娘の入学祝い [CARACLE-S 2016 用品編]
高校に入学する娘の入学祝いとして、自社商品のCARACLE-Sを組立て、通学用にキャリアも装着したが、通学用にはもう少し準備が必要。
まずはライト。フロントはしばらく使用していなかったAKSLEN HL-90。AKSLENはユニークで高品位な乾電池式LEDライトを製造するメーカーだったが、リチウム系バッテリーの採用による小型化、高照度化競争に乗り遅れたこともあってか、しばらく前に自転車用ライトから撤退した。
前職で導入に力を入れたメーカーだけに残念だが、今もコブラ、TL-62Sなどいくつかの製品を現役で使用している。
今となってはリチウム系充電バッテリーの方が小型で高容量だが、乾電池式ライトはたとえメーカーがなくなってもバッテリーの調達に困ることがない。エネループ等の充電池を使えば、容量や充電回数が進化した電池を採用できるし、ランニングコストは非常に少額(充電1回数円程度)。
明るさも通勤用には充分すぎるものなので、娘用に復活させることにした。ハンドルバーに装着しても良いのだが、折りたたみ自転車はハンドルの角度が変化しやすいし、他のアクセサリーの装着の邪魔にならないように、ハンドルポストに装着した。台座を付けたままでも折りたたみの支障にならない高さを探ったが、テレスコピック(二段式)部分のすぐ下に装着するのが良さそうだった。
リアライトは同じくAKSLEN TL-80。猛虎四号のリアキャリアに装着するために調達したが、全然出番が無いので活用することにした。視認性が高いのに非常に省電力なので、何ヶ月も電池を交換する必要がない。
最初は画像のように少しサドルの下に装着したが、荷台に荷物を積むと隠れてしまいそうなので、できるだけ上方に装着し直した。
走行中のチェーントラブルを減らすためのチェーンフォールプロテクターも装着。
よくあるプラスチック製のオタマジャクシ形のものだが、内側だけでなく、上方への脱落も防ぐひさしがついている。アウター位置にあるCARACLE-Sのフロントギアに届くロングサイズもポイントだ。
私自身は、ギアのチェーンラインをずらしているので、娘に使ってもらい、効果を検証してみるつもり。
折りたたみ時の傷つきを防止するプロテクターシールも貼付け。純正品はやや厚みのあるプロテクト効果の高いものだが、通学用がメインなので、あまり目立たないシート状のものにした。
シートステイに反射テープを巻きつけ。カッコ良いとは言えないが、痛い目にあっていない高校生の安全意識は正直信用できない。ライト類の電池が切れたまま乗車してしまうケースがゼロとは言えないので、最低限の備えはしておく。
ホントはフロントフォークやその他の箇所にもベタベタ貼った方が安全ではあるが、さすがに見苦しいのでひとまず見送り。スポークリフレクターでも検討するか?
ボトルケージも装着して、最低限の通学装備はこんなものだろう。高い位置にあるキャリアがちょっとカッコ悪いが、これは娘の実際の荷物を確認しながら足に当たらに位置に下げていくつもり。今のままだと荷物の高さによってはリアライトが見えない恐れもあり、併せて対策を考えていくつもり。
サドルは、とりあえず私が以前使用していたものを装着しているが、早いうちに女性用のものを入手するつもり。
ここまで仕上げて、娘に試乗させた。ハンドルは最初から一番下に下げていたが、サドル高を合わせるだけでほぼ問題ない様子。やや広いようにも思えるが、ハンドル幅にも違和感ないようだ。
小学生以来のスポーツバイクを笑顔で乗り回していたが、「やっぱ軽いな」とひと言。
あとはお約束の安全(再)教育。3年間ママチャリしか乗っていなかったので、車体が軽く、スピードも出るスポーツ車の特性について再認識するよう諭した。
ちょうど新聞に交通事故で死傷した中高生の約6が自転車に乗っているときだったという記事があったので、後でそれを見せた。しかも高校1年製の登下校時の交通事故が多いというタイムリーな記載もあり、少しでも注意をしてくれればと言うところ。
翌朝は私も用事があったので、駅まで行く娘と一緒に初ライド。大阪府立大学の桜は盛りを過ぎていたが、府大池をバックにパチリ。私が失念していたにもかかわらず、自分からヘルメットを被ったのは良い傾向だ。
出走前に取り急ぎ、ワイヤーロックをシートポストに装着できるようにホルダーを(無理やり)装着したが、もうひとつ小さなワイヤーロックも持たせて2つカギを掛けるように伝えた。どんなにカギをかけても長時間人目のないところに放置すると盗まれる可能性が高いので、ママチャリと使い分けるようにも伝えたが、ちゃんと実践してくれるかな?
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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