寒空に 御朱印求めて 右往左往 [愉快・爽快・空海ウォーク デジタルスタンプラリー]

この2週間スタンプラリーが続いたので、真面目にトレーニングライドをしようと思ったが、友人とのタイミングが合わず、身体も少しだるいので今週もソロスタンプラリー(笑)。現代の御朱印集めとも言えるスタンプラリーは各所で開催されているが、今回は愉快・爽快・空海ウォーク デジタルスタンプラリーという西高野街道を舞台にしたイベントに取り組んだ。

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寒さとだるさで気合が入らず、いつもより遅い7:16となったが、日頃走り慣れた西高野街道の堺~河内長野区間だし、朝のうちに帰れるだろうと気楽に出走。まずはスタートの大小路(清明辻)を目指して堺市中心部に向かい、7:42到着。アプリが勝手にスタンプゲットを告知してくれた。西高野街道と竹内街道の起点を示す石碑や案内看板が並んで建っていた。

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道路の反対側に昭和33年に建てられた清明辻の石碑があった。そばの説明板には平安時代の陰陽師安倍晴明が通る際に和泉と摂津の境であるこの地に占い書を埋め、以来ここで占いすると必ず当たると評判になったとのこと。

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曇って陽射しがなく、ちょっと停車して撮影しているだけでも冷えてくるので、早々に次のポイントに向かうことにした。途中まで往きに辿った道を引き返せば良いのでが、同じルートを辿るのがイヤで、わざわざ南海高野線を2回も越えてジグザグルートをたどってしまった。2回めの高野線越えは榎小学校の脇で歩行者用跨線橋を越えた。自転車は乗車したまま越えられないが、階段の両端に押し歩ける細いスロープがある。

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仁徳天皇陵(大山古墳)をぐるっと半周して遥拝所前。工事中でちょっと風情に欠けるが、堺の誇る(自称)世界三大陵墓は早朝の静けさの中で佇んでいる。

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仁徳天皇陵古墳の堀に面した百舌鳥古墳群ビジターセンター前に8:06やって来た。この中にある大仙公園観光案内所が2つ目のスポットだ。ところが清明辻のように近づくだけではスタンプをゲットしない。9時開場なので中に入ることもできない。しばらく周囲をウロウロしたり、ネット環境を切り替えてみたり、建物の外から観光案内所のカウンターのある辺りに近づいてみたりしたが、やはりスタンプはゲットできない。スポットの紹介に開場時間が書いてあるのはその時間以外はスタンプを得られないということなのかもしれない。すっかり凍えてしまい、考える余裕も無くなってきたので、仕方なく先に進むことにした。

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スタンプラリー2つ完走 [周遊スタンプラリー「泉州・和歌山」CycleRide/みさっきーとスマホでスタンプラリー!]

1/14から始まった周遊スタンプラリー「泉州・和歌山」CycleRide2022は、すでに泉州周遊コースを完走した。もうひとつの和歌山・岬周遊コースを走る機会を探っていたが、1/21に大阪府がまん延防止等重点措置の適用を要請し、数日中に実施される見込みだ。まん延防止措置は主に飲食店を対象とする規制だが、今後府県境をまたいだ移動や輪行をしづらくなる可能性もあるし、スタンプラリー自体が中止される恐れもある。そんな訳で、今週のうちに取り組んでおくことにした

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今回は6:40に自宅を出走し、まずは約6.7km走って南海本線羽衣駅へ。ここでTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)をたたんで輪行。自走で和歌山・岬コースを回るとなると180~190km前後の走行距離になると思われるし、風も3~5mとそこそこの強い北風の予報なので、スタートとゴールを変え、できるだけ北から南へコースを取ることにした。

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乗ったのが関西空港行きだったので、泉佐野で乗り換え。最近は車イスやにも大きな荷物の利用者に配慮した、座席のないエリアがある車両が増えた。もちろん自転車を輪行する利用者にとっても便利だ。

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急行(や特急)だったらひと駅先のみさき公園まで乗車するつもりだったが、各駅停車だったので8:11に淡輪駅に下車。次第に晴れてくる予報だが、今は雲が多くて日差しが無く、寒々しい。

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駅前で組立てを終えて8:27再出走。和歌山・岬周遊コースの最北端である道の駅 みさき夢灯台の最寄り駅だが、先週やって来たせんなん里海公園もすぐ近く。各コースの端が隣接しているので、先週もついでに足を伸ばしたくなったほどだ。

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まだ淡輪駅から2kmも走っていないが、海を見下ろす道の駅 みさき夢灯台に8:33到着。

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泉州周遊コース完走 [周遊スタンプラリー「泉州・和歌山」CycleRide2022]

1/14から周遊スタンプラリー「泉州・和歌山」CycleRide2022(長い!)が始まった。土地勘のある地域で開催されるサイクルスタンプラリーとなれば見逃せない。「泉州(大阪府南部)と和歌山の自然・文化・グルメをたっぷり堪能!」と銘打ち、モデル周遊コースは泉州が95km、和歌山が100km。……いや、自然・文化・グルメをたっぷり堪能しながら100km前後を走れる人というのは、かなりハードルが高いぞ。誰だ、この企画立てたの!

と、ツッコミを入れながらも、個人的にはちょうど取り組みやすい距離なので、早速チャレンジをすることにした。といっても普段のように午前中に帰宅するのは難しい。となれば土日が休みの週に実施するか、数回に分けるかしたいところだが、オミクロン株が猛威を奮う大阪府ではいつ蔓延防止措置や緊急事態宣言が再び発出されて、イベントが中止になるかわからない。昨年もせっかくポイントを回ったのに無駄になる目に遭っている。

そんな訳で、ちょっと頑張って午後まで時間を確保し、一気に泉州周遊ルートを回ることにした。それでもできるだけ早く帰宅したいので、冬場にしては早い6:41にTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で自宅出走。「自然・文化・グルメをたっぷり堪能」していたら一日ではとても回りきれないので、基本的にはポイントで長居はせずにさっさと回るつもり。

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ひとつめのポイントを目指してやや北よりに西に向かっていく。日の出の近い東の空がオレンジ色に染まって美しかったので、ちょっと停車して撮影。天気予報で最低気温が零度と確認していたので覚悟はしていたが、寒さは厳しい。体幹部はアンダーウェアを重ねて身体を動かせばまだマシだが、手の指先は二枚重ねのグローブにカイロを入れても冷えてしびれてくる。鼻や耳がツラいのもそうそう有ることではない。あらためて天気予報を再確認したら、最低気温が氷点下2度に修正されていた。先に山手を回ることも考えていたが、先に平地を回るプランで正解だろう。救いは風がまだ弱いことだ。数日前の風は通勤ライドでもツラかった。

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鳳駅付近から羽衣線に沿って進み、浜寺公園に入って海辺に突き当たって南下。出走から7.8km地点の日露友好之像がひとつめのスタンプポイント。日露戦争時にこの地にはロシア人俘虜収容所があったとのことで、小泉首相(当時)とプーチン大統領のサインが刻まれていた。7:07到着。

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専用アプリで、無事に1つ目のスタンプをゲット。

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アプリのスタンプ帳に1つ目のスタンプが押された。

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そのまま南端から浜寺公園を出ると、歩行者自転車専用道が続いていた。芦田川河口付近の橋を渡る際から見ると水面に日の出寸前の東の空を映していた。

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和泉葛城山麓寒中稽古

小寒を過ぎて首都圏では近年にない大雪が報道されていた。大阪は雪が積もるようなことはなかったが、やはり寒さは厳しい。今日は久々に近所の友人とタイミングが合ったが、標高の高いコースは避けて和泉葛城山山麓の周回コースを走ることにした。

6:54にTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で自宅出走。友人と落ち合って、泉北の丘陵を乗り越えながら南下していく。雲がほとんど無い晴天だが、放射冷却で冷え込みは厳しく最低気温は平野でも0度の予報。かなり着込んできたので胴体はまだマシだが、手先が冷たい。

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府道208号線で光明池駅付近を過ぎ、城山台の坂道を上っていくと真正面から朝日が登ってきた。前がよく見えないほどだが、陽が射すだけで暖かさを感じる。上り坂で少しは身体も暖まってきた。

春木北交差点のコンビニで小休止してカフェイン(コーヒー)を注入。府道226号線に入って山に近づき、春木川出口交差点で国道170号線旧道に入り西進。池や水たまりには薄氷が張って寒々しいが、まずまずの体調で脚もそこそこ回る。

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内畑町交差点で府道40号線に入り、再び南下して和泉山脈に近づく。岸和田国際射撃場のある間道を西に進んで小さな峠を越えて府道39号線に入り、さらに南下。塔原の手前で不通区間の先の府道40号線に入り、西進して蕎原集落に至る。

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路面が少し濡れている箇所もあったので用心していたが、ほぼ凍結箇所はなく和泉葛城山に最も近い蕎原集落までやって来れた。近木川を渡る橋はまだ日陰。この集落の山沿いでは今から陽が昇る。

府道の対岸を下って、2020年1月から閉鎖されているほの字の里跡のそばを通ってさらに西に向かうと、秬谷付近で道が北に向かって下りになる。ここでさらに西進して永楽ダム方面に向かう手もあるが、今日は手短に済ませたかったので、素直に道なりに進む。

これまた2021年3月で閉園になった奥貝塚彩の谷農業庭園「たわわ」の前を通ると、以前と違う看板がかかっていた。走りながらの一瞬だったのでよくわからなかったが、帰宅してから調べると「かいづかいぶきヴィレッジ」の「いぶきのル・クロ」として2021年11月にプレオープンしたとのこと。さきほど通過した蕎原の「ほの字の里」も同じ施設の「いぶきのスパ」として春にグランドオープンするとのこと。両施設とも子供が小さい頃にちょくちょく利用した施設だったので閉鎖されたことを寂しく思っていたが、運営者を変えて復活することは幸いだ。


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2022年走り初め [泉州平地ライド]

勤務先の移転で旧年末はかなり忙しかった。天候や体調が優れないタイミングや自宅の大掃除もあって、結局12月後半は全く走れなかった。ほぼ毎年実行していた大晦日の走り納めも出来ず、あと46km不足で3年連続の走行距離9000km突破は達成できず、2021年は終わった。最後が尻切れトンボになったが、それでも特に緊急事態宣言の解除された10~11月は、信貴山サイクルロゲイニングブルベを始め、よく走った。

明けて2022年。例年は親族との宿泊交流で、三が日は暴飲暴食が続く。1/4が休みでも走る元気がないことが多い。ところが、今年はコロナ禍に加えて、息子が受験生ということで外泊は無し。酒量がほどほどだった事もあって、体調はまだマシ。そこで、今日は走り初めをすることにした。

とは言え、三が日ですっかりだらけてなかなか起き上がれず、出走は7:14とかなり遅くなってしまった。昨日より少し最低気温が上がったといっても堺の平地で4度なら、山中は氷点下が確実。ただでさえここ数年は寒さに弱くなったし、なまった身体で高い峠を上るのは避け、平地のロングライドという方針は決めた。西風がやや強いようなので、帰路に追い風になることを狙って南西の和歌山市方面に向かうことにした。

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12/12以来のTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)にまたがり、まずは南に進路を取り、信太山丘陵の南側を越えることにした。府道36号線を西進するのが和歌山市方面に向かう素直なルートだが、こちらもそこそこのアップダウンが有るし、交通量が多くて走り辛い。信太山丘陵に上る途中で東方向の展望が開けた。雲に隠れてまだ朝日は顔を出さないが、晴れ間は多い。二上山、大和葛城山、金剛山といった山々がよく見える。

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和泉市の平地に降りて府道38号線を西進。一気に府道30号線や国道26号線まで進まず、芦辺町交差点の次の信号を左折して間道を南西に向かう。槇尾川を渡る橋からは、朝日が雲の隙間から射す天使の梯子(薄明光線)がきれいに見えた。

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何箇所かクランク状の部分があるが、ほぼ一直線の道が約4km続き、最後は久米田池にぶつかる。途中の田治米町集落の様子などから推察するに、恐らく古くから街道だろう。久米田池は掻い掘り(農閑期の水抜き)で干上がっている部分が多いが、一部に水が残っており朝日を反射して金色に輝いていた。上空の青空までのグラテーションが美しい。

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正月の走り初めなので、池端の久米田寺にお参りした。行基が作った久米田池の守護と管理をするために西暦738年に創建され、戦国期に消失したが江戸時代中期に再建されたとのこと。

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三が日を過ぎた早朝とあって、参拝客はちらほらというところ。境内を少し散策してから、ロウソクを灯して「家内安全」を願う。

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