「TRACLE-S 2」組立て その2 [CARACLE-S]

TORACLE-S 2を自走可能にして自宅に乗って帰りたいが、1日では作業が終わらなかった。緊急事態宣言下で遠出の予定は無いが、このGWは雨が多くて、なかなか勤務先に足を運べなかった。翌日は午後から雨が降る予報で、往路に使った自転車(TORACLE-COZ 2)も置いて帰ることになりかねない。翌々日も昼前後に雨が振りそうだが夕方には回復するようなので、出社した。
まずはボロボロになっていたブレーキレバーパッドを交換。シュパーブプロ用パッドのストックはゴム質が悪く寿命が短いこともあって、とっくに底をついている。この10年くらいは、ヨシガイ製の類似品をありがたく活用させてもらっている。さすがブレーキ専業メーカーだけあって、耐久性も高い。
アウタービーズのコマ数が不足して保留になっていたシフトワイヤーは、ひとまず載せ替え前のものを再利用。追加注文の到着を待つことにする。
今回の軽量化策の目玉が、COZ用のホイールZ-LIGHTとRECON製アルミスプロケット。ホイールはリアはそのまま使用できるが、フロントはOLD(エンド内幅)が異なるのでハブを交換していた。RECONスプロケットは11-25Tをノリクラ用に使用したこともあるが、今回は同僚が使用していた11-29T(10速)を使わせてもらう。RECON製スプロケットはシマノ製チェーンとの相性は今ひとつで、変速性能ははっきり体感できるほど低下するし、チャラチャラと音鳴りがうるさい。それでも、KMC製チェーンを使用するとかなり改善する。個人的な判断では、エンデューロ等の変速の多いレースではシマノ製スプロケットを使用する。一方で、ヒルクライムレースやツーリングなら、RECON製の軽量というメリットが大きいと考えている。
と言って、アルミ製スプロケットは寿命が短いので通勤用にはもったいない。普段はこれまで同様にホイールZ-TOUGH2にシマノ製のクロスレシオ(11-25T)スプロケット、タイヤも重量よりタフさを優先した仕様。ツーリングなどで遠出の時には新たに用意した軽量ホイールと交換するつもりだ。ただし、修理用リムが入荷するまでZ-TOUGH2の前輪は使用できないので、当面フロントホイールはZ-LIGHT改造品を装着しておく。
雨の間に 代掻き競う 農耕車(トラクター) [千早峠(金剛トンネル)-紀見峠]

先週末は仕事と天候不良で走れず、しかも近畿地方は早くも梅雨入りしてしまった。幸いこの週末は一時的な晴れ間が広がるようなので、二週間ぶりのトレーニングライド。今回もTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で6:42自宅出走。
雲の割合が多い空だが、雨の心配はなさそう。最低気温16度とは言え、しばらく暖かい日が続いたので肌寒く感じる。昼近くには気温が上がりそうなので服装が難しいが、半袖ジャージ+アームウォーマー、レーサーパンツ+ニーウォーマーの組み合わせで気温変化に対応できるようにした。
ひとまず千早峠(金剛トンネル)に上ることにして、国道310号線を河内長野駅方面に向かう。起床時は身体が少しだるかったが、走り出すと脚に力が入り、比較的「踏める」感じ。追い風もあって気持ちよく進んだが、しばらく走ると、どうも心拍数のレスポンスが悪い。調子が良い時には運動強度を上げるとスッと心拍数が上がり、運動強度が下がるとスッと下がる。今日はなかなか心拍数が上がらず、無理に上げようとするとかなりしんどい。調子が良いのか悪いのかよく判らないが、体感的には気持ちよく走れている。
河内長野駅が近づき国道170号線バイパスと交差する原町北交差点に、南河内サイクルライン(八尾河内長野自転車道線)の終点を示す看板があることに気付いた。そう言えば河川敷の区間は数限りなく走っているが、ちゃんと全区間を走ったことがない。一度ちゃんとルートを辿ってみるのも良いかも知れない。
蔓延防止等重点措置の発令された4月上旬から、コンビニにも立ち寄らない三密回避ライドを続けている。河内長野駅付近でトイレと自販機を探してウロウロした後は、いつものごとく諸越橋から千早峠(金剛トンネル)に向けてアタック開始。
観心寺手前の温度計は15度を表示。上りなら心地よい気温だ。山中に入ると少し怪しい雲が上空を覆ってきたが、雨雲レーダーに映るような雲ではないようだ。昨日の夕方まで降った雨の影響を心配していたが、ところどころ濡れた箇所がある程度で大きな問題はない。
相変わらず心拍数を上げられず、速度が少し遅い感じもしたが、「踏める」ので体感的にはグイグイ上れている感じで悪くない。雨上がりのせいか自転車乗りは少なく、数台のロードとすれ違ったが、同じ方向の自転車には抜くことも抜かれることもなく上り続けた。
心拍数は上げられないままだったが、体感的には終盤までタレることなく上り続け、8:40に千早峠(金剛トンネル)に到着。そのままトンネルをくぐって奈良側で小休止。
「TRACLE-S 2」組立て その1 [CARACLE-S]

「TRACLE-Sの代替り [CARACLE-S]」からの続き
残念ながら引退することになった初代TORACLE-SをGW前に徐々に分解していき、再使用するパーツをクリーニングしていった。走れないので事故後は勤務先に置いたままになっていたが、自宅に持ち帰るためにもGW中に自走できるようにしようと、出社して組立てを開始。
BBタップ&フェイシング等の下準備をしていた新フレーム(rev.3)の付属ボルトを、チタンやアルミ製に交換していく。CARACLE-Sのフレーム付属ボルトは元々ほとんどがステンレスかチタン製なので錆びる心配はないが、少しでも軽量化したいので初代TORACLE-Sで使用していたボルト類を再活用して装着していく。ただ、画像下側の後輪位置調整ボルトは2016モデル(rev.1)でM6アルミボルトを装着していたが、規格がM5に変更されているので、新たにチタンボルトを装着した。ナットもひとまずステンレス製だが、いずれアルミ製に交換しよう。
20インチWO(ETRTO451)ホイールとキャリパーブレーキを装着するので、カンチ(Vブレーキ)台座のシャフトを外す。
シャフトを外した台座の左側には、アルミ製の専用キャップを移植して目隠し。右側にはチタンシャフトを加工したリフレクター台座を移植。
BBやチェーンホイール類も初代TORACLE-Sから移植して装着。シングルギアだからという事情はあるが、わざわざ骨董品のデュラエースFC-7410を調達して、ナローワイドチェーンリングとチタンシャフトBBを組み合わせ、700gを切る超軽量仕様だ。
久々の和泉葛城山 [塔原ルート]

ゴールデン・ウィークは結局1回走れただけだった。雨が多かったこともあるが、TORACLE-S(CARACLE-S)を代替わりさせ、とTORACLE-COZ 2もコンポを載せ替えたのだ。一気に2台をいじり倒したレポートは後からになるが、今日はひとまずTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)のシェイクダウン(試し乗り)に6:35自宅出走。
出走してまもなくの伏尾交差点。新しい案内板が建っていた。堺市中心部から上野芝の丘を越え、深井(転居前の自宅)、小阪(現自宅近く)と2車線道が続いており、転職前は通勤経路として毎日通っていた。旧街道っぽい雰囲気だとは思っていたが、上神谷街道という名前は初めて認識した。一帯は江戸時代に千葉の関宿藩領であり、旧久世村は関宿藩主久世氏から取られたとのこと。今も小学校の名称などに「久世」が残っている。距離的に非常に遠いこの地域が繋がっていたことが驚きだが、私自身も20代後半の千葉在住時にちょくちょく江戸川サイクリングロードを走って関宿城跡のそばを通っていたので、何とも不思議な縁。
今日は久々に和泉葛城山に上ってみることにして、荒山公園の手前で右折して西進。少し雲もあり、黄砂のせいか霞んでいるが、概ね晴れており気温も15度を超えて、ウィンドブレークベストなしでも寒くない。薄手とはいえ上下ともロング丈のウェアなので、昼前には暑いだろうなと思いながら先に進む。
光明池駅を過ぎてひとつ丘を超えていくいつものルート。久々のDi2はまだ勘が戻らずミスシフトもあるが、やはり快適。RB(リムブレーキ)モデル乗車時と同じくフルデュラ化したせいか、自転車のレスポンスがよく加減速やカーブが何とも言えず気持ち良い。ハンドルバーをショートリーチの剛性の高いものに変えたことや、デュアルコントロールレバーが小型化したことも貢献しているかも知れない。ショートリーチ化を補うためにすでに10mm長いステムに交換しているが、それでも前傾が不足する感がある。もう少しステムを伸ばすことを考えてみよう。
自転車は快適なのだが、黄砂のせいか身体はどうも重い。自販機で缶コーヒーを買ってカフェインを注入し、松尾寺の前の間道を抜けて国道170号線旧道に入り、内畑町から牛滝に向かう府道40号線に入る。間道から合流したら、2台のロードバイクにの間に入ってしまい、前後を挟まれてついついペースが上がる。
和泉葛城山の牛滝ルートは引き続き通行止めなので、逃げ出すように岸和田国際射撃場のある尾根を越えて府道39号線にトラバース。ところがこちらもロードバイクが次々走っており、気が抜けない(笑)。
TRACLE-Sの代替り [CARACLE-S]

無理矢理451化とキャリパーブレーキ化したTORACLE-S(CARACLE-S 2016試作車)用に軽量ホイールを組んだりしたが、引越しの前後はしばらく時間が確保できなかった。
とは言え、通勤で毎日のように使用するうちに交換した低価格チタンBBに、懸念していたガタが出てきた。使い始めは(たまたま?)ガタが無かったが、調整機構のない構造なので使い込んでベアリングが消耗するとガタが取れない。ただ、こんなこともあるだろうと事前に調整用ワッシャ(厚さ1.5mm)を自作しておいた。このワッシャをBBシャフトとカートリッジベアリングの間に挟むと、ガタが無くなるまで締め込むことができる。ただし、BBシェルとBBの鍔(つば)が密着せずにすき間が開く。ネジ止め剤を塗布してしばらく様子を見たが、固定力が不足するようで少しずつ緩んでくる。すき間は約1mmだったので、10Sカセットスプロケット用の1mm厚スペーサーを挟んで再度締め付けるとすき間が埋まった。都合よく、ガタもなく緩みも生じにくい状態にできたようだ。差し引きで1.5-1.0=0.5mm締め込んだことになる。当面はこれで大丈夫だろう。
と思っていたのだが、よりによって引越し前日の2/19に「事件」が起きた。引越しに備えていつもより早めに退社してほどなく、駐車場に入るために反対車線から右折してきた125ccスクーターに突っ込んだのだ。信号待ちの車の間から直前にスクーターが飛び出してきたので、とっさのブレーキも間に合わなかった。車道左側の自転車ナビライン(青い矢羽根)上を直進していたので、私に基本的な非はないと思う。基本的な注意義務は進路を変える側(右折車)にあり、私は直進時でも車が車間を開けて止まっている場合は反対車線の右折車を確認するよう習慣にしている。とはいえ、スクーターが大して開いていない車間を通過してきたのは盲点だった。
幸いなことに双方ケガは無く、事故相手も保険会社も誠実な対応で損害を全て補償してくれることになった。TORACLE-Sは前輪が歪んで、リムとブレーキシューと接触する状態。その他のダメージもパッと見ではわからいので、上司に車で迎えに来てもらい一旦勤務先に戻ってTORACLE-Sを置いて再度退社した。上司に途中まで車で送ってもらい、鉄道で帰宅したのは結局いつもより遅くなってしまった。
私のTORACLE-Sは没になった試し塗り車体で、世の中に同じイエローのCARACLE-Sは存在しない。再入手はメーカーの人間でも(だからこそ)現実的でないので、できればフレームは再活用したい気持ちだった。
フォークコラム(ステアリング管)に気になる筋があったが、フレームには一見すると目に見えたダメージ(クラックやシワ)は見当たらない。これならと期待したのだが、フロントセンター長を計測してみると、5mm近く距離が短くなっていた。この時点でメーカー目線なら廃車決定。個人的にリスクを取って様子を見ながら使用することも考えたが、スチール製のダイヤモンド型フレームならともかく、アルミ製かつ折りたたみ関節のある1本フレームでこの変形は不安が残る。ロードバイク並みのハードな活用をしていることも考え、断腸の思いで再活用は断念した。
ダメージを受けたフレーム、フォーク、ヘッドパーツ、ホイールを交換することにしたが、同等のホイールZ-TOUGH2は欠品中。幸い、後輪にダメージはないし、再入荷までは通勤でも遠出用軽量ホイールの前輪を流用してしのいでおこう。残りのパーツはほとんどをそのまま移植するが、この機会に一層の軽量化も追求したい。
CARACLE-Sのフレームも欠品中だが、検品エラーになったrev.3フレームが残っていたので、これを使用することにした。バッテン部分に凹みがあるが、美観上の問題だけで強度的な懸念はない。新生TORACLE-Sはブラックベースになるので、さてどう「虎」にするか? もういい歳だし、派手派手は止めて、落ち着いたカラーリングにしようか?
とは言え、引越しのバタバタで作業時間はもちろん、デザインや軽量化の方針を検討する余裕が持てず、しばらく手がつけられなかった。3月末にようやく少し手を入れ、まずはBBのフェイシング。