第7回スズカ8時間エンデューロ春SP決戦仕様解除
ミニ・リカンベントの部で2位という、人生初の出来過ぎの成績を上げることができた第7回スズカ8時間エンデューロ春SPも終わり、次は8月末のノリクラに向けての日々が始まる。とは言え、このところの仕事の忙しさは続いているので、スズカエンデューロの前後も休まず土曜まで出社し続けた。
ようやく休んだ日曜だったが、疲れも溜まっていたし、決戦仕様のままでは遠出ができない。そこで、トレーニングを休み、CARACLE-Sを日常使用に組み替えた。
日常仕様(=ヒルクライム仕様)に戻すためには、まずギア比を下げること。
最初にチェーンを取り外す。今回導入したミッシングリンクを外すには、チェーンリングに1コマずらして乗せ、飛び出したところを適当な工具などで叩けば出先でも簡単に外せるとの話を聞いて、試してみた。
力加減を誤るとチェーンを傷めそうなので専用工具を入手するのが望ましだろうが、取り敢えずこの方法でも簡単に外れた。
ギア比を下げるために、まずフロントチェンリングを小径化する。
と言っても、クランクを以前のスギノXPに戻すのではなく、スズカエンデューロ直前に入手したデュラエースFC-7410をそのまま活かしたい。そのため、MicrOHEROのフロントチェンリングの47Tを入手していた。
スズカエンデューロ用に装着していた53T(同じくMicrOHERO)を外して交換。
ブラックが欠品中のため悩んだが、結局入手したのはド派手なゴールド。現在のホワイトカラーのフレームには全く似合わないが、ノリクラには違うカラーの2016モデルで挑む予定なので、それを前提に選定した。
続いて、リアのカセットスプロケットCS-6700を11-25Tから11-28Tに戻す。
これで急坂でも安心のワイドレシオに復帰した。
スズカエンデューロ用に2コマ伸ばしたデュラエース10Sチェーン(CN-7901)は、平地決戦用に使うことにした。日常とヒルクライム用に使用するのは、勤務先に転がっていた(?)KMC X10SL ゴールド。
これを、これまでのCN-7901と共にパーツクリーナーと洗剤で洗って脱脂。
X10SL ゴールドは、窒化チタンコーティングを施し、CN-7901では内側にしかない肉抜き穴が、両面に開けられた軽量チェーン。貴重な10S用高級チェーンだが、意を決して切断。
同じコマ数でない(CN-7901の方が2コマ長い)ので単純に比較はできないが、CN-7901は240gでX10SLは230gと10g軽い表示。秤の計測単位が5gなので正確なところは不明だが、コマ数を考慮に入れても少しだけ軽いようだ。
付属のミッシングリンクで装着。チェーンリングをゴールドにしたのは、「どうせチェーンがゴールドだし」という理由もあったのだが、思った以上に派手になった(^_^;)。
新たに導入したのはチェーンリングとチェーンだが、日常のトレーニング用にその他の装備品も戻していく。
まずはマッドガード。フロントはクラウンにワンタッチガードの台座をボルト留めするだけなので、さほど手間はかからない。
ちょっと手間なのがリア用マッドガード。リアフォーク(スイングアーム)をサスペンションに固定するボルトを長いものに交換してわざとボルト先端を突き出させ、そこに台座を挟んでボルトドメする。
ペダルは片面SPDのPD-A600から、SPD+フラットのPD-A530に交換。(A600もだが)A530は薄型なので、外さなくても折りたたみできる。左側が外に突き出してしまうが、それでもオリジナル輪行袋には収まる。
バックミラーやリクセンカウルのアタッチメント、フロントライト台座、ベルなども戻し、本日の作業終了。
シートポストは勤務先に置いているので、来週までに乗って行って交換するつもり。サドルもシートポストごと、普段使いのVELO製と戻す予定。
そろそろ暑くなってきたので、ダブルボトル化も必要。そのため携行ツール類をツール缶からサドルバッグに移す必要もある。この辺りはサドル交換のタイミングで作業するつもり。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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