CARACLE-S Di2搭載など [TRACLE-S 2→4代目CARACLE-Sへの変遷]
長らく記事にしないままだったが、TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)ばかりでなく、CARACLE-S(TORACLE-S2→4代目CARACLE-S)もカスタマイズを重ねていた。
しばしばプレッシャーアンカーのズレに悩まされていたので、HIRAMEのアンカー(画像右)にカーボン用滑り止め剤を塗布してみたりしたが、ズレを根絶するには至らなかった。そこで重量増にはなるが、ロングサイズのプレッシャーアンカーを導入してみることにした。
ところが、CARACLE-Sのヘッドチューブはかなり短いので、フォークコラムも短い。使用中のカーボンフォークもここまで短くカットした状態でロングサイズアンカーを挿入することを想定しておらず、コラムパイプの内側の底部付近にはバリや製造時に内圧をかけるためのバルーンが残っている。
アンカーが正常にセットできないので、ラジオペンチでバルーンをねじ切ったり、リーマーを掛けたりヤスリで削ったり、かなり苦労してロングサイズアンカーをセットした。これで若干は改善したが、やはり時々ズレは発生する。コラム内面を完全に同径に仕上げることは難しく、いくらロングアンカーでも結局は内径の細いアンカーの先端付近にしかテンションが掛かっていないことが伺え、せっかくの長さを活かしきれなかったようだ。
そこで次に導入したのが前職で輸入に関わったFIRST DGダブルロックヘッドセット。上ワンにロック機構があり、通常の自転車ではアヘッドステム(CARACLE-Sの場合はハンドルポスト)と合わせて2重にフォークコラムを固定してヘッドの緩みを防ぐ仕組みだ。
雨上がり平地走 [大和川-竜田川]
6/17の梅雨入り後はやはり雨が多く、今日も未明まで雨が降って路面がなかなか乾かなかった。明日も雨のようだしチャンスは今日しかなさそうだが、お陰で出走が普段より約1時間遅れた。7:32にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発
出走してもまだ路面が濡れた場所も多く、山中はびしょびしょなことが予想されるのと、うっかり足の爪を剥がしてしまい、ダンシングが厳しいので今日は 平地走しか厳しい。いずれにしても月命日を過ぎてしまった母の墓参に行こうと思っていたので、生駒市方面に進路を取った。
通勤ルートで松原市中心部まで行き、勤務先近くで府道12号線(ヤマタカ)に入って東進。西風に背を押されてペースは悪くないが、車が多いので濡れた路肩を通らざるを得ないことがちょくちょくあり、車体が汚れていくのが残念。雲が多くて陽射しがないが湿度が高くて朝から蒸し蒸しする。大阪平野の東端に近づき、増水した石川を渡る石川橋からは裏手を通る信貴山の山並みがうっすら霞んでいる。
国分付近で大和川沿いに出る。少しずつ天気は良くなってきているようで、画像ではわかりにくいが空に青みが増してきた。
空は明るくなってきたが、大和川は未明までの雨で増水して、茶色い濁流になっている。大阪で大きな水害の報道は無いようだが、心配になる光景だ。
国道25号線の府県境付近は緩い上り坂だが西風に押されて快調に進んでいく。亀の瀬の亀岩前の橋付近からも迫力ある大和川の風景。
三郷駅の手前で大和川を渡って県道195号線に入り、大和川北岸を進んでいく。信貴山下駅手前で近鉄生駒線を越える陸橋は自転車通行禁止なので、左の道に逸れていくが、こちらが本来の県道のようだ。
こちらのルートも5年ぶり [和泉葛城山牛滝ルート]
昨日の朝は雨でいよいよ近畿地方も梅雨入り。今日も夕方から雨の予報で、明日は終日不安定な天気予報なので、今週末のチャンスは今日の午前中しかなさそう。身体に疲れが残ってちょっとダラダラしてしまったが、6:43にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。
しばらく足が向いていなかった和泉葛城山に上る意欲が沸いたのは、少しは脚力が復活してきたからか? ともあれ、最低気温20度でまだ晴天なので、ショート上下でもすでに暑い。身体は少し重いが、上神谷街道を南下していき、荒山公園手前の泉北和田交差点で右折して府道208号線(堺泉北環状線)に入って西進。行く手の和泉山脈の稜線がくっきり見えている。
短い急坂を上って赤坂台北交差点で左折する府道208号線を辿って、泉北ニュータウンを南下していく。
光明池駅のそばで泉北高速鉄道をくぐり、坂を登っていく。城山台四丁交差点で左折する府道208号線とお別れして、引続き延長線上の和泉市道光明池春木線を上ってみずき台入口のピークを越えて下っていくと、黒石大橋を渡る。橋上からは鍋谷峠や三国山のレーダーサイト、その先にこれから上る和泉葛城山といった和泉山脈の山々が連なっているのが見える。
松尾寺北交差点に面したくすのき公園でトイレに立ち寄り小休止。紫陽花が梅雨の合間のライドであることを示している。
松尾寺の前を通る間道を抜けて府道226号線に入り、春木川出口交差点で国道170号線旧道に入って西進。神於山を正面に仰ぐ内畑町交差点の少し手前で左折して集落内をショートカットし、府道40号線に入る。
馴染みのルートも久しぶり [千早峠(金剛トンネル)-大口峠-水越峠]
先週のビワイチのダメージが水曜くらいまで残ったのはやはり歳か? 週末になっても身体がシャッキとしないのでトレーニングを休みたい気持ちもあったが、鈍った身体の調子を取り戻していくためには、やはりトレーニングしかない。今日の午後から明日にかけて天気が不安定な予報なので、今日の午前中にと6:28にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリングに出走。
天気も心配だし、体調も不安が残るので、本当なら鍋谷峠往復が手近なところだが、鍋谷峠サイクルイベント以降、再び通行止めになっているようだ。イベント終了後にイベントページが消去され、広報いずみ令和6年4月号で実施されていたことがわかるくらい。上位者への賞品進呈なども告知されていたのに、発表も無いままイベントが無かったかのように情報が削除されたことが不審だったが、旧知のWさんが優勝の連絡を受けたとのこと。実際に上っても特に問題はなかったし、早いところ再開通して欲しいものだ。
そんな訳で、ある程度しっかり上れる手近な峠ということで、千早峠(金剛トンネル)に上ることにした。まずは国道310号線で、河内長野駅方面へ向かう。晴れているが、薄雲があちこちに浮いていて陽射しは弱め。それでも朝から気温が高く、ショートの上下でも暑さを感じる。幸い湿度はまだ低いようで、ベタベタした感じはあまり無い。
身体がだるくシャッキリしないので、河内長野駅近くでカフェイン注入。アイスコーヒーにすればよかったと後悔する暑さで、汗をかきながらホットコーヒーを頂いた。
7:22に河内長野駅裏側の諸越橋から、アタック開始。以前のような全力アタックでは最後まで保ちそうにないので加減はしたが、それなりに気合を入れて上り続けた。カフェインが効いてきたのか、精神的なものか、それなりに脚が回りだした。
8:16に千早峠(金剛トンネル)に到着。タイムは54分27秒と、自己ベストの43分10秒より10分以上遅いが、今の体調ならこんなものだろう。最高心拍数は171bpm程度なので、追い込みも全然甘い。今日はオートバイが多かったが、自転車も次々上ってくる。皆、天気が崩れる前にと思っているのかもしれない。
体力的に不安はあったが、天気はまだ保ちそうだし、奈良側に下って距離を延ばすことにした。最悪は輪行で帰ればよいと、気軽に考えられるのが折りたたみ自転車の良いところ。オートバイの人が先カーブで「うわっ、すごっ」と声を上げていたので、何かと思ったら今日は一段と景色が素晴らしい。薄雲は多いのだが空気が澄んでいて、遠くの山々まで見渡せ、麓の吉野川も雄大な姿を見せている。 (さらに…)
14年ぶりのビワイチは右回り [びわ湖一周サイクリング認定/ビワイチサイクリングマイレージ]
空来友蔵(Caracle Tomozou)として活動している同僚I井さんから、「梅雨入り前にビワイチ(北湖左回り)やります」と言われたが、昨年来公私の多忙や体調不良が続いて走行距離と脚力がガタ落ちしていることに加えて、今年は初夏恒例の体調不良(PM2.5アレルギー?)がひどいので、とても一緒に走れる自信が持てなかった。
そこで、「体調が良ければ私も同じ日に行きますが、輪行で行って単独で逆回り(右回り)します」と伝えていた。輪行態勢なら、途中で力尽きてもDNF(途中リタイア)が簡単だ。幸い、今週に入ってPM2.5の飛散が少ない日が続き、「体調」はかなり回復した。もちろん、「体力」はそう簡単に回復しないが、想定通り逆回りビワイチに挑戦することにした。
そんな訳で本日のカラクリング(CARACLE + サイクリング)に出発。4:16にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で自宅を出て約5km走り、4:30には地下鉄御堂筋線なかもず駅に到着。
始発まで余裕があるので、6分ほどかけてのんびり折りたたみ。今日の天気ならマッドガードは不要だろうが、外してくるのを失念していた。ひと手間増えるがワンタッチで着脱できるので、後輪と一緒にベルクロテープでハンドルに固定する。イエローに再塗装したTORACLE-COZ2で輪行は初めてだが、特に問題なく折りたたみ完了。
5:04なかもず発に乗り込み、車で先行しているI井さんたちの現在位置を確認すると、すでに大津市中心部を過ぎて琵琶湖西岸を北上していた。私は新大阪でJR京都線快速に乗り換え、さらに京都駅でJR湖西線に乗り継いだ。その間にI井さんたちは堅田に車をデポして出走。琵琶湖大橋を渡って東岸の北上を開始していた。
私は6:54に堅田駅到着。同じ列車で降りたロード乗りの方も輪行を解いていたので、聞いてみるとやはり北湖を左回りで一周するつもりとのこと。「どこかですれ違うかもしれませんね」と話しながらお互い組立てを続けた。
と言いつつ、ロードバイクより組立てが遅くては折りたたみ自転車の立場がないので、急いで組立てていたら腰に「ビキッ」とイヤな衝撃が走った。「やばっ」と思った通り、また腰痛を悪化させてしまったようだ。7分ほどで出走態勢にはできたが、いきなりこの先が思いやられる展開になった。とにかく、行けるところまで行ってみようと7:14出走。