ホイールスタビライザー装着等 [THUNDER他]
昨日は休業日だったので今日の祝日を合わせて三連休だったが、一昨日にSPDクリートの違和感があった右ヒザの痛みが抜けないので、家で大人しくしていた。
それでも必要があって、いくつか自転車をいじった。まずは一昨日にシートポストから脱落した、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)のDi2バッテリーの救出。シートチューブの中を覗き込むと落下したバッテリーが見える。逆さにしてショックを与えたり、棒でつついたりしたが埒が明かず、結局BBを一旦外して下から押し出した。
ひとまずは元通りシートポストに装着したが、強いショックが加われば再発する可能性が高い。このところ輪行の機会が多いが、エレクトリックケーブルでつながったシートポストを上げ下げするので断線が怖い。ドロッパーポストを使用するMTB用に、フォークコラム(ステアリング管)に内蔵する方法や、ボトル台座に外装するケースなどもあるようだが、どちらも配線が難題だし、輪行で断線する恐れはむしろ高まりそうだ。
いっそ、ダウンチューブに放り込んでおけないかと思ったが、BB側から挿入するのは難しい。ヘッド側からは試していないが、外からあてがって見る限りこれも難しそうだ。
ふと気が付くと後輪の空気圧がかなり低下していたので、チューブ交換。穴が小さくパンク箇所がわからなかったので、水調べでようやく特定して修理。
TORACLE-COZに続き、息子の通学用自転車「THUNDER(稲妻)」のチェーンガードの一部が外れていたので再装着。ついでに、入手していたパーツを装着することにした。クラブの装備を含めた通学荷物を運ぶために超大型の前カゴを装着しているので、ハンドル操作が重いし、駐輪時に勝手にステアリングが切れて不安定だった。それを改善するためにホイールスタビライザーを探していた。
現行商品で見つけたのはVELO ORANGE製ホイールスタビライザーとRINDOW製ホイール アライメント スタビライザー。どうやらどちらも同じ台湾メーカーのOEMのようだが、ダウンチューブ径に適したRINDOW製を入手した。
この手のスタビライザーの存在は知っていたが、実際に装着するのは初めて。一方の装着金具を手持ちのボルトでフォーククラウン後部に装着。
もう一方はダウンチューブにバンドどめする。構造としては非常に単純で、ハンドルを切るとスプリングの力で中心に戻そうとする力が働く。微調整は後部のツマミでできる構造だ。
経験がないのでどの程度の加減が良いのかよくわからないが、手を離してもハンドルがわずかしか動かない程度にセットした。これで駐輪時の安定性はかなり改善するだろう。走行中も直進安定性が増すはずだが、しばらく息子に使わせて様子をみよう。
もうひとつの作業はTORACLE-S(CARACLE-S 2016試作車)。シフトワイヤーがほつれてきていることに気づいたので、切れる前に交換した。
これで引き続き安心して通勤ライドに活用できる。先週は通勤中にパンク修理が上手くいかず上司に迎えに来てもらうという、恥ずかしい失敗をしてしまった。そんなことを繰り返さないためにも、点検整備を怠らないようにしないと。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
海南まで追い風午前ライド [雄ノ山峠-熊野街道]
中国を中心に新型肺炎が猛威を振るい、自転車業界でも悪影響が深刻になってきている。恐らく明日主催者から発表があると思うが、私の春の動きも変わる決定がなされたようだ。
頭の痛い事態ではあるが、当座できることをやっていくしか無い。そんな訳で今日もTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)で、6:44自宅出走。風速2~3mと結構強い北北西の風が吹く予報に、心を踊らせるのは風を敵とする自転車乗りにあるまじき行為。とは言え、最初から帰りは輪行と決めていれば、風下に向かって走る追い風ライドが楽しめる。
風下は南南東の方向となるので、先日H本先輩に水を向けられた高野山(極楽橋駅)方面も頭をよぎった。とは言え、山間地はせっかくの追い風を活かしきれないのは、先週の吉野ライドで実感した。今日は堺でも最低気温1度の予報で山に入れば確実に氷点下。防寒装備をアップグレードしたとは言え、不安は拭えない。
となれば、斜め後ろからの風となるが南西の和歌山市方面に向かうのが得策だろう。先々週もだが、この冬は何度も和歌山市方向に走っているので、国道26号線バイパスや旧26(府道204号線-府道752号線)を何度も走った。そこで今日はやや内陸の府道30号線で南下した。走行ペースは国道26号線バイパスの方が上がるかもしれないが、内陸寄りを活かして雄ノ山峠を超えれば、孝子峠を越えるより短距離で和歌山市に到達できる。
ほぼ2車線で交通量も多いため、普段はペースがあまり上がらない府道30号線だが、冬の日曜早朝とあって交通量が少ない。最初は西寄りだった風も次第に真北から東寄りに吹くようになってほぼ真後ろから背を押されて快調に南下していく。側道スロープに迂回させられることがない分、今日は国道26号より快適なくらいだった。
何度も通ったルートだけに油断してしまい、泉佐野駅付近で丁字路に突き当たって、「あれっ?」。貝田交差点で斜め左に進むべきところを直進して府道84号線を進んでいたのだ。ここまで来たら国道26号で南下することも考えたが、やはり府道30号線に戻ることにした。
府道247号線で日根野駅方面に向かい、走行時間1時間を越えた8時頃にコンビニで小休止。トイレとカフェイン注入をしたのだが、外でコーヒーを飲んでいたら短時間ですっかり凍えた。空は気持ちのいい青空だが、気温の低さと風の強さで体感温度はかなり低い。
日根野駅そばで府道30号線に復帰。3kmほど回り道しただろうか? やや内陸のこのルートの難点はこの辺りからアップダウンが出てくること。高さはさほどではないが、尾根を乗り越える坂がいくつも続いて体力を削られる。とは言え、海沿いルートをたどっても箱作、淡輪辺りはアップダウンが続くので似たようなもの。今日は追い風が背を押してくれることもあって、それなりのペースで乗り越えていく。
和泉鳥取駅付近で府道64号線に入って、雄ノ山峠へ向かって上っていく。とは言っても大阪側からの上りは傾斜もゆるく、追い風もあって淡々と上っていける。8:48に県境を越えて和歌山県に入ったが、ここはまだ上りの途中。
吉野まで追い風(?)午前ライド [紀見峠-五條-下市口]
すっかり寒さに弱くなり、冬場はさっぱり調子が上がらない。そんな訳で、このところCARACLE-COZの軽さを活かした、片道輪行ライドが続いている。風下に向かって走り、帰路は輪行というイイトコドリの「追い風ライド」だ。
今日は北西からの風ということで、追い風になる南東方面に進むとなるとこれまでのように平地のロングライドとはいかない。どうしても山越えが必須になってくることに加えて、今日は久しぶりに例年並みに冷え込んだ。ちょっと迷ったが、新しい防寒装備のテストを兼ねて、今日は吉野方面を目指すことにした。河内長野から紀見峠を越え、吉野川(紀の川)沿いに遡れば、ほとんど鉄道のそばを通る。いざとなれば途中から輪行で引き返せば良い。
寒さに意気が揚がらず準備に手間取ったが、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)で7時前にやっと出走。少しでも寒さに対抗しようと調達した冬用シューズノースウェイブ製Raptor Arctic GTXのクリート位置がしっくりこずに一度引き返して再調整。再出走してもクリート位置はもうひとつだったが、このシューズは脱ぎ履きが大変なので、とにかく先に進んだ。
カイロを入れず、シューズカバーもなしで、足先が凍えないのはさすがというところか。ワンサイズ大きなサイズを選んだので、厚手の靴下を履いても足を締め付けられる感じが少ない。
しばらく走ってもクリート位置の違和感が無くならないので、河内長野駅そばでコンビニに寄り、トイレとカフェイン注入がてらクリート位置を再調整。
もう一つの新防寒装備はハンドルバーに装着したカバー、所謂バーミッツだ。末端冷え性の私だが分厚いグローブはレバー操作がしづらいし、手の大きな私に合うグローブがなかなか見つからない。そこで今回試してみたのがバーミッツだ。予想通り暖かいのだが、これまた予想通り色々不自由はある。下ハンはもちろんだが、カバーに手を突っ込んでいても、レバー操作がやりづらい。正確には、とっさにレバー操作ができる位置に手を移動するのが難しいので、常にブラケットを握っていることになりがちだ。たくさんのハンドルポジションを使えるという、ドロップハンドルの機能が制約されるわけだ。横風の影響を受けやすいことや、何よりカッコ悪いというデメリットも事前の予想通り。
ちなみに、元祖BARMITTSやR250で下ハンでもレバー操作ができる新形状バーミッツが登場している。とりあえずは検証のために安価な旧型(GIYO製)を入手したが、防寒効果は確認できた。 新形状ならハンドルポジションに関しては改善が期待できるが、横風とカッコの点は解消されない。手先の凍えには、バーミッツ以外にも防寒性の高いミトン型グローブや、電熱式グローブという選択肢もある。ただ、スポーツバイクに適した商品はいずれもかなり高価で、消耗品に投資する金額としてはツラい。
ひと息入れてから、南海高野線に並走する国道371号線で紀見峠に向かう。鉄道沿いということもあるが、標高の低い紀見峠ならさほど冷えないだろうと思った。ところが、紀見トンネル前から旧道に入ると、道端には残雪が目につくようになった。残雪だけでなく、パラパラと雪が降ってくるタイミングもあった。ごく弱い雪だし、上りは身体が温まるから良いのだが、下りの冷えが心配だ。
8:55紀見峠着。写真1枚だけ撮って、身体が冷える前に早々に下り始める。幸い、日差しが出てきたこともあって、さほど冷えることなく橋本駅付近まで下ることができた。
トイレを借りるために、橋本駅に立ち寄り。南海高野線とJR和歌山線が一体化した駅舎だ。
橋本駅からは、国道24号線で紀の川北岸を東進していく。県境を越えて奈良県五條市に入り、上野町交差点を過ぎたところに立っているのが、このロボット。以前通過した際にも気になっていたが、今回は停車して観察。
海南まで追い風午前ライド [WAKAYAMA800]
先週は調子が上がらずポタリングレベルだったが、今週は気温も高いし、体調もだいぶ回復した(今日はあらためて腹具合がもうひとつだが)。明日は降水確率が高いので今日のうちに走ることにして、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)で、まだ薄暗い6:35自宅出走。
今日は少し強めの風が吹く予報。峠を避けて平地ライドをする限り、往路か復路のどちらかで向かい風との戦いとなるのが自転車の宿命だが、片道を輪行してしまえば追い風だけを楽しむことができる。このところハマっている追い風ライドだが、今日は北東からの風なので、南西の和歌山市方面へ進路を取った。帰りはJR阪和線か南海本線で輪行するつもり。
国道26号線バイパスで南下するパターンを最近何回かやったので、今日はもう少し海寄りの旧26号線(現府道204号線)を辿ることにした。強風とまではいかないが、充分に背中を押してくれる風に助けられ、7時ごろには高石市から泉大津市に入った。
7:12に大津川を渡って忠岡町に入る。このころには陽も昇った。
岸和田市に入り、出走からほぼ一時間で岸和田城に到着した。トイレに寄って、缶コーヒーで喝入れ。
貝塚市を通過し、8:00ちょうど泉佐野駅のそばを通過。追い風のお陰で、ソロなのに概ね30km/h以上をキープできる。
泉北早朝散走 [和泉市-小栗街道]
先週は仕事が立て込んだせいか疲れが抜けず、今日は起床が遅れて出走準備もダラダラ。よほど今日は止めにしようかとも思ったが、すでに着替えを済ませたのでだるい身体にむち打って、7:20自宅出走。TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)で走り出したものの、どこへ行くかも決められずに適当に南下していった。
明日から4/19まで通行止めになる鍋谷峠へ向かうことも考えたが、寒さは想定以上で手先足先がかじかんで、とても峠を上る気にはなれない。何より体調がもうひとつで走り出してもツラいばかり。
光明池駅付近を過ぎ、槇尾川を渡る黒石大橋かわは鍋谷峠のある和泉山脈が、雲ひとつ無い空の下にくっきりとした稜線を描いている。美しい風景だし、こんな日は遠出をしたくなりそうなものだが、今日はさっぱりやる気が出ない。
もう少し西進して、春木町のコンビニで小休止。缶コーヒーでカフェインを入れたが、スッキリせず、これ以上の遠出は止めることにした。といって、同じ道を引き返すのは面白くないので、ここから少し海寄りにルートをずらして帰宅の途についた。
府道226号線を下って、途中から適当に丘を乗り越えてショートカット。今度は郷在橋で槇尾川を再び渡る。
さらに適当に走っていると、見覚えのある小栗街道に入った。あとは街道をたどり、鳳駅の手前で東に逸れて自宅に向かった。9:20前には帰宅し、わずか30kmちょいの散走終了。冷え切った足先を暖めて人心地着いた。ここ数年、特に冬場は体調が優れないことがちょくちょくある。胃腸が重く、身体が冷えて思うように動かないのが典型的。以前は雪の積もった峠を平気で越えていたことを思うと、歳を感じる。もうちょっと防寒装備を改善してみようとは思っているが、春まで無理はしないようにしよう。
■STRAVA
泉北早朝散走 [和泉市-小栗街道] | ライド | Strava
■本日の走行記録(自転車)
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2020/01/19 7:21:37
自転車完了: 2020/01/19 9:17:11
バイクタイム: 1:26:44
停止時間: 0:28:27
距離: 32.41 km
平均スピード: 時速 22.42 km/h
登り: 112 m
カロリー: 869 kcal
平均心拍数: 120 bpm
最大心拍数: 160 bpm
平均ペダルペース: 67 rpm
最高ペダルペース: 121 rpm
今月の走行距離: 420 km
今年の走行距離: 420 km
先月の走行距離: 848 km
昨年の走行距離: 9346 km