150820の自転車いじり [CARACLE-S軽量化・征服]
前回(150818の自転車いじり [新・CARACLE-S軽量化])に引き続き、平日に社内でCARACLE-Sのいじり。公私混同お許し下さい。
そろそろ普段使いのできる軽量化は限界で、本番専用の決戦仕様に突入。今回は最後まで取っておいた大物、シートポスト。これまで装着していたテレスコピックシートポストの最終(?)試作品の重量は約830g。
スプラインの入ったアルミ合金パイプの外側を切削して作った超軽量シートポストなのだが、さすがにたわみが大きく強度も不安。そのくせお値段は高い。そんな訳でお蔵入りした珍品だ。
市販するのは厳しいだろうが、体重が60kg未満でダンシング主体の私が決戦用として使用するなら、デメリットは少なく軽量化効果は大きい。
スペーサーを介して内径は27.2mm径。そこで、上半分には猛虎四號から借用した、シマノXTRのシートポストを使用。イーストン製の焼入れパイプを使用したアルミ製シートポストの逸品だ。今となっては高級品はカーボン化してしまい、こんな高品質のアルミ製シートポストはなかなか見当たらない。
この2つを合わせたシートポスト全体の重量は約500g。シートポストだけで約330gの軽量化となり、これはかなり効果的。
ひとまずは最終トレーニングに備えてこれまでのサドルを再び装着したが、ノリクラ本番ではカーボンレールの軽量サドルに交換予定。正直お尻に合わないので、距離を乗るのは厳しい。それでも、上りオンリーのノリクラなら、ダンシング主体の私が座ることは少ないので何とか耐えられるだろう。
これまでのVELO製サドルが約340g。そして装着予定のシマノプロ製TURNIXが約170g。ここでも約170gの軽量化が達成できる予定。シートポストと併せて約500gの軽量化は、(チタンボルトへの換装なんかと違って)甲斐のある作業だ。
あとはもうめぼしい大物は残っていないと思うが、最終トレーニングの後でバックミラーやリキセンカウルのアタッチメントなどを外し、換えられるボルトはチタンやアルミに変えてみよう。
「最後のCARACLE-S軽量化」に続く? タイトルの元ネタがわかる人が何人いるんだか・・・。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品として発売する可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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