梅の実が 落つる坂道 汗も落つ [ブルベ装備]

 先日無事に完走した初めてのブルベBRM607 近畿200km 泉佐野(高野山)。その際の装備について触れておく。

140607_065258 愛車、猛虎四號は700×23Cを履いたナロータイヤモデルながら、リアキャリアやマッドガードを備えており、フレームもクロモリ製。

 大型サドルバッグの採用でレインウェアや工具、スペアパーツ類、輪行袋などを携行しても背負う必要がなく、今回のような雨天時にはフルサイズのマッドガードが大いに役立った。疲れた終盤にも、乗り心地の良いフレームのお陰で楽に走ることができた。元々ブルベ用と言っても過言ではない仕様なのだ。

140607_065316 3/15に別コースで行った試走 の経験も踏まえ、出場レギュレーションを満たすために、わずかな追加装備を加えた。

 ハンドル周りはiPhoneにサイコンにカメラホルダー、ライト(AKSLEN コブラ)と普段から混み合っているが、その多くは自社商品。今回はさらに、ベルとサブライト(Bikeguy ジェミニUSBライト)を追加。200kmではライトは1灯でも良いが、念のため追加しておいた。

 カメラホルダーはモバイルバッテリーの収納にも利用し、走行中にiPhoneを充電しながら走ることが可能。iPhoneは調理用ラップにくるんでからB.free スマホルダーにセット、今回の雨中走行でも全く浸水は無し。調理用ラップは薄いので視認性が損なわれにくく、反応が落ちにくい。大容量(7800mAh)のモバイルバッテリーを携行し、iPhoneのアプリCyclemeterにコースのGPSデータを読み込ませておき、マップを表示しながら走行することで、ルートを見失うことはなかった。ただ、これに頼りすぎてキューシートやコマ図のチェックを怠り、チェックポイントをスルーしてしまった。ここは今後の注意点。

140607_062012  リアライトは超強力なAKSLEN TL-62Sの活用を考えていたが、シートピラーに装着すると、サドルバック上の輪行袋と干渉するし、他の場所に縦型配置すると性能を発揮しきれない。そこで、縦型設計のAKSLEN TL-80を新たに導入した。曲線的で優美なデザインは、クラシック仕様のスチールバイクにも違和感がない(と思う)。

 添付のアタッチメントの一部だけ利用してキャリアのダボにボルト留めすることも考えたが、プラ製アタッチメントを高トルクで締め付けると破損するおそれがある。かといって、低トルクでは菊座が機能していないので角度がずれる恐れがある。そこでアタッチメントと固定ノブの間にキャリアのダボを挟んだら、シートステイ用リングがストッパーになって角度が固定された。見栄えはもうひとつだが、そのうちアタッチメントの加工を考えよう。シートステイに装着すると、シートステイと同じ角度で装着されるため、後から見るとやや斜めになる。キャリアダボなら正立するので、機能的にも美観的にも良い結果が得られる。

 ブルベでは追走者がいる場合、点滅でない連続点灯が必須となる(追走者の幻覚作用防止)。今回、結果的に夜間走行はなかったが、トンネルはいくつもあったし、暗い山間部や雨中走行昼間もあったので途中から点灯しっ放しにして走行した(夜ではないので点滅モードで)。

CIMG3315 今回はヘルメットにもFilzer UFOライト レッドを装着。さらにレーサージャージのポケットに装着するために発売前の新商品B.free リフレクター+LEDも持参したが、活躍の出番はなかった。

140607_075850 前述のフロントライト、リアライト、ベル、ヘルメットと共に、反射グッズの装着も義務付けられている。間に合わせに百均で反射ベストを買ったが、着用面積が広くて暑そうだし、ブカブカで走行の妨げになりそう。そこで、ワークマンでショートタイプの反射ベストを購入し直した。

 これはベルクロ調整式ながら、元々細身の私が薄着の上に着ると、最小サイズにしてもやはりブカブカ。そこで、安全ピンでベルクロの範囲外に固定してさらに小さく・・・。これなら着心地はそう悪くなかった。ショートタイプなのでバックポケットへのアクセスの妨げにもならない。ただ、やはり暑さは感じたので、夏場はたすきタイプの方が良いのかもしれない。

 まだまだ工夫の余地はありそうだが、300km程度までなら現状の装備で問題なさそうだ。今のところ400km以上への挑戦はまだまだ考えられないし、200~300kmのルートにいくつか挑戦してみたいと思っている。参加費が安いので、気軽に参加できるのもブルベのありがたい点だ。

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