病み上がり まだぎこちなき 蝉時雨 [退院後の経過 その2]
退院直後の先週末あたりは、傷めたのと反対の右足がむくんでパンパンに腫れ上がった。確かな原因は不明だが、退院によって寒い病室から急に高温の状況になったことや、椅子に座って仕事をする時間が長かったことなどが影響したのかもしれない。その後、足を上げて寝たり、内科で薬をもらったりするうちに、だんだん改善してきた。
歩く方がツラかった事もあって、22日(火)から自転車通勤を再開した。初日はおっかなびっくりだったが、徐々に回復は進み、シッティングで回すペダリングなら不安なく走れるようになってきた。とは言え、左足で力を込めた踏み込みはまだ難しいし、立ちこぎはまだまだ不安定で思うようにいかない。しかも、寒い病室にいたので身体も暑さに慣れていない。
正直、この状態で遠出は危険が伴うし、ましてや峠でヒルクライムトレーニングは時期尚早だろう。筋トレは家でもある程度できるが、有酸素運動がほとんどできないので、心肺機能が衰えることが心配だ。ローラー台が使用できれば理想的だが、費用、騒音、スペースを考えると我が家で導入はとてもムリ。そこで、トレーニングルームを利用することを考えた。
ところが、通いやすい場所にある民間のフィットネスクラブは料金が高く、ノリクラまでの1ヶ月半だけだとしてもかなりの出費を強いられる。ただでさえ手術や長期の入院で出費がかさんでいるので厳しい。そこで、公共施設を物色し、ネットで家原大池体育館のトレーニングルーム「ウェルネスウェーブ」を見つけた。
自宅から2kmほどで、会社帰りにも比較的アクセスしやすい立地。堺市の施設なので、月額4500円と民間よりかなり安い。そこで、今日は朝から家原大池体育館を訪ねてみた。
外から様子を見てみると、一番のお目当てであるエアロバイクが7~8台と、それなりの台数置いてある。オープン時間の9:30から中高年を中心に多くの利用者がおり、エアロバイクも一気に埋まってしまったが、これだけ台数があれば利用できるタイミングは多いだろう。
そんな訳で、早速入会申し込み。定期会員は月単位(毎月1日~末日)になるので、今日から7月分を申し込むと残念ながら割に合わない。一応、8月からの定期利用を申し込み、登録情報やトレーニングメニューを作成するために、既往症や希望のトレーニングプランなどのアンケート等に答えていく。もっとも、リハビリコースなんてのは無いので、運動能力を高めるコースを選択(ほかはダイエットコース、健康維持コースなど)。利用開始前に初回オリエンテーション(1000円)が必要なことはウェブページで承知していたので、早速本日夕方に予約を取った。
夕方出直して、再訪。この時間帯は結構空いている。スタッフによると、月~土の朝一番は結構混んでいるが、夕方~夜間は空いていることが多いとのこと。
血圧、身長、体重(体脂肪計付き)、前屈などの計測を行い、本来ならエアロバイクで運動能力を計測するところだが、計測メニューの最後はかなり重いペダルを踏む必要があるとのことで、今回はパスさせてもらった。
計測できたデータがこちら。服の重さを想定して、実計測値より1kg引く設定になっているので体重56.1kgなんてとんでもない数値になっている。入院中の「健康的」な食事のお陰でに57kg台まで体重が落ちたが、現在は夕食入浴後の定点観測で58kg前後。夕食前なので57kg強くらいにはなっているかもしれないが、56kg台前半はあり得ない(^_^;)。
体脂肪率10.9 %も、ホンマかいなという数値。退院後、自宅の体重計でも体脂肪率は下がっていたが、それでも13~15%くらいを表示していた(日によってばらつきあり)。どうも、痩せて見える方に誤差があるのでは無いかとも思われるが、確かなことは何ともわからない。スタッフからは筋肉量があるので痩せていても問題はないでしょう、というコメントもいただいた。
相談の上でスタッフの方がトレーニングメニューを作製してくれるのだが、最初はややこしいこと言わずにエアロバイクに乗らせてくれればそれでいいと思っていた。どうせ、平日は短時間しか確保できないだろうし、とにかく心肺能力を回復させる有酸素運動に取り組みたかったのだ。時間を確保できる週末にだけ筋トレをしても効果は薄いだろうし。
とは言え、話をしていると、身体作りのプロの指導を受けるのも悪く無いかと思えてきた。ともあれ、始めて見ないと様子もわからない。エアロバイクやリカンベントバイクを中心に、できるだけ筋トレも交えるプランを考えることになった。
本格的には8月に入ってからだが、少しでも早く軌道に乗せたいので、明日は一時利用料金(1000円)を払って、初回の指導を受けることにした。トレーニングルームの利用は、自分としては苦しい中の思い切った投資なので結果に結びついてくれると嬉しい。
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