雨上がる 涼風流る 秋来る [娘のロードバイク整備]
今日も朝から雨。やはり自転車にのるのは無理だった。昨日の猛虎四號に続いて、今日は娘のロードレーサーの整備に取りかかった。雨が降ったおかげで、ノリクラ直前になって整備する時間がようやく確保できた。
メインの作業は先週中断したフロントディレイラー交換。近所の友人が直付台座用のワッシャを分けてくれたので、猛虎四號から外したバンドアダプタにフロントディレーラー(以下FD)を装着する事ができた。
まずはチェーン工具でチェーンを切断。105のFDはプレートが分割できないので、装着のためにはチェーンを切るしかない。
今まで付いていたRSXのFDを外す。MTBで導入が始まったリンクが下側にある機構が、この頃には入門クラスのロード用コンポにも採用されていた。
代わりに105のFDを装着。下側のリンクはロード用には不都合があったのか、上級コンポにまで採用されることがなく、この105も上側にリンクがある。恐らくは上側のリンクの方が、直付台座を設けやすいのではないだろうか?
プレートにチェーンを通し、コネクティングピンでチェーンを再接続。
リンク位置が変わったので、今までのワイヤーでは届かず、新しいワイヤーを導入。
軽く考えていたFD交換は、思いの外手間が掛かる作業になってしまった。
これで、チェンジ性能が上がれば苦労も報われるのだが、ワイヤーをセットしてもインデックスが同調しないorz。高さ装着角度や高さ、ワイヤーの張りを色々調整してみたが、ダメ。
再度チェーンを切断する必要あり、気軽に元のFDにも戻せない。とりあえず、シマノ製品に詳しい友人に対処法がないか聞いてみることにした。RSXは7速HG時代のコンポなので、現在の105では規格が変わり、ワイヤーの引きに対するトラベル量が変化しているのかもしれない。リア10速と11速の間ではそんな話も聞いたことがある。もしそうなら、元のRSXに戻すしかないのだろう(涙)。→(8/27追記)友人によると、やはりRSXと現行105に互換性はないとのこと。残念ながらもう一度チェーンを切断してRSXに戻します。
とりあえずFDは保留して、他を整備。軽量化のためにバックミラーを外し、元のGIOSマーク入りエンドキャップをセット。
画像はないはベルも外した。
この機に傷んでいたボトルケージも交換。先日フレームにクラックが入って乗れなくなった前主力機、猛虎参號のお下がりだが、自社商品のBIKE’N ROLL ステンレスボトルケージを装着。細身のクロモリバイクに合う細ワイヤーのデザインがお気に入りで、現主力機の猛虎四號にも採用している。
チェーンウォッチャーも猛虎参號から移設。重量増になるが、娘はチェーンが外れたら直すこともできないだろうから、トラブルは未然に防ぐに越したことはない。調整のやりづらいプラスネジは、猛虎四號同様にアーレンキーボルトに交換。ただし、こちらはスチールのまま。
チェーンメンテはFDの決着がついてからにすることにして、ひとまず娘のロードレーサーの作業終了。
一応重量計測をしてみたら約9.6kg。24インチ車なので、猛虎四號と比べるとサイズの割に重く感じるが、子供の自転車は丈夫さが一番大事。こんなものだろう。
後はついでに息子のジュニアマウンテンをちょっといじって、午前中で自転車いじりは終了。午後は自転車以外のノリクラ遠征準備と、明日に提出日が迫った娘の自由研究の手伝いで終わった。
16時過ぎになって2日間続いた雨は止んで、ようやく晴れてきた。路面も濡れているし、今から走りに出る気合もないが、雨が上がったあとは何か今までとは違う涼しい空気が流れこんできた。恐らく秋雨前線が通りすぎて、今まで上空を覆っていた太平洋高気圧とオホーツク海高気圧(チベット高気圧?)が入れ替わったのだろう。このまま涼しくなってくれるとありがたいが、それは望み薄。また暑さがぶり返すのは間違いないが、今は秋を感じる一服の清涼感。で、表題の句。
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