第1回ツーリズムバイク試乗会 under 玉手橋
3/5-3/8は毎年のごとくTAIPEI CYCLE(台北國際自行車展)出展と視察のため、台湾に出張していた。今回も自分たちでスーツケースに入れた展示車両を運ぶという、ツーリズムバイクを名乗るCARACLEシリーズらしい展開。
自転車産業振興協会の日本ブースへの出展も毎年のことながら、今年はオープンスペースだったのでより開放的で来場者から見やすいのか、声を掛けられることも多かったようだ。私自身は新製品探しや今年のトレンドを把握するために会場をひたすら歩き回っていたので、あまりブースにはいなかった。
E-BIKE一色だった昨年に比べると非アシストロードバイクやクラシック系車種、そして折りたたみ自転車も復活していたように感じた。とはいえ、ディスクブレーキのさらなる普及や電動変速の増加といったここ数年の傾向は、後戻りすること無く進んでいる。ディスクブレーキ用ホイールの前輪が左右非対称(右側ラジアル)なものや、細い支柱を組み合わせたカーボンコンポジットホイールがあちこちに展示されていたのが印象に残った。
TPUチューブが増えたことや、フリー機構の刷新をアピールするハブメーカーが多いこと、フル内臓ヘッドパーツがあちこちで提案されていたことも今年目新しい点だった。変わり種では自転車用空調服なんてのも展示されていた。
多くのメーカーが素材リサイクルへの取り組みをアピールしており、自転車にもSDGsへの取り組みが求められていることを感じたし、E-BIKE化により実現しやすくなった身障者向けモビリティ(ハンドバイク、トライクルなど)が多く展示されていたことも感じさせられた。
海外での出展に続き、本日は地元大阪でイベント。同僚I井さんの発案で、近場(大阪南部)でCARACLEの試乗イベントを開催しようということになり、色々検討してもらった結果、玉手橋下の石川河川敷で開催することになった。名付けて「第1回ツーリズムバイク試乗会under玉手橋」。第1回で人が集まらなければ第2回が開催されないまま消える可能性もあるが、あわよくばCARACLEに限らず他の自転車業者も集まるイベントに育てられればという目論見もあって、あえて「CARACLE」の名前は入れていない。
帰国直後の私は担当スタッフではなかったが、ちょっと顔を出すつもりで9:11にCARACLE-Sで出走した。東進して、石川も近づいく誉田御廟山古墳(応神天皇陵)の空は晴れ。風はちょっと強いが、屋外イベントで一番心配な雨の心配はなさそうだ。周辺は古市古墳群と呼ばれ、堺市百舌鳥地区の古墳群とともに世界遺産に認定されている。 (さらに…)
祝い日に 季節香るか 桃節句 [竹内峠-當麻寺-田尻峠-玉手橋]
先週は天気も優れなかったが、生駒市のスタンプラリー「たけまるくんといこまめぐり」で、ペア宿泊券に当選したので、久々にヨメさんと二人で車で出かけた。
生憎の雨だったが車での移動だったので、大和郡山城址の盆梅展や城下町を散歩して、子供が産まれて以来20数年ぶりの二人っきりのデートらしきものを楽しんできた。
大和郡山城下町では「大和な雛まつり」が開催されており、町のあちこちに雛人形が飾られていた。
お宿はもちろん生駒市で、生駒山中腹の生駒聖天(宝山寺)門前の 城山旅館さん。無料宿泊にも関わらず、生駒市街を見下ろせる絶景の部屋を用意して頂いた。今回の特等賞品の目玉は、ろうそくと灯火の明かりだけで行われる「夜咄茶事」。この歳になって恥ずかしい話だが、本格的な茶会は今回が初めて。色々伺いながらだったが、「もてなす側になるには色々大変ですが、客人側は誰でも楽しんでもらえるものなんです」とのことで、料理とお酒ともちろんお茶を楽しませてもらった。撮影したい気持ちもあったが、「日常から離れてくつろぐ機会」という言葉を聞いて、スマホとカメラを置き、その場の接待に集中して楽しむことにした。ろうそくの明かりだけだと視覚情報が限られるので、食感や味覚に集中し、微妙な違いがわかるのが「なるほど」というところ。本当にしばらく異世界に行ったような、不思議な体験だった。
他に用事もあって先週末の3連休は自転車で走れなかったが、スタンラリーに取り組んだお陰で、得難い体験をさせてもらった。
今週末はサイクルモードライド大阪が開催中だが、私は週明け火曜日から台北ショー出張なので、他のスタッフにお任せした。昨日土曜日は出勤日でもあり、勤務先で電話番。今日3月3日上巳(桃)の節句は、軽く走ってから出張準備のつもりだ。TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)はまだバラバラなので、今回もCARACLE-Sで6:27出走。早めに帰宅したいので、竹内峠-穴虫峠で二上山を周回する短距離低標高コースを辿ることにした。
美原区のさつき野から富田林市の梅の里と、丘陵を越えていくいつものルートだが、最低気温1度と寒さは3月と思えない厳しさで、バーミッツを装着していても指先が冷える。サイクルモードに行った同僚からは昨日も相当に寒かったと聞いており、私は参加していないのが申し訳ないが、台北出張前に体調を崩しかねない気候なので幸いだったとも言える。
石川を渡る河南橋からは行く手の二上山がよく見える。周辺には「石川大清掃」の幟が立てられていた。調べてみると毎年3月の第一日曜日に、富田林市が実施しているようだ。ありがたい話で頭が下がる。
「愉快・爽快・空海ウォークデジタルスタンプラリー2023」コンプリート
先週は仕事やシクロクロス観戦や帰省で自分は走れず、昨日土曜日も出勤日と2月もなかなか毎週走れない。それでも今日は何とか午前中身体を空けた。TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)はまだ組み直せずバラバラなので、今回もCARACLE-Sで6:45出走。
は今日も前回の「堺旅2024デジタルスタンプラリー」に続いてスタンプラリー。午前ライドにお誂え向きな「愉快・爽快・空海ウォークデジタルスタンプラリー2023」に取り組むことにした。2022年以来毎年取り組んでおり、2022年には河内長野市の特産品が当選した。
スタンプラリーは西高野街道沿いのスポットを巡るものだが、同じルートを往復するのは面白くないので、西側から丘越えで河内長野市に入ることにした。道すがら梅の名所の荒山公園に立ち寄ってみたら、見頃の花が咲き誇っていた。
開花時期の早い蝋梅などはすでに盛りを過ぎていたほどで、春が近いことを実感した(蝋梅はクスノキ目ロウバイ科に属し、バラ目バラ科の他の梅とは別系統らしいが)。最低気温も9度と朝の冷え込みも穏やかで、薄手の長袖ジャージにウィンドブレーカーでちょうどよい。
櫻井神社の前を通って府道38号線を上っていき、陶器山の尾根筋を通る天野街道に入る。荘園町の住宅街の向こうに金剛山と大和葛城山が見える。金剛山の山頂付近は雲をかぶっているが、間の水越峠付近が明るくなっており、陽が昇って来ているのかもしれない。
38か所コンプリート [堺旅2024デジタルスタンプラリー]
2024年は正月三が日のうちに2回出走という出だしだったが、その後は公私の多忙で一度も週末ライドができないまま1月が終わった。2023年に続いて思うように自転車活動ができない展開が続くが、競技志向からは引退した身なので当面は気負わずに楽しめるときに走るつもりだ。
さて、引き続き用事は多いが、なんとか午前ライドくらいはできそうな土日。明日日曜日は雨になりそうなので今日のうちに走っておくことにした。とはいえ、遠出用のTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)は整備中でバラバラ。1ヶ月ぶりで体力も低下しているだろうし、通勤仕様のCARACLE-Sで遠出は不安。そこで近場の堺旅2024デジタルスタンプラリーに取り組むことにした。
6:52に自宅を出走し、堺市中心部に向かって北上していく。午前中にどこまで回れるかだが、まずは4.5kmほど走って、1つ目のスタンプポイントいたすけ古墳にちょうど日の出のタイミング7:08に到着。
最初はちょっと手間取ったが、JR西日本のアプリWESTERでデジタルスタンプを獲得。
今回は事前にプランニングする余裕がなかったので、38か所あるスタンプポイントをどう回れば効率的か、停まる度に考える。先ほどのいたすけ古墳を含め、大仙公園や周辺に8か所にスタンプポイントが集中しているのでひとまずこれらを一筆書きになるようルート取り。そして、2か所目は大仙公園日本庭園の入り口に7:19到着。当然営業時間前だったので少し心配だったが、入場しなくてもスタンプを獲得できた。今回はスタンプポイントが多いのでいつにも増して急ぎ足で先に進む。
大仙公園内の遊歩道を走って、堺市茶室伸庵に7:26到着。3個めのスタンプ獲得。こちらも営業時間前で係員の方が掃除など準備中。
10mほど横に移動すると、堺市博物館の入り口で4個目のスタンプゲット。有料施設が3つ連続したが、一応どれも入ったことがある。
2023-24関西シクロクロス第9戦堺浜観戦
2012年からしばしば冬場の関西シクロクロスを観戦していたが、新型コロナや多忙で最近3シーズンは観戦できていなかった。この冬は色んな事情でなかなか自分が走ることもできていないが、近場の堺ステージに同僚S君が出場するので、4シーズンぶりに観戦に行くことにした。
9:20頃に会場の海とのふれあい広場に入ると、一般来場者と分けられたシクロクロス用臨時駐車場はかなりの台数の車でかなり埋まっていた。午前の参加者は本レース前の試乗時間に走るためにほとんど会場入りしているのだろうが、それにしてもかなりの人数の参加者は観戦者で会場は賑わっていた。今日は日差しがあって風も弱く、比較的温かく感じる日和で何よりだ。
昨シーズンから堺ステージの会場が、みなと堺グリーンひろばから堺浜に移ったが、私は初めて。芝地が多く、起伏が結構あるので、また違った風情だ。関西シクロクロスはキッズクラスやランバイクにも力を入れており、子どもたちがミニコースをクルクル回っているのが微笑ましい。
すでに最初のM1カテゴリーの真っ最中で、35歳以上の最上位クラスとあってかなりのペースでコースを駆け抜けていく。
4年ぶりのシクロクロスレースはディスクブレーキが大多数を占めており、アルミ製どころかカーボン製フレームがかなりの比率になっていた。エアロ効果が望めない速度域にもかかわらずディープリムが結構いるのは、ドロづまり対策の流行とのこと。今日のコンディションでは必要性はなさそうだが。
S君の出場するE4クラスが近づいたのでスタート地点に行ってみると、S君が出走準備中。当然ながらCARACLEではなく、キャノンデール製マシン。オンロードではロード並みに走るCARACLEシリーズとはいえ、どう足掻いてもダートで20インチ車は不利だ。