雨降り前に府内ライド [千早峠(金剛トンネル)-グリーンロード]
6月となれば当然雨が多く、手近な堺浜で平地トレが精一杯という週末も2回。平日も通勤ライドすらできない日が多かった。今週末は土日とも休みで、明日の方が降水確率が低かったが、南海上では台風が近づいているし、動けそうなら今日走っておこうと準備しておいた。
朝起きて雨雲を確認したが、幸い周囲に雨雲はない。昼頃から雨雲が流れてきそうな予報だったが、とりあえず近場の山を目指すことにした。自宅を出走したのは6:30過ぎ。近所の友人は明日グランフォンド吉野に参加するので、今日は一人旅。
このところ、組立てたCARACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で鍋谷峠、ぶどう坂、十三峠と近隣の峠を上って、いずれもタイムを更新してきた。CARACLE-Sも上りに強いモデルだが、約3kg軽いCOZはまだポジションがしっくり来ないにもかかわらず、上りではっきり結果を出している。やはり上りは軽さが正義だ。
今日はまだCOZで上っていない千早峠(金剛トンネル)を目指して、河内長野方面に車輪を向けた。河内長野駅近くのコンビニで小休止。気温はすでにかなり高く、日なたでコーヒーを飲んでいると汗が吹き出してくる。
カフェインを投入して、駅の裏側の石川を渡る諸越橋から千早峠(金剛トンネル)に向けてアタック開始。最初のうちはやや身体が重かったが、COZの軽さに助けられて序盤の急坂をそれなりの勢いで乗り越えた。中盤からカフェインが回ってきたか、徐々に脚が回りだした。
石見川集落を越えて斜度がアップする終盤は、心拍数を188bpmまで追い込んで千早峠に到達。タイムは44分41秒。45分を切ったのは恐らく3年前の一度だけで、今日はその日に次ぐ過去2番めのタイムと思われる。記録を更新できなかったのは残念だが、もう少しCOZに慣れれば20秒位は縮められると思うので、次の機会に再挑戦だ。
金剛トンネルの反対側まで進んで、小休止。まだ暑さに馴染んでおらず、汗腺が開ききっていないと思うが、トップチューブには汗が滴り落ちている。これからの季節は暑さとの戦いだ。
携行食を頬張りながら、さて反対側い下るかどうか、雨雲レーダーを睨む。大きな雨雲はまだまだ西方にあるので、急ぎ足で走れば帰路に紀見峠を越えて戻るくらいは間に合いそうな気もするが、小さな雨雲は昼が近づくほど多くなってくるようだ。
まだ慣れない自転車だし、マッドガードも付けていないし、レインウェアも持っていない。悩んだ末、今日は府外脱出を断念。かと言って、急いで引き返すほど焦らなくても大丈夫だろう。南河内グリーンロードでも走って帰ろうと下り始めた。CARACLE-Sと比較するとホイール径がやや大きくて走破性が高いことに加え、フレームやハンドルバーなどのパーツもカーボン製で振動吸収性が優れているため、COZは下りの走行性能が安定している。ついつい速度が上がるが、ところどころ昨日の雨でまだ路面が濡れているところがあるので、用心して速度をセーブする。
南河内グリーンロードを走ろうと思っていたが、小深のマス釣り場付近で府道214号線への分岐があったので、そちらに入ってひと上り。ピークのトンネルを越えて府道705号線を下っていく。
ここから南河内グリーンロードに入って、アップダウンの繰り返しを越えていく。幸か不幸か雨雲が近づく気配もなく、太陽が照りつけて暑さも増し、疲れも溜まってきたのでのんびりペース。
降水確率が高い予報だったせいか、今日は自転車乗りは少なめだった。持尾の展望台から大阪平野を望むと少しもやっているが、青空が広がり当分雨は降りそうにない。かなり蒸し暑いが、予想外の自転車日和とも言える。
高貴寺に向かう府道704号線と交差した平石付近。アジサイが立ち並んでいるのを見かけてちょっと見物。まだ7月にもなっていないのに、もう盛りを過ぎた風情。
昨日、関東甲信越地方は例年より22早く梅雨明けしたとのこと。近畿も近いうちに梅雨明けするのだろうか? 自転車乗りとして梅雨明けはありがたいが、あまりに早いのも戸惑う。
道の駅近つ飛鳥の里太子で小休止。サイクルラックが設置されていおり、自転車乗りの方と「暑いですね」と少しお話。
ついでにグリーンロードを最後まで走ろうと再出走したが、太子ICを越えてしばらくしたところでで前輪から「プシュ~」という音が響いた。
いい加減疲れて来たところだったのでがっかりだが、COZで初パンクだ。SPD-SLシューズでは日陰まで自転車を押して移動するのもひと苦労で、修理作業の踏ん張りも利かない。走るためには効率のいいロードシューズだが、一度トラブルが起きるといろいろ不自由だと実感。SPDシューズと比較すると、やはり一長一短だ。
ダラダラとチューブを交換して、再出走。グリーンロードの終点から西進して石川を渡り、古市駅南側を通過して帰路についた。帰宅したのは11:30過ぎ。結局、雨雲が近づくことはなかったので、これなら府外へ脱出しても良かった。とは言え、これは結果論で、10回に1回でも雨に遭遇するのはゴメンだ。
徐々にCOZのポジションにも慣れてきているが、ステム後端にヒザが当たることに困っている。ひとまずの処置として、バーテープを巻いて置いたが、機能的は大きな効果があった。少々ヒザをぶつけても痛い思いをすることなく、気持ちよく走ることができた。とは言え、見栄えは非常に見苦しい。
何か他に方法がないかと考え、昔、MTB用などで見かけたステム装着パッドを探してみたりしたが、今は見当たらない。ウレタンパッドなどでもう少し見栄えの良いものを自作するか、ステムを上下逆に装着してコラム位置を下げるか? ステムを極端な前上がりにするのは抵抗があるが、現在の状態よりは見苦しくないか? 悩むところだ。
■コースマップ
■#relive
Relive ‘雨降り前に府内ライド [千早峠(金剛トンネル)-グリーンロード]’
■本日の走行記録(自転車)
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2018/06/30 6:38:39
自転車完了: 2018/06/30 11:35:18
バイクタイム: 3:17:48
停止時間: 1:38:25
距離: 76.35 km
平均スピード: 時速 23.16 km/h
登り: 884 m
カロリー: 2545 kcal
平均心拍数: 139 bpm
最大心拍数: 188 bpm
平均ペダルペース: 61 rpm
最高ペダルペース: 126 rpm
今月の走行距離: 682 km
今年の走行距離: 4295 km
先月の走行距離: 682 km
昨年の走行距離: 8853 km
[…] 少しラストスパートが遅れ、余力を残した不完全燃焼感はあったが、43分56秒でゴール。3年前のベストタイムには15秒及ばなかったが、6/30の今期ベストタイムを45秒上回ることができた。やはり意図的に序盤を抑え気味にした方が、良い結果が出るようだ。 […]