スズカエンデューロ決戦仕様・その2 [スプロケット再交換、等]
第16回スズカ8時間エンデューロ秋spに向けてCARACLE-Sのカスタマイズを進めているが、ハイレシオ化のやり直しのための52Tのフロントチェーンリングはまだ到着していない。
今できる作業をちょっとやっておこうと作業を始めたが、このCARACLE-Sも今週末のサイクルモードで展示するので、どちらかと言うとそちら向けた作業になった。
まず、後部リンクの固定ボルトを決戦用にチタン製の短いものに交換した。
普段はマッドガードの固定のためにロングサイズのボルトにしている。
続いて、サイクルモードやスズカエンデューロに不要なアクセサリーは外していく。すでにリキセンカウルのフロントバッグ用アタッチメントは外していたが、バックミラーやカメラケースなども取り外し。
スズカエンデューロではスモールボトルを使うつもりなので、普段使いのプロファイルデザイン製ボトルケージをスライダーごと取り外す。
代わりに、IBERAのカーボン製ボトルケージを装着。
先日装着したRECONのアルミ製カセットスプロケットだが、やはり変速性能の低下と走行中のチャラチャラ音が気になる。サイクルモードで試乗者に悪い印象を与えるのも気がかりなので、シマノ10速アルテグラCS-6700(11-25T)に交換することにした。
外して実測すると、重量は約105g(カタログ値は95g)だった。
一方、シマノCS-6700はというと、約225g。2倍以上の重量差を見ると、惜しくなるが、緩いアップダウンが連続する鈴鹿サーキットを走るには、重量より変速性能の方が重要だろう。
ディレイラーの微調整をしてから様子を見ると、変速はやはりスムーズ。しかもどの位置でも、チェーンのチャラチャラ音が小さく静かだ。
作業前に会った近所の友人は、CARACLE-Sに付いたRECONのスプロケットを見て「刃先をひねって無い」との指摘。この辺りが削りだし一体成型の限界なのだろう。私の印象としては、RECONは歯がやや厚いようにも見え、これがチャラチャラ音につながっているのではないかとも思える。
来年のノリクラにはぜひ活用したい超軽量スプロケットだが、平地向きではないと思われる。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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