150627の自転車いじり [CARACLE-Sテレスコハンドルポスト装着]
昨日は職場の食事会があってそこそこ呑んだので、今日は走りはお休み。そこで、ノリクラに向けてCARACLE-Sのドロップハンドル化検討作業の続き。
カスタマイズに必要なパーツを購入する前に、先日手に入れたハンドルポストの具合を確認することにした。
付属の引き上げボルトは短く、太さもM6サイズ。一方、CARACLE-Sのフォークに埋め込まれたナットはM8サイズ。標準仕様のハンドルポストはフォークコラムを収める部分の高さが低く、コンパクト。
一方で、今回装着を試みるハンドルポストはフォークコラムを収める部分が長いので、CARACLE-S標準のフロントフォークはその一部にしか入らない。長く収まることを前提にしたハンドルポストなので、固定力に不安があるが、ものは試し。
ロングサイズの引き上げボルトを調達して、装着自体は難なく完了。
さらに、あくまで固定力のテストのつもりで手持ちのハンドル径25.4mm、突き出し9cmのステムを装着した。これならハンドルをそのまま装着できるが、今までより約5cmハンドルが遠くなるはずなので、苦しいポジションになるだろうと予想していた。
ところが、近所をテスト走行をしてみたら、それほどハンドルの遠さを感じない。また、二段式のハンドルポストなのに剛性感が高く、ちょっと力をかけたくらいではコラムのズレやゆるみは起きなかった。
テスト走行だけして標準仕様のハンドルポストに戻すつもりだったが、明日この仕様のまま距離を走ってみることにした。
この仕様で折りたたみを試みる。標準仕様のハンドルポストと同じ方向に倒すと、折りたたむ車体の内側に収まるのだが、チェーンホイールと干渉して残念ながら折りたたみ不可。
そこで、ハンドルポストの方向を変え、車体を折りたたんだ際に外側に倒れるようにしてみた。
ハンドルポストの角度がゼロなので、どの方向に回しても支障はない。
QRでハンドルポストの上部ごとハンドルを外してやれば、収納サイズもさほど大きくならない。これならドロップハンドル化しても、専用輪行袋に収まりそうだ。
今日のところは固定力に問題はなかったが、CARACLE-Sのフォークコラムの突き出しが短いことには一抹の不安がある。とは言え、CARACLE-Sのフロントフォークは406サイズ車輪用で、エンド幅74mm。これだけでもなかなか交換用のフォークは見当たらないが、さらにカンチ台座が後ろ向きで、折りたたんだ車体を固定する金具を装着する台座も設けられている。
走るだけならエンド幅100mmでも、キャリパーブレーキでも良いのだが、折りたたみができなくなってはCARACLE-Sの意味が無い。悩ましいところだが、とにかく一度距離を走ってみよう。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品として発売する可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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