奥和泉ルート開拓ポタ [神於山HC]
今年のレース活動はスズカエンデューロで終わり、イベント参加も先週の大和川サイクリング倶楽部が恐らく最後。公私入り混じったな自転車三昧の日々も一段落だ。それでも習慣(惰性?)で週末トレーニングに出ようと思っていたが、近所の友人は明日の関西シクロクロス第6戦烏丸半島に出場のためご一緒できず。
そんな時に息子の野球の試合があるとのことで、たまには応援に行くことにした。少年野球のチームに入っていたころは年に数回は応援に行っていたが、私の職が変わってなかなか余裕がなかったのと、中学校の野球部に入ってからしばらくは試合に出られないこともあって、応援もご無沙汰していた。
2年生も後半になり、出場機会も増えてきた。今日の第一試合はスタメンだったが、2打席のいずれも凡退で、守備でもセンターにボールが飛んでくることがなく、攻守ともにイイところなし。しかも試合はサヨナラ負け(^_^;)。
なかなか機会を作れないだけに残念だったが、(体格だけは?)成長した息子の様子は感慨深かった。週末も自転車に取り組むのは半分仕事とは言え、ここ数年家族との交流が激減していることを反省した。
反省したという舌の根も乾かないうちになんだが、帰宅後懲りずにTORACLE(CARACLE-S改)で出走(アカンわ、このおっさん)。今日は寒さが緩んでポカポカ陽気なことに加え、ひと仕事挟んでの出走で気が緩み、おまけに心拍センサーを忘れてしまい、やる気が湧いてこない。朝一番のピンと張り詰めた空気の中に走り出してこそ、気合も入るというものだ。
加えて11時過ぎての出走とあって、空腹のせいか脚に力が入らない。行先もはっきり決まらないまま、とりあえず和泉山脈に向かってだらだら走りながら、昼食どころを探す。消化の良いうどん屋が最善だが道中に見当たらず、12時近くになったので河内らーめん喜神で醤油とんこつラーメンをいただいた。お味はまずまずだったが、ちょっと出てくるまでに時間がかかった。
エネルギー補給をして元気が出るかと思ったが、相変わらず脚が重く、どうにも調子が上がらない。国道170号線旧道に出て西進しつつルートを考えていたが、今日の調子では牛滝から和泉葛城山に上るのも楽しくなさそうだ。センサーがないので、心拍データも取れない。
春木川町から大沢町に向かうショートカットコースで牛滝に向かうことも思っていたが、決断がつかないままダラダラ走り続けるうちに行き過ぎてしまった。引き返しても、山中の細道なので台風被害が残っているかもしれないし、何より和泉葛城山に上る覚悟が付かずに国道を進み続けて決断を先延ばし。
牛滝に向かうメインルート、府道40号線へ入る内畑交差点が近づき、決断のタイミングが迫ってきた。その時、正面の神於山が目に入った。
そうだ! 今日は神於山に上ろう。
国道170号線の旧道とバイパスに挟まれた神於山は、標高296.4mとさほど高くない。それでも周囲の山々と連続しない独立峰はよく目立ち、山頂まで自転車走行可能な車道もあるとのこと。
いつか上ろうと思いながら、トレーニングのメインにするには標高が物足りないし、遠出のついでに上るにはちょっと大変そうだ。そんな訳で何十回も素通りしていた。今日みたいに調子の上がらない日は、ルート探索のいい機会だ。
十三峠から行く卵かけ竈飯100km走! [大和川サイクリング倶楽部]
予定が合わなかったり、雨だったりでちょっと間が空いてしまったが、久々に大和川サイクリング倶楽部のイベントに参加できた。今回は十三峠を越えて、ならまちに卵かけ竈飯を食べに行く100km超ライドという、中級者イベント。
集合地の長居公園7:30に10数人があつまり、途中合流を併せて(たぶん)17名が参加した大イベントになった。TORACLE(CARACLE-S改)で参加の私以外は、皆さんロードバイクだ。毎度のアウェー感(^_^;)。
世話人大塚さんのコース説明や注意事項の伝達の後、7:40に出走。東に向かっていく。
大阪の最低気温2度、奈良は0度という予報の寒い朝。しかも風がかなり強い。着込んできたつもりだったが、なかなか身体が温まらない。とは言え、強い追い風で非常に気持ちよく進んでいく。
多少混み合う道もあったが、概ねにスムーズに十三峠の麓にやってきた。途中で追いついてきた方や、JR久宝寺駅で合流した方、そしてこの水越東交差点のセブン・イレブンで全員集合?
700Cのロードバイクならタイヤを突っ込んで駐められる柵があるのが、セブン・イレブンの良いところ。互い違いに5台のロードバイクがきれいに駐められている。とは言え、20インチのCARACLE-Sはこの技が使えず仲間はずれ(シクシク)。
ここからひと走りして十三峠のアタック開始地点としてメジャーな大竹七丁目交差点へ。この寒い中でも、次々自転車乗りが下りてきたり、スタートしていったりしている。
ここまで5~6人を3チームに分けて走ってきたが、ここからフリー走行。まだ後ろのチームが追いついていないが、コースリーダーKさんの声掛けと同時に数人がアタックを開始。私も後を追った。
序盤は数回の折り返しで一気に高度を上げ、眼科に大阪平野を見下ろす。私の前にいるのは4人。アタック序盤は無理に追いすがらず、心拍数を170bpm未満に抑える。それでも冷たい空気の中で呼吸が急に荒くなって喉が苦しい。
押し付けクリスマスプレゼント [娘のCARACLE-S]
小雨や雨上がりを走ったりしているのに、なかなか通勤用CARACLE-S(2015試作車)のクリーニングができなかった。
今日はようやく時間が取れたが、娘のCARACLE-S(2016)もしばらく放ったらかしだったので、併せてメンテナンスを行うことにした。
まず、ボロ切れでざっと水拭きして飲料こぼれや泥汚れを落とす。
続いてチェーンクリーニング。フィルタークリーナーを入れたチェーンクリーナーにチェーンを通す。
2台のチェーンの汚れを落とした後は、2本のチェーンを水と一緒に密閉容器に入れてシェイク。何度か水を変えて、フィルタークリーナーと汚れを洗い流す。
チェーンを干して乾燥させる間に、フロントチェーンリングやリアのスプロケットをクリーニング。パーツクリーナーを吹き付け歯ブラシでこすって汚れを浮かせ、ボロ切れで拭き取る。
ディレーラーやブレーキ、その他のパーツ類もクリーニングと注油をしながら、ボルトの増し締めをしながら点検していく。
通勤用CARACLE-Sに乾いたチェーンを装着し、注油して余分なチェーンルブを拭き取り、インデックスの微調整。
師走の串柿 [蔵王峠-串柿の里-鍋谷峠]
できるだけ毎年実施している串柿ツーリングだが、今年は見頃の11月にサイクルモードに試乗会、スズカエンデューロと仕事絡みのイベントが目白押しで、行動しやすい日程が確保できなかった。しかも10月の2連続台風で府県境の峠がかなり被害を受けているらしく、下見せずに実施することもできなかった。
と言って、12月に入ると串柿の出荷が始まり、見栄えがしなくなるのは昨年も体験した。そんな訳で、参加者を募集して開催することはできなかったが、チャンスがあれば一人でも見に行きたいと思っていた。
昨夜遅くまで用事があり、今朝も起床が遅れて身体もだるかったが、何とか走れそうなので近所の友人を誘って8:15頃家を出た。普段より2時間近く出走が遅れたが、串柿を見に行くことに友人も同意。荒れてそうな蔵王峠を下るのはイヤなので、蔵王峠を上って串柿の里大久保に至り、鍋谷峠を越えて帰阪する昨年と似たルートをたどることにした。
とは言え、先週の大人の堺散走!の帰路にグローブをバスの中に置き忘れてしまい、幸いバス会社が見つけて保管してくれていた。それを引き取りに東山車庫に立ち寄り、河内長野方面から蔵王峠に向かうことにした。
気温は低いようだが、しっかり冬装備した上に日差しがあって、あまり寒くは感じない。
時間が遅いのでやや交通量は多いが、国道310号線は順調に流れている。
そこを友人が快調に飛ばすのだが、すぐについて行けなくなった。4時間ノンストップで走り続けたスズカ8時間エンデューロから9日経ったが、まだ完全に回復していないのかちょっと走るとすぐにエネルギー切れを起こすという状態が続いている。とは言え、エネルギー切れを起こす前でも楽についていった訳ではなく、必死だった。7位に入ったなんていい気になっていても、私なんかより脚力のあるロードバイク乗りはいくらでもいるのだ。
県道216号線がまだ通行止めらしいので、天野山金剛寺付近から山中に入り関西サイクルスポーツセンターの前を通る道で蔵王峠に向かうことにした。
山中に入る前にコンビニで休憩と買い出し。スタートが遅く、昼までに下山できないと思われるので、昼食にパンも買っていく。ここまでですでにかなり消耗しており不安な体調だが、コーヒーでカフェインを注入して気合を入れる。
行く手の山々は青空の下に稜線を描き、日向はかなり温かく感じて、気持ちがいい。
天野山からサイクルスポーツセンターに向かう道は、かなりの急勾配。県道から上るほうが楽なので、普段はめったに使わない。本格的な上りは久しぶりなので、かなり大変。
浜村淳の看板のある霊園を過ぎ、更に上り続けると関西サイクルスポーツセンター。こんな急坂を上らないとたどり着けない自転車施設ということのに、毎度違和感を感じる。
ようやくピークを乗り越え、滝畑ダムへ下っていく。府道61号線に入り、ダム湖の沿いを走っていると色づいた周囲の山々との対比が美しい。2ヶ月山に来ない間にすっかり秋を逃して冬の風情。今日は串柿が主目的なので止まらず先を急ぐ。
大人の堺散走!~堺とお酒の歴史を辿る
堺 自転車のまちづくり・市民の会や、それに協力する自転車店などにより、これまでも「Sakai散走」イベントがいくつも開催されている。「散走」とは自転車のイベントではなく、自転車を使って食や体験や観光をする新しい自転車の楽しみ方と定義づけられている。
今回は錦ロイヤルの長島さんの主催する「大人の堺散走!」に参加してきた。「大人の」銘打つのは、お酒を絡めたイベントだから。
とは言え、もちろん自転車でも飲酒運転は法律違反。そこで、お酒にまつわる堺の旧跡を自転車で巡り、最後に酒造メーカーの見学(試飲)を行うイベントとなっている。使用する自転車もさかいコミュニティサイクルがベストとされ、飲酒後の乗車をしないことを条件に自車での参加も可となっていた。
となれば、CARACLE-Sの出番だ。現地までやイベント中は快適に走り、お酒が入った後は世界最小サイズに折りたたんで公共交通機関で帰宅すればよい。まさに、自転車とお酒を両立するのに最適な製品だ(?)。
出勤日だったが、これも仕事と会社を抜け出し、松原から堺まで約10kmを自走。今日は折りたたみの早いフラットハンドルの未改造試乗車を、会社から借りてきた。
集合時間の14時に堺郵便局前の歩道橋の「上」で待っていると、主催者の長島さんがCARACLE-Sでやってきた。長島さんもイベント後に輪行で帰宅するつもりで、CARACLE-Sを選択していただいた。
参加者が揃ったところで、歩道橋を降りたところにあるさかいコミュニティサイクルのサイクルポートに移動。3人は自分の自転車で、残る4人はここで自転車をレンタルした。
長島さんから見学ポイントの解説プリントを渡してもらい、今日のイベントの説明と、お互いの自己紹介。