奈良の自転車道 その1
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
順番からいえば今週末はジョギングの日だが、先週の長距離ライド以来、次はどこに行こうという想像ばかりがふくらんでいる。結局、ジョギングもヒルクライムのトレーニングもすっ飛ばして、また遠乗りすることにした。
といっても、いつものごとく午前中に帰宅する必要がある。先週のように丸一日走れる方が例外的だ。少し早起きしたが、結局6:20出発。11:30帰宅として、約5時間だ。今日は将来の京都方面行きの下見として、自転車道を繋いで奈良経由で京都に向かって行けるところまで走ってみることにした。
まずは、先週と同じく大和川北岸を走って奈良盆地を目指す。先週の帰路に使用した府道28号線ではなく、少し東側の細道を走ってみた。なかなか踏切がなく、南海高野線を越えるのに手間取ったりしたが、北上する細道を適当に走った。
すると、竹内街道の通る金岡神社の脇を通った。先週はもう少し東側で街道に入った(入ろうとした)ので通っていないが、以前も通過している。
府道2号線に突き当たったので、少し東にずれて大泉緑地の西側を府道192号線を北上した。
行基大橋で大和川を渡り、北岸へ。後はひたすら東に向かう。先週は途中で風向きが変わり、往路、帰路共に向かい風だったが、今日も往路は向かい風。なかなかペースが上がらない。
近畿自動車道や府道2号線(中央環状線)が通る、新明治橋を通過。この辺りは一般道だが、新明治橋を越えると再び自転車歩行者専用道。
柏原が近付くと、先週竹内街道で南肩を越えた二上山が見える。名前の通り2つの頂上が目立ち、すぐ判る(画像右寄りで少し下が霞んでいる山)。
近鉄道明寺線で踏切待ち。すぐ脇に柏原南口駅がある。大阪府内の近鉄駅で最も乗降客の少ない駅らしく、ひなびた雰囲気。
近鉄道明寺線を越えるとすぐ東側にある自転車歩行者専用橋。これを渡ると今まで走ってきた南大阪サイクルラインが石川沿いに河内長野まで続く。最終地点付近を除けば 車道との交差がほとんどなく、安全で走りやすい自転車道だ。北岸にも支線的な自転車道が国豊橋(R25)まで続くが、そこからは一般道(府道183号線)でさらにを東へ。
青谷で府道183号線は山を上り始めるが、手前の交差点を右折して河岸の道を進み続ける。
ゆるい上り坂を上り、JR関西本線の線路を越えると先週出てきた小径がある。
先週は駅から一山越えて左の橋を渡ってきた。結構キツい道なので、もっと楽に駅に到達できるルートを探して、今日は直進(オートバイの停まっているダート)してみる。
ひとつ先の小さな跨線橋を渡ると、畑や荒れ地の間を。細いコンクリート舗装路が続いている。逆から来たら、前に抜けている確信が持てず引き返すところだ。
無事、駅に続く道に出た。左の道から出てきたが、一見すると下の民家で道が途切れているように見え、今までスルーしていた。実際には細い道が続いていた。これで疲れた帰路でも安心して大和川北岸ルートを走れる。
河内堅上駅を過ぎ、大和川北岸の市道を進み続けたが、亀の瀬の手前の集落で、バキュームカーが作業中。脇を通り抜ける道幅もなく、薫風の中(^^;、しばし小休止。
亀の瀬付近の大和川。金剛山系と生駒山系がぶつかる場所で、昔から地滑りが頻発していたそうだ。もし大規模な地滑りが起きて大和川を塞ぐと、奈良側はダム湖ができ浸水の恐れがあり、大阪側はそのダム湖が決壊した際に大規模な水害が起きる恐れがあるとのこと。
川の反対方向。監視システムの設置や、水抜き穴など、対策工事現場を延々と続けているが、本当に大規模な地滑りが発生したら、とても人間の手に負えるレベルのものではなさそうだ。身近にある危機、最近まで知らなかったが、周知されるべき情報だろう。
工事地区の坂を上ると道が3つに分かれているが、自転車のあるガードレール左側の道が奈良に向かう市道。
「その2」に続く
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