ブルベ対策110kmトレ [大阪最南端往復]
3月18日のブルベに向けて、ロングライドトレーニングをしたいと思っていたが、中国出張や家の用事や堺市民マラソンに向けたランニング、そして天候不良でロクに自転車で走れずにいた。
来週から名古屋サイクルトレンド、サイクルモードライド大阪と週末の仕事が続き、その翌週末も仕事が入る可能性があるので、下手をすればブルベまでに週末走れるのは今日が最後かもしれない。そんなピンポイントの機会だったが、近所の友人とも久々に予定が合った。加えて、服部産業のH本さんもご一緒していただけることになり、自宅近くのコンビニで集合。
風が強ければ堺浜周回練習というパターンも考えていたが、幸い昨日までの強風はかなり和らいだ。6:53に、3人で和歌山市方面に向けて走り出した。
私はいつものTORACLE(CARACLE-S 2016試作車)で、友人はGIANT TCRアドバンスド、H本さんはWilier ゼロセッテとカーボンロードに囲まれた。
深井駅近くから西進して国道26号線バイパス(第二阪和国道)に出て、当分はひたすら南下(正確には南西方向)。和らいだと言っても北風2m程度の予報だったので、追い風でペースが上がる。3人で先頭交代しながら30km超で快調に飛ばす。
もっとも、帰路は向かい風になる見込み。私もH本さんも午後に予定があるので午前中に帰宅するために9:30で折り返しと決めて、行けるところまで南下することにしていた。
看板を見て気づいたが、今日は泉州マラソン。下手をすれば通行止めに巻き込まれると心配したが、通行規制は国道26号線旧道(府道204号線、府道63号線)らしく、バイパスは一応通行止めは無さそう。
出走45分ほどで17km走行し、貝塚市まで到達。3人で先頭交代とは言ったが、私の引いている時間は短く、先頭を引いている時より、後ろについている時の方が心拍数が上がる。
・・・つまり、友人やH本さんが引いているときの方がかなりペースが速いということだ。通勤ライドで追い込んで、かなり脚力が戻ってきたように感じていたが、まだまだ情けない状態。
泉佐野市に入ったところで小休止。ほぼ1時間走行して24km走行。
順調に距離は伸びていくが、ハイペース走行に私は着いていくのがやっとで余裕がない。往路からかなり消耗してきた。
バイパスは途中で自動車専用道路になるので旧道に横滑りして、出走から2時間で阪南市の箱作駅付近に到達。走行距離約40km。もはや短時間でも先頭を引く余裕がなく、必死で着いていく。ちょこちょこときれいな海が見えるが、撮影する余裕もない。
岬町に入り、みさき公園の少し手前で9:00。信号待ちで荒い息を整え、ピクピクする腿の後ろ側の筋肉をほぐす。あと30分でどこまで進めるか?
この先はどっちに行こうか? と話していたが、先頭を引いていたH本さんが深日交差点を右折して旧26号線(府道752線)を離れ府道65号線に入った。
すでに足はパンパン。この辺りから、ちょっとしたアップダウンで先行する2人に着いて行けなくなってきた。
堺市民マラソン2018
今年も堺市民マラソンの日がやって来た。10km競技マラソンに出場していた時期もあるが、大腿骨骨折以来3回は順位を競わない「完走マラソン(3km)」へのエントリーが続いていた。通算6回目の今年も連続4回めの完走マラソンエントリー。ロクにトレーニングもできず、今回は息子も野球の試合で出走断念となればあまり気合も入らなかったが、やれるだけのことはやらなきゃな、と昨日も身体慣らしのスロージョグに取り組んだ。
今朝目を覚まし、さて今日は寒いだろうけどがんばるぞ、とカーテンを開けて外をうかがうと・・・一面の銀世界だった(汗)。
予想もしていなかった展開。昨日の天気予報では冷え込むとは言っていたが、こんな積雪までは予報していなかったような気がするのだが・・・。
娘の陸上の練習も、息子の野球の試合も中止が決まり、用意を進めていた子供らは「せっかく準備したのに」と文句を言いながらもホッとした様子。私の方は予定の7時より数十分決定が遅れてたが、大会のテレホンサービスで「予定通り開催」を確認した。
開催ならば、と準備を進めたが、事前に予定していたように自転車で会場である大泉緑地公園まで行けるのか心配。事前に道路の様子を見てみると、積雪はどんどん溶けてきているし、ゆっくりなら自転車でも大丈夫だろうと判断。とは言え、自分の自転車が汚れるのがイヤなので、ヨメさんの自転車を借りて会場に向かった。
家を出てから思いついたが、野球の試合が中止になったのなら、エントリーは済ましているので息子も出場できる。途中で息子にも来るように伝え、雪遊びをする子供らをあちこちで見かけながら、大泉緑地公園に向かう。その間にも雪はどんどん溶けていき、さほど問題もなく9:20ごろ会場に到着した。
走路となる大泉緑地公園内の周回道路上は濡れているものの、ほとんど雪も無い。とは言え、周囲のあちこちにまだ雪が残っている。それでもたくさんの出場者が集まって、受付や準備を進めていた。
9:45から開会式が始まり、ドナルド・マクドナルドや堺市長の挨拶、そして準備運動と、滞りなく進んで、最初の種目である完走マラソンの出場者はスタート地点に誘導される。
あとから来たヨメさんに荷物を渡し、10:15頃にはスタートゲート前で待機。
スタートゲートの向こうの青空だを見ているとマラソン日和のようだが、気温は3~4度と思われ、風もあるので非常に寒い。その場で足踏みをしたり、ストレッチをしたりして少しでも身体を温めようとした。かなり厚着をしてきたので、胴体はあまり寒くないが、足先などの末端が冷えてツラい。
直前で防寒着を脱ぎ、ヨメさんに手渡す。10:30、堺市長のピストルで完走マラソン(3km)スタート。
これはヨメさんの撮影だが、毎年ドナルドに見送られてスタートする。子供にはうれしい演出だろう。
完走マラソン(3km)はここにしか出られない小学校4年生以下の子供が多い。スタート直後は短距離走の勢いで子供らが飛び出していき、後ろから親らしき大人が「〇〇くん、ゆっくり! ゆっくり!」と叫んでいたが、周囲に煽られたお子さんは聞いていやしない。必死の形相で前方に消えていった。
私はと言うと故障が怖いので、最初の500mは抑えて身体の様子を伺い、徐々にペースを上げていく。ところが脇腹に違和感が出てきたので、再度ペースダウン。脇腹が落ち着いたところで再びペースを上げていったが、巡航ペースに乗せるまでに半分近い距離を使ってしまった。
明日は堺市民マラソン [ジョグ3km]
いよいよ明日は堺市民マラソンの本番。疲れを残してもマズいが、2日連続で身体を動かさないまま、いきなりマラソン本番というの良くない。そこで軽くジョギング程度の足慣らしをしておくことにした。
毎度の近所の公園周回コースをスローペースで走っても面白くないし、コンビニに用事もあったので久々に足の向くまま近所をウロウロ。
コンビニに寄った後はなんとなく足を向けた水賀池。晴れて陽が高くなってきた時間帯とは言え、気温が低く風も強い。まだ桜のつぼみも小さく、寒々しい。
サギが水面を見守る水賀池を半周して、別ルートで帰路についた。
ペースが6分/km程度と遅く、コンビニ等への寄り道や、信号待ちやらで一時停止も多いのがトレーニングとしては難アリだが、まあ体慣らしの散歩(散走?)としては久々に景色を楽しみつつご近所を探索というところ。春はまだ遠いが・・・。
短距離だしトレーニングとしては物足らないが、明日に備え本番の3kmと同じ程度で終了。スローペースだったのでヒザを始めとする関節に異常はない。まあ、明日は頑張ろう。
「まあ」と微妙な言い回しになったのは、今年は(も?)大してトレーニングもできず、一緒に出場するつもりだった息子も野球の大事な試合が入ってDNS(出走断念)となれば、あまり意気は揚がらないからだ。
明日の堺市民マラソンが終われば、次は自転車で3/18の200kmブルベだが、昨日は雨だったし元々所用もあった。タイムを競わない短距離の完走マラソンとは言え、今日自転車に乗って疲れを残すわけにもいかない。結局、今週末も自転車に乗れない展開になってしまった。来週は土曜が出勤日なので、チャンスは日曜のみ。その後は名古屋サイクルトレンド、サイクルモードライド大阪と週末の仕事が続く。その後も試乗会などは入る可能性が高く、ほとんどトレーニングができないままブルベ本番という展開が予想される。
すでに200kmブルベは2回完走しているが、それだけに準備不足で参加すると周囲に迷惑を掛けかねないことも予想できる。最悪はDNSということも視野に入れつつ、当日まで出来る限りのことをしよう。
来週は堺市民マラソン [ジョグ3.0km]
2/12は堺市民マラソンだが、大晦日に3km走った以降は、雨の日に駅まで走るくらいでさっぱりランニングのトレーニングをしていない。
一時期はハーフマラソンの申し込みをするところまで頑張ったマラソンだが、2014年の大腿骨骨折以後は堺市民マラソンの3km完走マラソンに参加するのみとなっている。のんびり完走できればよい部門だし、一緒にエントリーした息子は野球部の大事な試合が入ってDNS決定なので、あまり意気が揚がらない。
それでも、開催も迫ってきたので少しは走っておくことにした。というか、中国出張やら新商品の発売準備やらで仕事が忙しくして疲れ気味だし、色々家の用事があるので、自転車の遠出を断念して短時間で済むランニングにした、というところがホントのところ。
11時過ぎに家を出て、毎度の近所の公園周回コースを走り始めた。晴れてはいるが、気温が低く、風も強い。山の方は雪雲らしきものに覆われていたので、自転車で山の方に向かわなかったのは正解だっただろう。
走る前にストレッチや準備体操はしたが、最初はペースを抑えて6分/km程度のペースでスタート。2周して1kmを越えてから5.5分/km程度にペースを上げた。・・・ら、脇腹に痛みが出てきたので、また少しペースダウン。
4周(2km)を越えるとようやく体が温まってきた。脇腹痛の気配も徐々に弱くなっていく。フォームがどうもしっくりとこないで、強く着地してしまっている感覚があるが、幸いなことにヒザには違和感はなかった。
もうちょっと距離を伸ばそうかとも考えたが、いきなり距離を走って故障してもマズいので、堺市民マラソンで走る3km(6周回)でトレーニング終了とした。
ロクにジョグトレをできていない割には強い脇腹痛やヒザ痛もない、悪くないコンディション。後半はもうちょっとペースを上げても良いかもしれない。3月にブルベを控えているので自転車ロングライドのトレーニングにも取り組まなければならないが、スズカエンデューロ以降のここ2ヶ月はさっぱり距離を走っていない。これからも多忙が予想されるので悩ましいが、できる範囲でやれることをやるしかない。
中国ライド再び [深セン立新水庫]
1/24~1/27は、中国深セン方面へ出張だった。一昨年夏の前回はCARACLE-Sで深セン市の鳳凰山に上ったが、今回は業務上の都合で試作段階のCARACLE-S Lite(18インチ)を持参することになった。
CARACLE-S Lite試作車は、現行の20インチモデルより一回り小さい市販のスーツケースに収まり、重量も1kg以上軽い。実際に持ち運んで海外に持ち出してみたら、一段と楽になることを実感。
1/24に朝に関西空港から飛び立ち、まずは春節(旧正月)が近づき華やかな香港空港に着陸し、無事に預けていたCARACLE-S Liteを受領。
往路はスカイリモという乗り合いハイヤーのようなサービスで深セン市に向かった。境界を越える際に、香港側のイミグレーションは車に乗ったまま手続きできる。中国本土側のイミグレーションは降車して荷物を降ろして持ち運ぶ必要があるが、それほど混雑もしておらずスムーズに中国本土に入った。
中国本土側に入るとバスターミナルやタクシー乗り場があり、指示された場所で、引き続きスカイリモの車に乗り込む。途中で1回乗り換えるだけでホテルまで送ってもらえるので、荷物があるときには楽なサービスだ。
惜しむらくは、今回も深センの中心地は素通りだったことだが、仕事だし贅沢を言ってはいけないだろう。
チェックインしてからホテルを出た我々の前に現れたのは、乗り捨てられたシェアバイクの山。中国各地に問題になっている「シェアバイクの墓場」だ。ここ数年で中国人の足として一気に普及したシェアバイクだが、競争の激化とマネーゲーム化の結果、過剰に供給されている。ルールやマナーが整備されてないこともあって、街中のあちこちで乱雑に放置されている。
お世辞にも美しい風景とは言えず、通行の障害にもなっている。自転車好きとしては悲しい風景で、日本で同じようなことにならないよう願いたい。
1/25早朝、仕事前に近所を自転車で散歩(=散走)することにした。
現地時刻で6時過ぎ。日の出まで1時間あるのでまだ真っ暗だが、ホテル前にCARACLE-S Lite試作車を持ち出した。たたんだ姿は20インチのCARACLE-Sよりかなり小さい。
一方で展開すると1m近いホイールベースで、Sには及ばないものの折りたたみ自転車としてはかなり長い。
CARACLE-S Liteは3速しかないので、前回のようなヒルクライムは難しいだろうが、車重が軽いので平地やちょっとした坂なら実に気持ちよく走れる。10~20km程度のポタリングには充分すぎる性能だろう。
走り初めは適当だったが、近くにかなり大きな湖があるようなので、そちらに向かってみた。Googleマップには「立新水庫」と記された湖にたどり着くと、まだ真っ暗だったがたくさんの人が散歩やジョギングしている。