141012自転車いじり [シフトワイヤー交換]
原因は判らないが、しばらく前から猛虎四號のリア側のインナーシフトワイヤーがほつれてきた。コマンドシフターの巻き取り部分なので、ほつれたワイヤーが指に刺さるし、ほつれが進めばワイヤー全てが切断する恐れもある。高額なインナーだったのでもったいないが、早めに交換だ。
交換用に用意したのは現在と同じく自社商品のSCSナノテフロンコーティングシフトワイヤー。摩擦抵抗が少なく、シフトチェンジが軽くなるのがはっきり体感できるので、一度使うと手放せない。シマノ製のポリマーコートインナーのように専用の機器でしか使用できないわけではなく、コーティングが頑丈ではがれにくい。
リアメカの固定ボルトを緩め、コマンドシフターにセットされていた太鼓を引っ張っる。インナーを抜き取ろうとしたのだが、深く考えずにぐいっとひっぱたら、ほつれたワイヤーが引っかかってグチャグチャに縮れてしまった(^_^;)。やむなく切断して取り外し。
リアメカ付近のアウターケーシングと、バーテープに巻き込んでいるそれはそのまま再使用する。内部にパーツクリーナーを吹き付けて、クリーニングする。
キレイにしたアウターに、PRO GOLD PRO LINK CHAIN LUBEを注射器で注入しておく。
リアブレーキにナノテフロンワイヤーを使用した際にはテフロンオイルを使用して良好な結果を得た。これが無くなってしまったので、今回はPRO GOLDを使用して比較してみる。
アウターケーシングの出入口はグリスで浸水防止の処理を施し、インナーワイヤーを通して、リアメカのナットを締めて仮固定。ワイヤーを引っ張って初期伸びを取ってから、再固定。インデックスを調整して、余分をカット。
カットしたワイヤーの端はコーティングが丈夫なのでそのままでもほつれにくいが、身体に刺さったりしないようにカバーは必要。熱収縮チューブを用いるのが、25年以上前に考えついた私のやり方。
ライターで炙って、チューブを収縮させ、作業完了。透明なチューブを使うとあまり目立たないので気に入っている。
シフティングの動作は問題なく、軽快。交換前との差はさほど感じなかったが、今度実際に走行して比較してみよう。
ついでにチェーンや各部に注油して軽く拭き取って、猛虎四號の作業終了。ついでに、断線していた通勤用自転車のサイクルコンピュータを修理して再装着。これにて本日の作業終了。
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