2019ノリクラ参戦記・受付日

今年も「ノリクラ」こと「マウンテンサイクリングin乗鞍」がやって来た。残念ながら、チームCARACLEからは私一人の参戦となり、その他の大阪在住者もパリ・ブレスト・パリ参加や子供さんのトライアスロン参加のサポート、お仕事などのなど事情で来られないメンバーが多く、サイクリング部の後輩のM宮くんと二人で乗鞍に向かった。

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朝5時に堺の自宅を出発。この時点ではまだ前夜からの雨が降っていたが、大阪市内のM宮くんを訪ねたころにはほぼやんだ。勤務先のプリウスは荷室が低いので、M宮くんのMTBと私のTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)を2台横積みに重ねて収納。まあ、2台くらいなら余裕。

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道中ですっかり晴れてきたが、湿度が低く、気温も今までのように上がらず爽やか。恵那で和菓子屋に寄ったり、木曽福島で木曽の手仕事市を冷やかしたり、このイベントのせいでいつも立ち寄る蕎麦屋が混んでいて、結局道の駅で昼食を摂ったりと、若干の寄り道。乗鞍高原に着いたのは14時頃だった。

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まずは出走受付のために、観光センター前駐車場へ。まずは世を忍ぶ一般人の格好(?)で受付完了。シャツにTigersの文字があるが、この程度では注目は惹かない。やや雲が多く頂上付近に雲が被っているが、乗鞍岳もよく見える。会場近くに服部産業さんの車があったのでH本師匠を探してみたが、残念ながら出会えなかった。

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会場にはいくつもの業者のテントが立ち並び、即売会や商品アピールを行っている。GOKISOブースにいたのは山の神、森本誠氏(右端)。昨年、チャンピオンクラスの連続優勝が途切れたが、今年は雪辱を狙っているだろう。

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隣接広場に人だかりができていて、その中心にはNHKチャリダー★の出演者たち。うじきつよし氏や坂バカ女子部、もちろん坂バカ俳優猪野学氏の姿も見える。

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テレビカメラや雑誌ライターなどの姿も見えるので一旦車に戻り、正装して出直した。タイガースハッピに応援旗、このスタイルで会場入りすると、途端にあちこちから声がかかる。まずは毎年お目にかかる悪魔おじさんとがっちり握手。残念ながら、一緒に摂った写真が失敗で写っていなかった。

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NHKチャリダー★のロードレース男子部ジャージに身を包んだ筧五郎氏は、ステージ上でトークショーを開催。それを横目に見ながら進むと、居た居た。

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猪野学氏を発見して、ツーショット写真を撮らせていただいた。番組では、本業(俳優)が忙しくなってトレーニング量が減ってしまい、昨年はタイムを落としたと言われている。そのお蔭か、チームCARACLEのT田さんは小径車で猪野氏を越えた

今年の調子を伺うと、「今年は良いですよ」とのこと。明日のご健闘をお祈りします。


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アートサイクルティーエーズさんのteam SONICメンバー、Wさんにも再会した。ヒルクライム大台ケ原の連覇や、富士ヒルのクラス優勝(総合2位)、シクロクロスで奥さんとダブル優勝等々、数々の実績を誇るアマチュアライダーの雄。今年はマシンは今までで最高だが、身体の調子をあまり良くないので、無理せず気楽に上りますとのこと。

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残念ながらテレビカメラの取材は受けなかったが、旧知のライターさんに挨拶したり、何人もの参加者と写真を撮ったりしながら会場をひと回り。そろそろ引き上げるかと思ったところで、Nakagawaのピッコロレーサーで参戦のさんに声を掛けられた。折りたたみでないピッコロレーサーは走行性能もピカイチで、スズカエンデューロでも買ったり負けたりしている。ヒルクライムでは2kg軽量なTORACLE-COZが有利ではないかと思うが、目標や実績を聞いているとエンジン(ライダー)の差が大きくて勝負にならない(^_^;)。

高槻在住とのことで、大阪近辺でお会いすることもあるかもしれない。

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M宮くんには車で先に宿に向かってもらったので、自走で番所大滝近くの定宿に向かう。15時過ぎには寿家さんに到着して、出走準備。TORACLE-COZにゼッケンを付け、携行ツールなども全て外していく。ペダルレスなら6.3kgなので、ペダルやボトル&ケージを合わせても6.6kg程度だろう。今年はこの最軽量装備で出走する。そう、タイガース応援旗も外しているのだ。

前夜の飲み過ぎという自業自得による昨年の失敗を、一年老化した今年に挽回するために、走りの妨げになるものは全て取り払う。重量はもちろんだが、昨年はゴール近くの強風で旗が抵抗になったので、このロスも防げる。

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ウェアにもゼッケンを装着し、その他の準備も整えて、大広間に入ると早くも宴会が始まっている。早いメンバーは昼過ぎから飲み始めているようで、すでに十数本のビールや酎ハイの缶が空き、日本酒の栓も次々とあけられている。前日の宴会をヒルクライムの前のヨルクライムなんて言っていたのは、まだ可愛かった頃の話。昼から呑んでいるので、もはやどっちもヒルクライム(^_^;)。

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近況や昔話に盛り上がるのは毎度のことだが、いつもと違うのは私の飲料。仲間との楽しい時間は、一杯飲むと歯止めが効かなくなるので、今年は一滴もお酒を飲まないことに決めた。せっかくの雰囲気を壊さないようにノンアルコールビールを持参した。

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美味そうな日本酒や、北海道ツーリング帰りメンバーのウニの缶詰やカニのお土産に加え、仲間からの「お誘い」は酒好きにはかなりソソられるもので、決心がぐらつくが、なんとか思いとどまる。

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そうこうする間にも次々と仲間がやって来る。松本在住のむらよしさんは、毎度のごとく自走で上がってきた。ランドナーでロードをぶち抜きまくる豪脚の持ち主。

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宿泊予定者がほぼ揃い、18時から夕食。私は乾杯もノンアルコールビールで。

今年も30人近くが集まったが、居合わせた他の宿泊者に何の集まりなのか聞かれて、毎度のことながら説明が長くなる。40~50歳台の各大学のサイクリング部出身者の繋がりを軸に、その家族、同僚、友達などが次々繋がって、もはや何の団体なのか答えようがない。ここ数年はノリクラだけでなく、5月の「大人の合宿」や、事あるごとの「反省会(飲み会)」でも集まっている。今年は関東に転勤になったメンバーの歓迎ランで、秋に伊豆で合宿という話も持ち上がっていた。

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超豪華な美食というわけではないが、工夫した山の幸が並ぶ。ご主人手打ちの蕎麦も美味い。学生時代ほどではないが、お代わりの連続でおひつが空いていく。

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夕食後も宴会は続く。昭和世代な我々は今夜の試合を肴にプロ野球談義。G党、レオ党、鯉党のメンバーに加え、我がトラキチも新メンバーが参入して舌戦を戦わせる。来週の読売・広島戦の東京ドームのチケットの贈呈式まで行われたが、鯉党メンバーの「一塁側じゃん」の一言で爆笑。

美味そうな酒が呑めないのは非常に残念ではあったが、(今年だけは)最後までお酒を体内に入れず、私は21時過ぎには中座して就寝した。中座と言っても、昼過ぎからの長丁場の宴会が続いていたので、すでに「落ちた」メンバーも多かった。さあ、明日に備えて万全の体制は整えた。後は当日の頑張り次第だ。

2019ノリクラ参戦記・走行日」に続く

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