家篭もり 耳に柔らぐ 初夏の雨 [ハブグリスアップ、ステム交換など]
勤務先はカレンダー通りの出勤なので、昨日や明日以降は出勤だが、祝日の今日は休み。幸か不幸か雨に降り込められて自転車で走り出すこともできず、家の用事の後で自転車いじり。
まず取り組んだのは、時間切れで土曜に出来なかった通勤用自転車のリアハブグリスアップ。
こちらはシュパーブプロ7Sだが、構造は土曜にグリスアップしたSLマイクロライトと同じで、リアの左側やフロントはシールドベアリング。カップアンドコーンのリア右側だけのグリスアップで済ませる。
昨年1月にホイールを組む際にグリスアップしていたが、取り急ぎの作業だったし、なんとなく不安があった。開ける前にチェックしてみたが、ガタは出ていない。
中を開けて様子を見ると・・・全然問題なさそう(^_^;)。不安を感じた私の直感なんぞ、全くに当てにならない。
グリスもまだまだキレイだし、これならグリスアップの必要もなかった。それでも、せっかく開けたしグリスがやや少ない気もしたので、グリスアップすることにした。
グリスを拭き取ると、ボールレースにもベアリングにもダメージは無さそう。不安材料は完全に払拭された。
ついでにフリー部分をハブ本体から外して合わせ目をクリーニング&グリスアップ。
ここは結構汚れていた。フリー内部に粘度高めのオイルを流し込み、水の侵入経路になる合わせ目にはグリスを盛って塞いでおく。
シャフトをはめて、玉当り調整。ゴリゴリ感のでない程度でやや固めにセット。QRで締め付けることを思うと少し緩めでも良いのかもしれないが、回転抵抗の減少より、メンテ間隔を伸ばす方を優先。
これにてグリスアップ終了。このハブの左側のシールドベアリングは一度も交換していないが、恐らくはまだまだ大丈夫だろう。いつでも交換できる用意はあるので、もし何らかの不具合が出ても対応できる。
続いての作業はボトルケージ増設。恐らくは30年近く前のフレームであるこの通勤用自転車には、ダウンチューブ1箇所にしかボトル台座がない。
このところ、唯一のボトルケージにツールケースをセットしている。冬場はこれでよかったが、そろそろ通勤でもドリンクボトルが欲しい季節になってきた。そこで自社商品のBikeguyどこでもケージホルダーを介してボトルケージを装着。と言うか、昨夏に猛虎四號で3つ目のボトルケージとして使用していたものを流用しただけ。ベルクロテープ固定なので、装着はあっという間。増設したケージにツールケースを移し、ボトルはダウンチューブに装着できるよう開けておく。
これにて通勤用自転車のメンテを終了し、娘の成長に合わせたGIOSのロードレーサー(ロードバイク)のポジション変更作業に移る。先日、見つけられなかった元々付いていたステムを、ストックの中からようやく発掘。ケースの一番底に入っていたので、見落としていた。
元々付いていたのはGIOSのロゴが入った(シールだが)、ITM製ステムだ(モデル名不明)。
これを、現在装着している日東テクノミックと交換するのだが、共にワンボルト留めのクラシックなステムなので、一度片側のバーテープやブレーキレバーなどを取り外す必要がある。
右側の装着物をすべて外し、ステムをフレームから抜いて、ハンドルから抜き取る。
2つのステムを比べると、約2.5cm突き出しが延びる。それは良いが、高さが低くなってしまうところが難点。サドルを上げるつもりなので、かなり前下がりになってしまうだろう。娘を乗せてみて無理があるようなら、再度ステムを交換する必要が出てくるかもしれない。
GIOSロゴステムを装着し、少しでもポジションを上げようと、ハンドルをやや上向きにセットしてみた。娘のブレーキ操作に問題がなければ、これで少しは乗りやすいだろう。クラシックなホリゾンタルフレームの自転車はハンドル下面が地面と並行になるのが格好よいのだが、格好より乗りやすさが優先だ。
これまではブレーキワイやーをプラスチックテープでスポット留めしていたが、安価なハーネステープを入手できたので、惜しみなく下巻きする。
すき間なく下巻きすると、ブレーキワイヤーがハンドルに密着するせいで、ワイヤーが引っ張られ、シューのクリアランスが少なくなった。後で要調整、
巻き始めと、巻き終わり、肩の部分などに両面テープを貼っておき、バーテープを巻き直す。近いうちに交換しようと思っているが、取りあえずは間に合わせで再使用。
一部が伸びた再使用品のせいか、いつになく苦戦したが、バーテープを巻き終わり、ブレーキクリアランスを再調整してステム交換完了。
お次はシート高を上げようとシートピラー(シートポスト)を確認して見ると、MAXラインが見当たらない。とは言え、一般的に直径の2倍程度は挿入する必要があると言われているので、すでに限界に近い高さだ。
これ以上高くしようとすると、長いシートピラーと交換するしか無い。何の刻印もないので、直径を計測。ノギスの目盛りは27.1mm程度を示していた。恐らく27.2mm規格のピラーなのだろう。頑丈一点張りの厚いパイプを使用していると想像していたが、ピラー挿入部が0.7mm厚ということは、バテッドチューブならかなりの軽量パイプだ。それとも、プレーン管だったりして(^_^;)。
27.2mm径のシートピラーなら確か手持ちがあったはず・・・と探してみたら、カロイのリッチータイプのロングピラーが出てきた。今日は時間の都合でここで終了したが、次回はこのピラーと交換してみよう。
当座しのぎのためにパーツを交換しているが、そろそろこの24インチロードレーサーが娘の体格に合わなくなってきているのだろう。娘が乗れるのは、せいぜい今年いっぱいだろうか?
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