TORACLE-COZ組立て その14 [2018ノリクラ決戦仕様1]
[TORACLE-COZ組立て その13]からの続き
昨日の峠トレーニングに続いて、本日はノリクラに向けてTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)の整備(の続き)。
まずはいつも以上に気合を入れてクリーニング。TORACLE-COZは走行距離900kmを越えたところでもあり、そろそろ汚れも目立ってきた。今回は機械式チェーンクリーナーとフィルタークリーナーを用いてしっかりチェーンを洗浄した。
チェーンに続いてチェーンホイール。今回は初めてチェーンリングを外してしっかりクリーニング。中空構造のアウターと、溝掘りされたインナーはで軽量だが、汚れが拭き取りづらい。
前後ディレイラーはケージを外してプーリーをクリーニングし、リアカセットスプロケット、前後ブレーキ等々をパーツクリーナーとブラシでクリーニングして、布で拭き取り、注油。
ひと通りのクリーニングを終えてから、本格的に決戦仕様への組み換えを開始。まずはチューブをPanaracer製の標準品であるサイクルチューブからR’AIRに交換。前後でわずか20gほどの差だが、ホイール外周部の軽量化は通常の3倍の効果があるとも言われる。手は抜けない場所だ。
3つあるボトルケージもダウンチューブ上部の1個を残して取り外し、ベル、TOPEAK製マルチマウントなどもノリクラ本番で使用しないものは取り外す。今できる軽量化はせいぜいこんなもの。
この状態でペダルも外し、所謂カタログスペック重量を計測。秤の表示は6.535kg。目標にしていた6.5kgをわずかにオーバーした。カタログスペックならボトルケージやiPhoneマウント、スピード&ケイデンスセンサーも含まないので、目標を達成していると言えなくもないが、ちょっと悔しい結果になった。ちなみにペダルは228gなので、加算すれば6.77kgぐらいということになる。
こうなるともうひと押ししたいところだが、ここからの軽量化はかなり難しい。費用をかけずにできそうなのは、ハンドルバーエンドのカットくらいだが、効果はわずかだし、ちょくちょくバーエンドも握るのであまりカットしたくない。
あとは多額の費用をかけるか、フロントシングル化くらいだろう。フロントシングル化にしても、R9100のクランクにそのまま装着できるチェーンリングは見当たらない。R9000用のチェーンリングを加工すれば装着できるようだが、4アーム用のナローワイドチェーンリングは選択肢が非常に少なく高価だ。費用的にも時間的にも今からでは厳しい。
ひとまずは充分に軽量な決戦仕様に仕上がっているので、このままでも良いと言えば良いのだが、もうひとあがきしてみたいところだ。何か方法を考えてみよう。
[TORACLE-COZ組立て その15]に続く
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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