パンクとの戦い [リムテープ2種重ね]
先日、STAN’S NO TUBES リムテープを貼付したTORACLE(虎来る號)は、ソロトレーニングで後と前、激坂ツーリングで前と、見事にパンクを3連発。パンクを防ぐ新しい試みは、失敗に終わった。
そのうち2回はチューブの内側(リム側)に穴が空いているのだが、近辺のリムを触っても突起らしきものはないし、リムテームが剥がれたりズレたりしているわけでもない。仕方なしに、ひとまずはリムテープ2種類を重ねることにした。
STAN’S NO TUBES リムテープ二重巻きの上に、さらにリムテープを重ねたのだが、リアのタイヤをセットしてエアーを注入したら5気圧くらいで「プシュ~」という音が・・・。
「おいおい」と天を仰いだが、もう一度チューブを交換するしか無い。バルブ周辺でも傷めたのかと思ったが、またチューブの内側(リム側)に穴が空いていた。
リムテープを2種(三重)に重ねているのに内側から穴が空くのとは、訳がわからない。再度リムを触っても、パンクの原因になるような突起は見つからない。
原因不明のまま、他のチューブに交換したが、今度は3気圧くらい注入したところで「ポンッ!」という音が響き渡った。
もはや絶望感に苛まれながら、もう一度タイヤを外してみると、今度は穴などと可愛いものではなく、チューブ内側が大きく裂けてバースト(破裂)している。
今度もリムを触っても、パンクの原因になるような突起は見つからない。
寒さの中、投げ出したい気持ちになるが、根性でさらにチューブを交換し、恐る恐るエアーを注入。今度は6気圧くらいまで注入したが、パンクせずに現状維持。
ホッとして今度はフロント側の作業。ところが、今度も4気圧くらいで「プシュ~」。
パトラッシュ、ボクはもう疲れたよ・・・(意味不明)。
パンク防ぐための作業で3回もパンクして、すっかり力尽きた。最後にもう一度チューブを交換してタイヤをセットしたが、エアーを入れずに作業終了(というか中断)。
この2週間に合計6度もパンクしては、精も根も尽き果てる。しかも原因不明というところがツラい。極薄のR-Airだけに、チューブが弱っている可能性も考えたが、パンクした5本のチューブが全て同時に寿命を迎えるのも不自然だ。
同じCARACLE-Sでも、通勤に使用している2015モデルは、ホイールを交換した9/22以降1260km走行してパンクゼロ。違いはリムがKINLIN製であること、チューブが極薄のR-Airではない通常のパナレーサーチューブなこと、タイヤがミニッツ・タフなことだ。
これを手がかりに、リムとチューブを交換することを考えているが、重量増になるのが悩ましい。
懲りずに代案も考えていたが、Velocityがリムテープの代わりになるニップルホールの栓を販売している。Velocityリムを前職で輸入したこともあり、同社には注目していたので以前から視野に入っていたが、高価なので検討対象から外していた。最近、CARACLE部隊の新人から提案されて、あらためて思い出したが、CARACLE-Sはスポーク数が少ないので、バラで購入できれば意外と価格も抑えられる。
このVelocity製の栓とリムテープを重ねる方法はどうだろう?
・・・懲りない奴だ
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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