チームCARACLEノリクラシミュレーション [金剛山ロープウェイ]
この夏、私自身はヒルクライムトレーニングをほどほどにして、ツーリングやイベント参加に積極的に取り組んでいたが、ノリクラに出場するチームCARACLEの仲間は、暑い中でもマジメにトレーニングに取り組んでいた。
いよいよノリクラ本番が2週間後に迫ってきたので、チームCARACLEのメンバーで金剛山ロープウェイ乗り場まで上る早朝トレーニングをすることにした。
とは言え、お盆期間に入って用事のあるメンバーもあり、今回参加したのはノリクラ出場予定の4人のうち3人。
6:15に自宅を出走し、どんよりした雲の下を東進。雨雲レーダーには小さな雨雲が流れているが、本降りにはなりそうにない。間道を抜けようとしたらダートで引き返したりしながら、PL教団の本庁のある丘(平尾峠)を乗り越え富田林駅付近を通過。
金剛大橋近くまでくると路面が濡れており、先ほどまで雨が降っていた様子。
石川を渡り、集合地の川向のコンビニには7時過ぎに到着すると、すでにN岡さんが到着していた。
調子がもうひとつなので、早々にカフェイン(コーヒー)を投入。パンを齧っていると、パラパラ小雨が降ってきた。
山手の方もどんより霞んでいて、山の稜線もぼんやりとしか見えない。ちょっと心配な雲行きだったが、雨雲レーダーで見る限り強い雨雲はなく、晴れ男のF永さんがやって来れば雨雲も去るだろう。
F永さんがやって来たので出走。晴れ男パワーか、雨はすぐに止んだ。とは言え、路面が濡れているので自転車が汚れるのが気になる。
府道705号線から道なりに走ると、国道309号線との共用区間になる。トレインでひとっ走りすると20分程度で森屋交差点に到着。
ここから国道309号線とお別れし、府道705号線を駆け上って金剛山ロープウェイ乗り場まで上るルートは、行き止まりのためバス以外の大型車の通行が少なく、初心者でも挑戦させやすいルート。
森屋交差点からロープウェイ乗り場まで、約10km、標高差約570m、平均勾配5.7%。ノリクラのフルコースが20.5km、標高差1,260m、平均勾配6.1%なので、2回上ればほぼ同じなので、シミュレーションに役立つのだ。そんな訳で、毎年のようにノリクラ直前に上っている。
7:50アタック開始。私はF永さんとN岡さんの後からスタートし、自分の身体の様子を見ながら徐々にペースを上げていった。心拍数は最初165bpm程度で、170bpmを越えないことを意識。
トレーニング不足で調子も乗り切らない私だったが、ひとまずF永さんには序盤で先行
スズカエンデューロではチーム最速ラップを叩き出したF永さんだが、ヒルクライムは無理に追い込まずにマイペース。本人曰く、「坂は嫌い」とのことだが、本気で取り組めばまだまだ早くなりそうに思えるのだが・・・。
心拍数を保って走るうちにN岡さんを一瞬先行したが、すぐに抜き返された。初参加のスズカエンデューロでも好タイムだったが、上りもかなりいいペースで走れることを先日の高野山修行ライドで見せていた。
消防署を過ぎると分岐を右側に入り旧道を上るのだが、新道を下りてきたBL-Sakataniのチームが折り返して旧道を上っていった。「すごいな。折り返してもう一度上るのか」と思ったが、こちらは1回目の上りなので有利なはず。後ろから追いかけるが、大多数のメンバーはぐんぐん上っていきとても追いつけない。
先行するN岡さんが遅れた一人を抜いていき、「よし、私も」と意気込んだら目の前で左折。どうやら、新道下りて旧道を上る周回ルートでトレーニングされていたようだ。
幸か不幸かSkataniチームとの勝負はなくなり、マイペース走行に戻る。カフェインの効果か、脚も回り始めたので心拍数を少し上げ、170~175bpm程度のキープを心がけるのだが、油断をするとダンシングで180近くまで上がってしまうのでペースを少し落とす。そうこうするうちにN岡さんの姿は見えなくなり、一人旅。
陽射しこそないが今日も気温が高く、ものすごい量の汗がポタポタ落ちて車体や路面に落ちていく。最近は暑さに身体が慣れて、発汗が盛んになった。代謝が良くなったのは良いことなのだが、塩分の多い汗が車体に掛かることはあまり良いことではない。CARACLE-Sはアルミ製フレームなので、スチールフレームよりは気が楽だが。
途中の緩傾斜で少し心拍数が落ちてしまったが、概ね170前後をキープして上り続けられたのはまずまず。終点が近づくと終点の少し手前にあるバス停でN岡さんが待っていた。このコースが初めてなのでどこが終点なのかわからなかったらしく、「もう少し先」と声を掛けてこちらは上り続ける。
・・・のだが、慌てて再出走したはずのN岡さんにすぐ抜かれ、先行された(^_^;)。多くの自転車乗りがゴールにする府営駐車場の入り口にある東屋でN岡さんが止まったが、「そこがゴールですけど、私はもう少し先まで上りますよ。・・・行かないんですか?」と圧力を掛ける。
パワハラに負けて着いてきたN岡さんとコンクリート舗装の細道に入り、さらに上り続けると目の前に激坂が現れる。終盤は壁のような傾斜に加えて濡れて苔むして滑る坂にしがみつくように上り切り、金剛山ロープウェイ乗り場に到達。心拍数は186bpmまで上がった。
ロープウェイ乗り場まで44分54秒(駐車場入り口まで42分20秒)というタイムは、昨年の42分58秒(41分00秒)と比べるとだいぶ遅いが、今年の手抜きトレーニングの割にはまあまあといったところか。
すぐにN岡さんも上がってきて、小休止しているうちに8:40の試験運行でロープウェイが上がっていった。
ひと息入れて下っていく途中で、駐車場入口で待っていたF永さんが待ちくたびれて上がって来た。我々と出会ったので3人で引き返したが、あと少しで駐車場の入り口というところで私の前輪から「プシュ~」と快音(?)が響き渡った。
・・・久々のパンクだ。駐車場まで下りてタイヤを外してみると、内側(リム側)に穴が開いていた。
5月のスズカエンデューロが終わってから、リムテープを省いてベロプラグだけで運用する試みをしていた。直ちにパンクということはなかったが、3ヶ月間でパンクという結果は長期運用には難ありということになるだろう。
穴の空いた付近には、目視でも触ってみてもパンクの原因になるような突起は見当たらないが、ベロプラグとリムの間にはわずかな隙間がある箇所もある。これが原因なのだろうか?
前後両輪で5gにもならないベロプラグで運用できれば有効な軽量化になるのだが、少なくとも普段使いにはリムテープを用いたほうが良さそうだ。5gなら二重の防御策としてベロプラグも併用すれば、なお良いかもしれない。
とは言え、ノリクラ本番では1gでも軽くしたいだけに、構成をどうするか悩むところだ。ベロプラグ+軽量チューブ(R-Air)という組合せを考えていたが、今回のパンクで迷いが出てきた。ノリクラ本番だけならわずか20km程度だが、今年はタイム更新も諦めているのでパンク防止を優先すべきだろうなあ。
チューブを交換する際に、リムテープも装着した。正直ベロプラグだけでの運用は不安があったので、リムテープを携行していたのだ。
パンクが発生したので、残念ながら2往復する完全シミュレーションは断念した。
・・・再度苦しい思いをしないで済む、良い言い訳ができたとホッとしてもいたが(^_^;)。
ダウンヒルは涼しくて気持ちよかったが、途中から路線バスに追いついてしまい、ペースダウン。少しもどかしい展開だった。
山麓まで下りてくると、とんでもなく暑く、やっぱり山の上は涼しかったのだと実感する。
集合地点のコンビニまで戻って大休止。しばらくのんびりしてから2人と別れ、帰路についた。帰りも平尾峠を越えて、自宅帰着は11:30ごろだった。
色々用事もあるが、お盆期間にあと1回くらいトレーニングライドをして、TORACLE(虎来る號)をノリクラ決戦仕様へ組み換えていくつもりだ。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2017/08/11 6:15:11
自転車完了: 2017/08/11 11:29:39
バイクタイム: 2:51:12
停止時間: 1:44:31
距離: 60.92 km
平均スピード: 時速 21.35 km/h
登り: 737 m
カロリー: 1968 kcal
平均心拍数: 130 bpm
最大心拍数: 186 bpm
平均ペダルペース: 57 rpm
最高ペダルペース: 120rpm
今月の走行距離: 331 km
今年の走行距離: 5774 km
先月の走行距離: 982 km
昨年の走行距離: 8860 km
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