奈良のスタンプラリー2種コンプリート[大和まほろば相撲ゆかりの地めぐり/赤糸の小道]
先月末の京都やましろサイクルスタンプラリーで味を占め、近場のスタンプラリーを探してみたところ、大阪、京都、奈良、和歌山に限定しても10くらい自転車で取り組めそうなものがあった。地域や期間が重なるものは、同時に取り組むこともできるだろう。今日はそのうちどれかを始めようと思い、計画を練っているうちにスケジュールがタイトなラリーが気になった。
ひとつは「赤糸の小道スタンプラリー」は開始が11/28と今日からだが、開催期間は12/6までの9日間のみ。好天が続くとは限らないので、今週取り組んでおいたほうが無難だ。
もうひとつは「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」こちらは10/1から始まっており、今年いっぱいの開催。今週で無くても良いが、1月やそれ以上の期間まで開催されているラリーより優先した方が良さそうだ。
そんな訳で、奈良方面に向かってTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で出走した。いつもより少し早めの6:16に自宅を出たのは、たまたま尿意で目が覚めたのが15分ほど早かったからだ。明日の用事に備えて疲れを残したくないので、最初は軽く近場を回るつもりだったが、赤糸の小道スタンプラリーに取り組むとなると桜井市まで赴かなくてはならない。折衷案として、帰路は輪行するつもりでだった。
行きがけの駄賃に、まず道の駅「しらとりの郷・羽曳野」に向かい、まだ暗い道を南阪和道に沿って東へ。これは2月まで開催しているので急いではいないが「大阪府『道の駅』スタンプラリー」のスタンプポイントなのだ。
早朝なので期待はしていなかったが、やはりスタンプ設置場所は9:30開館とのこと。スタンプや台紙をもらうことはできなかったが、距離的はロスはほとんど無いので、今回は偵察になっただけでも良し。
7時過ぎに国道170号線を越える辺りで、朝日が差した。東に山があるせいもあるが、11月末とあってずいぶん日の出が遅くなった。
南阪和道に沿って進んできたが、上ノ太子駅付近を過ぎてからは近鉄南大阪線に沿って細道をショートカット。府道(県道)703号線に入って、ぶどう畑に囲まれた緩めの坂を上っていく。
走行距離20.1km地点の穴虫峠に7:28到着し、奈良県に入る。脚は今ひとつの調子で、左ヒザに少し違和感があるが、TORACLE-COZ 2は絶好調。加えて、少し強めの追い風のお陰でまずまず気持ちよく東に向かうことができている。
峠を越えて300mで、7:30に「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」(以下「相撲ゆかりの地めぐり」)1つ目のスタンプポイント、屯鶴峯の入り口に到着。
相撲ゆかりの地めぐりのスタンプは、スマホのGPS機能を用いて集める。屯鶴峯は階段を上った先だし、テーマである相撲とは直接関係ないので、どこまで近づく必要があるのか心配だったが、県道沿いでスタンプをゲットできた。
少し県道を下ると穴虫交差点。そこから国道165号線に入ってさらに下ると、屯鶴峯から4.1kmで香芝市役所の向かいにある二上山博物館(香芝市ふたかみ文化センター)に7:48到着。
ここで2つめのスタンプをゲット。当然開館前だし、ひとつのポイントに長居はしていられないので、入館はまたの機会に。
2.1km南下して、田畑の中にある腰折田伝承地に7:57到着。この地が記録に残る最古の相撲が行われた候補地とのこと。ここが3つ目のスタンプポイント。
垂仁天皇7年(明治時代に制定された神武天皇即位紀元に当てはめると紀元前23年に当たるが、実際には紀元3世紀後半から4世紀前半に当たる可能性が高い)に当麻蹶速と野見宿禰による、相撲が行われ、当麻蹶速は蹴り倒されたあげくに腰骨を砕かれて絶命したとのこと。現在の相撲とはルールが異なる殺人術(武道)だったことが伺われる。
最近仕事を通じて知り合った相撲を知るドイツ人向けて、英語の解説も載せておく。
近鉄南大阪線を高架橋で越えると1.0kmで、道の駅「ふたかみパーク當麻」8:10に到着。ここで缶コーヒーを飲んでカフェインを注入し、この先に向けて喝を入れる。
こちらが4つ目のスタンプポイントなのだが、ここで失敗に気づいた。先ほどの腰折田伝承地で、スタンプをゲットするのを忘れていた。写真を撮るだけで用事が終わった勘違いしてしまった。
慌てて再度腰折田伝承地に戻って8:21にスタンプをゲット。すぐ近くで良かった。
ふたかみパーク當麻から2度目の腰折田伝承地経由で3.3km南下して葛城市に入り、相撲館けはや座に隣接する當麻蹶速塚に到着したのが8:30。
平安時代以降に作られるようになった仏教的な五輪塔だし、石の様子も約1700年(またはそれ以上)経過しているとは思えないので、遺体が納められた墓ではなく後世に作られた供養塔だと思われる。
さらに2.7km南下して、道の駅かつらぎに8:41着。
ここで昼食を摂ったこともあるが、テーマである相撲とはあまり関係ないと思われるので、今日は入口でスタンプをゲットしたのみ。
相撲ゆかりの地とされる3市に各3ヶ所(=計9ヶ所)のスタンプポイントが設けられているが、これで奈良盆地西端の香芝市と葛城市のは6ヶ所はコンプリート。残る3ヶ所のポイントは奈良盆地の反対側の桜井市に設けられている。相撲ゆかりの地めぐりはJAFが開催しているもので、当然自動車ユーザーがターゲットと思われる。奈良盆地を横断する約20kmは車ならどうということのない距離だが、往復で40kmになるので自転車には覚悟のいる距離だ。自宅まで自走で往復すれば100kmを越えるので、帰路は輪行で逃げることを考えてなければ、ここで引き返していただろう。
短い逡巡の後、東に向けて再出発。奈良盆地の主要道は、川や線路を越える際に自転車の通行可能な道が途切れ、押し歩きのスロープや大きく迂回を強いられることも多い。幸いなことに国道165号線大和高田バイパス(の側道)は、近鉄御所線、JR和歌山線、(通っていないが)近鉄南大阪線とさほど迂回せずに踏切を渡る平面道路が設けられており、高低差が無いので走りやすかった。ただし、上に並走する高架道路があるだけに、信号は交差する道路優先で引っかかると待ち時間が長いのが煩わしい。
引き続いての追い風にまずまず気持ちよく東進したが、この先近鉄橿原線を越える箇所は自転車通行禁止の高架道路か階段の歩道橋しかなく、踏切のあるところまで迂回したことが以前あった。次の目的地がやや北寄りなので直前の四条町西交差点で国道24号線に左折するつもりだったが、葛城川沿いの自転車道が目に入ってこちらを北上することにした。
横風が強いが、信号の少ない川沿いルートを北上する。途中で交差した横大路を東進するか考えたが、葛城川沿いも悪くないルートなので、もう少し北上することにした。最終的に県道105号線(中和幹線)で東進する事にして、西側を見れば、先ほど山麓をウロウロしていた二上山。
こちらは葛城川の先の方。人工色が強いが桜並木などがあり、季節によって見栄えがしそうだ。
ジグザグと北東方向へ進んで、奈良盆地東端の山に近づいていく。追い風なのは良いが、どうも天気がスッキリしない。晴れ予報で降水確率も低かったはずだが、雲が多くどんよりしている。
桜井市に入り、国道169号線から辻北交差点からオレンジ色っぽい舗装色の脇道に入る。
奈良盆地東側の山を上っていくと纒向日代宮伝承地の案内があり、振り返るとすでに奈良盆地を見下ろせる高さまで上っていた。
纒向遺跡の一角にあるここは景行天皇が営んだ宮と伝わり、その子供である英雄日本武尊(やまとたけるのみこと)が異郷から懐かしんだ地なのかもしれない。青年期に豊田有恒やゆうきまさみの作品でヤマトタケルに親しんだ身には、興味深い。
もうひと上りすると、相撲ゆかりの地めぐり7つ目のスタンプポイント相撲神社に9:56到着。道の駅かつらぎから21.0km。穴師坐兵主神社(大兵主神社を合祀)の摂社であり、野見宿禰と当麻蹴速が、日本最初の勅命天覧相撲を行った地とも伝わっている。
あれっ? と思われた方もあるかもしれない。日本最初の相撲は先ほど回った香芝市にある腰折田伝承地で行われたとも伝わっている。邪馬台国論争が典型だが、長い歴史の中で古代の正確な情報が失われ、特定が難しいのだ。
摂社ながら、祠の近辺には土俵や相撲に纏わる最近のモニュメントがいくつかあり、今年一月場所で優勝した奈良出身の徳勝龍の記念碑も建っていた。葛城市には申し訳ないが、今戦っている人なら敗者の当麻蹴速より、勝者の野見宿禰にあやかりたいということだろう。
上ってきた道を引き返す途中で「山の辺の道」と交差した。2009年に走ったことがあるが、ところどころダート区間があり、少数ながら階段もあるのでナロータイヤの20インチ車で走ろうとは思わない。締まった地道が多いので700x23Cでも乗車率は高かったが。
「相撲ゆかりの地めぐり」だけなら、長谷寺を目指して県道50号線を上っただろう。来た道を引き返したのは、もう一つのスタンプラリー「赤糸の小道スタンプラリー」も取り組むため。「古事記に綴られた三輪の赤糸伝説(運命の赤い糸・伝承)のゆかり地を巡る」ものだ。まずは先ほど前を通過した箸墓古墳に戻り、堰堤に上がってみると最初のスタンプポイントに10:18到着。
卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳で、スタンプゲット。赤糸の伝説の登場人物(神物?)、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)のキャラクターが表示される。こちらのスタンプラリーはGPSの位置情報ではなく、ポイントに設置された解説板の二次元バーコードを読み取る。
スタンプを3つ集めれば2等賞品に、9つ全て集めれば1等賞品に応募できる。スタンプをゲットすると、活玉依毘売(いくたまよりびめ)が表示される。
将来結ばれる男女2人は見えない赤い糸結ばれているという、いわゆる「運命の赤い糸」は、この二人がルーツだという伝説もある。実際のところは中国発祥のようで、東アジア地域の各所に類似する言い伝えがあるとのこと。「運命の赤い糸」に欧米的なイメージを持っている人も多いが、実は東アジアにしか無い伝説。
舗装路に戻るのも面倒なので、順路通り箸墓古墳の堰堤を進んでいくと、途中に階段はあるは、ぬかるみはあるはで、担いで突破するはめになった。軽いCOZで良かった。
箸墓古墳のすぐ裏手に2つ目のスタンプポイント苧環(おだまき)塚に10:28到着。夫の正体を確かめた後、後に残った糸巻きを埋めた塚とのこと。
ダートを迂回してちょっと手間取ったが、3つめのスタンプポイント建勲神社にも10:31には到着。
織田信長を祀った神社で、京都にある同名の神社が有名だが分祀なのだろうか? この地で信長の子孫が藩主になったため、祀られるようになったとのこと。
次は少し離れていたが、JR桜井線を渡って集落内の小路をジグザグと進んで、4つ目のスタンプポイント神御前神社に到着したのは10:35。
「崇神天皇が八十万の神々を招いて占いをした『神浅茅原』はこの地ではないかとと言われている」とのこと。子孫が大物主神を祀ることで疫病が終息したとのことだが、赤糸伝説の活玉依毘売の子孫だったのだろうか?
風情のある家屋や寺社の間を抜けていく。順路通り山の辺の道に入るとダートになる恐れがあるので、大回りして順路の逆から4つのポイントを回る。
番号8の若宮社に10:40着。これで5個のスタンプをゲット。
ここでは、先ほどの神御前神社に記載のあった大神神社の初代祭祀、太田田根子を祀っている。太田田根子は、やはり活玉依毘売の子孫と言われているとのこと。
すぐ隣に番号7のスタンプポイント久延彦神社の鳥居があるのだが、スタンプポイントは石段の上らしい。COZを担ごうかとも思ったが、かなり上るようなのでワイヤーロックを掛けてここに置いておいた。
COZを置いておいて正解だったというキツい石段を上りきると、拝殿前にスタンプポイントがあった。10:46、6個目のスタンプゲット。久延毘古命は知恵の神様とのことだが、赤糸伝説とは直接無関係?
かなり上っただけあって、拝殿前からは奈良盆地を見下ろす景観が望めた。晴れていれば、なお見栄えがしただろうが。
上ってきた石段を降りようとしたら、順路通り回ってきたと思われる家族連れが「すぐやったね」と言っているのが聞こえた。そこで彼らの来た方向に歩いて進むと、ほとんど高低差なく番号6のスタンプポイント大美和の杜展望台があった。10:51に7個目のスタンプゲット。
ここからの景色は久延彦神社よりさらに広い範囲が見渡せ、大和三山もはっきり見える。石段を引き返していたら、またここまで上ってこなければならなかった。歩いてきて良かった。
さらにそう遠くないところに狭井神社があるので、そのまま歩いて向かった。丘を降りてほどなく鳥居があり、そこにスタンプポイントを設けてくれたのは幸い。
10:53に番号5のスタンプをゲットして、これで8個のスタンプが集まった。狭井神社は2009年に山の辺の道を走った時に参拝している。病気平癒に効く霊泉「狭井の御神水」があるので、今日もたくさんの人が詣でている。今回は先を急ぐので鳥居で失礼。
丘の麓の道を歩いてCOZを駐めた久延彦神社の石段下まで戻る。残るスタンプは1個のみだが、2009年に山の辺の道を走った時に大神神社の参道や拝殿前は自転車を押しても通行不可と言われた。要らぬトラブルにならないようぐるっと迂回して二の鳥居前を通過。
社務所前を通って、拝殿横手のにCOZ止めた。ここから徒歩で参道に向かう。
本殿に入る手前の参道脇に、最後のスタンプポイント夫婦岩があった。
活玉依毘売が赤糸を手繰り、辿り着いた場所と伝えられ、恋愛成就・夫婦円満のパワースポットとして有名とのこと。今日も何組も参拝の順番待ちをしていたので、脇からスタンプだけゲットして失礼した。
11:03に9個のスタンプ全てをゲットして、赤糸の小道スタンプラリーをコンプリート。お陰で良く知らなかった赤糸伝説について学び、「三輪」の地名もこの赤糸伝説が由来ということもわかった。当選者数は少なくなるが、正直なところどちらもそれほど惹かれる賞品でもないし、せっかく9箇所回ったのだから、ここは1等を応募した。徒歩で約4kmとのことだが、多少迂回しても自転車なら約50分で全部回れた。
間に別のスタンプラリーを挟んだが、「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」に復帰。実はスタンプを4個集めれば応募できるのだが、ここは自己満足という偉大な目的のため(笑)に完全制覇を目指す。
徒歩向きのスタンプラリーから、自動車向きのスタンプラリーに替わって一気にポイント間の距離が開く。大和川に沿って三輪山の南側をかすめ、奈良盆地を脱出。国道165号線に入って東に向かう。ところが、すっきりしなかった空がさらにどんよりとして小雨がぱらつき出した。
さほど強い雨ではなく、雨雲レーダーでも範囲の小さいにわか雨だと思われたが、寒々しく気が滅入る。幸い、近鉄大阪線に沿っているので、いざとなればすぐに輪行で脱出できる。
急ぎ足で、相撲ゆかりの地めぐりの次のスタンプポイント、十二柱神社に到達したのは11:25。間に赤糸の小道スタンプラリーを挟んで相撲神社から11.6km。
これで8個のスタンプをゲットして、残るポイントは1箇所のみ。この地(桜井市出雲)は、最古の相撲の勝者野見宿禰の出身地の候補のひとつで、この神社には供養塔(五輪塔)もあるそうだ。
野見宿禰にあやかってか、狛犬が4人の力士に支えられている珍しい造形。
近辺が武烈天皇の泊瀬列城宮跡とも言われており、英語を含む解説板も建てられていた。
小さな雨雲が上空を通過しているようなので、境内の公民館の軒下で10分ほど雨宿り。来訪者向けの手作りちらしが用意され、集落の方が歴史あるこの地を大事にしていることが伝わってくる。
雨が止んだので最後のスタンプポイントに向け再出発。数分で到着した初瀬の集落から長谷寺の参道に入る。
賑わう参道を通り、十二柱神社から2.4kmで11:47に長谷寺門前に到着。
本堂まで上らなくても、門前でポイントがゲットできた。
これで9個全てを入手し、完全制覇だ。ここまで走行距離約69km。何とか午前中に2つのスタンプラリーを終えることができた。「相撲ゆかりの地めぐり」は商品が地酒ということもあり、力が入った。どのお酒にするか迷ったが、結局は銘柄を指定せず「お任せ」応募にした。そもそも、当選しない可能性の方が高いだろうが、何が送られてくるのか楽しみにしておこう。
帰路は輪行するつもりだったが、最寄りの長谷寺駅から乗車すると、帰宅まで何度も乗り換える必要があり、かなり時間がかかる。予想していたより体力に余裕があるし、これなら自走で帰っても大して帰宅時間は変わらないかもしれない。昼食も摂りたいし、しばらく西に向かって自走で引き返すことにした。天気や体力が心配な状況になったら輪行すればいいだろう。
下り坂に気を良くして走っているうちに一気に桜井市街地に着いてしまい、そこで昼食を撮った。また雨雲がやって来て、これから行く手を通過しそうなので、それをやり過ごす意図もあった。
昼食を摂るために少し国道に逸れたが、基本的に横大路を西へ向かった。上の画像は八木札の辻交流館。この時点で12:51。自動車にとっては裏道だと思うがそれなりに交通量が多く、車にペースを合わせてスポードが上がりがちだった。行きは追い風の西風だったが、そのころには北風に変わっていたのも幸い。雨中走行はせずに済んだが、結構路面が濡れている箇所もあり、昼食で時間をずらせて正解だったようだ。
相変わらずスッキリしない空の下。結局は自走最短距離の国道166号線に入り、二上山麓にやってきた。
帰路最大の難関、竹内峠に向かって上り始める。基本的に通れるところは旧道(竹内街道)を通ったが、杉落ち葉が積もる道路に雨が降って滑りやすいので慎重に走行する。上りで良かった。
13:43に竹内峠到着。この時点で走行距離は93kmを超えており、かなりくたびれているが、ここまでくればホッとする。
大阪側に下る途中で国道166号線沿いの道の駅近つ飛鳥の里太子に立ち寄った。ここが「大阪府『道の駅』スタンプラリー」のポイントだからだ。
今日コンプリートした2つのスタンプラリーと異なり、こちらは本物のスタンプを台紙に押す形式。これからのチャレンジのために台紙をもらいがてら、1個めのスタンプゲット。
疲れていたが、2つのスタンプラリーを完全制覇した高揚感で、結局往路で立ち寄った道の駅「しらとりの郷・羽曳野」に寄り道。今度はちゃんと開館している。
ちょっと写りが薄いが、ここで2個めのスタンプをゲット。このスタンプラリーは、ほとんどのポイントが馴染みのある南大阪地区にある。9個は普段のトレーニングライドのついでにゲットできるだろう。残る1個は北摂の能勢町にあるため、自走だと、そのために丸一日費やす必要がありそうだ。輪行を組み合わせるか思案中。
結局、15:00ちょうどに帰宅した。明日も用事があるのにずいぶん帰宅が遅くなってしまったが、2つのスタンプラリーを完全制覇できた上に、115km走ってもそれほど身体のダメージがなかった。ここ数回のロングライドで、だいぶ身体が回復してきたようだ。忙しい年末年始に時間の確保が難しいが、冬場はこの調子でいくつかのスタンプラリーに取り組んでいくつもりだ。
【12/27追記】
12/24に帰宅すると、段ボール箱が届いていた。開封してみると思わぬクリスマスプレゼント、赤糸の小道スタンプラリーの1等賞品だった。「出雲と大和」図録、ならわしノート、古事記かるたの50名に当たるセットに加え、1等当選の中から10名に当たる縁結びの箸も入っていた。
「出雲と大和」は、東京国立博物館で1~2月に開催された日本書紀成立1300年特別展の図録で、装丁も金紙を用いた豪華なもの。価格表示はないが東京国立博物館のウェブページに記載のある「展覧会カタログ」と同じものであれば、これだけでも2,500円になる。
正直なところ活用の難しい賞品ではあるが、当選したことは嬉しいし、スタンプラリーに取り組む励みになる。
■STRAVA
奈良のスタンプラリー2種コンプリート[大和まほろば相撲ゆかりの地めぐり/赤糸の小道] | ライド | Strava
■Ride with GPS
奈良のスタンプラリー2種コンプリート[大和まほろば相撲ゆかりの地めぐり/赤糸の小道] – でのサイクリング 堺市, 大阪府
■CyclemeterGPS
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2020/11/28 6:16:36
自転車完了: 2020/11/28 15:00:42
バイクタイム: 5:15:50
停止時間: 3:27:56
距離: 115.38 km
平均スピード: 時速 21.92 km/h
登り: 659 m
カロリー: 3447 kcal
平均心拍数: 125 bpm
最大心拍数: 173 bpm
平均ペダルペース: 60 rpm
最高ペダルペース: 119 rpm
今月の走行距離: 825 km
今年の走行距離: 8548 km
先月の走行距離: 854 km
昨年の走行距離: 9346 km
[…] このところ取り組んでいるスタンプラリーは、ロングライドのモチベーションになるし、1人や少人数で取り組むので「密」を避けられるコロナ禍に適した自転車の楽しみ方だと思っている。「京都やましろサイクルスタンプラリー」「赤糸の小道スタンプラリー」「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」と全ポイント完全制覇を果たし、次に取り組むことにしたのが「大阪府「道の駅」スタンプラリー2020」だ。 […]
[…] 新型コロナ感染拡大下で「密」を避け、1人や少人数で取り組める自転車の楽しみ方として、このところスタンプラリーに励んでいる。「京都やましろサイクルスタンプラリー」「赤糸の小道スタンプラリー」「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」と全ポイント完全制覇を果たし、次に取り組むことにしたのが「大阪府「道の駅」スタンプラリー2020」だ。奈良の2つのスタンプラリーのついでに2ヶ所のポイントを巡り、先日は大阪南端部の2ヶ所を回った。 […]
[…] 梅ジュースはありがたく家族で頂いた。12箇所全てのスタンプポイントを巡ったから当選確率が上がったわけではないだろうが、頑張った甲斐があると感じてしまう。赤糸の小道スタンプラリーに続き、無料参加のスタンプラリーで賞品を頂いたことは、今後の励みになる。 […]
[…] 続いて11/29には一気に2つのスタンプラリーをクリアした。ひとつは奈良県の香芝市、葛城市、桜井市に9つのポイントが設置された「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」。JAF主催で自動車が主な対象なのだろうが、このくらいなら自転車でも午前中に回れる。9箇所全てを回る必要はなく4個のスタンプを集めれば応募できるのだが、あえて全てを回った。その甲斐なく、賞品は送られてこないので落選の模様。 […]
[…] となると、やはり前回雨で中断した「大阪府「道の駅」スタンプラリー2020」の続き。クリスマスイブに「赤糸の小道スタンプラリー」の1等賞品が届き、スタンプラリーへのモチベーションが上がっている。 […]