酷暑の鍋谷峠&和泉葛城山
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
梅雨明け後、初めての週末。午前中はまず雨の降ることもなさそうなので、安心して遠出できる・・・かと言えばそうでもない。今日の大阪の最高気温の予想は35度。今度は暑さが問題だ。少しでも朝の涼しいうちに距離を伸ばそうと、4時に起床した。
準備をして自宅を出発したのが5:25。距離は伸ばすつもりだが、まずは高負荷トレーニングのために、6回連続の鍋谷峠へ向かった。
走り出しでは、身体が少し重いが、脚はまあまあの調子。ところが好調は続かず、アプローチの途中ですでに脚が重くなってきた。気重になるが、とにかくできるだけのことはする。
いつも通り、製材所前の橋からアタック開始。身体は重いが、できるだけペースを上げた。開始直後は低めだった心拍数も、途中から175前後を維持できるようになってきた。この調子なら、そう悪くないタイムかも、と気合いを入れ、スパートも早めにかけた。
息も絶え絶えで鍋谷峠に到着してタイムを見ると、28分36秒。残念ながら前回(8/5)の今年最高記録より12秒タイムダウン。昨年のベストタイム27分43秒との差は53秒に開いてしまった。
鍋谷峠の気温表示は22度と、父鬼の気温と1度しか変わらなかった。こんなこともあるのだ。この時点でちょうど7時ごろ。
今日は和歌山側に降り、県道(府道)62号線で帰阪するつもりだったが、これはほぼ100kmのコース。ところがR24まで降りたら、あまりの暑さに気が変わった。少しでも距離を短縮できる和泉葛城山を越えて帰阪することにした。
和泉葛城山の和歌山側は以前上ったことがあるが、傾斜がかなりきつかった記憶がある。腰を痛めてからは避けていたが、先週、同じ理由で避けていた蔵王峠を上ったら意外と何とかなった。
名手市場の小島交差点のコンビニに立ち寄り、パンをかじりながら地図を見ると、まさにこの交差点が葛城山に向かう県道127号線。よく見れば「葛城山→13km」という看板も立っていた。
地図の等高線の密集具合を見ていると不安になるが、何とかなるだろうと8時頃に県道127号線を上り始めた。画像は切畑で広域農道と交差する直前。青空が広がっているが、行く手の葛城山方面は雲がモコモコとわき上がっている。
広域農道を越えると徐々に傾斜がきつくなり、川沿いを上る道を汗をだらだら流しながら上る。ひと上りすると道は川の東側に渡り、両側を急峻な山に挟まれた細い谷筋になる。すぐ脇を川が流れ、日陰になったので涼しくなったが、坂はさらにきつくなる。先週の蔵王峠をはるかに上回る傾斜で、かなり腰にコタえる。こちらはかつての「急坂」の記憶が正しかったようだ。
腰の痛みに上り続けることができず、しばしば足を着く。蛇行して傾斜をいなしながら虫が止まるようなペースで、と言うかホントにアブなどの虫が身体に止まるので、これを追い払うのにさらに消耗する。
ようやく急登する谷筋から離れ、中尾の集落に向かうジグザグ道になった。断続的に急傾斜もあるが、今までよりもずっとマシ。再び日なたの道になるが、苦労が報われるような絶景が眼下に見下ろせた。何度かジグザグを折り返すと中尾の集落。警察犬の訓練所や牛舎が目についたが、山奥に突然そこそこの集落が現れるので、不思議な感じがする。
腰にコタえるような急傾斜はほぼ無くなったが、中尾の集落から葛城山頂までまだ標高差が約300m残っている。もう心拍数を上げる余裕もなく、フルインナーでカラカラ回しながらゆっくり上る。シッティングで上れるだけでもありがたい。
山頂が近づくにつれて上空が雲におおわれてきた。切畑で見上げた雲の下に入ったのだろう。
9:30頃ようやく葛城山頂に到着。名手市場から1時間半もかかってしまった。ひょっとすると遠回りして、県道(府道)62号線経由で帰阪した方が早かったかもしれない。
山頂は雲の中にあるようでガスっており、今日は和歌山側の展望は効かなかった。
一休憩してから牛滝に向かって下り始める。大阪側は雲もなく、木々の間から関西空港方面が見下ろせた(画像では木がじゃまで分かりにくいが)。牛滝からは府道40号線-R170旧道-府道226号線-松尾寺-納花町と繋いで泉北ニュータウン内に。
成美高校の前からニュータウン内の遊歩道に入った。車が通らず、日陰が多いので夏は助かる。遊歩道が尽きてから自宅までは、また日なた。
結局11:15頃帰宅。6時間近くかかり、走行距離も90kmを越えた。ホントに遠回りした方が早かったかもしれない。
■本日の走行記録(自転車)
平均心拍数:130
最大心拍数:184
心拍数ターゲットゾーン:131-165
ターゲットゾーン内時間:2:17:53
ターゲットゾーン以上時間:0:28:22
ターゲットゾーン以下時間:3:05:25
消費カロリー:3020kcal
走行距離: 90.6km
平均速度:19.4km/h
最高速度:49.8Km/h
平均ケイデンス: 70
最大ケイデンス:112
計測時間:5:51:40
走行時間:4:39:51
累計走行距離:5552.7km(2006年11月より)
わずかに記録更新
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水曜朝の平日トレーニング。今朝も5:30過ぎに自宅を出て、5回連続の鍋谷峠へ向かった。
月曜にようやく大阪でも梅雨が明けて、夏空が広がった。今朝も4:15に起床してYahoo!やウェザーニュースの雨雲レーダーを見たが、雨雲は見当たらない。久々に安心して走り出せた。
土曜日は身体の調子が良く、気持ちよく走れたが、今日は少し脚が重い。それでも、2週間前までに比べればずっとマシだ。
父鬼集落入り口の表示板は、今日も23度。比較的涼しいと言える気温なのだが、湿度が高いせいか暑く感じる。
今日はちょっと違う角度から撮影してみたが、例により製材所前の橋からアタック開始。土曜に比べると、心拍数を上げるのが難しい。すぐに170を下回ってしまうが、それでも、不調と言うほどではないペース。
今日もスピードセンサーの調子が悪く、上りでスピードが落ちると、ゼロ表示になってしまう。土曜は気になって何度も調整したが、今日は無視。お蔭で実際には5.8kmの距離を2.6kmとしか計測しなかったが、とにかく全力で上り続けた。
小説「ヒルクライマー」入手
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一昨日入手したのが、この小説。
『ヒルクライマー』高千穂遙 著
恐らく、本邦初のヒルクライムレース小説。それだけでも、乗鞍にどっぷりはまった坂バカには充分魅力的だが、なんと高千穂遙氏の著作なのだ。
高千穂遙氏は「クラッシャージョウ」「ダーティーペア」などの著作で知られるSF作家で、SF・マンガ・アニメマニア(今で言う「オタク」)だった中高生のころに、小松左京、筒井康隆、栗本薫、半村良、田中芳樹諸先生方の作品とともに、随分とお世話になった。
しばらく前から高千穂遙氏が自転車を愛好するようになり、自転車メディアにもよく現れるようになっていた。氏はSF作家として知られるが、愛好している(いた?)オートバイを題材にした小説「夏・風・ライダー」をかつて発売した実績もあるので、いずれ・・・と思っていたが、ついに自転車を題材にした小説が発売された。
今月の各自転車雑誌でも取り上げられているのを発見。久々に氏の小説を購入する気になったが、「南大阪最大」をアピールする堺東駅そばの大型書店には置いておらず、取り寄せもできないとのこと。メジャー出版社の小学館の発刊なのに、取り寄せもできないとは、不思議だ。
他の書店もいくつか回ったが、なかなか在庫していない。ネット書店ならすぐ入手できるが、手持ちの図書カードが使えない。結局、家の近くの書店で取り寄せてもらった。そう言えばロードレースを題材にした「サクリファイス(近藤史恵 著)」を探したときも、結局見つからずに諦めてしまった。
まだ、読み始めていないが乗鞍までに読破して、モチベーションを高める材料にしよう(脳内ドーピング?)。
今日も鍋谷峠
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今日から8月。なかなか調子が上がらないが、乗鞍の本番もいよいよ今月末だ。そろそろ焦りも出てくる時期だが、近畿では8月になってもまだ梅雨が明けていない。今日も天気は不安定で、雨が降る予報だったが水曜も自転車に乗れなかったので、何とか走りに出たい。
4:15に起床してYahoo!やウェザーニュースの雨雲レーダーをにらむと、大阪南部は8:30頃までは雨雲の切れ間にあり、大丈夫そう。急いで軽い朝食を摂り、出走の準備をするが、腹具合が悪い。トイレに2回行ったりした後、5:40に自宅を出発した。
昨夜は遠出することも考えていたが、短時間勝負ならやはり鍋谷峠。連続4回目だ。この所、微妙な体調不良が続いていたが、今日は先週以上に復調している。アプローチから実によく脚が回り、重めのギアを踏むことができた。
父鬼集落入り口の表示板は、先週より4度低い23度。とは言え、湿度が高いせいか、涼しい感じはしない。画像の通り、今のところ予想以上に天気がよく、青空も見える。
今日は体調もよく、気合いを入れてアタックできると思ったが、好事魔多し。腹具合がまた悪くなってきた。すでにコンビニがあるR170は遠く、公衆トイレも見当たらない。やむなく脇道に入って人気のないところで用を足した。
気合いを削がれ、時間をロスしたが、気を取り直していつもの製材所前の橋からアタック開始。若干お腹に力が入りにくいが、心拍数も170~175にキープでき、まずまずの調子だ。小しくらい傾斜が増しても、シフトダウンせずに踏み込んでクリアできるのは久々の感覚。
失速の早朝ジョギング
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
明後日には8月だというのに、まだ近畿地方梅雨明けしていない。昨晩の予報では今日も雲行きが怪しそうだったので、自転車トレーニングはあきらめて就寝した。
朝起きると雲は多いが晴れ間も見える。自転車でも大丈夫だったかも、とは思いながらもジョギングの準備をして、いつもの公園周回コースを5:30前に走り始めた。
ここ数日、ちょっと風邪ぎみ(寝冷え?)なこともあり、身体が重たい。それでも最初の5周は、一周(500m)を2分40~50秒ペースの周回を重ねた。これはほぼいつも通りのペース。今日はヒザに違和感も起きていない。
ところが、6周目で急に身体が重たくなり、ペースを維持できなくなった。あまり経験のない現象だったが、ハンガーノックに感じが似ている。確かに朝食前ではあるが、何度も同じようなパターンで走っているのに、これまでこんなことはなかった。しかもたった2.5km走っただけでハンガーノックというのも不自然だ。
その後は一周3分を越えるスローペースになりながら、何とか過去2回と同じ12周(約6km)走って終了。今日はヒザに痛みが起きなかったのに、距離を延ばせなかった。なかなかうまく行かないものだ。