TORACLE-COZ2旅仕様シェイクダウン [南河内フルーツライン]

来週末はいよいよ乗鞍ヒルクライムだが、連続20回参加した昨年で大会は卒業した。それでも、仲間が集まる同窓会でもあるので、例年通り乗鞍には赴くつもり。20回乗鞍に通っても大会のコース以外走っていなかったので、今年は定宿から上高地にサイクリングする予定。レースのためにコンディションを整える必要もないので、駅から自走で乗鞍入りすることも考えている。そんな訳で夏季休業中にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)に宿泊荷物を積めるようカスタマイズしていた。今日はその試走を主目的に6:33に自宅を出走して、カラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。

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まずは国道310号線を河内長野駅方面へ。ほぼ本番仕様で4kgほどの荷物を積載してきたが、平地やちょっとしたアップダウンではさほど重さは感じない。高い青空と行く手の山並みは、まるで砂漠地帯のようだ。今日も最高気温35度の予報だが、最低気温は25度と少しだけ低め。とは言え、走り出した途端に汗ばむのは毎度のごとくで、暴力的な陽射しも相変わらず。

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今日も暑さが厳しくなる前に帰宅するよう手短なコースを考え、積載仕様を急なアップダウンで検証するために南河内フルーツライン(旧グリーンライン)を走ることにした。画像の諸越橋で河内長野駅裏手の石川を渡り、千早峠(金剛トンネル)に向かう国道310号線を上っていく。

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千早峠(金剛トンネル)はへタイムアタックしている訳ではないので、珍しく道沿いの観心寺に立ち寄った。ここからスタートしてタイム計測している自転車乗りも多い。

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荷物の積載方法については近い内に別記事で詳しく解説しようと思っているが、画像の通り前後に約2kgずつ荷物を振り分け、リアは高い位置にあったサドルバッグを外して、小径車の強みで低重心のキャリアバッグを装着した。これが功を奏したのか、ここまでの急坂区間も思ったより安定して走りやすかった。ハンドルバーバッグを装着したのでステアリングは重たくなったが、逆に言えば安定性が増している。

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鳩原集落の手前の分岐を左に入って、南河内フルーツライン(府道211号線)を辿る。

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そこそこ急な坂を上ってピークで千早赤阪村に入る。

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峠の千早赤阪側に古民家を活かした山中のサイクルショップHODGE x PODGEさんがある。何度か前を通って、一度はロゲイニングのポイントとして立ち寄ったが、じっくり拝見する機会がないままになっている。今日も開店前だった。

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中津原で府道211号線と別れて右折。アップダウンを繰り返す中でさくらトンネルをくぐる。

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金剛山ロープウェイに向かう府道705号線と突き当たって左折し、千早川を渡ってバイパスを少し上り下りしたらまた右折して北東に進んでいく。

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引き続きアップダウンを繰り返しながら二河原邊の集落を過ぎると国道309号線に突き当り、フルーツラインは左折と案内が出ているが、あえて右折して少し国道を上っていく。河南町に入って左に折り返すように分岐する府道200号線へ入る。

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途端にかなりの激坂が立ちはだかる。それでもフルインナーに入れるほどではなく、淡々と上っていける。ダンシングでは身体の方を積極的に振って、車体をできるだけ振らないように配慮したが、そんな必要性を感じさせないほど違和感は少ない。

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霊園のあるピークを越えた反対側もかなりの急坂。この分岐はどちらを進んでも先で合流するが、右側がバイパスの迂回路で、左側は直滑降の激坂。自転車乗りの間でキルワニ坂と呼ばれている。ド・ノーマルの初代CARACLE-Sで逆ルートを上ったことが懐かしい。非ビンディングのフラットバー小径車で、足を着くこともなく上れたことに驚いたものだ。

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府道200号線との合流点からキルワニ坂を振り返る。激坂とはいえ今日は下り、しかも油圧ディスクブレーキのTORACLE-COZ2なら荷物を積んでいても苦労はなかった。

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キルワニ坂以降も結構な急坂が続き、ようやく傾斜が落ち着いたところが西行法師終焉の地弘川寺の入口。今日は素通りしたが、また花の季節に訪れたいものだ。

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高級住宅街として知られるさくら坂の入口を過ぎると、すぐにフルーツライン北側の入口。府道27号線などを通って西側から回り込むのが本来のルートだが、今日は1本山側のルートを経由して後半戦。

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激坂と言うほどではないが、そこそこ急な坂をひと上りすると持尾展望台。大阪平野を見下ろし、PLの塔が目の前に目立っている。

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その後もアップダウンを繰り返しながら北上したが、かなり暑くなってきたので、フルーツラインの終点まで走らず山田の集落で西に向かって府道33号線に入り、府道32号線バイパスに合流してさらに西進して喜志大橋で石川を渡った。

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新旧の国道170号線を越えて間道を北上して府道32号線のバイパスでない経路に入り、PL学園の前を通って富田林の丘陵を越える。9:30を過ぎて暑さが一段と厳しくなってきた。

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府道36号線に入ってさらに西進。渋滞がちの北野田駅付近を抜けて久世地区まで戻ってくると、いくつかの町内で人だかりができていて地車が引き出されていた。地車の本番は秋祭りだが、夏祭りでも曳行だれるのだろうか? 自宅のある町内でも先週末に盆踊りを開催していたので、地車も引き出されていたのかも知れない。掛け声が聞こえなかったので、秋のように町内中を曳行してはいなかったと思われる。

10:10に帰宅。今日の試走では前後のバッグとキャリアを併せて5kg程度荷重が増えていると思うが、TORACLE-COZ2の旅仕様は予想以上に走行時の違和感が少なく、ヒルクライム性能も充分と思われる。あくまで記憶の中との比較ではあるが、ランドナー(猛虎壱號/猛虎弐號)や700C車(猛虎参號)に荷物を積んでツーリングをしていた頃より遥かに楽な気がする。元の車重が軽いせいだろうが、重心が低いことも貢献しているのだろう。ただし、本来荷物の積載を想定していないモデルなので、何かトラブルが起きても文句は言えない。かなり高リスクな使用法なので、他人にはとても勧められない。

ともあれ、これなら乗鞍までのアプローチも充分こなせそうだ。上高地にサイクリングする際には、リアの荷物をキャリアごと外して軽装で上るつもり。問題は天気がすぐれない予報なことだ。仕込みが無駄にならないように天気が好転することを願うばかりだ。

■STRAVA


TORACLE-COZ2旅仕様シェイクダウン [南河内フルーツライン] | ライド | Strava

■Ride with GPS

TORACLE-COZ2旅仕様シェイクダウン [南河内フルーツライン]・Ride with GPS

■CyclemeterGPS

cyclemeter240818
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2024/08/18 6:33:24
自転車完了: 2024/08/18 10:10:06
バイクタイム: 2:42:58
停止時間: 53:44
距離: 58.22 km
平均スピード: 21.44 km/h
登り: 556 m
カロリー: 1822 kcal
平均心拍数: 126 bpm
最大心拍数: 162 bpm
平均ペダルペース:  58 rpm
最高ペダルペース: 145 rpm
今月の走行距離:  438 km
今年の走行距離: 4900 km
先月の走行距離:  810 km
昨年の走行距離: 7747 km

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