仕事帰りのぶどう狩り [ぶどう坂]

GW後は土曜出勤が続き、先週は体調と天気が今ひとつだったので出走を見送った。以前は毎年初夏に身体のだるさ、微熱、せきといったアレルギー性と思われる症状に悩まされていた。PM2.5がアレルゲンではないかと疑っているが、タイミングが完全に一致しないので、断定はできていない。ここ数年は不思議と症状が収まっていて、出走を断念するほどではなかったが、今年はこのところ少し強めの症状が出ている。
今週末も本日土曜は出勤で、明日日曜に走れればと思っていたが、無情にも雨予報。来週末も仕事で走れない可能性が高いので、3週末続けて走れないのは辛い。そこで今日のうちに少しでも走っておこうと、仕事帰りに遠回りすることにした。
普段よりかなり早い17:52に勤務先を出走し、自宅は逆の東に向かう。マシンは4thCARACLE-Sで、重めのホイールZ-TOUGH2に、背中にディパックを背負い、シューズも安物という通勤仕様なのがちょっと辛い。加えて、(先週末ほどではないが)今日も身体は少しだるいが、追い風で楽に東進できた。大和川を渡ると赤みが増してきた西の空がきれい。
18:28に国道170号線旧道の大県南交差点に到着。手近でトレーニングになるコースということで、ぶどう坂を上ることにした。とはいえそろそろ日没が迫って来ており、のどか村や朝護孫子寺まで上るのは時間的に厳しいし、何より通勤仕様のCARACLE-Sはギア比は48x28Tで、荷物を背負って急坂をどこまで上れるやら。途中の変電所か、はたまたもっと手前の仏舎利塔か、まあ行けるところまでと上り始めた。
久々のCARACLE-Sのヒルクライムだが序盤はダンシングで思ったよりスイスイ上る。5分も上れば大阪平野を見下ろす絶景ポイントに到達。薄雲の向こう側の太陽がかなり地平線に近づいている。
尾根上の仏舎利塔を割り込むと、稜線の向こう側に回り込んで太陽は見えなくなる。すでに薄暗い道で何台かのロードバイクとすれ違い、挨拶を交わす。TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)に比べるとギア比が高くてのんびり上ることもできないし、時間も押している。久々に心拍数を170以上に上げた状態でダンシングを続けると、かなりキツく脚力と心肺能力の低下を思い知らされる。以前の同じギア比で平気で上っていたことを思うと情けないが、とにかく変電所まではと頑張って上った。ここで18:54だったが、山道は久々のCARACLE-Sで夜のダウンヒルは怖いので、ここでゴールにした。途中で停車して撮影していた2分19秒を除いても、タイムは19分11秒。まあ、これが今の実力だ。TORACLE-COZ2で上ったとしても、2分と変わらないだろう。
変電所付近からは西側を見下ろせるポイントがあり、ご褒美の日没風景。さて、下りを急ごう。
酷坂のち川沿い100kmライド [鍋谷峠-丹生都比売神社-真国川-貴志川-海南駅]

GW後半突入。宿泊ライドの予定はないが、今日はせめて午後まで走ることにした。昨年来、色んな事情で走行距離が激減しており、すっかり走力が落ちた。鈍りに訛った身体に少しでも喝を入れるためにも、上りと距離をしっかり走る決意で新生TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:52出走。
といってコースを決めている訳では無い。取り合えず、久々に鍋谷峠を越えることにして、南下していく。今朝はやや多めに雲が浮かび、行く手の和泉山脈も少し霞んでいるが、降水確率0%で雨の心配はない。朝の最低気温は12度とやや低めなので、ショート上下にアームウォーマーとニーウォーマーを装着し、気温の変化に備えた。
泉北ニュータウンを抜けていく道すがらも新緑が目に鮮やかで、湿度の低い空気が爽やか。つい飛ばしたくなるが、今日は長丁場のつもりなので、抑えめにペダルを踏む。
国道480号線に入って逢野トンネルを抜けると、これから越える和泉山脈は眼の前。ここまで来ると稜線は、くっきり。ちょっと雲が多く空が白っぽいが陽は射している。
旧道に入って父鬼集落手前の定点観測地点。ここを定点撮影地にした理由である気温が点滅していて写っていないのは失敗。ここでは「鍋谷峠方面通り抜け不可」と表示されている。
鍋谷峠トンネルの手前で新道に一瞬合流し、再び旧道に入る分岐点にも、大きく「通り抜けられません」と表示されている。鍋谷峠の大阪側は昨年6月の大雨以来、1年近く通行止めになっている。
新生TORACLE-COZ2シェイクダウン[千早峠(金剛トンネル)-紀見峠]

GWと言っても特に遠出をする予定はないが、今日は先週末に再組み立てしたTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)のシェイクダウン(試走)に出かけることにした。
6:48に出走。まずは国道310号線を河内長野駅方面に向かう。今日は最低気温14度で、最高気温は25度まで上がる予報。アームウォーマーとウィンドブレーカーは出走直後に暑さで脱いでしまい、ショート上下でも汗ばむ陽気だ。
7:30頃には河内長野駅近くまでやって来てコンビニで小休止。TORACLE-COZ2は心配していた変速も問題なく、ブレーキングも制動に問題ない。ただ、フロントローターがちょっと音鳴りするので、清掃と再調整をした方が良さそうだ。他はここに来るまでに何度か停車して、ハンドル角度やサドル角度を微調整した。グリスアップしたことで関節のきしみなども無く、快調。……なのだが、久々の乗車なのでどうもギクシャクする。ポジションやステアリング特性などの微妙な違いもあるし、軽い車体は脚力の低下をはっきり認識させられる。以前と比べて巡航速度が明らかに落ちているし、加速がスムーズにいかない。身体がCOZに適した操り方を思い出すまで、しばらくもどかしい感覚だった。とはいえ、見下ろすと鮮やかなイエローが目に入り、ニヤッと笑みが湧く。
河内長野駅までですでにかなり消耗したが、ヒルクライムで検証しないと充分なシェイクダウンと言えない。7:45に河内長野駅裏手の諸越橋で石川を渡り、千早峠(金剛トンネル)へ向けて国道310号線のヒルクライムを開始。このところ走行距離が激減しているし、標高の低い竹内峠や穴虫峠を除けば本格的な峠は今年初。覚悟はしていたが、上りが本当に苦しい。特にダンシングがギクシャクする。救いは初夏の青い空と、爽やかな乾燥した空気だ。
晴天なのに自転車となかなか遭わないのは、もっと遠出をしているのか? 結局千早峠(金剛トンネル)まで1台のロードバイクとすれ違っただけだった。追い込むこともできずに、ほぼ1時間掛けてようやく千早峠に到達。久々のヒルクライムはスローペースにもかかわらず、かなり消耗してしばらくへたり込んでいた。足の裏が痛いのでシューズを脱いたら、足裏が攣る始末。
峠で休憩していると、先ほどまでと打って変わって、両側から次々自転車が上ってきた。奈良側から上がってきた方は、しばらく体調を崩して乗れなかったが、先々週の伊吹山ドライブウェイヒルクライムに出場して、今は富士ヒルに向けてのトレーニングとのこと。私の方も「乗鞍に20回出場しましたが、昨年で引退しました」などと話した後、再び奈良側に下っていかれた。
帰ってきたTORACLE-COZ 2

1/3のライド以降ブログに登場していなかったTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)。「整備中でバラバラ」と書いたのは嘘ではないが、約3ヶ月も再組み立てできないのは予想外だった。実はフレームを再塗装に出していたのだが、想定より完成が遅れたのだ。
勤務先で毎年COZの限定カラーを発売しているが、2024年のバリエーションの1つとしてイエローモデルを作ることになった。世界最高峰のロードレースの優勝ジャージのカラーである黄色は速さの象徴として自転車乗りにイメージされるカラーだが、当然ながら私にとっては阪神タイガースのカラー。これまでも何台もの愛車に取り入れてきたし、TORACLE-COZ 2もブラックのフレームカラーにカッティングシートで黄色を散りばめ、パーツ類もできるだけイエローやゴールドを装着して黄色と黒のタイガースカラーにしてきた。
充分にタイガースカラーではあるが、やはり黒ベースと黄色ベースはインパクトがまるで違う。この幸運な機会にTORACLE-COZ 2のフレームもイエローに塗り直してもらうことにした。ところが、新仕様のロゴデカールの手配に手間取ったり、塗装業者が立て込んでいたりで、完成が大幅に遅れた。私自身はカッティングシートでオリジナルロゴを作るので純正仕様のロゴは不要だったが、「ついで」に塗ってもらう身としては、待つしかなかった。
待ちに待った再塗装が4/9に完了し、カッティングシート貼りも完了した。残念ながら今日予定していたつつじの名所めぐりポタが雨で中止になったので、この週末に再組み立てすることにした。
土曜午後から作業開始。ほとんどは分解する前と同じパーツを同じセッティングで装着するが、油圧ブレーキホースの長さは微調整。後ろホースは前回予定より2cm短くカットしてしまい折りたたみ時に多少窮屈だったので、1cm伸ばして実測149.5cmにしてみた(シマノ規格長147.5cm)。
前ホースは機能的支障ないが、少し長過ぎるように見えるので、1cm短縮して実測86cm(シマノ規格長84cm)にしてみた。
インナーワイヤーを先に通し、テープで繋げてフレームに油圧ホースを通していく。
つつじポタスタッフ試走

先週末はサイクルモード東京出展で走れず、その前週のブログ更新も遅れた。つつじの名所をめぐるりCARACLEオーナーイベントの開催があっという間に来週に迫り、今日は随行スタッフで下見ライドをすることになった。
8:00に集合解散予定地の大仙公園の仁徳天皇陵古墳拝所にCARACLEスタッフ4名集合。快晴で最低気温11度から最高気温は23度と暖かくなることが予想されるので、薄手のロングジャージにヒザ丈パンツの今季初スネ出し。他の3人はショートのCARACLEスタッフジャージにアームウォーマーだった。ウェアもロードスタイルだが、なぜか全員ドロップハンドルという、折りたたみ自転車メーカーのスタッフとは思えない仕様(笑)。まあ、今日は試走だから(?)。
最初は当日をイメージして、時速18~20km/hで走ってみる。三国ヶ丘駅付近は車が多いが、迂回するとかなり距離が伸びるのでやむ無し。要注意エリアだ。
S間くんは1-1/8(28mm)幅のタイヤでサイクルアートのモニュメント「廻」の手前にある撮影用の溝を試していたが、やはり太さが不足するようで「ペダル使えば立ちます」とのこと。いろんなサイズのタイヤで使用できるように、あともうひと工夫あれば良かった。 (さらに…)