160111の自転車いじり [通勤車タイヤ、ワイヤー交換]
寒さで億劫だし、多忙もあってなかなか自転車をじっくりいじれなかったが、 今日は午後に時間を取った。
昨日の150km走でチェーンの汚れが気になったこともあって、まずはCARACLE-Sのクリーニング。続いて通勤車をクリーニングしながら、メンテナンスに入る。
まずはタイヤ交換。友人から譲り受けたミシュランPRO4サービスクルスは毎日の通勤に使用しながら、約1年半と予想以上に長持ちした。自腹ではなかなか手を出せない価格だけに、しつこく使い続けていたが、さすがにケーシングが顔を出してきた。そこでひとまず後輪だけ交換した。
グリップ力が高く、かといって走行感が重いわけでもない乗り心地はさすが高級タイヤ。約5800km走っており、その間のパンクは1回だけと、耐パンク性能も優秀だった。
交換するタイヤはパナレーサーのクローザープラス700×25C。猛虎四號でも23Cを使用しているが、安価で軽量、ドライ路面はもちろんウェット路面でもまずまずのグリップ力。23Cでは軽量な分、消耗が早めでややパンクしやすいようにも思えるが、同じ25Cで比較しないと公平でないだろう。これから検証だ。
走行感も悪く無いタイヤだと思う。すでに2本調達していたが、後輪だけ交換するのは、1本がメーカー発表による「品質基準を満たさないものが出荷された可能性がある」ため。年末年始のバタバタで遅れているが、早いところ返送しなければ。
後輪を外して気付いたが、後ブレーキのシューがかなり消耗している。音鳴りを消しきれない前ブレーキより優先して使用する機会が多いため、消耗が早かったようだ。
約2年間無交換だったブレーキのインナーワイヤーを交換したいと思っていたが、クリアランスが変化する(=ワイヤー長も変化)のでシューも一緒に交換した方がよい。作業に時間がかかりそうなので、後日まとめて作業することにして先送り。
そこで、同じく約2年間無交換だったリアのインナーシフトワイヤーを先に交換することにした(フロントは先日交換済み)。
先日、前職のユニコに行って入手したのがSCSテフロンコーティングシフトワイヤー。「ナノ」テフロン版ほどではないが、表面抵抗が少ないコーティングを施しながら比較的安価な製品だ。
今までのインナーワイヤーを取り出したが、フロントのようにサビが生じていることはなかった。
コマンドシフターから伸びるアウターワイヤー(ケージング)が長いように思っていたので、この機会にを約20mm短くした。
その上で、アウター内にオイルを注油してからインナーワイヤーを通す。
リアディレイラーから伸びるアウターにも注油してインナーを通す。ワイヤーを固定して初期伸びを取り、再固定してインデックス調整をして交換完了。
ついでに交換済みのフロント側も、一度インナーを外してアウターを短くカットし、再セット。アウターをカットした分、端が長くなったインナーを短くカットした際に悲劇が起きた。
思い切ってボルト留め位置から2cmほどに切り詰めたら、インナーが一気にバラけたのだ。再度まとめようとしたが、上手く行かない。バラけたままでも変速には支障はないが、ワイヤーの端が体に刺さる恐れがあって危険だし、見栄えも悪い。止む無く、交換して間もないフロント側もインナーを交換する羽目に陥った。
ようやく作業を終えたところでもう一つの悲劇に気付いた。コマンドシフターから伸びるアウターをカットしたが、どうやら切りすぎたようで、ハンドルを大きく切れなくなった。MTBではないので、走行中にには大きくハンドルを切ることはないので、駐輪や車載の際などにはちょっと不自由だろう。しばらく様子を見てみるが、最悪は、今日の作業は全て無駄になり、シフト&ブレーキ4本全てのワイヤーを再交換しなくてはならないかもしれない(涙)。
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