信貴山サイクルロゲイニング下見

昨年、同僚のI井さんとその友人O川さんが組んで出場した信貴山サイクルロゲイニングに、今年は私と技能実習生のライアンも加わり、CARACLE発売元テック・ワン関係者4人で参加することになった。本番に先立って、4人で昨年のチェックポイントの一部を回って練習しておくことにした。

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まずは社員3人がテック・ワンに朝7時集合・・・のはずが、出走に手間取って数分遅れた。私とI井さんがCARACLE-COZ DB(ディスクブレーキ)で、ライアンはCOZ RB(リムブレーキ)。

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早速出走し、自転車道で大和川を遡る。今日はいい天気で、気温もそれほど低くないので、走りやすい。

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大正橋で待機している間にも次々自転車乗りが過ぎていく。太子町在住のO川さんも無事合流。

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4台並んだCARACLE-COZ。3人がテック・ワンのスタッフとは言え、なかなか無い風景だ。

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O川さんのCOZは世界に1台しかない、試験塗装のメタリックグリーン。目立ち度は抜群で、多くの人に声を掛けられるとのこと。

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まずは八尾空港の西側をから北側に回り込み、大阪府中部広域防災拠点へやって来た。昨年と異なり、2021年の信貴山サイクルロゲイニングはここがスタート地点となる。[本日休館日」の札が掲示され、ゲートが閉じられていたのでCOZを並べて記念撮影。をしていたら、「ゲートを開ける」と言われて慌てて自転車を退避。

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一発目の立ち寄りポイントからアクシデント発生。ライアンのCOZの前ディレイラーがアウターに入らないというので見てみると台座が緩んで位置がずれていた。シビアな調整は後日として、ひとまずり固定し直して変速できるようにした。

もちろん今年は新たにチェックポイントが設定されるが、恐らく全部が変わることはなく、かなりの部分が昨年と同じだろう。昨年のチェックポイントを回りながら、新たなポイントの候補を探していくことにした。

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北上しつつ、いくつかのポイントを回っていく。まだ8時台なので、開いている施設はない。

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いきなり山沿いの坂を登らされるポイントもある。

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急坂を上ってポイントまでやって来たけど、すぐにもと来た道を降りていく。

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平地に戻り、八尾市中心部に向けて西進していく。途中の寺社、史跡、施設などもチェックポイントになる可能性を考えながら進んでいく。フィリピン人のライアンにロゲインニングはよくわからないだろうが、みんなで走れるのは楽しいようだ。

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輪になって河内音頭を踊るCOZ? エンヤコラセェ ドッコイセ~

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やや北寄りながら、また山沿いの国道170号線バイパス(外環状線)まで戻ってきた。チェックポイントになっていたカフェに立ち寄ったら営業していた。そろそろひと休みしたいので、入店した。

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カリフォルニアをイメージしたお店には、上面にゴムが貼られたサイクルラックが設置されていた。傷付きを防げる自転車乗りに嬉しい心遣いだ。

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10時近くなり、ポカポカと暖かい。というより、ちょっと暑いほどの気温になってきたので、テラス席が気持ち良い。みんなそろそろ小腹がすいてきたのか、モーニングを頼んだら結構ボリューミー。

「ビールが飲みたい」という声もあがるほどの陽気に、レッグウォーマーを脱いでショートのレーパンになった。すっかりのんびりして走る気がかなり萎えたが、気を取り直して再出走。

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こちらの自転車カフェも昨年のチェックポイントだが、開店前だったので撮影だけ。

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少し山に近づき、昨年のチェックポイントを回っていく。

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史跡マップは今年のチェックポイントの候補がいっぱい。

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ここが見本写真とと同じ構図で撮影できるポイントやね。

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昨年のチェックポイントではないけど、サービス提供ポイントだったので、今年はチェックポイントになるかも?

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次はちょっと上ったところにあるな。

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大阪平野を見下ろす絶景。ちょっとアタックを掛けてみたが、ライアンは余裕で着いてくる。

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ここから山腹に沿った道に入る。

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ここも昨年のポイントやね。

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このオブジェ群も昨年チェックポイントになっている 。色々な動物が描かれているのだが、クモやミミズといった見た目が好かれないこともある生き物や、マイマイカブリのように分かる人にしかわからない昆虫を描くのは、作者の思想だろうか?

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大阪平野を見下ろす山腹(といってもまだ裾野だが)に、ユニークな作品群。

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目の前の神社もチェックポイントだったが、見本の撮影ポイントまで激坂を登らされる。

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天然記念物の長尾鶏が境内を歩き回っている。日本神話では、天の岩戸が開いて天照大神が姿を現し、夜が明けたことを告げた吉鳥とのこと。金属色に輝く羽毛が、メタリックグリーンのCARACLE-COZと似ていると盛り上がり。

先ほどの分岐に戻り、十三峠に向けて山越えのヒルクライム再開。序盤のつづら折りはグイグイと高度を上げて景色が良い。続く谷川沿いの急坂区間で、ライアンの実力試しに少しペースを上げて揺さぶってみた。ところが離れることもなくピッタリ着いてくる。逆にスッとペースを落としても、調子に乗って抜きに掛かるわけでもなく、ペースを合わせて後ろに張り付いている。抜いてきたら後ろにピッタリついてプレッシャーを掛けてやろうと思っていたが、これでは逆にこちらがプレッシャー。舐めて掛かると、こっちが喰われる。すぐに遊びは止めて、本気でペース配分を考える。そう長くはない十三峠で、今日の調子なら、最後までタレずに上りきれる負荷は心拍数170bpm台後半と定めて、淡々と走る。・・・はずが、後ろからのプレッシャーについつい心拍数が180bpmを超えがち。ヒヤヒヤものではあったが、何とかタレずに走り続けられた。

後半のつづら折りもほぼ上りきり、少し勾配の緩む終盤で「ライアン、ラストスパート!」と声を掛けスプリント勝負。・・・のはずだったが、こちらがもうギリギリでスパート掛ける余裕がない。さもこれからも上りが続く調子で先行を続け、姑息に先頭ゴール。

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十三峠は初めてのライアン。ぶどう坂や千早峠(金剛トンネル)をちょくちょく上っているだけあって、大して息も上がっておらず、まだまだ余裕の風情。以前ほどの脚力は無いとは言え、坂好きを自称し、コースも熟知している私はギリギリまで追い込まされた。次は負けるだろう。

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ライアンが「ここは金剛山(千早峠)より高いですか?」と聞いてきたので、「こっちの方が、ずっと低いよ」と答えた。そんな話をしていると、I井さんとO川さんが続いて上ってきた

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4人揃ったところで記念撮影。十三峠に並ぶ4台のCARACLE-COZ。今日は六甲山系から淡路島まで一望できるいい天気。

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奈良側に下る途中でも昨年のチェックポイントに立ち寄り。

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山腹を走るフラワーロードに入り、南下しながらアップダウン。この橋もチェックポイントだった。

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T字路にぶつかって、信貴山に向かって再びヒルクライム。ひと上りして、あのダムも昨年のチェックポイント。

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この龍も昨年のチェックポイント。駐車車両があって、見本と同じ構図が取れない。

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この山門もこちらから撮影しないと、同じ構図にならないな。

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暖かい日が続いて季節を感じにくかったけど、山の上はすでに紅葉が進んでいる。これはチェックポイントではない。

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チェックポイントや無いけど、朝護孫子寺の大寅にクライマックスシリーズ突破を祈願しに立ち寄り。COZ-DB(ディスクブレーキ)になってからは初めてだったかな?

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近くには可愛い仔寅も。

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この橋は、自転車用ブレーキの名称にもなっている「カンチレバー構造」。ここもチェックポイントだった。

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橋を渡って、I井さんによもぎ餅をごちそうしてもらった。熱々でウマい。

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この吊橋もポイントやね。「『絶対揺らすな』っていうことは、揺らせっていうこと?」ダチョウ倶楽部の悪影響。

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良い子は大人しく渡りましたが、それでも結構揺れます。

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農業公園まで上る途中で子供らの一団が私らを見て「自転車のレースやってる!」「ガンバレー!」
と声が掛かった。O川さんが「おっちゃん、ガンバるわ」とアタック。3人も続き、時ならぬレース開始。とは言えすでにかなり疲れていたので、私はすぐに失速してゴール。

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家の用事があったので、私はそろそろおいとますることを申し出たが、それをきっかけにそろそろ解散しようということになった。山を降りるまではご一緒することにして、ぶどう坂を下っていく。途中の変電所もチェックポイントだったので、解散写真を撮影。

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通称の由来となるぶどう畑と「柏原ぶどう」の看板の間を最後のダウンヒル。

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カフェで食事したり、寄り道したりと、ロゲイニング当日はできないのんびりライドを楽しんで、チェックポイントだった麓の神社で解散となった。

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帰路の方向が同じライアンとテック・ワンまで一緒に走ることにした。途中にあったこの碑も、昨年のチェックポイント。これでチェックポイント巡りは本当におしまい。さて、今年はどこがチェックポイントになるだろうか? 最終的には当日配られるマップを見ながら作戦を錬ることになる。難易度と天気が丁度良いことを祈る。

■STRAVA

信貴山サイクルロゲイニング下見 | ライド | Strava

■Ride with GPS

信貴山サイクルロゲイニング下見 – でのサイクリング 堺市, 近畿地方

■CyclemeterGPS

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2021/11/03 6:18:48
 自転車完了: 2021/11/03 15:23:48
 バイクタイム: 3:50:47
 停止時間: 5:14:07
 距離: 85.01 km
 平均スピード: 22.10 km/h
 登り: 659 m
 カロリー: 2741 kcal
 平均心拍数: 131 bpm
 最大心拍数: 190 bpm
 平均ペダルペース:  60 rpm
 最高ペダルペース: 131 rpm
 今月の走行距離:  139 km
 今年の走行距離: 7375 km
 先月の走行距離: 1028 km
 昨年の走行距離: 9412 km

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