夏の果て 見えし峠の 蜻蛉かな [千早峠(金剛トンネル)]
盆休みに入ったが、自転車で遠出をする予定はなく、ノリクラに向けての地道なトレーニングを続けるのみ。休み初日の昨日は友人の都合が悪く、私もちょっとゆっくりしたかったので、本日一緒に走ることにした。6時に近所のコンビニで待ち合わせ、ルートを検討。暑いし、降水確率も高いので遠出は避けて近場の峠、鍋谷峠が連続していたのでそれ以外・・・ということで、千早峠(金剛トンネル)に上ることになった。
次第に雲が増える予報だったが、朝のうちは晴れ間の多い空模様。河内長野駅方面に向かう道のりは、7時前から信号待ちの度に汗が滴り落ちる暑さ。
河内長野駅付近のコンビニで小休止。黄色成分がまして、虎の名に相応しくなりつつあるTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)。今日の走りが終わったら、クリーニングや日常装備の除去を行うつもり。
河内長野駅裏手の諸越橋で石川を渡り、千早峠に向けてアタック開始。
ちょっと身体がだるいのと、先週の鍋谷峠練習でH本さんに序盤のペースを抑えるように助言を受けたこともあって、友人のあとからやや抑え気味に上っていく。心拍数は150~160bpm程度。
観心寺手前の温度計は24度の表示。じっとしていれば涼しいのかもしれないが、自転車で上っていると汗が吹き出してくる。
中盤で友人に先行し、次第に心拍数を上げていく。それでも心拍数を上げすぎないように170未満に抑える。というか、もうひとつ気合が入り切らず、なかなか上げられないという方が正解。
画像ではわからないだろうが、峠前最後の集落石見川付近には赤とんぼ(アキアカネ)がたくさん飛んでいた。下界は相変わらずの炎暑だが、立秋を過ぎて次第に秋が近づいていることを感じさせられる。
国道310号線の大阪側は上り始めを除くと傾斜はゆるいが、石見川を過ぎると道は傾斜を増して峠道らしくなってくる。ここは気合を入れ直して、心拍数を上げていった。Bicycle Land Sakataniのジャージを着たロードバイクの方に追いついたので追い抜いたが、この方は脚力があるのにペースを抑えていただけのようで、すぐに追いついてきて話しかけてこられた。
「速いですね。小径だとしんどくないですか?」との問いかけに、「上りは結構有利ですよ」と答えはしたものの、こちらは追い込んで上っているので、会話をすると息が苦しい。思わぬ心肺トレーニングに心拍数も180bpmを越えたので少しペースダウンしたが、そのまま頑張ったほうが良かったかもしれない。
少しラストスパートが遅れ、余力を残した不完全燃焼感はあったが、43分56秒でゴール。3年前のベストタイムには15秒及ばなかったが、6/30の今期ベストタイムを45秒上回ることができた。やはり意図的に序盤を抑え気味にした方が、良い結果が出るようだ。
改めて、先ほどのSakataniのジャージの方とお話ししているうちに、友人も上がってきた。雨雲はまだ遠いようだが油断はできないし、暑さも厳しそうなのでここで引き返すことにした。
振動吸収性の良いカーボンフレームのCARACLE-COZは下りが安定しており、CARACLE-Sより速度が上がりがち。調子に乗って飛ばしすぎないように注意しながら下っていく。
河内長野駅付近まで降りてくると、まだ9時前だというのに平地は暑い。お盆のせいか交通量の少ない国道310号線を走って、9:30前には帰宅した。昼前には河内長野方面に雨雲が被っていたので、早めに引き上げて正解だったようだ。
■コースマップ
■#relive
Relive ‘夏の果て 見えし峠の 蜻蛉かな [千早峠(金剛トンネル)往復]’
■本日の走行記録(自転車)
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2018/08/12 5:41:32
自転車完了: 2018/08/12 9:28:07
バイクタイム: 2:14:58
停止時間: 1:31:14
距離: 56.05 km
平均スピード: 時速 24.92 km/h
登り: 584 m
カロリー: 1721 kcal
平均心拍数: 138 bpm
最大心拍数: 184 bpm
平均ペダルペース: 66 rpm
最高ペダルペース: 147 rpm
今月の走行距離: 368 km
今年の走行距離: 5452 km
先月の走行距離: 789 km
昨年の走行距離: 8853 km
[…] 昨日の峠トレーニングに続いて、本日はノリクラに向けてTORACLE-COZ(CARACLE-COZ試作フレーム)の整備(の続き)。 […]