平日の熊野街道
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
今日は午後から休みを取って、関西空港まで旧友を見送りに行った。
関空から自転車を止めておいた南海本線の堺駅に着いたのが16時前頃。仕事も色々あるので会社に戻ろうかとも思ったが、駐輪場から出たところで、5分咲きほどの桜の花が目に入った。
「今日は、もう仕事はやめよう」桜を見て何となく、そう思った。
そのまま帰宅するのももったいないので、どうしようかと思いながら走り出したら、堺駅そばの川に、鯉のぼりが並んでいた。
取りあえず、堺の有名な和菓子店である「かん袋」のことを思いだし、路面電車(阪堺線)の通っている大道筋に出て南下し、少し東に入った店の前まで行ってみた。今回は時間の都合で断念したが、大阪を訪れる友人に渡すお土産にいいかと考えている。
かん袋を行きすぎた大道筋の2本東の道を少し南下してみたら、裏道なのに店が多い。ちょっと違和感を感じていたら、熊野街道の碑があった。かつての街道筋だったことが分かり、しばらくそのまま南下してみることにした。
R26と交差するとすぐにシマノの本社が目に入ってきた。言わずと知れた、世界一の自転車コンポーネントメーカーだ。今日乗っているMTBも、シマノのコンポーネントを使用している。
一度R26と合流し、石津神社の前を通過。石津川の手前で、またR26と分岐。
そのまま南下を続けたが、神石市之町交差点でどの道が熊野街道か分からなくなった。この交差点は七差路で、南に向かう道だけでも3つに分岐している。これまできた道の延長線上にあるように思えた一番東の道を取ってみたが、これは外れ。これまで、時折あった熊野街道の碑が表れなくなった。
そこで、阪和鳳自動車学校を過ぎたところで、鳳駅方面に向かって西進してみた。この道かな思った鳳本通商店街の入口に「小栗街道」の表示があった。
街道名が違うが、ここじゃないのかなと思いながら商店街の中を通り過ぎると、熊野街道の解説看板があった。後で調べたら小栗街道は熊野街道の別称のようだ。
もう少し南下してみたら、ショッピングセンターアリオ鳳に突き当たった。これ以上南下すると、家からどんどん離れていってしまうので、今日はここまでにした。
3月の仕事が、かなりハードだったので精神的な疲れも溜まっていたが、思いがけない平日のポタリングは、いいリフレッシュになった。
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