堺市民マラソン2018
今年も堺市民マラソンの日がやって来た。10km競技マラソンに出場していた時期もあるが、大腿骨骨折以来3回は順位を競わない「完走マラソン(3km)」へのエントリーが続いていた。通算6回目の今年も連続4回めの完走マラソンエントリー。ロクにトレーニングもできず、今回は息子も野球の試合で出走断念となればあまり気合も入らなかったが、やれるだけのことはやらなきゃな、と昨日も身体慣らしのスロージョグに取り組んだ。
今朝目を覚まし、さて今日は寒いだろうけどがんばるぞ、とカーテンを開けて外をうかがうと・・・一面の銀世界だった(汗)。
予想もしていなかった展開。昨日の天気予報では冷え込むとは言っていたが、こんな積雪までは予報していなかったような気がするのだが・・・。
娘の陸上の練習も、息子の野球の試合も中止が決まり、用意を進めていた子供らは「せっかく準備したのに」と文句を言いながらもホッとした様子。私の方は予定の7時より数十分決定が遅れてたが、大会のテレホンサービスで「予定通り開催」を確認した。
開催ならば、と準備を進めたが、事前に予定していたように自転車で会場である大泉緑地公園まで行けるのか心配。事前に道路の様子を見てみると、積雪はどんどん溶けてきているし、ゆっくりなら自転車でも大丈夫だろうと判断。とは言え、自分の自転車が汚れるのがイヤなので、ヨメさんの自転車を借りて会場に向かった。
家を出てから思いついたが、野球の試合が中止になったのなら、エントリーは済ましているので息子も出場できる。途中で息子にも来るように伝え、雪遊びをする子供らをあちこちで見かけながら、大泉緑地公園に向かう。その間にも雪はどんどん溶けていき、さほど問題もなく9:20ごろ会場に到着した。
走路となる大泉緑地公園内の周回道路上は濡れているものの、ほとんど雪も無い。とは言え、周囲のあちこちにまだ雪が残っている。それでもたくさんの出場者が集まって、受付や準備を進めていた。
9:45から開会式が始まり、ドナルド・マクドナルドや堺市長の挨拶、そして準備運動と、滞りなく進んで、最初の種目である完走マラソンの出場者はスタート地点に誘導される。
あとから来たヨメさんに荷物を渡し、10:15頃にはスタートゲート前で待機。
スタートゲートの向こうの青空だを見ているとマラソン日和のようだが、気温は3~4度と思われ、風もあるので非常に寒い。その場で足踏みをしたり、ストレッチをしたりして少しでも身体を温めようとした。かなり厚着をしてきたので、胴体はあまり寒くないが、足先などの末端が冷えてツラい。
直前で防寒着を脱ぎ、ヨメさんに手渡す。10:30、堺市長のピストルで完走マラソン(3km)スタート。
これはヨメさんの撮影だが、毎年ドナルドに見送られてスタートする。子供にはうれしい演出だろう。
完走マラソン(3km)はここにしか出られない小学校4年生以下の子供が多い。スタート直後は短距離走の勢いで子供らが飛び出していき、後ろから親らしき大人が「〇〇くん、ゆっくり! ゆっくり!」と叫んでいたが、周囲に煽られたお子さんは聞いていやしない。必死の形相で前方に消えていった。
私はと言うと故障が怖いので、最初の500mは抑えて身体の様子を伺い、徐々にペースを上げていく。ところが脇腹に違和感が出てきたので、再度ペースダウン。脇腹が落ち着いたところで再びペースを上げていったが、巡航ペースに乗せるまでに半分近い距離を使ってしまった。
幸い、持病のヒザには全く痛みはない。自転車のヒルクライムに比べれば心拍数にも余裕がある。そこで、周囲の小学生とデッドヒートしながら、さらにペースを上げられないか試みた。とは言え大してペースを上げられず、最終盤は失速気味という有様。やはりトレーニング不足は嘘をつかない。
結局、ゴールに設置されたタイマーが目の前で14分に達し、結局14′02″でゴールラインを通過して終了。自己計測のCyclemeterはストップボタンを押すのが遅れて14′18″記録している。
昨年、一昨年と14分切りだっただけにちょっと残念な結果。まあ、今年の体たらくでは当然の結果というところだろう。今シーズンはヒザの調子が良かったので、トレーニングさえ積んでいれば良い結果に繋がったのかもしれないが、自転車との二刀流はやはり厳しい。
ひと息入れて、自転車で後から来る息子を待ちながらストレッチをしていると、いつになく足の筋肉が張っていることに気付いた。ろくにトレーニングをせずにいきなりペースを上げて走ったので、負荷がかかっている。明日は筋肉痛だろう。
息子のエントリーした競技マラソン3km(中学生)は11:40スタート。この頃にはほぼ雪も消えた。周囲の多くは陸上部などで走り込んでいると思われる面々で、この寒空の下でもランニングシャツと短パンの本気モード。
昨年の最前列スタートに懲りた息子は、今年は最後尾に陣取っている。それでも参加人数が少ないので、タイム的に大きな不利はないだろう。
勢い良く飛び出していくランニングシャツ集団に続いて、陸上部で無いにせよ運動部らしきジャージ集団、そして最後尾から普通のトレーナーを着た息子も追いかけていく。昨年に比べれば気楽なのか、笑顔のスタート。
小集団なのであっという間に向こうに消えていき、10分足らずで早くも先頭がちょうど3kmの周回コースを一周して戻ってきた。多くの参加者の後からだったが、息子も周回を終えて帰ってきた。
ゴールした息子の方に向かうと、「ムッチャしんどかった」と荒い息をしている。
私の位置からはスタッフが遮ってタイマーが見えなかったが、本人によると12′32″だったとのこと。昨年の12′17″より15秒遅かったということになる。息子もさっぱり走り込んでいなかったので、これまた当然の結果。
親子ともに反省点がありの今年の大会だったが、息子はゼッケンナンバー抽選に当たり、フルタのチョコセットをゲット。笑顔で会場を後にした。
息子も来年は中3なので、恐らくこの大会にも参加できないだろう。高校に入れば彼も色々忙しくなるだろうし、そろどろ親と一緒に行動するのも嫌がる年頃だ。ひょっとすると今年が一緒に参加する最後の機会だったかもしれない。子供の成長はうれしくもあるが、寂しくもある。
ともあれ、これで今シーズンのマラソン活動は完了。次は3/18の200kmブルベだが、これから週末が仕事で塞がる事が多くなると思われ、これまたマラソン同様にろくにトレーニングをできない可能性が高い。通勤ライドなど短距離でいくら頑張っても、超長距離耐性を鍛えるには限界がある、と秋のスズカエンデューロをソロで走って感じた。できれば100km超の長距離ライドを何度かやっておきたいところなのだが・・・。
スタート前はブツブツこぼしていても、走り出してしまえば頑張るのが息子の良いところ。本人が恐れていたように最下位に沈んで恥をかくこともなかったので、ホッとしたのか「来年はもっと順位を上げる」とヤル気になっていた。
このやる気で事前に練習を真面目にすれば、本当に大幅にタイムは上がると思う。期待はできないが・・・。
3km走っても汗が流れることもない寒さだったが、晴れたのは何より。DNF(途中リタイア)で終わった先週のブルベの雪辱を、少しは果たしたかな?
■#relive
Relive ‘堺市民マラソン03km – Cyclemeter’
■走行記録(ジョギング)
Cyclemeterの記録
スタート : 2018/02/12 10:30:58
完了 : 2018/02/12 10:46:50
ランタイム : 0:14:18
停止時間: 0:00:00
距離: 3.08 km
平均: 4:38 /km
登り: 0 メートル
カロリー: 117 kcal
平均心拍数: 108 bpm
最大心拍数: 180 bpm
■ラップタイム(1km毎)
距 離 | タイム | ペース
01.00 | 0:04:26 | 0:04:26
02.00 | 0:04:40 | 0:04:40
03.00 | 0:04:41 | 0:04:41
03.06 | 0:00:31 | 0:06:21
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