TORACLEスズカ決戦仕様
CARACLE-S 2016試作車のTORACLE(虎来る號)はノリクラ決戦仕様を解いたばかりだが、今度は再来週にスズカ8時間エンデューロが迫ってきた。来週にはサイクルモードで展示することもあって、早めに決戦仕様へ組み換えることにした。
ギア構成を変えるので、チェーンを交換する必要がある。まずは、今までのKMC X10SL ゴールドを外してクリーニング。
正直なところ、この手のチェーンコネクターには一抹の不安はあるのだが、ミッシングリンクを使用することでピンを抜かずに複数の長さのチェーンを使い分けることができる。
今回、コネクト用の工具も入手したので、スムーズに着脱できる。・・・と思ったが、コンパクトタイプの工具はかなり力がいる。
前後のマッドガードの取付台座を外す。リアはサスペンション後部とリアフォークを繋ぐボルトを延長して装着しているので、短いチタン製に交換。
同じMicroHERO製ながら、カラーもゴールドからブラックへ。スズカ仕様はちょっとおとなしい色使いになる?
リアのカセットスプロケットも同じ CS-6700ながら、11-28Tから11-25Tに交換。ノリクラ出場時は11-25TのRECON製アルミ一体型を使用したが、シマノ製チェーンと相性が良くないし、スズカでは重量より変速性能を優先するべきだろう。
この前後ギアの組み合わせに合わせた長さのデュラエース10Sチェーン(CN-7901)を復活。
シマノの高グレードパーツ同士を組み合わせた際の変速性能は、やはり素晴らしい。
ここまでを先週末に作業して、最終トレーニングに出た。帰宅して最後の作業はボトルケージの取り外し。過去2回と同様に、各自2周回、約20分の走行を予定しているので、ボトルは無くても良いだろうという判断。
この状態で重量計測してみたら、約9.7kgだった。ノリクラ参戦時よりわずかに重いが、スズカでは軽量化より高レシオのギア比と変速性能が大事だろう。
TORACLE(虎来る號)の作業を終了して、今度は通勤用に使用しているCARACLE-S 2015モデル。
チームCARACLEのF永さんがお尻に合わないとのことで、手持ちのサドルと交換してもらったSelle Italia製X1(X-CROSS FLOW?)を装着した。
ホワイトとブラック(それとシルバー)で構成された新通勤車にカラーが合うし、これまで装着していたvello製サドルが330gでX1が285gなので、わずかに軽量化にもなる。
ちょっと試走した限りではそう悪くない座り心地だが、サドルは距離を走ってみないとわからない。
ひとまずは通勤ライドで試してみる。お尻に合えば、ラッキーだ。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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