娘の自転車を乗鞍向けに改造 [その2]

110813_01 盆休みに入った8/13に、ノリクラに向けて娘の自転車の改造の続きをした。

 すでにペダル交換、BBグリスアップ、チェーン交換、前カゴなどの不要パーツを外したり、Bikeguy どこでもケージホルダーを装着たりしたりという整備、改造を加えた状態。

110813_02 今回の作業はまず、手に入れたチェーンホイールとロングシートピラーとの交換。

110813_04 これが交換前のチェーンホイール。40Tだ。

110813_05 爪先を引っ掛けて、クランクキャップを外す。

110813_06 続いて固定ナットを外す。

110813_07 固定ナットを外した状態。

110813_08 念のためチェーンラインを計っておく。シートチューブ外側より13.3mmくらい。

110813_09 コッタレス抜き締め工具で、チェーンホイールを外す。

110813_10 外したチェーンホイールは約740g。鉄製なので、右だけでもずっしり重い。

110813_11 交換するチェーンホイールは約555g。同じく鉄製だが、200g近く軽い。

110813_12 固定ナットを締めてBBシャフトに装着。

110813_13 クランクキャップも装着した状態。クランク長が同じなので、右だけ交換でいいだろう。32Tなので、上りがずいぶん楽になるはず、と思ったが・・・。

110813_14 チェーンを掛けてみたら、チェーンが完全に乗らない。えぇ~。私の知る限り、国内の自転車のチェーンのピッチ(コマとコマの間の幅)はすべて同じはず。このチェーンホイールは152mm長で子供車用のものと思われるが、ピッチが変わるとは思えない。とすれば、ギアの歯の厚さの問題だろうか? 固定ギアには薄歯と厚歯があるが、チェーンはシマノの7/8速用のものなので、薄歯であれば問題なく装着できるはず。ひょっとして、このチェーンホイールは厚歯なのだろうか?

 もし厚歯であったのならリアが多段ギアである以上、チェーンを厚歯用に変えるわけにもいかない。残念ながら、このチェーンホイールは使えないようだ。娘が元のギア比で上れるか不安は残るが、やむなくチェーンホイールを戻した。

110813_15 気を取り直してもう一つのパーツ交換。元々のシートポストが短く、MAXラインを越えるほど突出しているが、娘の足が適正なポジションにならない。そこで、より長いサイズのものに交換する。

110813_16 まずは、元々ついていた鉄製ポストをフレームから外し、サドルも外す。

110813_17 重さを計ると185g弱。

110813_18 首尾よく軽合金製のロングサイズシートポストが入手できた。こちらは約175g。軽量化はわずかだが、同じサイズの鉄製ポストなら、大幅に重量増になっただろう。サドルを装着してフレームに装着した。これで、娘に適性ポジションを取らせることができる。

110813_19 改造はこの辺で、終了。続いてワイヤー類の交換作業。ほつれ等はないが、ノリクラ本番では長いダウンヒルもあるので、念のため交換しておく。

110813_20 まずはフロントブレーキ。古いアウターケーブルと同じ長さにカットして、端をヤスリで整えておく。スムーズなブレーキングと寿命を延ばすためのちょっとした手間。

110813_21 インナーワイヤーにはグリスを塗布しておく。ブレーキの引きは重くなってしまう恐れもあるが、長期間油切れやサビ水の侵入を防ぐことができる。

110813_22 アウターワイヤーには粘度の低いオイルを流し込んでから、インナーワイヤーを通していく。

110813_23 ついでにガタのあるフロントブレーキを分解。グリスを塗布して、再調整。あまりタイトに調整すると引きが重くなるので完全にガタを無くすことはできなかったが、多少は改善。

110813_24 フロントブレーキ回りのメンテ完了。

110813_25 次はリアブレーキ。リアはバンドブレーキなので、メンテナンス性は良くない。サイドプルに変える手もあるが、費用もかかるし今のところはそのまま。

110813_26 古いワイヤーと長さを合わせてワイヤーカッターで切断。

110813_27 インナー、アウター共に、リアブレーキワイヤーの交換完了。リア用はしばらく死蔵していたブルーのワイヤーを使いきったため、色が不釣り合い。フレームカラーとは合ってるので、まあいいや。

110813_28 そして最後はシフトワイヤー。

110813_29 動きの渋かったシフトレバーを分解したら、パーツが非常に少なく、主要パーツは金属性の土台と軸、そして樹脂製の、レバー、インデックスの爪(白いパーツ)、上カバーの5つのみ。高級グレードのシフトレバーに比べると大柄だが、少ないパーツでちゃんとインデックスが動作しているのだから驚きだ。シマノもコストダウンのために頭をひねったのだろう。油切れだったようで、グリスをくれてやったら動作がスムーズになった。

110813_30 ブレーキワイヤーと同じようにカットして交換作業を進め、最後にワイヤーを引っ張って初期伸びを取り、再調整。これはブレーキワイヤーでも行った。

110813_31 これで、娘の自転車のメンテはほぼ終了。あとは出発前日にスタンドを外すつもり。ブレーキと変速系をチェックしたので、安心して長い下りを走らせることができるようになった。ギア比改善に失敗したので心配だが、娘にはムリせず押すように言っておこう。

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娘と一緒にヒルクライムトレーニング [金剛山ロープウェイ2往復]

いよいよ来週末はノリクラ(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)本番!

ではあるが、直前になって鍋谷峠で2回連続タイムダウン。6月の体調不良などで調整が遅れており、今年はタイム更新をほぼ諦めていたが、ここまでくればもう焦りを通り越して諦めの心境。

どうせ、一週間前になってムリな追い込みトレーニングをしても、疲労が残るだけで成績向上は望めない(と数年前の自転車雑誌にも載っていた)。

そんな訳で、最後の週末トレーニングとなった今日は、自分のことより娘のトレーニングを主体にすることにした。まあ、ここまで来てジタバタしても仕方ないのは娘も同じかもしれないが、経験の少ない娘は一回でも大きく伸びることを期待している。それと、今回は本番に近いシチュエーションでシミュレーションしておきたかった。実際に娘が長丁場の坂を上り続けられるかどうか、結局ギア比を下げられなかったので、心配だったのだ。

コースとして選んだのは、府道705号線の金剛山ロープウェイ乗り場付近まで上るルート。このコースを上れればまず本番でも大丈夫だろう。

110820_064728 私と子供の自転車を車に積み込み、6時過ぎに自宅を出発。出走地点の道の駅ちはやあかさかには6:45頃に到着した。早速出走準備。

110820_070122 ここの道の駅は小規模で、この時間はまだ開いておらず、自販機くらいしか利用できない。幸いにも今日は陽射しも少なく、スタートから涼しい。午後にはにわか雨の確率が上がるようなので出発を急いだが、早朝から空はどんよりしており、雨が少し心配。

110820_070802 7:00過ぎに出走。千早赤阪村役場付近の府道705号線まで坂を下り、ここから上りの開始。娘はがんばって上っているが、油断すると道路の中央までふらつくのでヒヤヒヤする。それでも本人も次第に慣れてきて、大きくふらつかずに上れるようになってきた。

110820_071418 消防署を過ぎるとバイパス、旧道、甘南備に向かう道の3つに分かれている。ここで迷うのが心配で娘についていた。バイパスを進むと傾斜がキツいので、旧道を上っていく。

110820_072852 分かれていたバイパスが合流し、南河内グリーンロードの分岐も通過。ここまでくれば迷うところは少ない。トンネルを通らず、ロープウェイへの標識に従って上り続けるよう娘に伝えて、私は先行。独りで走らせることに不安もあるが、本番では誰も手助けをしてくれないので、これも練習だ。

飛ばせるだけ飛ばしたが、今日は平地のアプローチ走行をしていない。娘と4kmほど上ったが、ペースが遅かったのでアップにもなっていない。なかなかぺースが上がらず、心拍数も上がっていかず苦しい。

110820_075102 しばらく走るとようやく身体がスムーズに動き出したが、娘には30分以内に戻ってくると伝えていたので、23分間上って引き返して下り始めた。残念ながら一番上までは上れず、鱒釣場までだった。

下り始めると5分ほどで、娘と出合った。30分間で2kmほどしか進んでいない。スピードは遅いが止まっていないだけいいだろう。

110820_075930 娘は「しんどい」と言っていたが、あと3kmくらいであることを伝えると「もう少しがんばる」と、再び走り出した。

110820_080928 私は娘と逆に下り続け、スタート地点を過ぎて、R309との分岐点である森屋交差点まで降りた。ここから2本目、今度は全力アタック。今日はかなり涼しいとは言え、顔から汗がしたたり落ちる。

最初はいいペースで走っていたが、2本目も後半になるとやや失速気味。それでもできる限りがんばって上り続けると、娘が鱒釣場で停まっていた。

「まだ上れる?」と聞くと「えー、もうムリ。疲れた」と答えが帰ってきた。「じゃあ、ここで待っとき。お父さんは一番上まで上ってくるから」と伝えると「イヤや」と言う。「イヤやったら、あと少しやからがんばって上り。待っとくんでも、どっちでもエエで」と伝えて娘を置き去りにすると、娘も渋々再び上りはじめた。

110820_085520 私は残りわずかな上りを全力走行。府営駐車場の脇のゲート越えるとコンクリート舗装になる。立ちコギでないと絶対ムリな激坂を上って、金剛山ロープウェイ乗り場に到着。タイムは森屋交差点から43分57秒。昨年の同時期には44分10秒だったので、わずかながらよい記録だ。

森屋交差点からロープウェイ乗り場まで、約10km、標高差約570m、平均勾配5.7%。ノリクラのフルコースが20.5km、標高差1,260m、平均勾配6.1%なので、2回上ればほぼ同じなので、シミュレーションに役立つ。

 写真だけ撮ってすぐ下る。娘にはコンクリ舗装の激坂は酷だし、迷いかねないので、分かりやすい金剛山ロープウェイ前バス停を集合場所にしていた。

110820_085836 しばらく下るとバス停のすぐ下で娘が停まっていた。「あと300mくらいやで。がんばろ」と声を掛けると、再び自転車をこぎだした。

110820_091714 娘は9時過ぎに金剛山ロープウェイ前バス停に、ゴール。押したりもしていたのだろうが、とにもかくにも無事上りきった。

7時過ぎに出発したので、約2時間。娘は千早赤阪村役場付近から金剛山ロープウェイ前バス停まで上ったので距離9.5km、標高差460m(4.8%)となる。娘が出場するノリクラのショートコースは距離7.0km、標高差360m(勾配5.1%)とのことなので、勾配こそ少しきついが本番もまず大丈夫だろう。

「ようがんばったな。どうやった?」と聞くと、「ムッチャ楽しい。でもしんどかったけど」とのこと。娘も自信がついたようだ。この調子でノリクラ本番もがんばって欲しい。

110820_095924 休憩してから出発地点まで下る。今度は下りの練習。ノリクラの上りで大ケガをすることはまずないが、下りは危険が伴う。親としてはこっちの方が不安だ。カーブの手前でしっかり減速すること、カーブに入ったら一定のスピードを保つこと、外足に体重を載せると安定すること、疲れたらムリせず休むこと、などなどをレクチャーしながら下り、道の駅ちはやあかさかには10時ごろに帰ってきた。

110820_100046 帰路の車の中では、娘は爆睡。早起きしたこともあるが、やはり相当疲れたようだ。私の方は距離も短く、軽い調整ライドとなったが、昨年より良いタイムが出た。ようやく幸先のよい結果が出たので、ホッとしながら家路についた。自宅に着いてほどなく雨がパラつきだし、午後は断続的に雨の降る天候となった。いつものように全て自転車で走っていたら、雨に降られていただろう。そう言った意味でも、今日は調子よく事が運んだ。

■コースマップ

娘と一緒にヒルクライムトレーニング [金剛ロープウェイ1本目] – でのサイクリング

娘と一緒にヒルクライムトレーニング [金剛ロープウェイ2本目] – でのサイクリング

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
[1本目]
 スタート: 2011/08/20 7:03:14
 完了: 2011/08/20 8:09:44
 バイクタイム: 1:00:51
 停止時間: 0:05:39
 距離: 17.73km
 平均スピード: 時速 17.48 km
 最高スピード: 時速 54.75 km
 登り:406 メートル
 カロリー: 296 kcal
[2本目]
 スタート: 2011/08/20 8:10:29
 完了: 2011/08/20 10:01:39
 バイクタイム: 1:12:34
 停止時間: 0:38:35
 距離: 22.32km
 平均スピード: 時速 18.45 km
 最高スピード: 時速 46.00 km
 登り:559 メートル
 カロリー: 516 kcal

POLAR CS200CADの記録 (スピードセンサー故障中)
 走行距離: 36.4km
 消費カロリー:1487kcal
 計測時間:2:55:41
 平均心拍数:125
 最大心拍数:176
 平均速度:16.1km/h
 最高速度:52.2km/h
 平均ケイデンス: 71
 最大ケイデンス:118
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:1:48:19
 ターゲットゾーン内時間:1:03:38
 ターゲットゾーン以上時間:0:36:59
 走行時間:2:15:32
 累計走行距離:2216.4km(2010年12月10日より)

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今日もタイムダウン(涙) [鍋谷峠往復]

   いよいよノリクラ本番が8/28に迫り、水曜朝トレも今日を含めてあと2回。盆休みも終り今日から出勤にも関わらず、出社を2時間遅らせて鍋谷峠に向かって走り出した。一昨日の合同トレの疲れと食当りの後遺症が抜け切っておらず、もうひとつ身体が重いが、それでも基礎体力が付いてきたのかアプローチでは割と重いギアを踏めるし、自転車の調子がよい。

と、言うのは一昨日の北山・南丹ライドで雨に遭い、汚れてしまった自転車を整備清掃したからだ。全体を水洗いして、チェーンをクリーナーを使って洗浄したり、コグをばらして拭き上げてから再注油したので、駆動系の抵抗が少なく、シフトもスムーズなのが体感できる。

110817_054714 例によってiPhoneアプリCyclemeterのマップで、過去の記録と比較しながら走った。アプローチでは、今年最高タイムを出した8/3の自分(黄色い四角アイコン)と抜きつ抜かれつのデッドヒート(今日の自分は青紫のアイコン)。もっとも、先週8/10の自分(緑色の三角形)にはマップ外まで引き離された。

110817_063450 定点観測地点、父鬼集落下の温度計は24度の表示。先週とは1度違うだけだが、今日は暑く感じ、アプローチから汗が流れる。湿度のせいだろうか?

110817_064221 いつものごとく製材所前のネタに橋から鍋谷橋からアタック開始。しかし、アプローチだけでかなり消耗気味で、すでに8/3の自分にも先行されている。8/10のアイコンは操作ミスで約300mフライングしているので、遥か先に進んでいる。

110817_065437 調子がよいとはいえないが、とにかく今日できる精一杯の走りに努める。まずは8/3の自分に必死で追いすがり、アタック開始から12分後に追い抜いた。フライング記録の8/10の自分もマップ上に捕らえた。バックが方眼紙状になっているのはソフトバンクの電波が圏外で、地図が表示されていないから。

110817_071226 最後は心拍数をここ数ヶ月で最高の188まで上げ、鍋谷峠に到着。8/3の自分は、マップ外に置き去りにした。タイムは・・・あれ、29分56秒。先週より悪い。

アタック開始時点で先行された8/3の自分を追い抜いてゴールしたということは、タイムは短縮しているはずなのだが・・・。Cyclemeterと心拍計のどちらかが、正常でない記録をしているのだが、恐らく心拍計のタイムが正しい。残念ながら、2週連続タイムダウンとなったようだ。

アタック中の平均心拍数は168と、わずかながら8/3の記録(167)も上回ったし、自分の感覚としては、そこそこガンバッたつもりだっただけに残念。ノリクラ本番まで残り少ない時期のタイムダウンは気持ちのよいものではないが、基礎体力は積み上がっていると信じたいものだ。

110817_072122 鍋谷峠の温度計は22度を表示。これは先週と同じ。平地より涼しいのは良いが、ブヨ(ブユ)が多く、次々と襲ってくるのでじっとしていられない。この写真を撮るわずかな間静止していたら、左小指を刺されてしまった。慌てて、刺されたところを口で吸って、できるだけ毒を吸い出した。おかげでわずかな腫れで済んだ。ブヨ(ブユ)にやられると、下手をすれば1ヶ月くらいかゆみに苦しむことになるので、用心用心。

[8/19追記] 前日に自転車をきれいにしたばかりだったが、うっかり自分のジンクスを失念していた。「自転車整備した翌日は必ず雨」という私の神通力は、学生時代から強力なモノとして仲間に知られている。今回も出発時にネットの雨雲レーダーを見たときには、雲の一片もなかったのに、鍋谷峠からの下りで雨がパラつきだした。まったく強力な雨男パワーだ。幸い、ずぶ濡れになるような降りではなかったが、自転車がまた少し汚れてしまった。

■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2011/08/17 5:35:39
 完了: 2011/08/17 8:23:43
 バイクタイム: 2:23:43
 停止時間: 0:24:21
 距離: 51.79km
 平均スピード: 時速 21.62 km
 最高スピード: 時速 75.17 km
 登り:693 メートル
 カロリー: 1011 kcal

・POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 51.4km
 消費カロリー:1780kcal
 計測時間:2:47:54
 平均心拍数:135
 最大心拍数:188
 平均速度:21.1km/h
 最高速度:50.0km/h
 平均ケイデンス: 81
 最大ケイデンス:118
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:1:13:53
 ターゲットゾーン内時間:0:57:01
 ターゲットゾーン以上時間:0:36:59
 走行時間:2:27:04
 累計走行距離:2180.0km(2010年12月10日より)

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雨、激坂、コース変更、腹痛・・・波乱の合同トレ [北山・南丹周回?]

ノリクラ仲間のみわっちさんから直前練習をしようとのお誘いがあり、ご一緒することにした。奈良近辺とか、鯖街道を日本海までとか、鈴鹿山脈を越えるとか、鳥越峠とか、色々上がった案の中から最終的に決定したのが、堅田駅出発で京都北山を含めた丹波山地南部を周回するプラン。

堅田駅-途中越-百井峠(往路)-花背峠(往路)-佐々里峠-深見トンネル-井戸峠-花背峠(復路)-百井峠(復路)-途中越(復路)-堅田駅

前日にシミュレーション(元々ルートラボで作成したがサービス終了のためRide eith GPSに移植)してみたら、距離136.8km、獲得標高差2631mとのこと・・・。距離はともかく、この標高差はキツい。

各峠ごとにも標高差(上り)を計算してみた。数値はルートラボで計算した概算ですので、実際とは異なります

途中越:標高393 標高差290
 百井峠(往路):標高743 標高差460
 花背峠(往路):標高758 標高差180
 佐々里峠:標高737 標高差360
 深見トンネル:標高440 標高差200
 井戸峠:標高437 標高差155
 花背峠(復路):標高758 標高差480
 百井峠(復路):標高743 標高差165
 途中越:標高393 標高差100

いい加減消耗する(と思われる)後半の花背峠(復路)が、もっとも標高差が大きい・・・(^^;。これは、ペースがどうとか言う前に、完走すら相当に厳しい。気を引き締めてかからねば。

迎えた8/15。3:30起床。当初は近くのJR阪和線駅に向かうつもりだったが、前日の家族サービスのおかげか、ヨメさんが車で天王寺駅まで送ってくれた。お陰で天王寺駅4:49発の始発に乗車することができた。

110815_051510 大阪駅に5:10着。5:15発の京都行きの各停に乗り換え。残念ながらこの時間帯は新快速や快速がなく、ボックス席のない通勤車両。トイレがないので、降りる直前に買ってきていたパンを食べて、京都駅に6:02着。6:09発の湖西線に乗り換えて、早々にトイレにこもる。

110815_062428 「軽量化」を終えて席に戻り、コースの再検討。が、ネット上の地図の印刷や、iPhoneではもうひとつ全容がつかみづらいし、傾斜もわからない。本当は5万分の1地形図(5万図)を用意しておきたいところだったが、購入する機会がなく今日のコースで手持ちのものは「京都東北部」のみ。最初の3つの峠はこれで確認できたが、コースのほんの一部だったのでよく見ていなかった。これが後々の苦難に繋がる。その時点では、ネット上の地図のプリントだけを見て、行けるところまで行って途中で考えようという、いい加減な結論。

110815_063412 6:33に堅田駅に到着。さっそく輪行袋から自転車を出して組み立てる。7:00集合の予定だったが、すでにみわっちさんも到着していた。

110815_071542 道中は買出しのできるポイントが少なく、暑さも予想されるので、駅前のコンビニで念を入れて飲料や携行食の準備をし、出走写真を撮影。7:17には駅を出発した。

110815_072140 まずはR477に出て、西に向かう。中高生くらいの少年3人連れの自転車を追い越した。二人はクロスバイク風だったが、一人は外装変速こそついているがいわゆるママチャリ。ツーリングの様に見受けられたが、彼らはどこまで行くのだろう。

110815_072144 振り返るとみわっちさんの後ろに、びわこタワーそばの観覧車が見える。みわっちさんは野洲の自宅から琵琶湖大橋を越えて、すでに15kmほど自走して来ている。

110815_074046 スタートから空はどんよりとしていたが、20分も走らないうちに雨がぱらついてきた。実に久々の雨中ライド。自転車が汚れるので憂鬱だ。路面がびしょ濡れになるほどには降っているが、ときおり止み間もあり、本降りと言うほどではない。どうせこれから汗をかく上りでもあり、二人ともレインウェアは着ない。

110815_074056 徐々に傾斜が増し、本格的に1本目の峠、途中越への上り道に入る。お盆の早朝にもかかわらず、R477は結構交通量が多く、水を跳ね上げていく車もあってちょっと走りづらい。R367と交わる途中口までは、さほどの傾斜でもなかった。

110815_074908 途中口交差点は直進して旧道らしき道を通り、途中トンネルを迂回。交通量は絶無で快適だが、ここの傾斜は結構キツい。

110815_075832 それでも途中口から1km程度で、京都府と滋賀県の境である途中越に到着。まあ、後にして思えば途中越は楽なものだった。

110815_080326 ひと下りして最初の信号を右折して、R477を大井・百井方面へ。途中口からこの分岐まではR367との共用区間。分岐を曲がった途端に、交通量が激減。雨も止み間が多くなり、しばらくは川沿いの比較的傾斜のゆるい道だったので、快適に走ることができた。

110815_081354 しかし当然ながら次第に傾斜はキツくなり、本日2本目の百井峠に向けて上りが本格的になってきた。

110815_081726 2車線道路のこの辺りではまだ上りを楽しむ余裕もあったのだが・・・。

110815_082348 中央車線が消えた辺りからは、まさに激坂。みわっちさんのロードバイクのギア比では蛇行せずには上れない。

あとで5万図を確認すると、約3~4mmおきに等高線が道をまたいでいた。つまり傾斜は10~15%ということで、とんでもない傾斜だ。

110815_084508 距離は短いが、急傾斜に時間と体力を消耗していく。途中にあった清水がありがたかった。峠の反対側もこの調子だったら、長丁場の後、帰路に越えるのは厳しいなあと、みわっちさんと意見が一致。

110815_085518 ようやくのことで、ピークに到達。だが、ここはまだ百井峠ではない。[8/18追記]後で調べたら、前ヶ畑峠と言うそうだ。標高627m。

110815_085914 等高線ひとつ(標高差20m)にも満たない下り坂の先には百井の集落。人の気配にホッとする。天気も回復してきて、時々晴れ間もあらわれた。

110815_091632 ここからもうひと上りすれば、百井峠。集落からの標高差は100mに満たず、傾斜も先ほどに比べれば大したことはない。うっそうとした森の中の暗い峠で、展望は開けない。この時点で9:15。すでに2時間が経過。

110815_091714 峠の名前を示す大きな標識はなく、唯一見つけたのがこの案内板。ちなみに後で聞いたら魑魅魍魎が出現する場所として有名だそうだ。知らないで、よかった。

百井峠からの下りがまた厳しい道。傾斜もキツいし、所々コンクリート舗装で路面も荒れている。ネット上で「酷道」との記述を見てはいたが、決して大げさではない表現だった。

実は今日都合の悪かったノリクラ仲間のあきひろさんが、昨日ほぼ同じルートを走っている(スタートは大原方面かららしい)。から、みわっちさんにメールが入っていた。百井峠のキツさにも触れていたが、あそこまでとは思わなかった。

110815_092514 府道38号線との合流点(百井別れ)で、一旦停車。峠の反対側はマシな道であることに一縷の望みを抱いていたが、この時点で帰路に越えることはムリと100%確信。今後の進行状況によってエスケープルートを考えることにした。こんな厳しい山道を越えなければたどり着けない百井集落の暮らしは、たとえ車があっても楽なものではないだろう。

110815_094558 お次は花背峠。標高差は180mと百井峠に比べれば少ないが、決して楽な傾斜ではない。しかも交通量が府道38号線経由で来た車が結構多く、蛇行もできないので厳しい。

110815_094830 9:45頃、花背峠に到着。ここも展望は開けないが、百井峠よりは明るい。曇りがち天候のせい(おかげ?)で温度計は23度を示し、車で来た人が「涼しい」と言っていたが、坂を上ってきた我々は暑い。

110815_101414 花背峠の下りは途中に傾斜のキツい所もあるが、ほとんどはブレーキの必要がない2車線の気持ちのいい道が続く。逆から上っても、百井峠ほど厳しくはないだろう。これなら、花背峠まで戻ってきて、府道38号線で鞍馬に下るルートもありかなと思った。

花背の集落に10:30頃着。みわっちさんが下調べしてくれていたAコープに立ち寄るも、弁当の類はなし。お互いに携行食はある程度持っているので、飲料だけ自販機で購入した。予定通り佐々里峠を越えると、確実に食事が取れるポイントは約40km先の道の駅。少々悩んだが、峠道以外は川沿いの道が続くルートなので、予定通り佐々里峠を越えることにした。

R477(との共用区間)とお別れし、府道38号線を進む。青空が増えてきた中、桂川(上桂川)沿いのほぼ平坦な道が続き、順調に距離を稼ぐ。交通量もさほどではなく、走りやすい。きれいな水で川遊びしている人も多く、お互い子持ちのみわっちさんと、家族でここら辺に来てみたいと話が盛り上がった。

110815_103930 途中で見かけた吊橋。赤い色が目を惹いたが、見ると民家の庭に続いているようだ。門も付けられていたが、個人の橋なのだろうか?

110815_110524 気持ちの平坦路が続いたが、広河原スキー場を越えた辺りから、佐々里峠に向けて本格的な上りが始まった。いきなり、10%の標識が現れて先が思いやられたが、百井峠に比べれば全然マシ。普段上っている鍋谷峠より、少し緩いくらいの傾斜なので、ようやくノリクラのトレーニングにちょうどよい峠道だ。

110815_110940 長丁場なのでセーブしながらもある程度心拍数を上げ、みわっちさんに先行してアタック気味にペースを上げていく。上っている途中で晴れたので、暑さが増し、汗が吹き出してきた。

うっかり写真を取り忘れていたが、本格的な上りは3kmもなく、11:30頃には佐々里峠に到着していたと思う。峠でみわっちさんを待っていると、小雨がパラつきだした。今日は変わりやすい天気だ。

110815_120432 佐々里峠から南丹市に入り、今度はコーナリングを楽しめるダイナミックなカーブが続く下り道。佐々里の集落まで降りると、後は由良川沿いに緩い下りが続き、快調に飛ばす。もっとも、ロードバイクのみわっちさんは、私がペダルをくるくる回していても、こがずにすぅっと追いついてくる。やっぱり20年前のツーリング車とは違う。

110815_120526 このルートは何台ものロードバイクと行き会った。ちょうどよいトレーニングコースとして使われているのだろう。

110815_121128 佐々里の集落付近でシマノのジャージを着た4人組とすれ違ったが、しばらくすると引き返してきて、追い抜かれ、あっと言う間に引き離された。峠に上って引き返してきたのだとすると、とんでもない脚力だ。完全に統一されたウェアといい、一糸乱れぬ挙動といい、本物のシマノチームの方々かもしれない。

と思っていたらこんなウェブ記事をtwitterで発見。明日のイベントに備えて美山を訪れていた飯野選手、鈴木譲選手、西薗選手、青柳選手だった?

110815_130632 相変わらず気持ちのいい道が続くが、正午を回りお腹も空いてきた。川を下るにつれて、少しずつ大きな集落が増えてきた。かやぶきの里「北村」に食事処を見つけた。先ほどのシマノの4人組も自転車を止めて食事をしていた。

110815_124749 12:45頃、ようやく昼食にありついた。私はきつねうどん+かやくご飯のセット。みわっちさんは山菜うどん+かやくご飯。炭水化物のかたまりだが、運動する日はこれでもいいだろう。

今後のコースを再検討したが、あきひろさんから「京都方面に向かうなら京見峠がおすすめ」とのメールが入っていた。とはいえ、京見峠にたどり着くまでに最低3つは峠を越えなければならない。iPhoneの地図ソフトでは峠の難易度がわかりにくいが、次の深見トンネルを越えてしまうと川沿いに下るルートは見当たらず、逃げ場が無くなる。

それなりに体力を消耗している上に、気温も上がっている。明るいうちにどこかの駅にたどり着くためには、時間もあまり残されていない。そんな訳で、西に向かってJR山陰本線方面に向かい、余裕があれば山陰線沿いに京都に近付くことにした。

府道12号線でそのまま由良川を下っていくと和知駅付近に到達するが、園部駅より先は鉄道の本数が極端に少ない。少しでも京都に近付くために、府道19号線で神楽坂トンネルを越えて最低でも日吉駅、できれば園部駅より京都よりにたどり着くことを目標にした。となれば、あとは峠ひとつ。

人心地ついて再スタート。標高は低くなっているし晴れてきたので、冷房のきいた店から出ると、暑い! またも由良川沿いの平坦な道をひと走りすると、R162との合流点。 交差点のすぐそばにあるのが、道の駅「美山ふれあい広場」。当初はここが昼食ポイントの有力候補だった。

110815_134732 旧美山町は美山サイクルロードレースが開かれたり、ウィラースクールがあったりと、自転車に力を入れている地域だとは思っていたが、道の駅にもこんな自転車用スタンドが設置されていた(昼食を食べたかやぶきの里にもあった)。

110815_134944 近くでは、チェーンホイールがデザインされた手書きTシャツも販売されていた。お値段2,100円なり。

ひと休憩の後に、R162を経て府道19号線に入り、由良川に沿って下っていく。この辺りからお腹に違和感を感じていたが、その時点ではトイレに行きたいとまでは思わなかった。宮脇からは支流を溯り神楽山トンネルに向けて上っていくのだが、傾斜はゆるい。

さほどの苦労もなくトンネルに到着。直前には旧道(原峠)への分岐があり、興味を惹かれるが、できるだけ京都に近い駅から乗車したいので、先を急いでそのままトンネルに突入。トンネルには広い歩道があり、自転車も安心して通行できる。

110815_141720 突入前に写真を撮るのを忘れたので、トンネルを抜けてから一時停止。見ての通り、明るくて新しいトンネルだ。これで峠らしい峠は終了。ひと下りして府道78号線との接合点に出ると、あとはで田原川沿いに下っていく平坦な2車線道路。

ここでも川遊びをしている人を見かけるきれいな水の流れに沿って、快調に飛ばしていたが、次第にお腹が痛くなってきた。ところが、なかなかトイレに寄れそうな施設が見当たらない。走行距離も90kmを越え、相応に疲れもたまってきているが、できるだけスピードを維持して先を急ぐ。

後で見れば日吉駅の近くまで来ていた梶河原で、いよいよ痛みが強くなり、スピードを維持できなくなってきた。血眼でトイレを探しながら走っていると、私設の野球グランドらしき施設の脇に、簡易トイレが設置してあった。

言葉少なくみわっちさんに便意を告げ、トイレに直行。都会ならまず確実に施錠してあるだろうが、のどかなこの地域なら、と一縷の望みを抱いてドアを開けると無事に扉が開いた。何とか最悪の事態を免れ、用を足すことができた(施設の方、無断借用申し訳ありません)。

用を足してもお腹の痛みはなかなか収まらず、吐き気もして、しばらくその場で休憩。かなりひどい食あたり(?)だったが、謎なのは私だけが「あたった」こと。百井峠を上る途中の清水や、昼食のうどんとかやくごはんは、みわっちさんもほとんど同じものを食べて飲んでいる。後は携行食の違いくらいだが、パックされた大豆バーやようかん、そして賞味期限が明日のミニアンパンのいずれも原因とは考えにくい。

みわっちさんは大変お待たせをしたが、やや落ち着いたので走行を再開。ここまでくれば園部までは走ろうということで、府道19号線を進み続ける。走りやすいルートのはずだが、お腹に力が入らず苦しい。

110815_150606 このトンネルをくぐると、日吉ダムのすぐ下流で桂川沿いに出る。佐々里峠を上る前に溯った桂川と、長い道のりを経て再会。

山陰線と並走しながら進み続けると、走行距離100kmを超えた辺りで、亀岡へ向かう道路標識(府道25号線)が現れた。お腹が痛くなければこちらに進んだかもしれないが、その余裕は無く、園部への道を進み続ける。

110815_152608 京都縦貫道の園部ICのそばを通過。あと少しだ。

110815_153808 園部の市街地に入り、ようやく見つけた薬局で下痢止めを購入して服用。ホッとして園部駅へ向かう途中で見かけたガレージ。こちらにも熱狂的なトラキチがお住まいのようだ。

110815_154942 15:50に園部駅に到着。これにて本日のライドを終了とした。[8/18追記]結局、「北山・南丹周回」のつもりが、「横断」になってしまった。横断時間的にはまだ余裕があるので、体調不良が悔やまれた。

自転車を輪行袋に納めて、京都行きの快速に乗り込んだものの、お盆の夕方のとあって結構混雑している。京都駅でみわっちさんと別れ、JR京都線、阪和線を経て三国ヶ丘駅に到着したのは18:15頃と予想より早かったが、ずっと座れず立ったまま。薬を飲んでお腹はだいぶ落ち着いているとは言え、苦しい帰路だった。

今回は後半がほぼ平坦なルートで時間的にも余裕があったが、私がお腹を下してしまったので結果的には助かった。元々の計画にこだわったり、京都方面に向かっていたら、峠の合間で身動き取れなくなっていたかもしれない。

今回驚いたのは、京都北山の山深さだ。iPhoneの地図ソフト(Googleマップ、MapFan)は便利だが画面が小さいし、高度の情報が限られている。バッテリー容量にも限りがあるので、安心して使えない。今度出向くときにはちゃんと5万図を用意して、しっかり下調べしてから挑もう。

■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2011/08/15 7:17:32
 完了: 2011/08/15 15:50:27
 バイクタイム: 4:52:48
 停止時間: 3:40:06
 距離: 107.05km
 平均スピード: 時速 21.94 km
 最高スピード: 時速 79.62 km
 登り: 1314 メートル
 カロリー: 2120 kcal

・POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 102.1km
 消費カロリー:3451kcal
 計測時間:8:32:26
 平均心拍数:116
 最大心拍数:158
 平均速度:18.5km/h
 最高速度:52.9km/h
 平均ケイデンス: 75
 最大ケイデンス:111
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:6:27:13
 ターゲットゾーン内時間:2:01:02
 ターゲットゾーン以上時間:0:04:10
 走行時間:3:51:51
 累計走行距離:2128.5km(2010年12月10日より)

■本日のフォトアルバム

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POLARスピードセンサー分解と海外通販

shin01 7月半ばからPOLAR CS200 CADのスピードセンサーの調子が悪くなった。冬場にケイデンスセンサーが不調になり、今回はスピードセンサーだ。センサー位置を調整しても検知せず、スピードがゼロのままという症状だ。

 CS200はすでに4年と9ヶ月という長期間使用しており、本体修理が2回、心拍トランスミッターとそのセンサーバンド、そしてケイデンスセンサーも最終的に交換した。

 スピードセンサーは密封構造で、電池交換は基本的に不可能。実質的に新品と交換するしかないのだが、その前にケイデンスセンサーと同じく強引に分解して電池をチェックしてみることにした。

shin02 スピードセンサーのケースの合わせ目である溝に添って、カッターの刃を当てて切れ目を入れていく。

shin03 しばらくゴリゴリやっていると、ケースが開き、内部パーツにアクセスできるようになった。

shin04 電池の電圧を計ってみると、3.03V(汗)。電圧降下は全くなく、新品同様。どうやら今回も電池消耗が原因ではないらしい。念のため、他の電池に交換してみたが、やはりセンサーは動作しないようだった。

 こうなると、素人修理は難しい。やむなく、スピードセンサーも購入することにしたが、例によって楽天などの通販サイトでは安くても5,000円前後。ケイデンスセンサー購入したときにはYahoo!オークションを利用したのでチェックしてみたら、即決価格3,740円が最安。

shin05 そこで今回は某海外通販業者を利用してみた。注文から12日経った8/8に荷物が到着。時間はかかったが、かなり割安な2,858円で購入できた。

 新しいスピードセンサーを装着し、8/10のトレーニングで使用してみたが、一応動作した。ただ、上りで低速になると検知せずに、スピードゼロになることが多い。センサー位置を微調整したりしているが、なかなか改善しない。一番最初のセット購入時にも悩まされた症状で、その時は長時間を掛けて(1~2年くらいだったか?)徐々に調子がよくなってきた。

 これはあくまで憶測だが、ひょっとすると内蔵されたパーツが「なじむ」のに時間がかかるのだろうか? ケイデンスセンサーもそうだったが、数ヶ月使用すると徐々に調子が上がり、さらにある程度の年数を経過するとまた調子が下がって使用不能になるという傾向があるように感じる。こうしたアナログな動作は物理的可動部分のあるパーツで発生しやすい。

 となると、基盤先端にある磁気を検知するセンサーらしきパーツ内部に、磁気で動くと思われる部分が見えるので、ここに原因があるのではないかと推測している。そうであれば、電池交換が不可能な設計も腑に落ちる。ほとんどの場合、電池の寿命より先にこのセンサーの寿命が尽きるので、電池交換の必要性がないということだ。

 ともあれ、今回のスピードセンサーで、主要部品がほぼ入れ替わった。交換していないのはセンサーのマグネット類と、本体のマウントくらいだ(これも今回のスピードセンサーに付属していたので、交換することもできる)。

 セット品の購入当初から動作不良に悩まされ、長期間使用するうちにトラブルが相次いだ。消耗品といってしまえばそれまでかもしれないが、私にとっては安くない買い物だったので、追加でこれだけの出費が必要になったのは誤算だった。他メーカーも試してみたいが、購入には一時に多額の出費が必要で、簡単には乗り換えられない。

 ワイヤレスセンサーの混信や不調には常々悩まされているので、個人的にはスピードやケイデンスといったサイコン部分は動作の確実なワイヤー式で、心拍モニターだけワイヤレスといった安価な商品がないかなあと思っている。

 余談ながら、今回利用した海外通販に関して一言。

自分が利用しておいてなんだが、海外通販は時間がかかるし、トラブル発生時などに不安もある。日本での保証を受けられない商品も多いだろう。そもそも自転車や自転車用品は家電のように、メーカー保証が受けられれば良いというものではない。

 自転車の性能を維持して安全に使うためには、必ず整備(調整、消耗品交換、修理)が必要になるが、それには専門的な工具や技術が必要になる。多くのユーザーにとっては自分で整備を行うことは負担が大きいし、修理にだけ近所のサイクルショップに持ち込むと割高な料金になることが多い。従って、最初から通いやすいショップで購入することが、最も安心できる選択だろう。

 リアル店舗を構えるサイクルショップでの販売価格は一見高く見えることが多いが、多くのショップは使いこなしのノウハウや、トラブル発生時の対応などの専門知識を蓄積し、仕入先(メーカーや輸入代理店)とのパイプも持っている。それらのアフターサポートの基本料金が含まれていると考えれば、納得できるものだ。他店で購入した商品の修理料金が割高なのも、当然ということになる。いくら自転車や用品を安く購入しても、トラブル対処を自分で行うことができないなら、長く使用するうちにかえって高くつく可能性が高い。

 また、スポーツ自転車は「どうやって楽しむか」というソフト面が大事であり、自転車や用品といったハードさえあれば100%楽しめるというものではない。現在、ソフト面の普及にはサイクルショップが大きな役割を果たしており、無料、あるいは少額の参加費で、整備講習会やサイクリングイベントなどを実施しているショップさんも多い。こうした自転車を楽しむノウハウは自分ひとりで身につけるのは困難であり、特に初心者や女性が「安いから」と、通販を利用するのはお勧めしない。

 では、私はなぜ通販を利用するのか? 一番大きいのは自転車業界で糧を得ている立場上、特定のサイクルショップの世話になりづらいからだ。それと、ヘタクソなりに一応はほとんど全ての自転車整備を自分でできるから。

 つまり、自分で整備ができるユーザーなら通販の低価格を有効に享受できるということだ。もっとも、私自身、自転車いじりに少なからぬ時間を費やし、高価な専用工具を揃え、失敗して多くの部品をパーにしている。曲りなりにも自転車をいじれるのは、過去に高い授業料を払った結果であり、トータルで見れば損得勘定は微妙だ。

 結局、自転車いじりが好きでなければ、通販はあまりお勧めはできない選択だ。ただ、通販も、アフターサポートに力を入れる業者が出てきた。中には近隣のリアル店舗で整備が受けられるところもある。とは言えこうした業者はまだまだ少数派だし、少なくとも海外通販に関しては、まだまだリスクが高いと言わざるを得ない。低価格と引き換えにリスクも背負うことを承知でなければ、海外通販は利用すべきでないだろう。

shin06 ちなみに、今回の海外通販で購入した他の商品は下記の通り。

 レーパンは、今使用中のものがだいぶ傷んできたので購入。まだ試着していないが、サイズは大丈夫そう。

 指切りグローブは、サイズ表を見てLサイズを注文したが、大きすぎた。しかもフリース状に起毛した生地を使用しており、暑い夏場は使える代物ではなかった。かといって、冬場は指切りグローブでは寒いので、あまり使い道がない。これは失敗の巻。

 冬用インナーグローブは昨年なかなか見つけられなかったので、目についた今のうちに購入。効果のほどは不明。

 15年以上使用していた黄色いボトルが破損したので探していたが、この通販で見つけて注文。無地ならもっとよかったのだが。

 そしてバックミラー。今春に台湾で購入した物と同じキャットアイ製だが、日本では売られていないので今のうちに予備として購入した。

 一品一品は国内でも同じような特価品が売られていることもあるが、通販では送料の問題があり、リアル店舗を回る時間もかかる。今回くらいの買い物をすれば送料も無料だし、まとめてこれだけの特価品を揃えられたのはありがたかった。

■本日のフォトアルバム

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