140914自転車いじり [猛虎四號メンテ+α]
色々先送りしてきた作業があったので、三連休の機会に手を入れた。メインはスポークテンションのバラつきが大きい猛虎四號の後輪の調整だが、それに先立ち細々した作業。
まずは昨日の斑鳩ライドで脱落したケイデンスマグネット。2006年末にPOLAR CS200CADを購入してから、7年半以上クランク裏面にへばりついていたが、先週のノリクラの帰りに外れかかっているのに気付いた。
両面テープを張り替えて再接着したが、そのテープが根性なしだったようで、昨日走りだして早々に行方不明になった。
幸い、予備はあったので、改めて装着した。この機にペダル裏にマグネットを装着する方法も考えたが、以前100均で買ったネオジム磁石で試したら上手くセンサーが反応しなかった。ひとまずは今までと同じ方法。念のため、しっかり接着されるまで、ハーネステープを巻いておく。
続いては、これまたCD200CAD関連。本体の装着台座が割れていたので、これまたスペアと交換。調子の悪くなったパーツを何度も交換しながら使い続けているので、この手の小物パーツは何個も余っている。
お次はブレーキシュー。マッドガードの共振対策でリア側はすでに交換しているのだが、勤務先のSCS 605Aは力をかけるに従ってリニアに制動力が増す。それでいて絶対的な制動力はシマノ製にも劣らない。シマノ製シューは最初からガツンと効くし、BR-7403の頃は前後のアーチで剛性を変えることもしていないので、リアが効きすぎてロックさせてしまうことが多かった。
ロックしにくいフロント側はあえてガツンと効くシマノ製を使うのも手だとは思うが、最近のデュラエースはシューカートリッジがグレー。社外品のSCSの方が、シルバー同士で色合いが合う。そんなこともあって、一度試してみることにした。
どこからやり直すかと考えたが、結局一度ニップルを緩めて仮組み状態から再調整することにした。
ニップルスターターMOJOhandでニップル位置を均一化してから、もう一度テンションを上げていく。
スポークテンションのバラつきが大きく、中にはゆるゆるのスポークがあったことが再作業の理由。そこで、今回は初めての試みとして、まずテンションを均一化してから振れ取りをすることにしてみた。
ある程度テンションを上げたところで左右のセンターをおおまかに調整。引き続いて、右はテンションゲージの目盛りで22~25(111~155kgf)、右は16~20(59~89kgf)の範囲に収まるようにスポークのテンションを調整していった。
ところが、スポークテンションは相互に関連しているため、どこかを調整するとどこかが範囲から外れることの繰り返し。しばらく悪戦苦闘したが、次第にリムが局所的に左右に振れ、グニャグニャに歪んできた。
これはダメだ。ということで、仕方なしにもう一度ニップルを緩めて、またやり直し。初めての試みは失敗に終わった。
再度テンションを上げていき、今度はいつものように振れ取り優先で調整していく。
スポークテンションは左右それぞれのスポークの平均で考え、個々のテンションには神経質にならない。センターを調整しつつ、横振れと大きな縦振れを取っていく。
途中で何度もスポークをしごいて馴染みを出し、最終的に横振れは0.5mm未満まで追い込んだ。縦振れは、どうせリムの継ぎ目部分で調整不能の振れがあるので、あまり神経質にならずに1.5mm未満くらいか。
あとは実走してから、再調整することになるだろう。
最後に全スポークのテンションを計測。結果として右(フリー)側は目盛りで19~24.5(80~146.5kgf)。左(反フリー)側は、1本を除き目盛りで16~24.5(59~146.5kgf)に収まっているが、また1本は目盛りで11(kgf換算不能)とテンションが低い物が出てしまった。それでも、組み換え前の目盛り6.5(kgf換算不能)よりはだいぶマシ。
右(フリー)側の平均テンションは111.9kgf、左(反フリー)側は74.4kgfと、組み換え前より少し全体のテンションが上がっている。左右のテンション比は60:40で、ほぼ変化なし。テンションのバラつきは少しは改善したし、しばらくこれで様子を見てみよう。
この後も通勤用自転車のチェーンクリーニングなど、細々した作業で結局一日中自転車をいじっていた。
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