泉州巡り冬の陣その1 [周遊スタンプラリー等]
毎回取り組んでいる周遊スタンプラリー「泉州・和歌山」CycleRide2024の開催は知っていたが、他に終了の早いイベントがたくさんあったので後回しにしていた。今週末こそと思っていたが、昨日土曜日は天気が不安定な予報だったので、日曜日に取り組むことにした。ところが、今日は早朝に雨が降って、その後も時おり雨雲が流れてくる予報。むしろ昨日の方が、昼間に安定していたかもしれない。
出走直後の原池公園付近。早朝の雨で濡れた路面が少し落ち着くのを待って、7:14にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。平野部の路面は乾いてきているところも多いが、まだ端の方は濡れている。最低気温は6度と雨上がりで雲が多いにしては低めというところ。風が強いので気温以上に寒く感じる。
まずは上神谷街道を南下していき、府道61号線に合流してすぐに左に分岐して鉢ヶ峯フラワー農園コスモス館の側からハーベストの丘の駐車場に入る。曇り空ではあるが、南の和泉山脈の稜線はくっきり見えて、天気は回復基調。……と、思ったのだが。
ハーベストの丘の駐車場端にある農産物直売所 またきて菜に07:43到着。こちらが1つ目のスタンプポイントだが、まだ開いていない。
府道61号線に戻って南楽園峠(仮)を越えて和泉市に入り、旧横山村地区に降りて、国道170号線バイパスに入ってひと上りすると、道の駅いずみ山愛の里。08:10到着。
国道170号線バイパスは路肩がまだ濡れているところが多いが、交通量が多いので避けて通るのも難しい。歩道も凹凸や濡れたところがあって走りにくい。そこで大野町北交差点から旧道に入った。先週訪れた阿弥陀寺の案内看板のそばに設けられた温度計は4度を表示。
旧道はむしろ濡れた箇所が多いが、交通量が少なく、避けて通る余裕がある。バイパスを極力通らないように山中の間道を辿っていたら、「パシュ! シュ カン シュ カン シュ カン」という嫌な音と共に、前輪がグニャグニャに……パンクだorz_。見ると先の尖った切片がタイヤに刺さっている。エアーの噴出音とこの切片が地面に当たる音が交互に響いて「シュ カン シュ カン」という音になったわけだ。車体に何かが当たっていたわけでないのでちょっとホッとしながら、スペアチューブを取り出す。
寒さに震えながら、15分ほどでチューブ交換終了。風除けと往来の邪魔にならないように、道の脇の水道施設(?)の敷地に入って作業したが、その間人も車も全く通らなかった。寒さの中のポンピングが面倒で、CO2カートリッジを使用したが、ポンピングの方が暖まったか?
山中の細道を下り、次の目的地道の駅愛彩ランドの正面に出てきた。結局、山中の路面はびしょびしょだったし、バイパスを通ってくればパンクもしなかっただろう。スタートが遅かった事もあって、ちょっと焦ってくる。
道の駅愛彩ランドに9:03着。各施設は10時以降に開業するが、結構人や車が多い。朝市でもやっていたのかもしれない。
細道に懲りて国道170号線バイパスを辿ったが、風が強くなってきて思うように進まない。強風に吹かれて、何百枚というイチョウの葉が、下に落ちるのでなく、横に流されていく。TORACLE-COZ2もハンドルを取られて危険なので歩道に避難して徐行。風を遮るもののない広い道路は危ないし、おまけに雨まで降ってきた。雨宿りできる場所を探してバイパスを離れて横道に入り、軒下のある建物を探したが一般住宅の敷地に侵入するのも憚る。幸い、走っているうちに雨が止んできたので、そのまま国道170号線旧道に入って、熊取駅から輪行で退避することも考えつつ西進した。
そうは言っても、熊取駅までの途中の新旧170号線の間に次のポイント熊取交流センターすまいるズ煉瓦館があるので、立ち寄ったのは9:42。
こちらで泉州「南部」コース1個目のスタンプ獲得。今日は泉州の「北部」と「南部」の2コースのポイントを一気に回るつもりだったのだ。
パンク修理と暴風雨ですっかり凍えてしまったので、しばらく館内を見学しながら暖を取らせてもらった。昭和初期に建てられた綿布工場の施設を活かしながら、「生涯学習をはじめ、芸術文化活動や歴史体験学習、軽スポーツなど、幅広い活動に利用できる施設」として生まれ変わった建物とのこと。過去のスタンプラリーなどで何度も前までは来ているが、入館するのは初めてだった。今日も各所にある自習机で勉強している学生の姿があった。施設の係員に建物の由来や、近くの中家住宅も紹介してくれた。天候は回復して風も弱まったようなのでスタンプラリーを続けることにして、身体が暖まった10時前に再出走。
和泉山脈の麓まで南下していき、日本で唯一と言われる安眠(枕)の神様が祀られる日根神社に10:13到着。もう12月だが紅葉は今が見頃の風情。
樫井川沿いに西進していき、紫陽花の寺として知られる長慶寺に10:39にやって来た。先ほどの暴風雨を思えばぽかぽか陽気と思えるが、風はそれなりに吹いている。
下の駐車場入口で泉州南部コース3個目のスタンプ獲得できたので、麓で失礼。いずれちゃんとお参りに来よう。
海側に横滑りして府道204号線(旧国道26号線)を南西に進んでいき、男里川の手前の光平寺に立ち寄ったのは10:56。
こちらは周遊スタンプラリーではなく、「楠公さん」ゆかりの地を巡るデジタルスタンプラリーのスタンプポイント。景品応募基準はすでに達成しているので自己満足以外の意味はないが、ついでに立ち寄って10個目のスタンプ獲得。
男里川を渡って阪南市に入り、11:03に青木松風庵月化粧ファクトリーに到着。
泉州南部コース4個目のスタンプ獲得。ここが泉州南部コース最南端のポイントなので、何とかここまで辿り着こうと車輪を進めてきたが、雨で出遅れ、パンクに暴風雨からの避難ですっかり遅くなってしまい、すでに11時を過ぎた。午前中の帰宅は不可能だが、とにかく急いで引き返す。幸い、帰路は海沿いを辿るので風は斜め後ろから吹く。ペースを上げられるだろう。
急ぐとは言いつつも、帰りがけの駄賃に海沿いの府道63号線に横滑りし、泉南ロングパーク(泉南りんくう公園)に11:19着。眼の前の海上に関西国際空港と連絡橋が浮かんでいる。風は強いが景色は素晴らしい。
こちらも周遊スタンプラリーではなく、ビュースポットおおさかデジタルスタンプラリーの【泉州エリア】のスタンプ1個目獲得。
泉南マリンブリッジ岡田浦漁港と樫井川河口部を一気に越えていく。橋の上からは北摂から六甲の山並み、さらに淡路島まで見渡せる絶景だが、横風が強くて走りにくい。
田尻歴史館に11:33到着。「綿の王」と呼ばれ、関西繊維業界の中枢を担った大阪合同紡績社長谷口房蔵の別邸として建てられ、現在は田尻町の施設になっている。
ここで周遊スタンプラリーの泉州南部コース5個目のスタンプ獲得。
こちらは周遊スタンプラリーではなく、ビュースポットおおさかデジタルスタンプラリーの【泉州エリア】のスタンプ2個目獲得。
少し関空連絡橋に近づいて、マーブルビーチそばのりんくう公園に11:47到着。ブルベの集合地として何度も訪れている場所だ。
ここでビュースポットおおさかデジタルスタンプラリーの【泉州エリア】のスタンプ3個目獲得。
関空連絡橋を渡る鉄道や高速道路の高架の手前にある空連道臨海交差点に11:51に赤信号で停車。スターゲイトホテル関西エアポートが眼の前にそびえ立っている。試しにここでスタンプ取得操作。
少し離れているが、ここでビュースポットおおさかデジタルスタンプラリーの【泉州エリア】のスタンプ4個目を獲得できた。わずか35分間で泉州エリアをコンプリートできた。
海沿いで追い風の帰路も、スタンプポイントが多くてなかなか進まない。引き続き府道63号線を北上して、正午を過ぎて12:08に二色の浜公園ブルーテラスに到着。ブログ記事にできていないが、昨シーズンの関西シクロクロスの観戦に訪れたこともある。
ここで周遊スタンプラリーの泉州南部コース6個目のスタンプを獲得してコースコンプリート。この勢いで泉州北部の海沿いスポットも一気に回ってしまいたいところだが、自宅で昼食が待っているので全部回るのは厳しい。
府道63号線から府道204号線(国道26号線旧道)に横滑りして北上を続け、忠岡町の永福寺に立ち寄ったのは12:39。
泉州北部コース4個目のスタンプを獲得して、今日のポイント巡りは終了した。少し遠回りすれば立ち寄れるのでもったいないが、残り2箇所は後日に持ち越し。それでも帰宅は13:22と大幅に午後に食い込み、遅い昼食になった。今日は前半にトラブル続出で効率よく進行できなかったのが残念だが、2イベントの2コースをコンプリートできた。
■STRAVA
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■Ride with GPS
泉州巡り冬の陣その1 [周遊スタンプラリー等]・Ride with GPS
■CyclemeterGPS
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2024/12/08 7:14:31
自転車完了: 2024/12/08 13:22:40
バイクタイム: 3:59:19
停止時間: 2:08:50
距離: 90.56 km
平均スピード: 22.70 km/h
登り: 313 m
カロリー: 2416 kcal
平均心拍数: 118 bpm
最大心拍数: 174 bpm
平均ペダルペース: 62 rpm
最高ペダルペース: 118 rpm
今月の走行距離: 212 km
今年の走行距離: 7468 km
先月の走行距離: 725 km
昨年の走行距離: 7747 km
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