140824自転車いじり [決戦仕様 その1]
再来週に迫ったノリクラに向けて、可能な作業については決戦仕様の準備を進めていく。まずは決戦ホイールのチューブラタイヤTUFO S3 Lite (19C)の再接着。「<165g」の表示が示す通り165g未満であることを宣言した決戦用チューブラタイヤだ。
前輪はすでにリムセメントが乾いて、簡単にタイヤが外れる状態。外したタイヤの「ふんどし」にリムセメントを再塗布していく。
少し乾かしてからリムに再装着し、センター出し。はみ出したリムセメントをリムセメントクリーナーで拭き取っておく。最後に、エアーを注入してリムとタイヤを密着させる。
後輪も同じ作業をするつもりだったが、まだリムセメントが生きており、タイヤを外そうとしてもなかなか外れない。手持ちのリムセメントも無くなりかけだし、これだけ強く固定されているなら、再接着の必要はないだろうという判断をして作業中断。手持ちのリムセメントはずいぶん長いこと使っていたので、粘度が高くなりすぎて使いづらい。早いうちに新調しなければ。
決戦ホイールのリムはMAVIC GEL280。名前の通り280gの超軽量。リアのハブはサンツアーSLマイクロライト。32穴#15プレーンスポークをアルミニップルで組み。
フロントのハブはアメリカンクラシックMICRO58。こちらも32穴だが、スポークは#15-16バテッド。アルミニップルでラジアル組。
骨董品を組み合わせたもので、同レベルの重量の完組ホイールに比べれば、かなり剛性が低い。とは言え、高回転ペダリング(貧脚とも言う)の私がヒルクライムに絞って使うこと考えれば、さほどデメリットは感じない。今年も活躍してもらおう。
続いては、シューズ。大腿骨骨折を招いた6/28の転倒で、バックルが傷んでしまったシマノ製SPDシューズM086。歩くことも重視してSLでないSPDペダルPD-A600を採用しているが、シューズもMTB用を採用している。
スペアバックル(画像奥)を入手して、傷んだバックル(画像手前)と交換するのだが、色は白っぽいグレー。残念ながら現行品に同じ色はない。
ドライバー1本で簡単に交換。ストラップもセットだったが、痛みは少ないし、ブラックの方が違和感がないので、こちらは交換せず。
この機会に、以前から用意していたSPDクリートも交換することにした。致命的な問題はないが、ちょっとガタが大きくなってきたように感じるのと、左足で引き足を使うときに「キュッ」と音がするのが気になっていた。もちろん増し締めはしたが、完全に解消しなかった。
現在のクリート鉛筆で輪郭をなぞり、位置を記録しておく。続いて現在のクリートを外して交換する。
異音に悩まされているので、ボルトにグリスを塗り、かなりトルクを掛けて締め込んだ。これで改善するかは実走してみてのお楽しみ。
シューズがかなり傷んできているのを感じたが、そう簡単に買い換えられない。理想を言えば、ロード用のシューズや、冬季用に防水仕様のシューズも欲しいところだが、当面難しそうだ。
ノリクラではホイールごと交換するので、直接決戦仕様とは関係ないがQRナットの交換。ハブ(サンツアー SLマイクロライト)に付属していたナットのプラ部分に亀裂が入り、簡単に外れるようになってしまったのだ。以前からリア用がその状態だったが、今回フロント用も同じ状態になり、交換を決意。
元々プラを用いた質感は好きではなかったが、軽量だったので仕方なく使用し続けていた。そんなこともあって、今回はサンツアー シュパーブプロのナットを入手した。スチール製なので重いとは思っていたが、かなりずしっとくる(^_^;)。
とは言え、環付きでメッキ仕上げの質感はやはり美しい。ちなみにQRレバー側のハウジングは以前から大昔のVIVAの軽合金製チューンナップパーツに交換済み。もちろん、軽量化を企図しており、本来はカンパニョーロ レコード用だが、この時代のQRは規格がほぼ同じ(というかカンパのコピー)。ナット留めでなく、Cリング留だが、問題なく使用できた。
ふと思い出してみれば、ナットも往年のVIVAの軽合金製を持っていた。軽量化パーツのくせに、プラ製のSLマイクロライトより重いので、お蔵入りしていた。新たにQRナットを入手する必要はなかった気もするが、VIVAはちょっと使用しただけでネジをナメた経験もあるし、普段使いにはスチールの頑丈なものでよいのだ(^_^;)。
いよいよ本格的に決戦仕様軽量化を開始。まずはBIKE’N ROLL バーエンドミラーを外して、タイガースマーク入り中空軽量バーエンドに交換。
実は清酒タイガースの一升瓶の栓だが、猛虎四號作成時に新調した左側と比べるとボロボロ。とは言え、ノリクラ仲間のみわっちさんが、退院祝いに清酒タイガースの一升瓶をノリクラに持ってきてくれるとのこと。大会前夜に一升空けば、新しいバーエンドで走れそうだ(^_^;)。
ハンドル周りのライトやカメラホルダーを外していき、ヘッドコラムスペーサーを、カーボン製に交換。普段は見栄えを重視して、ステムと同じ日東のクロモリ製を使用している。
リアマッドガードはまず分割部分を外す。
リアブレーキアーチを外し、キャリア(サドルバッグサポーター)を外す。
ガードやキャリアを外して露出したダボ穴は、プラスチックピンで塞いでおく。
今日の所はここまで。決戦ホイールは本番でのみ使用するので、ホイールは未交換。本番では外すツールボックス等も装着したままだが、残りは来週末のトレーニングの後でクリーニングと共に行うつもりだ。
キャリアやマッドガードなどのツーリング車装備を落とすと、猛虎四號もすっかりロードレーサーのフォルム。アウター42Tのチェーンホイールを除けば・・・。
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