トロッコ号 夏めく踏切 風と過ぎ [京都ライド2015]
本日はお仕事(?)で「GREAT EARTH 京都ライド2015」に参加してきた。参加メンバーは従業員4名で、名づけて「チームCARACLE」。自社のCARACLE-Sを多くの人に見てもらい、走行性能をアピールすることが目的。・・・なのだが、「?」を付けたのは参加メンバーのノリ。どこで何を食べるだの、身内でアタック合戦の話になったりと、実に楽しそう。ほとんどプライベートのノリだ。
京都ライドは「名所周辺に設置されたチェックポイントを独自のルートで攻略するフリーライドイベント」で、我々は7つのチェックポイントすべてを回る「完全制覇チャレンジ」にエントリー。走行コースは参加者に委ねられているためコース案も松竹梅の3種類を作ってみた。・・・が、結局は山沿いのアップダウンコースを交えて京都の街をほぼ一周する、一番ハードなコースを辿ることになった。起伏が少ないルートを選び、一部同じ道を往復するようなコース取りの方が効率よくチェックポイントを回れるのだが、それではあまり面白くない。時間的には充分余裕がありそうだし、この方が景色もいいだろうということになったのだ。
まずはJR京都駅前に4台のCARACLE-Sとライダーが集合。9時前にスタートした。チェックポイントは8時からオープンしているので、もっと早くスタートしても良かったのだが、時間的には充分余裕がありそうだし・・・。
個人的にはこのところ体調が思わしくなかったが、今日はまずまず。まずは私が先頭で南へ。そこそこハイペースにしたつもりだったが、後方3人は余裕の表情。
交通量が多く信号にも度々引っかかったが、15分程度で早くも伏見稲荷大社のチェックポイントへ到着。
裏参道から押して境内に入ると、多くの参加者がひと息入れていた。早速スタンプを押してもらったが、時間的には充分余裕がありそうだし我々もひと休憩。
先頭交代し、先日の嵐山-東山ポタリングでもご一緒したTさんの引きで西に向かう。前傾姿勢を取れるようにハンドルをカスタマイズしたCARACLE-Sで、30km/h超のハイペース。なおかつ、信号待ちの度に猛ダッシュでスタートするので、着いて行くのにひと苦労。
先行するロードバイクのグループを追い抜いて京都南部を東から西へ横断し、10時前にはチェックポイント西京極運動公園へ到着。
チェックポイントでは、飲料やお菓子のおもてなしが待っている。今日は湿度が高く、走行時はかっ飛ばすには、塩飴もありがたい。
時間的には充分余裕がありそうだし、とここでもひと休憩して、再出走。お次の先頭は富田林寺内町-水越峠ポタリングでもご一緒したFさん。序盤はやや抑えたペースながら、桂川西岸に渡ってからは一気にペースアップ。
ペダルとサドルをカスタマイズしたCARACLE-Sで、快調に飛ばして10:20頃には嵐山渡月橋のチェックポイントに到着。
時間的には充分余裕がありそうだし、と渡月橋をバックに記念撮影をしたりと、またひと息。走行時にあれだけ追い込んで置きながら休憩が多いこのチーム。
時間的には充分余裕がありそうだし、と渡月橋を渡って嵐電嵐山駅前で、スイーツを頂く。
なんだかんだで30分位嵐山周辺でのんびりして、ようやく再出走。ここからは山沿いのアップダウンコース。坂好きの私が再び先頭を走る。
再出走してすぐにJRの踏切で止められたが、一陣の風とともに通り過ぎたのは嵯峨野トロッコ列車。窓が素通しのトロッコ列車は涼しげで、夏らしい風景。で、表題の句(実際には通年営業されているので夏に限ったわけではないが(^_^;))。
嵐山の町中を抜けて、田園風景の中へ、続いて山中に入り込んでいく。きぬかけの路(府道29号線・木辻通)はそれほどの急傾斜があるわけではないが、アップダウンを繰り返しながら標高を上げていく山沿いの道。後ろにピッタリとつくTさんのプレッシャーでついついスピードを上げてしまい、走りやすいペースを作れなかったのが反省点。
金閣寺前をピークにひと下り。賀茂川を渡ると上賀茂神社のチェックポイント。時刻は11:30過ぎ。小学生が完全制覇に挑戦しており、ちょっとびっくり。
スタートから約2時間半で4つのチェックポイントをクリアしたが、あと3つ残っている。13時にチェックポイントが閉鎖されることを考えると、あまりのんびりはしていられない。チェックポイントごとの大休止や、嵐山でのスイーツ賞味で余計な時間を使い、もはや「時間的には充分余裕がありそうだし」とは言っていられなくなってきた(^_^;)。
急ぎ足で次の宝ヶ池公園をクリアして、先頭は再びTさん。相変わらずの鬼引きで一気に南下して京都御所の脇にあるKBS京都のチェックポイントへ到着。時刻は12:20頃。
Fさんに先頭を交代して、またも鬼引き。私も必死で食らいついて、平安神宮へ向かう。
12:40頃、我々にとって最後のチェックポイント、平安神宮へ到着。最初は余裕をかましていたが、チェックポイント閉鎖まで20分しか余裕のないギリギリセーフ。パンクでも発生していたら危ないところだった。
ともあれ、これで7つのチェックポイント全てのスタンプを集めることができた。あとはゴールが閉鎖される15時までに、京都市役所に到着すれば良い。
ラストを飾る先頭走者はIさん。経験が浅いながらも、どノーマルのCARACLE-Sで食らいついてきた。これからの成長が楽しみなホープだ。
13:08、無事に京都市役所前のゴール会場に到着。誘導に従って行くと、ゴールした参加者は順番に市役所正面の壇上に上げられ、赤絨毯の上に並んで記念撮影。MCの白戸太朗さんと美濃部彩さんのインタビューを、全員(正確には全グループ)が受ける流れ。
我々も4人で壇上に上がり、白戸さんにインタビューを受けた。CARACLE-Sのアピールタイムももらい、世界最小の折りたたみサイズと高い走行性能をアピールさせてもらった。
お陰で、壇を下りたところで参加者に囲まれて、臨時試乗会と折りたたみデモンストレーション。白戸さんの気遣いのお陰で、いい宣伝になりました。
落ち着いた所で完走証と記念Tシャツを受け取った。完走証は保存用にラミネートサービスが行われており、Tシャツはヘルメットをかぶった着物の女性がおじぎをしているユニークなデザイン。
ゴールがクローズされた15時からはエンディングイベント。○×クイズやライブ演奏、景品抽選会などが行われた。
残念ながら我々4人はクイズ大会を第一問目で敗退し、抽選も全滅だったが最後まで楽しませる演出だった。
今回はアップダウンを交えた約40kmのコースだったが、4人全員がCARACLE-Sで完走した。私が紀見峠に上った際には、一部から「(坂好きの)私だからCARACLE-Sで峠を登れたのでは?」との声も上がったが、今日は私以外の3人も押すこと無く坂を上った。CARACLE-Sがアップダウンにも強い、走行性能の高い自転車であることが、ご理解いただけただろう(笑)。
撤収時にはCARACLE-Sを折りたたみ、地下の駐車場まで押して移動した。これならエスカレーターにも載せられるので、地下街を通っての移動も簡単。場所を取らないので、小さな車で何台も運ぶこともできる。スピードを競わない、今回のようなイベント参加時には負担が少なくてとても便利な自転車だ。
■コースマップ
・ルートラボ http://yahoo.jp/EW5r5g
■走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2015/05/23 8:58:30
完了: 2015/05/23 13:08:48
バイクタイム: 1:04:58
停止時間: 3:05:02
距離: 29.95 km (誤停止分加算し39.3km)
平均スピード: 時速 27.66 km/h
登り: 60 メートル
カロリー: 644 kcal
平均心拍数: 130 bpm
最大心拍数: 173 bpm
平均ペダルペース: rpm
最高ペダルペース: rpm
今月の走行距離: 755 km
今年の走行距離: 2398 km
※誤停止区間あり
[…] 詳しくは個人ブログでレポートしています。 […]