気紛れな 時雨吹き込む 扉閉じ [新通勤車組立て・その4]
日が出ても 起きぬ子供ら 温き床 [新通勤車組立て・その3]からの続き
午前中の千早峠往復後に洗車した猛虎四號を、午後一番に注油。バイクポリッシュで拭き上げたりと、クリーニングの仕上げ。これでピカピカになった。後はフレーム内に侵入した水分を追い出すために、シートポストを抜いておいた。
まずはシュパーブプロのフロントディレイラーを装着。アウターギアとの間隔はこんなものだろう。外側のプレートがギアと平行になるように装着する。すでにリアディレイラーは装着済み。
続いてチェーンを装着しようとして、コネクティングピンを使いきっていることに気付いた。
貴重なサンツアーチェーンを通勤用に使用するのはもったいないので、猛虎参號ではシマノのHGチェーン、CN-HG91を使用していた。今回もそれを流用するのだが、HGチェーンの難点は、チェーンを繋ぐのにコネクティングピンが必要なこと。やむなく、チェーンは後回し。
チェーンを装着しないと最終的な調整はできないが、シフトワイヤーを仮装着することにした。まず、アウターワイヤーを端材をバラして、内部のライナーを取り出す。
それを、ボトムブラケット下のワイヤーリードに通し、猛虎参號でリア用に使用していたインナーワイヤーをフロント用に流用して装着。
ハンドルポジションが固まってワイヤー長が確定するまでは、できるだけ間に合わせで済ませたい。しかしながら猛虎参號はダブルレバーで、今回はコマンドシフター。長さが足らず前後とも流用するのは不可能。
フロントディレイラーにワイヤーを仮留め。
リア側も同様に装着していくが、こちらのインナーワイヤーは新品。仮装着してから、ぐいっと引っ張って、初期伸びを取る。その後、あらためてたるみを取って装着し直す。
シフトワイヤーの仮装着は終えたが、予想通りセンタープルブレーキの露出したインナーワイヤーに接触する。ハンドルポジションが固まったら、早めに適正な長さにカットしなければ。
前日の作業で、チェーンステイに透明なチェーンプロテクターを貼り付けていたが、端がめくれ上がってきた。あらためて圧着して、マスキングテープで端を押さえて密着させるように試みる。これにて本日の作業は終了。明日も作業を続行する。
コメントを残す