2018ノリクラ参戦記・走行日
「2018ノリクラ参戦記・受付日」よりの続き
朝、4時過ぎに起床。
毎年同じような書き出しだが、今年もノリクラ本番がやってきた。ところが例年と違うのは、起床時の体調。良い酒ばかりだったのか悪酔いすることもなく気持ち良く就寝したが、やはり昨夜は飲みすぎたようで、頭が重く身体がだるい・・・宿酔だ。
後悔したが、全くの自業自得で言い訳の余地はなく、時は戻らない。とにかく出走までにできる限りの事をして、回復に努めるしか無い。水分やアミノ酸を摂ってストレッチで身体をほぐす。これも、前夜のうちにやっておけば・・・。
5時から朝食。宿酔で青い顔をしているメンバーもいるが、朝からお代わりを繰り返す胃腸の丈夫な仲間も多い。私はと言うとご飯をお茶碗一杯胃に詰めるのが精一杯で、おかずもほとんどのどを通らなかった。
それでも装束を整え、タイガースハッピを身にまとって寿家ので出走準備。
CARACLEシリーズ発売元テック・ワンの従業員で構成するチームCARACLEは、私が20インチ(451)カーボン製折りたたみロードバイクCARACLE-COZをカスタマイズしたTORACLE-COZに乗車。T田さんは、試作の非折りたたみ20インチカーボン車、N岡さんは試作のCARACLE-S 18インチ車で参加する。リジッドな分COZより有利かもしれないT田さんに対して、N岡さんは3段変速でフラットハンドルバー。ギア比を下げたとは言え、標高差1260mを登りきれるのか?
荷物預けに間に合うように、5:50頃には出発。スタート地点の乗鞍観光センターに向けて、アップがてら約4km、標高差160メートルほどを上っていく。
TORACLE-COZは軽快そのものだが、身体は重い。すぐに息が上がって、身体がツラい。スタートまでまだ1時間半以上あるので、少しでも回復してくれることを祈るしか無い。
県道ではなく、いがやスキー場の中を上るルートでスタート地点に向かったが、新しく整備された園地の向こうは、気持ち良く晴れた空の下にこれから上る乗鞍岳がはっきり見えた。これは、と一時停止して撮影。
6:12にはスタート地点に到着し、参加者でごった返す中で下山用荷物を指定のトラックに放り込む。
自分のクラスの列にならぶが、日が当たると暑いほどになってきた。普段はスタートまで防寒着を着るか悩む展開が多く、こんなことはなかなか無い。すでに多数の自転車が並べられているが、意外と人が並んでいないのは日陰に避難しているせいかもしれない。
並んだ近くで、昨夜twitterで見かけていたKUWAHARA製GAAPの現物を発見。カーボンホイールで早そうな仕様だ。
こちらにはスチール製の小径車を発見。フレームの仕様や革サドルはクラシカルながら、カーボンホイールやROTOR製チェーンホイール等でコンポ部分は本気仕様だ。
小径車や折りたたみ自転車は少数派なので、仲間意識と同時に競争心が燃える対象でもある。ミニベロロードを名乗るCARACLE-COZに乗る以上、少なくと折りたたみ車に負けるわけには行かない。体調が万全なら・・・。
今年も悪魔おじさんと再会。毎年、ママチャリで上って、ゴール前に待機。銛でお尻を突いて参加者を励ます(?)という、ノリクラの名物男だ。
同宿の仲間たちとはぐれていたが、近いスタートグループの友人たちを見つけて合流し、スタートまで待機。
早めにアミノ酸を重ねて摂取して、少しでも回復に努め、スタート30分前にはカフェイン100mg入りの補給食を摂取。胃が受け付けるか心配だったが、身体に活を入れた。
大学の後輩であるM宮くんは王滝に出場したそのままの仕様? MTBクラスが無くなってからは、MTBであってもブロックタイヤはあまり見かけない。
F野くんは先日北海道を旅してきたLEVEL製ツーリング車で参加。預け荷物無しで、防寒着はフロントバッグに収めている。
ロードバイクが圧倒的多数派だが、個性的な車種でも楽しめるのがヒルクライムの面白いところだ。
6:30からの開会式に続いて、7時からチャンピオンクラスを皮切りに次々と年代別クラスがスタートしていく。確認はできなかったが、T田さんやN岡さんの一般男子B(21~30歳)は7:10にスタートしたはず。人数の多い我々の一般男子E(46~50歳)はスタートが3グループに分かれ、私は7:41スタートの第一グループ。
スタートゲート前に誘導され、あと2分足らずでスタートだが、友人に一枚撮影してもらった。ネット計測(スタートラインをまたいだ時点でタイム計測開始)なので、それほど焦って前の方に出る必要はないが、混雑していると自分のペースで走れないので、できるだけ前方に位置した。
体調に不安は残るが、ここまで来たらやれることを精一杯やるしか無い。7:41、スタートの号砲が鳴り、いよいよスタート。
スタートゲートを通り抜け、前方を伺いながら慎重にペースを上げていく。あちこちから「阪神頑張れ!」「タイガース頑張れ」と声がかかるのは、毎年のことながら派手な格好のおかげ。最初のコーナーの手前で応援していA本にサムズアップで合図を送り、通過していく。
宿酔だといっても、序盤は脚にも余裕がある。つい踏み込みたくなるが、心拍数を確認するとすでに175bpm以上に跳ね上がっている。今回は前半を170bpm前後にキープすることを目標としていたので、逸る心を抑えてペースを落とす。
ところが、かなりペースを落としたつもりでも、なかなか心拍数が下がらない。宿酔で、普段より心拍数が上がりやすくなっているのだろう。止む無く心拍数の目標値を175未満に上げ、ペースをキープすることに努めた。それでもちょっと油断するとすぐ心拍数が上がり、傾斜がきついところなで180bpm前後まで上がりがちだった。
一昨年の1:29:33のタイムを元に、約5分短縮した1:25:00の場合と約10分短縮した1:20:00の場合の1kmごとのタイムをステムに貼り付けていたが、走りながらは見づらかった。停止してまたがった時に読み取れても、私の動体視力では走りながら読み取れない。これは失敗だった。
iPhoneのアプリ、Cyclemeterで一昨年の自分の位置を地図上で確認できる。これを元に自分のペースを把握していた。
脚はある程度回っているが、好調とはとても言えない。何より得意のダンシングがしんどくて、ほぼシッティングのままチェックポイント(CP)1に到達。チェックポイントに近い7km地点で比較すると、この時点で2016年より31秒遅れている。
これ自体は体調万全なら予定通りのペース。1:29:33のベストタイムを出した2016年でさえ、1kmごとのタイムを見ていくと終盤に大きくペースダウンしている。私は血中ヘモグロビン値が低く、CP2を超え森林限界を突破した辺りからさっぱり脚が回らなくなる。空気の薄いゴール近くのペースダウンは避けようがないので、むしろ前半に飛ばせるだけ飛ばすという戦略で挑んでいた時期も長かった。
近年は序盤のペースを落とし、イーブンペースを狙う戦略にシフトしていたが、それでも終盤のペースダウンは大きかった。今年は高ポテンシャルのCARACLE-COZで挑むとは言え、CP1までは2016年より少し抑え気味にするつもりだった。
ところが、今年は2016年より心拍数を上げてもタイムが落ちてしまったという体たらく。これから先が思いやられるが、CP1の三本滝を超えるとつづら折りの急傾斜区間が始まる。そろそろ2016年の自分を追い越すべく、やや力強いペダリングを開始して、少し心拍数を上げ気味にした。それでもダンシングはコーナーのイン側など、局所的にしか使用せず、シッティング主体で上っていく。
度々心拍数180bpmを超えるところまで追い込んだが、Cyclemeterで見てもなかなか一昨年の自分に追いつかない。
CP2の位ヶ原山荘近くの15km地点でも差は全く縮まらず、2016年より32秒遅れていた。普段ダンシングを多用する私が、ここまで腰を上げ続ける元気がなかったのだが、逆に言えば省エネ走行で余力が残っているはず。自分にそう言い聞かせて、必死でペースを上げる。というか、ペースダウンを最小限に食い止める。
18km地点で、ようやく自己記録の2016年の自分(緑の▲)を追い越した。今年の私は青い●なのだが、まだ前方に他の年の自分(赤い▼、橙の■)がいる。いかにこれまで最終盤に失速していたかということだ。
少しでも2016年の自分に差をつけようと足を回すが、この辺りから前から強風が吹き付けてきた。こんなことはこれまでの大会でも記憶にない。ただでさえタイムダウン要素なことに加え、ハッピと応援旗がはためく。速度域の低いヒルクライムではさほど不利ではなかったが、今回ばかりははっきりと抵抗を感じる。
途中で短区間風の向きが変わって追い風になったが、ゴール直前は再び逆風。ここまで来たらあとは根性あるのみ。
先にゴールして下山するT田さん、N岡さんとすれ違い、悪魔おじさんも追い越したが、声援にも応える余裕がない。
踏み込んでも踏み込んでも近付いてこないゴールにようやく到達したのは、9:10。最後だけは声援に応え、右手を突き上げてゴールラインを越えた。自己計測タイムは1:29:02。何とか自己記録を更新したようだが、目標としていた1:20:00には程遠い結果に終わった。
例年ぼろぼろになるゴール後だが、今年は特にひどかった。手先足先がしびれ、頭痛がして気分が悪い。周囲に笑顔を振りまくこともできず、下を向いて休憩場所へ下っていく。
乗鞍スカイラインとエコーラインの交差点を横切るところで、ようやく顔をあげるとコバルトブルーの空と白い雲の美しい風景が目に入った。
これは撮っておかねば、とCOZを道端に止めて勇姿をカメラに収めた。さっきは泣かされた強風が応援旗をはためかせ、周囲の自転車や参加者が入らないので乗鞍山頂を独り占めした、「絵になる」写真を撮ることができた。
「撮りましょうか?」という他の参加者の声に甘えて、私も入って一枚。一気に品位が下がった(^_^;)。
荷物を預けたトラックに向かうと、先にゴールしたH田くんと出会った。仲間のほとんどはまだゴールしていないとのこと。
声を掛けてくれる方にはできるだけ明るく対応したが、正直なところ苦しい。頭がフラフラして、いつまで経っても荒い息が収まらない。預けたザックが見つからずに何度もトラックの内外を見回ったが、よくよく確認してみると預けたのと違うトラックを探していた。判断力も低下している。
ようやく荷物を見つけたところで近所の友人に出会ったが、荷物を預けず防寒着がないのですぐに下るとのこと。
私はH田くんと合流したが、しばらくへたりこんで休憩。
しばらく休んでいると、友人たちが次々ゴールしてくる。毎年のことながら、みんないい顔をしている。
ゴールしてから1時間ほど山頂にいたが 、頭痛や手足のしびれが取れずが取れず、少し動くと息が荒くなって頭がくらくらする。どうも高山病的な症状がでているようなので、全員のゴールを待たずに先に下らせてもらうことにした。
と言っても、すぐに下れる訳ではない。休憩場所から下り口までは延々と参加者の列が続いている。フラフラする頭で列に並んでいると、声を掛けられた。
仕事でご縁のあるサイクルライフショップ白星の辻貴光さんだ。元プロロード選手であり、スキル・シマノやマトリックス・パワータグに所属して活躍し、現在はお店の運営や後進の育成に努めておられる。店主であるお父様には前職からお世話になっており、弟さんの辻善光さんも、ジャパンカップクリテリウムで日本人首位になった元プロロード選手。善光さんとは以前イベントで一緒に走らせてもらったことがあるが、貴光さんともご一緒する機会が持てた。
今回は店のお客さんと一緒に来られたようだが、ノリクラ出場は初めてとのことで、参加者の多いことに驚かれていた。
15分ほど掛けてようやく県境の下り口に到達したが、まだ下れない。少し下ったところで待機して、グループごとに下っていく。
ゴールの少し手前で参加者を励ましている悪魔おじさんと再会。「また来年」と声を掛けて、ようやく下山を開始した。
と、言いながらあまりの景色の美しさに、すぐに一時停止。スタート地点まではるか下方を見下ろす絶景に、何枚もシャッターを切った。
大雪渓が見える地点でも一時停止。今年はずいぶん大雪渓が小さくなってしまったようだ。
後はほとんど撮影もせずに下っていったが、それでも距離20.5km、標高差1260mを下るには1時間近くかかる。
ようやくスタート地点まで戻ってきてA本に迎えられた時点で11:30を過ぎていた。ここまで下ると頭痛は取れ、気分もずいぶん楽になった。やはり高山病だったようだ。元々低酸素には強くないが、ここまでひどい症状になったのは、宿酔のせいか? 歳のせいか?
CARACLE-Sと一緒にA本に迎えられ、完走証を受け取りに行く。
参加者には回復系のアミノバイタルやリンゴ、ミネラルウォーター、バームクーヘンが振る舞われ、疲れた身体にありがたい。
受け取った完走証によると公式記録は、1:28:54。自己記録を39秒縮めて初めての28分台とは言え、やはり目標にはほど遠い。
スタート前にお見かけしたものを含め、KUWAHARA製GAAPが3台並んでいた。持ち主の方に声を掛け、写真を撮らせていただいた。
3台とも抜いた記憶があるので、なんとかカーボンバイクの面目を果たせたようだ。目標にはほど遠かったが、小径車、折りたたみ車は抜くばかりで抜かれることがなかった。折りたたみ最速という目標は果たせただろうか?
ちなみに非折りたたみ車のT田さんは1:12:10。今年も私より大幅に速く、昨年より1分30秒の短縮を果たした。彼が目標にしていた1時間10分には届かなかったとのことだが、年々着実にタイムを縮めてきている。恐らくは小径車最速で、一般男子(21~30歳)Bの完走250人中54位といことは、ロードバイクの大半より速い。
思うように縮まないタイムにもどかしさを感じているようだが、レベルが高いほど1秒の価値は高い。チャンピオンクラスに大手を振って出場できるレベルで90秒の短縮は立派だ。若い彼にはまだまだ成長できる伸びしろがあるので、今後も頑張って欲しい。
ゴール近くのT田さんの画像は、毎年のようにお世話になっている信州ふぉとふぉと館さんから転載。ゴール後の私の写真も掲載された。
T田さんが一昨年に13秒差まで迫ったNHKチャリダー★出演の坂バカ俳優猪野学氏は、今年は調子が悪かったのか3分半近くタイムを落とし1:16:02。ついにT田さんが猪野氏に小径車で勝った。
今年はうじきつよしや朝比奈めぐみなど、猪野氏以外のチャリダー★出演者も何人か出場していたようで、放送が楽しみだ。
チームCARACLEのもう一名、N岡さんもCARACLE-S 18インチ版試作車で無事完走。タイムは7分以上伸びたが、3段変速の18インチ車でも、充分に高い走行性能があることを証明してくれた。
画像は旧知のHさんが所属するWilier総代理店服部産業さんのブログより転載。
寿家さんに戻って温泉に入って温まり、しつこかった手のしびれもようやく取れ、高山病的な症状は解消した。
昼食をいただき、来年の再会を約して今年も解散となった。一部はもう一泊して乗鞍を楽しむとのことで、年々後泊メンバーも増えているような?
我々も13:30過ぎには帰路につき、乗鞍高原の出口で渋滞があったが後はスムーズで、21:20頃には無事帰宅した。
今年は、勤務先の新モデルCARACLE-COZの走行性能をノリクラのタイム短縮で証明するために、酷暑の中でできる限りのトレーニングを重ねてきた。年齢的に肉体は年々不利になるので、今年が最後のチャンスのつもりで投資してTORACLE-COZの軽量化にも努めた。そんな数カ月の努力を、一晩の深酒でフイにしてしまった。宿酔でも過去最高タイム達成と、最低限の営業トークは確保したものの、悔しさと徒労感が抜けずにいる。このうっぷんを晴らすには来年もう一度頑張るしか無い。まだ、現役引退はできそうにない。
■これまでのノリクラリザルト
年 |
タイム |
備考 |
2001 | 1:43:57 | |
2002 | 1:35:17 | |
2003 | 中止 | |
2004 | 1:40:07 | |
2005 | 1:35:15 | |
2006 | 1:40前後 | |
2007 | 1:45:30 | |
2008 | 1:32:22 | |
2009 | 1:32:50 | |
2010 | 1:31:43 | |
2011 | 1:31:20 | |
2012 | 1:30:23 | |
2013 | 1:03:00 | コース短縮(位ヶ原山荘ゴール) |
2014 | 1:27:05 | コース短縮(大雪渓ゴール) |
2015 | 0:28:02 | コース短縮(三本滝ゴール) |
2016 | 1:29:33 | |
2017 | 1:35:57 | ゴール前で折りたたみデモンストレーション |
2018 | 1:28:54 | 自己最短記録 |
■コースマップ
■#relive
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2018/08/26 7:41:16
自転車完了: 2018/08/26 9:11:33
バイクタイム: 1:29:02
停止時間: 0:00:00
距離: 19.63 km
平均スピード: 時速 13.23 km/h
登り: 1196 m
カロリー: 1674 kcal
平均心拍数: 169 bpm
最大心拍数: 179 bpm
平均ペダルペース: 69 rpm
最高ペダルペース: 115 rpm
■本日のフォトアルバム
※本ブログ、及び下記のフォトアルバム(フォト蔵)に掲載の画像に差し障りがありましたら、ご遠慮なくお知らせください。速やかに対処します。
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