リベンジ企画始動 [堺つつじの名所巡りポタ下見]
昨日は河内長野市でACT-WITHサイクリングマルシェがあり、午前中だけ手伝いをした。仲間は今日も出展しているが、私は一応休みをもらった。
とはいえ、今日は半分お仕事に取組んだ。昨年雨で中止になった「堺つつじの名所巡りポタ]をリベンジ開催することになったため改めて試走することにした。6:40にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で自宅を出発。今日は最低気温12度という温かさで、雨の心配もない。ウェアを薄手にするだけでなく、ハンドルカバー(バーミッツ)とマッドガードも外して軽装のTORACLE-COZ2が春の訪れを感じさせる。 イベントの集合解散地である仁徳天皇陵拝所に向かい、大仙公園の中を抜けていくと大きなモニュメントができていた。こちらからは逆さ文字なので、向こう側から見る前提なのだろう。
7:00ちょうどに仁徳天皇陵拝所に到着。実際のイベントはここからスタートする。まだ警備員もおらず、静かな拝所は神聖な風情が漂う。
拝所から仁徳天皇陵古墳の外周に沿って東に向かい、角を曲がって北に向かうるところで堀を眺めると、水鳥が泳いでいるのが見えた。啓蟄は3/5に過ぎたとはいえ、すでに亀も泳いでいたのには驚いた。
仁徳天皇陵古墳沿いから離れ、JR阪和線に沿って三国ヶ丘駅から堺市駅と進み、そこからJRよりやや西よりに進んで南海高野線脇にきたところで大和川に突き当たる。
堤防上の大和川公園には大和川サイクルモニュメント「廻」が相変わらず雄姿を見せている。
自転車道で少し大和川を東に向かって遡ると浅香山緑道沿いにつつじの木が並んでいる。低木のつつじがここまで大きく育つことがすごい。この向こう側の旧浅香山浄水場で毎年つつじ祭りが開催されていたが、コロナ期以降開催されていないのが残念。
さらに大和川を遡ると、JR阪和線の手前に新しい橋が建設中だった。西除川が大和川に合流するこの付近は少し内陸に迂回する必要があったが、この橋が完成すれば公園内や一般道を通ることなくスムーズに移動できる。大阪・関西万博に向けた大和川リバーサイドサイクルラインの整備の一環として西除川横断橋が建設されているようだ。万博に間に合うように開通するなら、4月下旬のイベント時には通れるはずだ。
さらに大和川を遡り、西除川放水路(現在は実質的本流)との合流点から西除川を遡っていくのだが、府道28号線(ときはま線)の交差点を渡らなくても、吾彦大橋の下をくぐれる道を今回発見した。信号により参加者が分断する可能性を減らせるので、こちらを通るようにしよう。
今回はできるだけ西除川の右岸(東岸)の車道を遡ってみた。左岸(西側)は西除川遊歩道なのだが、ダート区間や逆向きの一方通行の車道の区間があり、走りやすいとは言えないので、前回もかなり迷った。交通量はそれなりにあるが、一方通行の車道を逆走するよりは走りやすいように感じた。7:53に北新町大池公園に到着。昼食場所として考えている公園だが、ひとつ前の橋で西除川を渡るついでに、今回は西側からアプローチしてみた。この方がスムーズかもしれない。園内では犬を連れた方々がたくさん集まっていた。
西除川左岸(西側)の西除川遊歩道(車道共用)を少し走って8:00ちょうどに布忍神社に到着。長尾街道と下高野街道が交差する地点にあり、速須佐男之尊(スサノオ)、八重事代主之尊(コトシロヌシ)、建甕槌雄之尊(タケミカヅチ)の三神を主神として祀っている。
授与所はまだ開いておらず、ご挨拶はできなかったが、この神社は自転車好きの宮司さんがおられ、自転車要交通安全お守り「チャリ守」があることで知られている。
境内にはスタンドのないスポーツ自転車を駐められるサイクルラックが設けられている。
さらに西除川に沿って南下していく。府道12号線(ヤマタカ)を越えると自動車の通らない自転車歩行者専用道路になり、速度は出せないがのんびり走れる。
松原市民運動公園付近で西除川遊歩道は終わり、竹内街道や府道2号線(大阪中央環状線)と交差する付近は川沿いを辿れないのでちょっとややこしいが、概ね西除川に沿って南下し、法雲寺(法雲禅寺)に到着。1672年に開山した黄檗宗のお寺で、ツツジの名所として知られている。
もちろん、今はツツジは咲いていない。4月の末に開催を予定しているイベントの頃に満開になることを願っているが、本当の盛りは一週間程度だし、年によって時期は結構変動する。今年は桜もほぼ平年並みの開花時期なので、大丈夫だと思うが。
法雲寺(法雲禅寺)の後は、方向を西に方向を転じてスタート地点に戻る。埴池、吉田池、石原新池、石原石池とため池が並び、吉田池の小島には吉田池弁財天(弁天龍王)が祀られている。
堰堤上を辿る道は、北側を見下ろして見晴らしがいい。遠くからも巨大なクレーンが目立っているが、どうやらプロロジスパーク堺という巨大物流施設が建設中らしい。経済発展も必要だが、田園風景が損なわれるのは惜しい。
田畑の間の小道を抜けていくと、金岡高校の裏手に菜の花畑。そういえば、昨年の下見の際にもここで撮影した。
すでにモンシロチョウが花から花へ舞っており、すっかり春の風情。
竹内街道に入り、西進していく。街道沿いの金岡神社の氏子11町は立地する堺市北区だけでなく、東区や美原区(旧美原町)、松原市にまでの広範囲。中、左、右の3御殿に15神を祀るが、日本画の祖と称される平安時代の絵師「巨勢金岡」を祀っているせいか、絵画や技芸、スポーツのご利益があるとのこと。そう言えば、娘が小学校時代に茶道を習っていた頃は、年明けにこの神社で初釜の手伝いをしていた。
日本最古の国道と言われるだけあって竹内街道は、あちこちに地蔵や祠、道標などの歴史遺産がある。ここは「黒土西地蔵尊」と「福徳大明神・兼平神社」が並んでいる。家原寺や百舌鳥八幡が記された道標も歴史を感じさせる。
府道2号線(大阪中央環状線)に合流して、往路に辿ったJR阪和線を越えると仁徳天皇陵の北側に到達するので、西側を半周してスター地点の拝所前に9:20に戻ってきた。多少の肌寒さはあったスタート時と比べて、すっかりポカポカ陽気。
家路についたが、この春の陽気の中を同じ道を帰るのももったいなく思えたので、少し経路を変えて遠回りすることにした。500mほど東に進めば輪行の参加者が降りるであろう百舌鳥駅。階段を上り下りせずに上下車できる輪行向きの駅だ。駅前の桜の大木は今年もひと足先に花を咲かせている。大寒桜という早咲きの品種らしい。ソメイヨシノよりちょっと赤みが強いようだ。
少し東から回り込んだ帰宅ルートは百舌鳥八幡の前も通る。いずれ堺の古墳巡りツーリングも企画したいと思っているが、なかなか具体化できない。恒例だった串柿ツーリングもここ数年開催できていない。串柿の方は鍋谷峠が開通しないとルートが難しいという事情もあるが、忙しさにかまけてなかなかライド企画が開催できないことが残念だ。
10時前には帰宅して、堺つつじの名所巡りポタの下見は終了。いくつか新発見もあったが、概ね昨年の計画通りの進行で問題なさそうだ。今年こそ晴天の下でCARACLEオーナーとの交流を楽しみたいものだ。
■STRAVA
リベンジ企画始動 [堺つつじの名所巡りポタ下見] | ライド | Strava
■Ride with GPS
リベンジ企画始動 [堺つつじの名所巡りポタ下見]・Ride with GPS
■CyclemeterGPS
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2025/03/23 6:40:02
自転車完了: 2025/03/23 9:55:07
バイクタイム: 1:41:35
停止時間: 1:33:30
距離: 39.30 km
平均スピード: 23.21 km/h
登り: 21 m
カロリー: 832 kcal
平均心拍数: 105 bpm
最大心拍数: 146 bpm
平均ペダルペース: 61 rpm
最高ペダルペース: 119 rpm
今月の走行距離: 408 km
今年の走行距離: 1717 km
先月の走行距離: 775 km
昨年の走行距離: 7989 km
コメントを残す