冬の入り 季節をまたぐ 長仕事 [新フレーム乗せ換え作業その8]
【佗しさも 手仕事に向く 秋時雨 [新フレーム乗せ換え作業その7]】からの続き
今日は終日大雨。当然、走りには行かない。子どもたちの授業参観や、友だちと会うヨメさんの送り迎え等があったが、約4時間の作業時間を確保できた。そこで、まだまだ仕上がらない新フレーム猛虎四號の組み立て作業の続き。
リアは潰し加工なしにシュパーブプロを装着することが難しく、ひとまずシマノRSXのブレーキアーチを装着している。アーチを変更する可能性がある段階でマッドガードに穴を明けてしまうのはためらいもあったが、クリアランスをチェックするためにも、フロントはシュパーブプロのまま、試しに装着することにした。
隠し留めにする方法もあるが、ひとまず使用したのはこのL字型の取り付けパーツ。本来はリア用のものだが、ブレーキとクラウンの間に挟んで装着し、クリアランスの狭い今回のパターンではフロント用よりこちらの方が良さそう。
取り付けパーツを仮装着して、マッドガードを当てがってみたら、少し角度が合わないが、クリアランスはシュパーブプロでも何とかなりそう。
取り付けパーツを外して、万力に固定して角度を調整。一度では上手く行かず、何度もやり直して、ようやく角度がほぼ一致した。
これで行けそうなので、覚悟を決めて穴開け。正確に穴開けするために慎重に作業し、だいぶ時間がかかった。
それでも、微妙に中心からずれてしまったように見える(T_T)。
取りあえず、一度ブレーキシャフトに通してみる。
エンドに4mmステー用に改造した環付ダルマネジを装着し、マッドガードの先端にもダルマネジでステーを装着。
ただし、ステー等は以前使っていた使い古し。ブレーキアーチ等が確定し、完全にサイズが決まったら、入手済みの新品に交換するつもりだ。
ブレーキシャフトの固定ネジを締め込み、ステー等を装着してみたら・・・見事に偏ってタイヤに接触(^_^;)。
やはり、マッドガードの穴が中心からずれたのが原因のようだ。細身でクリアランスがタイトなため、調整がシビアだ。仕方ないので、一度バラして穴をヤスリで広げ、装着位置をずらし、ステーも曲げ直して左右のバランスを取った。
これでギリギリのクリアランスながら、何とか装着できた。フロントはシュパーブプロでも、何とか潰し加工なしで装着できることを確認できた。
見栄えは隠し留めに劣るが、隠し留めにすると潰し加工が必要だ。これでも、クラウン裏の目立たないところに取り付けパーツが来るので、そう悪くない。
今回の取り付けパーツをなら、ブレーキシャフトに通す穴の上部をカットすれば、輪行時にブレーキ装着ナットを緩めるだけで、簡単に着脱できるだろうという目論見もある。
ただ、もしセンタープルブレーキを採用すれば、フォーククラウンの後ろが枕頭でないナット留めになる。見栄えは悪くなるが、L字金具をクラウン後ろに装着し、マッドガード側のネジで着脱するようにすれば、ブレーキを影響を与えずに着脱できる。加工は必要になるが、環付ネジや蝶ネジを用いて工具なしで輪行することも可能になるだろう。
そんなこともあって、ブレーキアーチの選択は悩ましい。この後、試しにフロントにセンタープルブレーキを装着しようと思っていたが、相変わらずの要領の悪さで今回も手間取ってしまい準備の途中で時間切れ。取りあえずはマッドガードを装着して走行できる状態になったので、明日はこの状態で試走してみよう。
作業後の夕方に、郵便で届いたのがこのステム。ネットオークションで落札したノーマル(1インチ)サイズの新品。安かったので、100mmと110mmの2本を落札した。
今となってはやや重い(100mmが185g)し、突き出し部が上下に長い変型パイプで、思ったよりゴツい。加えて、ハンドルバー装着部がフルオープンタイプでないので交換が大変だが、最近のアルミ製オーバーサイズ用ステムよりは、はるかにクロモリフレームに合う。
近いうちに、こいつも導入したい。
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