冬本番。氷に雪に融雪剤 [千早峠(金剛トンネル)往復]
一週休んだが、今日は自転車トレーニング。TORACLE(虎来る號)は原因不明のパンクが続いているので、そのまま遠出は怖い。平日にホイールやチューブ交換をする時間と気力がなく、通勤用のCARACLE-S 2015モデルで出走することも考えたが、サドルの相性がもうひとつだし、トレーニングではSPDペダルにしたいし(そのSPDペダルを会社に置いてきてしまったし)、でこちらも手間が掛かる
結局は、久しぶりに猛虎四號を引っ張り出した。こちらもサドル(ブルックス製スイフト)をTORACLE(虎来る號)に移したので、ブルプロ(ブルックス製プロフェッショナル)を仮付けしていたが、まだポジションをちゃんと出していない。
近所の友人との待ち合わせの少し前に家を出てサドルの調整をしようと思っていたが、久々の出番なのでそれ以外の装備の準備にも時間がかかり、結局少し遅刻。出走後に何度か停車してサドル位置を調整することにもなり、友人には迷惑を掛けた。
久々の700Cバイクは20インチ小径車のCARACLE-Sと比べると、走り出しがやや重い。とは言え、一度スピードに乗ると安定しており、速度が落ちにくいことを実感する。一方で、ドラフティングの恩恵は減ったように感じた。自力で速度を維持する能力が高いせいなのか、20インチ車ほど前走車との距離を詰められないせいなのか、はたまた単なる気のせいか?
今日は友人が前夜遅かったことや、夕方から乗鞍仲間の忘年会がある事もあって、軽く千早峠(金剛トンネル)を往復することにした。恩恵が減ったと言ってもドラフティングの方が当然楽で、毎度のごとくアプローチではほぼ友人を追走するのが精一杯。国道310号線を進んで、河内長野駅そばのコンビニで小休止。
9時前に駅裏の諸越橋を渡って、千早峠(金剛トンネル)に向けてアタック開始。上りは私の得意分野だが、序盤の急坂を友人はシッティングでスルスルと上っていき、先行された。TORACLEに比べて猛虎四號の反応が鈍く感じるのは確かだが、それでも普段に比べて私のペースがそれほど遅いわけではない。
観心寺手前の信号待ちで友人に追いつくと、温度計は4度を表示。12月も半ばで寒さも本格的になってきた。最近入手した冬用ジャージのお陰で身体はかなり暖かいが、冷たい外気を吸い込んでノドが痛い。
友人に「早いな」と話しかけると、パワーメーターを見てkg当たりの負荷を一定にして走っているとのこと。チームスカイが採用しているステージスのパワーメーターを最近装着した友人は、早速効率的な走法を身に付けつつあるようだ。
その後は友人の後に付いて、一定負荷のペースを体験してみた。・・・というか、抜くに抜けなかった。パワーメーターは心拍計以上にリアルタイムに負荷が把握できるのだが、体感と心拍数を見て走っていた私とは走り方がかなり違う。淡々とシッティングで上っているのだが、着いていくのが大変で、友人のペースはかなり速くなっているようだ。
終盤の急傾斜区間に入って、何とか友人に先行。ラストスパート的にペースを上げると、猛虎四號の反応が鈍く、少しもどかしい。逆に言うと、ダンシングでも挙動が安定していて、シビアにマシンコントロールしなくても進み続けられる。
パンクとの戦い [リムテープ2種重ね]
先日、STAN’S NO TUBES リムテープを貼付したTORACLE(虎来る號)は、ソロトレーニングで後と前、激坂ツーリングで前と、見事にパンクを3連発。パンクを防ぐ新しい試みは、失敗に終わった。
そのうち2回はチューブの内側(リム側)に穴が空いているのだが、近辺のリムを触っても突起らしきものはないし、リムテームが剥がれたりズレたりしているわけでもない。仕方なしに、ひとまずはリムテープ2種類を重ねることにした。
STAN’S NO TUBES リムテープ二重巻きの上に、さらにリムテープを重ねたのだが、リアのタイヤをセットしてエアーを注入したら5気圧くらいで「プシュ~」という音が・・・。
「おいおい」と天を仰いだが、もう一度チューブを交換するしか無い。バルブ周辺でも傷めたのかと思ったが、またチューブの内側(リム側)に穴が空いていた。
リムテープを2種(三重)に重ねているのに内側から穴が空くのとは、訳がわからない。再度リムを触っても、パンクの原因になるような突起は見つからない。
原因不明のまま、他のチューブに交換したが、今度は3気圧くらい注入したところで「ポンッ!」という音が響き渡った。
もはや絶望感に苛まれながら、もう一度タイヤを外してみると、今度は穴などと可愛いものではなく、チューブ内側が大きく裂けてバースト(破裂)している。
今度もリムを触っても、パンクの原因になるような突起は見つからない。
寒さの中、投げ出したい気持ちになるが、根性でさらにチューブを交換し、恐る恐るエアーを注入。今度は6気圧くらいまで注入したが、パンクせずに現状維持。
ホッとして今度はフロント側の作業。ところが、今度も4気圧くらいで「プシュ~」。
パトラッシュ、ボクはもう疲れたよ・・・(意味不明)。
ジョグトレ始動 [ジョグ3.0km]
今シーズンも、2/11に堺市民マラソンが開催される。一時期はハーフマラソンの申し込みをするところまで頑張ったマラソンへだが、2014年の大腿骨骨折以後は堺市民マラソンの3km完走マラソンに参加するのみとなっている。年明けのブルベや5月のスズカエンデューロに向けて、冬場も自転車活動に力を入れるのは昨年と同じ状況。今年も本格的なマラソントレーニングは難しい。
11/21から申し込みが始まったのだが、そんなこともあって中学生になった息子が「今年は出ない」と言うことを期待しつつ、「今年も出るか?」と聞くと、「出る」と二つ返事(^_^;)。
・・・仕方なしに、今年も2人分申し込んだ。ただし、私は参加費の安い3km完走マラソンに、息子は中学生の3km競技マラソンに申し込み。
そろそろ走り込まなきゃなあ、と一昨日にも出勤時に駅から会社まで約2kmを軽くジョギング(前日は呑み会で自転車を勤務先に置いて帰った)。本日はリムテープ交換後にパンクが相次ぐTORACLE(虎来る號)が未対策だし、昨日の屋外での仕事の疲れが抜けない。そこで、自転車の遠出は取り止め、負荷の軽いジョグトレに取り組むことにした。
朝は少しのんびりして、昼前に近所の公園を周回する一周約500mのコースを走り出した。序盤はかなりペースを抑え、後半は少しペースを上げていった。終盤は右ヒザ下と左股関節にわずかな痛みが出てきたが、無事に予定の3km(6周回)を終了。キロ6分ののんびりペースだが、いきなり3km走っても関節に強い痛みが出なかったのは上出来だ。
あまり頻繁にトレーニングはできそうにないが、堺市民マラソンまで可能な範囲でジョグトレの機会も設けていくつもり。
波乱の激坂ツーリング2016 [蔵王峠-串柿の里-鍋谷峠]
今年は11/27に開催を予定していた「串柿&激坂ツーリング2016」は、一日中見事までの雨で中止を余儀なくされた。12月に入ると串柿の景色は期待できないので、順延もできず、「串柿」ツーリングは来年に持ち越しすることにした。
それでも、翌週に走りに行かないかとお誘いもあり、私自身も悔しいので今日同じコースを走ることにした。もはや「激坂」しか期待できないも関わらず、6人が参加を希望。
ところが、またもや雨の天気予報(涙)。かなり迷ったが、午後早い時間までは雨は降らないようだし、今回は経験豊富な参加者ばかりだったので、開催を強行することにした。
主集合地点の荒山公園に向かう途中で行く手の山々を眺めると、まだよく晴れていた。写真を撮っていると通りかかったのは、前週参加予定だったYさん。今日は昼前から用事があるので参加できないが、用事の前に鍋谷峠を往復してくるとのことだった。
7時過ぎに荒山公園に到着して、しばし待機。次々と参加者が集まってきた。輪行組のプレ集合地点であるJR鳳駅には近所の友人が迎えに行ってくれており、7:25頃には輪行組2人を連れてやってきた。輪行組は滋賀県野洲市から参加のM輪さんと、埼玉県春日部市から来てくれたN田さん。どちらも学生時代からの付き合いの乗鞍仲間だ。
集合時間の7:30までには私を含めて7人の参加者が集まった。輪行組と近所の友人以外は、同僚のテック・ワン社員が2名(うち1名は最近入社した新人)と、服部産業のH本さん。雨が降り出す前に帰ってくるために、今日は急ぎ足の運営をお願いし、簡単に自己紹介して早々に出発した。
まだ良く晴れた青空の下、まずは府道61号線の東側を並走するルートを進み、片倉交差点で左折してまずは脚試しの上り坂。府道38号線と合流してさらに上っていき堺市と大阪狭山市の市境付近で右折して天野街道に入る。
革サドル検証ライド・・・ということにしておこう [竹内峠往復]
昨日予定していた串柿&激坂ツーリング2016は、残念ながら一日中見事なまでの雨で中止。今日は代休を取っていたが、一転して晴れ予報(だった)。せめて週一回はトレーニングライドをしておこうと5時起床で出走準備をしていたら、天気予報が「今日はすっきりしない空模様」と変化していた。それでも雨が降るとまでは予想しなかった。
6:30頃にさあ出発しようと自転車を動かすと、後輪がペシャンコ(^_^;)。
ともかく、パンク修理。昨日リムテープを交換していたので、何らかの不適合があったのかと気になるところ。チューブを確認するとやはり内側のパンクだったが、接着式リムテープはニップルホールをしっかり覆っている。
確かな原因はわからないが、過去にパンク修理したパッチのすぐ脇に穴が開いており、同じ原因である可能性が高い。とは言え、手で周辺を触ってもパンクの原因になるような突起は見つからない。確かな原因は不明だが、パンクした近辺にリムテープをさらに2枚重ね張りして四重にしておいた。
いきなりヤル気を失う展開だったが、あとで思えばここでヤル気を失って出走を断念した方がよかったのかもしれない・・・。
仕切り直しで7時過ぎに出走。昨日装着したブルックス スイフトは、出走直後に少し角度前後位置を調整したが、久々に座ると驚くほどソフトでお尻に優しい。むしろ、力が逃げることを感じるほどだ。これなら100kmでも200kmでも来いという気分になり、ロングライドでは強い味方になるだろう。
コースに悩んでいたが、ブルベを目指してロングライド能力も鍛えたいし、登坂能力が衰えているので峠も登りたい。雨上がりなので、交通量の少ない峠道はまだ路面が濡れているだろう。そんな訳で、今日は竹内峠を越えて大阪府を脱出し、水越峠を越えて帰ってくるつもりで出走した。
平日の出勤時間とあって街中は交通量が多いが、順調に東に向かう。前回誤動作したWahooのスピードセンサーの電池を交換したら、序盤はどうやら正常に動作していた。ところが8kmほど走った菅生神社付近でまた100km/h超の速度を計上し、やはり様子がおかしい。正常に戻る気配がないので、今回も途中で旧センサーに切り替え。
太子町町役場付近で竹内街道に入り、道の駅近つ飛鳥の里太子付近で国道166号線に入って竹内峠を目指す。心拍数も170程度まで上がって、そこそこトレーニングになるかな・・・と思っていたら、間もなく峠という地点で前輪に違和感。
・・・今度は前輪がパンクだ。「STAN’Sのリムテープ、全然ダメやん」と毒づきながら、数百メートルを押して竹内峠に到達。
峠でパンク修理を始めたが、幸か不幸か今回はリム側からのパンクではなかった。
パンク箇所のタイヤをチェックすると、白いガラス片のようなものが刺さっていた。
ヤル気を失ってのろのろと作業していたら、パラパラと雨が降ってきた。慌ててチューブを交換して荷物をまとめる。タイヤに空気を少しだけ入れて歩いて大阪側へ引き返し、雨宿りできる場所を探した。