記の通り。
- リム:MAVIC MA40
- ハブ:サンツアー シュパーブプロ (7Sフリーハブ、リアオーバーロックナット130mm)
- スポーク(右):国産#14-15バテッド ステンレス 298mm
- スポーク(左):国産#15プレーン ステンレス 300mm
- ニップル:DTアルミ #14(2.0mm)及び#15(1.8mm)
ニップル以外は全て中古品。リムは友人からのいただきもので、後は私のストックだ。
ハブにスポークを通し、ニップルにグリスをつけながらリムにスポークを通しはじめた。
いつものごとく、6本組(2クロス)のイタリア組みなので感覚で組み始めた。
ところが、ついこの間前輪を仮組みしたばかりだというのに、スポークの通し方に混乱。素直に前回仮組みした前輪を持ってきて見本にした。
ニップルスターター「MOJOhand」は、以前勤務先で販売していたもので、ねじ込み位置を一定にしながらニップルをスポークにセットできる。今回は久々に#15用だけでなく、#14用も出動。
続いて右側。ほどなく、全32本のスポークを通し終えて、一応車輪の形なった。
前輪はこの時点でゆるゆるだったが、後輪はかなりマシ。ニップル回しで順番に一回転ずつスポークを締め込んでいき、4周するとある程度テンションが上ったが、まだスポークはニップルを突き抜けていない。
余裕があるとは言えないが、この調子なら何とかスポークを再調達しなくても良さそうだ。
ホッとした所で、リムの重量測定をしていなかったことを思い出した。前輪を組み直す時に、もう一方のリムだけでも実測しておかなければ(カタログ値は460g前後だったように思う)。ひとまず、組んだ状態で後輪は1065g(コグ、QRなし)。
今日の所は振れ取り台は使わず、ここまでで作業終了。前輪用のスポークを調達してから、両輪とも完成させよう。
おまけだが、その後息子の自転車のライト交換。野球を始めてから夜に自転車で走る機会が増え、ライトが暗いと言うのだ。私が試走するとそれなりに光るように思うのだが、息子はさほどスピードを出せないこともあるのかもしれない。
最初は勤務先のバッテリー式ライト装着しようかと思ったが、子供に使わせるには電池交換などに不安が残るので、メンテナンスフリーのダイナモライト、それも低速でも明るく光るLEDブロッグダイナモライトに交換した。電球が切れる心配がないのも安心材料だ。
息子の自転車は、すでにいくつか手を入れている。野球の道具を積むために大きなかごを付け、安定性の高い両立スタンドに交換。タイヤやサドル、ワイヤー類も傷んでいたのでしばらく前に交換している。
見かけはボロボロだが、フレーキや駆動系はちゃんと調整しているので、そこそこ乗りやすい自転車のはずだ。
朝はかなりの大雨だったが、息子の自転車を取りに外に出たらすでに雨は止んでいた。徐々に空も明るくなってきており、大阪では天気も回復に向かっているが、関東などでは雨どころか大雪が降っているとのこと。今日は成人式なので、晴れてくれるとよかったのだが。
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