141207自転車いじり [ジュニアCTBクランク交換など]
MRI検査の結果を11/27に聞きに行ってきたが、股関節の痛みの原因になるような明確な異常は見つからなかった。まあ、「やはり」というところで、この手の慢性症状の原因はなかなか掴めないものだ。
医師が原因の可能性として、上げたのは2つ。一つ目は手術で繋いだ大腿骨の骨頭部が壊死してきているが、まだMRIでわかる段階に達していないこと。これは深刻だが、可能性として非常に低いとのこと。もう一つは大腿骨を繋いだ際に若干角度が変わっているので、大腿骨が骨盤に当たる位置が変わり、靭帯が挟まれて痛みを生じていること。
ひとまず、2週間痛みが生じるような動作を避けて負荷を減らし、痛みが変化するか試してみることになった。そんな訳で先週末も今週末もトレーニングはお休み。平日は通勤ライドこそしているが、痛みが生じやすい立ちこぎは禁止。パワー不足を立ちこぎで補ってきたので、立ちこぎができないと何とももどかしい。
それでも、今のところ痛みが収まる様子もなく、効果は少なそうだ。12/11の診察までは大人しくしているが、許可さえ得られれば逆にトレーニングを強化することで痛みに立ち向かっていくつもりだ。整形外科で改善に繋がりそうな治療法が見当たらなければ、整骨院に相談することも考える。
走りには出ないわ、自転車いじりも身体に負担がかかるわで、ブログもしばらくネタがなかったが、今日は息子のジュニアCTBの整備を行った。身体に負担のかかる作業は先送りしてきたが、息子が野球の行き帰りに使っているので、土日の日中にはなかなか整備できない。今日はたまたま野球が午後からだったので、貴重な機会なので手を入れることにした。
ちらっと見ただけでもあちこち整備が必要な息子の自転車だが、まずは本日のメインイベント、脱落を繰り返してきた左クランクの交換。このために、同じ長さの左クランクを調達しておいた。スチール製でずっしり重い。
これまで装着していた左クランクを取り外す。前回、力任せに締め込んでおいたので、まだ緩みは生じていなかったが、テーパー部分がかなり傷んでいたので早めに処置しておきたかった。
続いて、新しい左クランクを装着する。スチール製なので、オーバートルクを気にせずに思い切り締め込める。
これにて左クランクの交換完了。右はブラック、左はシルバーの不釣り合いな構成になったが、機能上は支障ないだろう。
メインイベントは終わったが、駐輪場で倒れていたことも何度もあり、息子の扱いもかなり手荒いので、少し目を離すとすぐにあちこち傷んでしまう。キリはないが、少しでも調子良く使えるように、続いて手を入れていく。
まずは、位置がずれていたセイフティライトを真後ろに向ける。倒れた拍子に外れてバラバラになったこともあるそうだが、取り敢えず動作は正常。
ボルトが片方脱落していた前かごの下ステーの留めボルトを付け直す。ついでにもう片方もアーレンキーボルトに交換し、ボルトが食い込んだ変形がひどいので、ワッシャを加えておく。
上ステーが固定されているヘッドのトップナットが緩んでいたので締め直し。何度も倒したりぶつけたりしているのだろう。かごはかなり変形しており、溶接が外れている箇所も多い。近いうちに交換が必要になりそうだ。
走行中にキュッキュッと音がする後のバンドブレーキを調整したり、各部に注油したりしてチェックを進めるうちに、前輪の回転が渋いことに気付いた。駐輪場で特に前輪は雨が当たりやすく、グリスが流れやすい。
面倒だが作業追加。前輪を外し、ハブを開けてチェック。やはり、グリスはかなり減っており、わずかに残ったグリスも固まっている。
古いグリスがなかなか除去できずに苦労したが、ベアリングに割れや欠けはなく、ハブ本体のワンも問題なさそう。
手元に交換品もないので、今回はグリスをたっぷり補充してそのまま組み戻した。この程度の傷みなら、当面支障なく使用できるだろう。
グリスアップを終えた前輪を装着しようとしたら、ヤバイものに気付いてしまった。
ブレーキの干渉を避けるためにタイヤの空気を抜いていたのだが、タイヤとリムのすき間からリムテープが千切れているのが見えたのだ。
仕方ないので、さらに作業追加。とは言え、適合サイズのゴム製リムテープの予備など無いので、粘着テープタイプのリムテープを使用する。後でべたついたりすることが心配だが、これならフリーサイズだ。
タイヤを外してテープを貼り付け、タイヤを戻して前輪をフォークに装着。最後にタイヤにエアーを注入して、今日の作業終了。
後ハブのグリスも心配だし、グリップやブレーキレバー、タイヤなど傷んだパーツもいくつかあるが、しばらくは走行に問題ないだろう。結果としては予想以上の長時間、寒い廊下で作業したので腰が痛くなった。股関節にも良くなかったかもしれないが、深刻なトラブルを事前に防げたのなら甲斐もあったというところだろう。
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