151024の自転車いじり [CARACLE-Sケイデンスセンサー装着]
折りたたみ小径車であるCARACLE-Sには、ひとつ難点がある。それはケイデンスセンサーの装着が困難なことだ。
小径であることに加えてリアセンターが長く、エアロ形状のリムであることから、最近主流のスピードとケイデンスが一体化したセンサーは全く届かない。
私はiPhoneのアプリCyclemeter GPSで走行データを管理しているので、Bluetooth SMART(Bluetooth4.0)のセンサーを用いている。現在はキャットアイのBluetooth SMARTセンサーISC-12のスピードセンサー機能のみを使用しているが、やはり走行中のケイデンスを把握したい。
Bluetooth SMART対応センサーをいろいろ物色していたが、スピードとケイデンスセンサーが別体となったPolarのスピード・ケイデンスセンサーBluetooth® Smartセットは、高価なのに電池交換ができず使い捨て。
ELITEのスピード/ケイデンス Bluetoothセンサーはケーブルで繋がれた2つのセンサー間が20cm離れているので、実はノリクラ前に一度は入手しようとした。ところが、輸入元欠品が続いているようで、現在も入手できないようだ。
CARACLE-SはBB後部に折りたたみリンクがある構造のため、チェーンステイとクランクがかなり離れている。上記2品のいずれも、車体外側にセンサーを大きく突き出したり、クランク側のマグネットを突き出すといった加工が必要になりそうだ。見た目もスマートではないし、突出した部分を引っ掛けたりする恐れもあるだろう。
他に良さそうなBluetooth SMART対応のケイデンスセンサーが見当たらず、最終的に入手したのはWahoo Fitness RPM ケイデンスセンサー。ケータイ Watchのレビューが詳しいが、Bluetooth SMARTとANT+に両対応し、加速度センサーで検出するのでマグネットが不要というセンサーだ。これなら、CARACLE-Sのような折りたたみ小径車でも問題なく使用できる。
入手価格は6,318円とケイデンスセンサー単体としてはかなり高価なので、ノリクラ前からずっと迷っていたが、スズカエンデューロが近づく中、ついに決断した。
シューズ装着用アタッチメントが付属しており、上手くいけばどの自転車でも共用できる。と、裾留めストラップに通して通勤時に試用してみた。
残念ながらレビュー同様に、脚に装着すると誤検知が多く、もうひとつ当てにならない。
そこで、やはりクランクに装着することにした。本体のみを両面テープで貼り付ける方がスマートだが、動作確認していない段階で不可逆的処置をするのは不安。そこで、ラバー製カバーに収納してタイラップで装着した。この方が脱落の恐れが少なく、水や衝撃などの外的要因にも強いと思われる。
加速度センサーを使用しているなら移動距離や遠心力の大きなクランクの先端近くに装着したほうが良いのかと思ったが、代理店の装着写真を見るとかなり根元の方に装着しているので、まずはそれに倣った。
整備スタンド上でクランクを回してみたが、問題なくケイデンスを検知している。その後、近所を少し試走した範囲では、マグネット式センサーと同様とまでは言えないだろうが、脚に装着するより検知が安定しているように思われた。
不満だたのはごくごく簡単な多言語版マニュアルしか付いていないこと。レビューを見てなければ、わからないこともあった。詳細なマニュアルをダウンロードできるようにするなり、配慮が欲しいところだ。
しばらく試してみるつもりだが、高価なりの価値を示して欲しいものだ。
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