過去の自分に惨敗 [鍋谷峠往復]
今日でノリクラ本番まで、ちょうど1ヶ月。今年もノリクラ直前の水曜朝トレを始めることにした。ホントは先週から始めるつもりだったが、雨で中止した。今年はこんな所でも調整が遅れている。
昨日から身体に疲労感があったが、今日はなかなか寝床から出ることができず、少し遅れて5:40に自宅を出走。コースは毎度のごとく、最も手近な鍋谷峠。アプローチから身体がだるく、ペースが上げられない。調子の良かった土曜日の後半と比べると、雲泥の差だ。
父鬼集落下の温度計は25度を表示。先週より4度も高いが、これでも雲が多く日が射していないお陰でマシな気温なのだろう。
いつものごとく、製材所前の鍋谷橋からタイム計測を開始したが、アタックと言うほど気合いを入れられない。心拍数も140~150前後でダラダラと上る。今日は帰ったら出社だし、今ひとつの体調で無理をしては仕事に差し支える(と、言い訳)。
今日は不調のスピードセンサーを外していることもあって、iPhoneのGPSアプリCyclemeterをスピードメーターとして画面を表示したまま走った(普段はバッテリーの節約のために画面を消し、GPSロガーとしてのみ使用している)。アタック(?)を開始してからは、このCyclemeterで7/2の記録と比較しながら走った。全く同じコースを走ることがなかなかなく、今まで試したことの無かった機能だが、地図上で過去の自分が緑の三角で表示され、現在の自分が青紫の吹き出しアイコンで示される。
7/2の自分はアプローチでのペースが今日の自分より早く、アタック(?)を開始直後ですでにかなり先を走っている。まあ、停止してこんな写真を撮っている時点で、今日はダメ。
地図上で、パッと見はすぐ前方に思えたので、7/2の自分に追いつけないかと一応あがいてみたのだが、すぐに失速。その後もペースは上げられず、7/2の自分はどんどん離れていく(ように感じる)。
今日の私が鍋谷峠までまだ約1km残した時点で、7/2の自分が峠に到着。そして、こちらに向かって引き返してくる。
約1分半後、7/2の自分とすれ違った。ヤツはほどほど疲れながらも、峠を上りきった満足感を顔に浮かべつつ、まだ峠に向かって上り続けている今日の自分に気付くこともなく下っていた。いや、そんな風に想像しただけで、実際は今日の自分と、7/2の自分のアイコンが重なっただけですが・・・。
7:30頃、今日の自分もようやく鍋谷峠に到着。タイム36分32秒と、7/2の記録より2分37秒も遅く、先週7/23の記録よりは5分37秒も遅い絶不調の記録。これでは、7/2の自分に引き離される一方な訳だ。
鍋谷峠の気温は20度。峠に到着するころから雨がぱらつき始めたので、急いで引き返し始めた。
小雨が降ったり止んだりする中を、父鬼の集落近辺まで降りてくると、雨はほぼ止んだ。今日はこれから出勤でもあり、寄り道せずにまっすぐ帰路についた。
自宅まで2.5kmほど残した地点で、7/2の自分はゴール(帰宅)。今日は結局最後まで離されっぱなしだったが、過去の記録の表示機能はトレーニングのモチベーションを高めるのに役立ちそうだ。恐らく水曜朝トレは手近な鍋谷峠往復ばかりになるので、活用していくつもりだ。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2011/07/27 5:40:07
完了: 2011/07/27 8:46:10
バイクタイム: 2:32:29
停止時間: 33:34
距離: 51.89km
平均スピード: 時速 20.42 km
最高スピード: 時速 74.10 km
登り:794 メートル
カロリー: 1025 kcal
POLAR CS200CADの記録 (一時動作不良あり)
走行距離: –.-km
消費カロリー:1590kcal
計測時間:3:06:00
平均心拍数:120
最大心拍数:160
平均速度:–.-km/h
最高速度:–.-km/h
平均ケイデンス: 75
最大ケイデンス:113
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:2:11:49
ターゲットゾーン内時間:0:42:45
ターゲットゾーン以上時間:0:11:26
走行時間:-:–:–
累計走行距離:1980.9km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
娘のヒルクライムトレーニングで泉北周遊 [美多彌神社-ハーベストの丘]
昨日の100kmライドの疲れも抜けていないが、今日は娘の2回目のヒルクライムトレーニングに出かけた。
先週、若干の軽量化を果たした娘のMTBルック車(ジュニアマウンテン)。
なるべく涼しいうちにと朝食を終えてすぐ、8:30過ぎに出発。今日は娘にサイクルウェアを着せた。近所の自転車愛好家の子供さんが大きくなったので、頂いたものをありがたく使わせて頂いた。
できるだけ交通量の少ない路をつないで、赤坂台まで行き、そこから泉北ニュータウン内の遊歩道を上った。私もよくアプローチに使う道(昨日も通った)だが、特に夏場は日陰が多いので助かる。
光明池駅のそばで泉北高速鉄道と泉北1号線の高架をくぐる。あまり西に向かうと帰路が大変なので、東に向かう遊歩道の分岐に入ってみた。
遊歩道の終点まで上った先にあったのが、美多彌神社。以前、家族でウォーキングをした時に、ここで弁当を広げたことがある。ちょっとお参り。
ここからは適当に山手に向かって南進していき、府道215号線に入った。トレーニングには少し物足りないが、娘もちょっと疲れてきたようだ。結構自宅から離れたこともあり、別所交差点で東進して、引き返し始めた。
とは言え、ただまっすぐ引き返すのではなく、娘の様子をみながら寄り道をして坂を上りながら進んだ。寄り道の第一弾は、ハーベストの丘。府道61号線を離れてひと上りして入場門前まで。ここまで自転車で来たと言えば、娘も友達に自慢できるだろう。
駐車場にある農産物直売所で、わらびもちを買って一服。娘も元気を回復。
通常出入り口の反対側から駐車場を出て、寄り道の第二弾。鉢ヶ峯寺の集落を上っていく。結構な傾斜で娘も苦しんでいるが、何とか押さずにクリア。堺公園墓地の脇を下っていく。
川まで下って橋を渡ったら、上神谷の丘陵を目指して短いながらも急傾斜。そろそろ疲れてきた娘は、急傾斜に苦労している。ちょっと蛇行しながらも、何とか押さずにクリア。
丘陵状には見晴らしのいいまっすぐな道が続いている。娘も気持ちよさそう。
上神谷小学校の脇を抜けて、尾根上に続いている坂を下っていくと、突き当たりが櫻井神社。
これでヒルクライム練習は終了。あとはまた、できるだけ車の少ない道を選んで帰宅した。iPhoneのログによれば、前回7/10より微増の約27kmを走った。正直な所、超スローペースを強いられて、娘より私の方が疲れているかもしれない。自宅出走で子供向けのヒルクライムコースを選ぶのもなかなか大変だ。そろそろ、車に自転車を載せて山に出かける方が良いかもしれない。
今回はまたBikeMate(サービス終了)を試してみたが、有料版のBikeMate GPSを購入して試してみた。無料版のBikeMate Liteと違い、GPSデータをメールで出力してルートラボ(サービス終了)に取り込むことができた。まだ試し切れていないが他にも色々と追加機能がある。いつも使用している、Cyclemeterは地図がシンプルで見やすかったり、自分や他人の記録と比較できるなどの機能があり、一方BikeMate GPSはスピードが見やすかったり、写真を一緒に管理できたりといった特徴がある。どちらも捨てがたいので、常用ソフトをどちらにするか悩むところだ。
前回、娘はお尻が痛いといっていたが、パッド付のレーパンのお陰か、それとも慣れてきたのか、今日はさほどでもなかったようだ。サドルの交換も考えていたが、何とかなりそうだ。子供の適応力はすごいものだ。あとは、自分でちゃんとトレーニングしてくれれば、ノリクラ完走も間違いないところだが、なかなか、なかなか・・・。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
BikeMate GPSの記録
スタート: 2011/07/24 08:34:30
完了: 2011/07/24 11:28:39
バイクタイム: 02:53:53
距離: 27.183 km
平均スピード: 時速 9.38 km
最高スピード: 時速 25.16 km
最高標高:109.314 メートル
最低標高: 24.4101 メートル
カロリー: 508 kcal
府県境峠越え100kmライド [鍋谷峠-(通称)犬鳴峠]
週の初めに台風が通過した後も、にわか雨が多くぐずつき気味。やや涼しい日が続いたのはありがたかったが、今日は炎暑が戻ってくるらしい。先週末は上りがちょっとだけだったので、今週はしっかり峠を上ろう。
いつものごとく4時起床で、5:30頃出発、のはずだったが家を出てからタイヤの空気の補充と心拍センサーを付けるのを忘れていたことに気付いた。引き返してゴソゴソした後、5:40頃再出発。まずは鍋谷峠に向かう。
アプローチでは、脚がもうひとつスムーズに回らず身体が重い。とは言え、以前に比べればマシな方。早朝は気温が低いので、その意味では気持ちよく走れる。終日晴れの予報だったが、低い雲が立ちこめている。一瞬、雨がぱらついたりしたが、お陰で陽が射さないので気温が上がりにくいのだろう。
定点観測地点、父鬼集落下の温度計は21度を表示。先週の猛暑の中のライドを思えば、ホントに涼しい。この辺りから路面が徐々に濡れ始めた。ついさっきまで雨が降っていたようだ。
いつものごとく、製材所前の鍋谷橋からアタックを開始。路面が濡れている箇所が多く、ダンシングで後輪がスリップするので走りにくい。心拍数165以上を目標にしたが、しんどくてそこまで上げられない。後で見ればアタック中の平均心拍数は160。
タイム31分20秒で鍋谷峠に到着。7/2より1分35秒短縮できたのはまずまずとも言えるが、昨年はこの時期に30分を切っていた。やっぱり今年は厳しい。最後はスパートを掛けたが、それでも最高心拍数は181止まり。先週190まで上げられたのに、精神力の問題かひとりでは、なかなかそこまで上げられない。
ただ、ようやく暑さに身体が順応してきたのか、汗がたくさん出るようになってきた。先週の酷暑ライドが荒療治になったのか? 上っていると、顔からポタポタとしずくが落ちる。ハンドル上のiPhoneホルダーを防水仕様にしておいて正解だ。
鍋谷峠も日差しはなく、気温表示も19度。ウィンドブレークベストとアームウォーマーを身にまとって和歌山側に下り始めたが、最初は寒いほどだった。
和歌山側も路面が濡れている箇所が多く、慎重に下る平の集落を見下ろすと、徐々に青空も増えてきたが、まだ雲は多い。
この集落は坂ばかりだが、地名は「平(たいら)」。下るにつれて徐々に乾いた路面が増えてきた。
R480のバイパス部分に入り、カーブの少ない道をノーブレーキで一気に下って・・・いる最中に、スピード表示がゼロのままであることに気が付いた。先週も正常に検知しない時があったが、今日もスピードセンサーの調子が悪いようだ。しばらくセンサー位置をいろいろ調整してみたが、回復しない。結局、これ以降はほとんどスピードを検知しなかった。当然、距離も正常に記録されていない。春先にケイデンスセンサーが不調で交換したばかりなのに、こんどはスピードセンサーだ。交換すると、また出費がかさむし、頭が痛い。
R24まで下って、コンビニに立ち寄ってパンをかじり、麻生津橋を渡って紀の川の南岸を西に向かって進む。今日の紀の川はかなり水量が多く、にごっている。台風やそれ以降の雨の影響だろう。8時半を過ぎて晴れ間が増えてきた。気温もぐんぐん上がっている。
堰の下流側は迫力満点。水量が多いので、轟々と音を立てて水煙が上がっている。
堰を過ぎると、堤防上に自転車歩行者専用道が続いている。今日はやや追い風気味で、気持ちよく走れる。平野は晴れているが、さっき越えてきた和泉山脈方面は雲をかぶっているところも多い。
竹房橋で折り返し。帰路は(通称)犬鳴峠を越えて帰阪する。橋を渡って北岸に戻り、R424とそれに続く県道62号線を北上。暑い時期に今日のコースを取ると、この辺りではかなり消耗しているものだが、意外と体力に余裕があり、心拍数140~150位で走り続けられる。
本格的な上りにさしかかったが、県道62号線は交通量が多く、日陰もほとんどない。そして最後はトンネルなので敬遠している。いつものごとく、すぐに旧道(?)に逃げる。
旧道は県道と同じく傾斜は結構キツいが、ほとんど車の通らない細道で、日陰が多い。それなりにしんどいのだが、さっきの鍋谷峠より心拍数も高めにキープできる。朝一の鍋谷峠はアップが済んでいなかったということだろうか、長距離コースの後半戦なのに自分ながら不思議だ。
気温はかなり上がっているので、汗みどろになる、峠が近づくと紀の川方面を見下ろすいい景色が広がっている。ここまで足を着かずに上ってこれたが、撮影のために一時停止。
ゲートのある最高地点まで到達。近くにゴミ焼却炉があるので風情はないが、峠のすぐ下の絶景もあり、上り応えのある峠だ。正式な峠名があるのかわからないが、県(府)道の池田隧道を含めてこの峠を「犬鳴峠」と呼ぶ例がネット上で散見される。峠に到るルート上に、犬鳴山不動尊や犬鳴山温泉があることがこの通称の由来だろうが、地図などに記載される正式な地名として犬鳴峠という名称は(福岡にある同名の峠を除けば)見当たらない。
とは言え、この峠を示す地名がないと不便なので、私も「犬鳴峠」と呼ぶことにしている。この(通称)犬鳴峠から少し下ると、池田隧道の出口で県道62号線に合流する。ネット上の情報によると、さらにこの上に旧池田隧道があるそうなので、県道62号線の旧道とは、本来今通ってきたルートではなく、そちらになるのかもしれない。
ここからは熊取町まで、長いダウンヒル。府県境を越えて大阪府に入り、先ほどの(通称)犬鳴峠の由来、犬鳴山温泉を通る。
後は間道やR170旧道などを経て家路についた。それなりにアップダウンを繰り返すルートながら、最後までへばることなくキビキビ走ることができた。自宅に近付くとiPhoneのCyclemeterの示す距離が99kmを越えている。ちょっと近所をひと回りして、100kmを突破してから終了とした。
今日は後半の調子がよいように感じていたが、その割りには帰宅が正午の直前になってしまった。スタートが遅れたり、スピードセンサーの調整などでロスした時間もあるだろうが、実はそれほどペースは早くなかったようだ。体感とは当てにならない。それでも、炎天下の中で100kmコースを余裕を持って走れたので、復調を実感できた。この調子で、ノリクラ本番まで頑張ろう。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2011/07/23 5:40:41
完了: 2011/07/23 11:49:38
バイクタイム: 4:43:08
停止時間: 1:25:49
距離: 100.22km
平均スピード: 時速 21.24 km
最高スピード: 時速 65.98 km
登り:1105 メートル
カロリー: 2728 kcal
POLAR CS200CADの記録 (一時動作不良あり)
走行距離: –.-km
消費カロリー:3361kcal
計測時間:6:08:58
平均心拍数:129
最大心拍数:181
平均速度:–.-km/h
最高速度:48.1km/h
平均ケイデンス: 77
最大ケイデンス:110
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:3:16:34
ターゲットゾーン内時間:1:51:41
ターゲットゾーン以上時間:1:00:43
走行時間:2:35:22
累計走行距離:1980.9km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
自転車店の走行会に参加 [田尻漁港バーベキュー-箱作プチヒルクライム]
今日はお客さんであるサイクルショップのイベントに参加させてもらった。事前に聞いていた話では、平地を30km走ってバーベキュー食べて返ってくる、計60kmほどの気軽なライドイベントとのことだった。
朝9時前にショップさんの前に、約30名が集合。注意事項を聞き、9時過ぎには出発したが、すでに相当の暑さ。いつもの単独トレーニングなら早朝に出発するので、この時間にはもう折り返して帰路についている頃。今日は最高気温35度との予報。降水確率も0~10%でかんかん照りの晴天。今年は6月に全く走っていないので、身体がまだ暑さに慣れておらず、炎天下の平地ライドはで、先行きがちょっと不安。
府道204号線(旧R26)を南下していく。浜寺駅前駅ではパンダ塗装の路面電車と出合った。
岸和田市に入ると岸和田競輪場の前を通る。今日の参加者とも、4月にBMXコースとクラブハウスができたことが話題になった。元競輪選手の方が店員をしており、競輪の実況も見ることができるらしい。一度、覗いてみたいところだ。
貝塚市を過ぎ、泉佐野市に入って湊1丁目交差点そばのコンビニでひと休憩。走っている間は意外と平気だが、止まると途端に暑さが増す。アイスキャンディー「ガリガリくん」をかじる参加者が多数。私はミネラルウォーターを買って、ボトルのスポーツドリンクを薄めた。元々2倍に薄めていたが、それでも暑さのせいで濃く感じる。
ここから1本海側の道路にずれ、フリー走行になった。脚自慢の参加者は猛烈なスピードでダッシュしていく。私もほどほどにペースを上げたが、りんくうタウンそばのこの道路は結構交通量が多く、抜きつ抜かれつといったバトルは難しい。結局、ほぼ隊列走行になりしばし走ると、すぐに田尻町に入って昼食地点の田尻漁港「田尻海洋交流センター」に到着。時刻は11:30頃。
バーベキューは12時から開始とのことで、場内で開かれていた日曜朝市を覗いてみた。漁港だけあって海産物が多いが、野菜や雑貨なども売られていた。惹かれる物も多いが、自転車で持ち帰るのは難しい。
いよいよバーベキュー開始。ほとんどの参加者は海鮮セットメニューで、ホタテ貝、エビ、サザエ、イカなどの海産物を中心に、野菜やウィンナーなどの肉類も入っている。別に穴子の天ぷらも付き、ボリューム満点。炎天下で水分をがぶ飲みしていたこともあって、正直それほど食欲はなかったが、炭火で焼いた新鮮な魚介類はやはりウマイ。
舌鼓を打ったあとで、周囲の参加者と談笑していると、「これから山に上る」という話が伝わってきた。えっ? 平地30km往復じゃなかったんですか? で、どこに上るんですか?
周囲の参加者に聞いても私同様に初耳の人が多く、どこに上るかはよくわからないまま。ともあれ、幸か不幸かヒルクライムトレーニングをする機会ができたようだ。マリーナの前で記念撮影をしてから、出発。
さらに南下を続ける。府道250号線などを進み、泉南市に入り樽井付近で府道204号線(旧R26)に出たところで、女性を中心とした一部メンバーはケーキ屋さんに向かう。
ほとんどのメンバーは府道204号線から続くR26をさらに南下し、阪南市へ突入。コンビニに止まり、「もうすぐ上りますんで、ここで水分補給してください」とのこと。私は昼食時に補充したばかりだったので、外で待っていたが、もっとも気温が上がる14時ごろとあって、暑い!
待つ間にフォースクエアでも、とiPhoneを触ろうとしたが、どうも様子がおかしい。画面が暗くてよく見えず、操作できない。日陰に入ってみてもバックライトが点灯していないようで、画面が見づらいが「温度」と表示されているようだ。
これって、ひょっとして高温で異常が起きているってことだろうか? 炎天下で防水ケースの中に入れているのがまずいのかと、取り出してみるとiPhoneが手に持てないほど熱い。しばらく日陰で冷ましていると、表示も正常に戻り、無事に操作できるようになった。その後は密封せずに、出し入れ口を少し開けて熱がこもらないようにしたが、炎天下ではこんな問題も起きるのだ。
箱作駅前で停止。「ここから上ります」とのこと。見上げると山に向かって新興住宅街が続いている。桃の木台の住宅街を抜け、一番上の宿泊施設「サンピア都」まで、約4kmのヒルクライムコースらしい。
スタートすると最初は皆様子を伺っており、一人がアタックを掛けたが誰も着いていかない。しかし、健脚の方々が徐々にペースが上げていく。私は取りあえず心拍数を175くらいを目安にマイペースで上っていたが、距離が短いので、頑張って心拍数を上げていく。
先頭グループには着いていけなかったが、その少し後ろで上り続け、最後は心拍数190まで上がった。一人で走っていると、なかなかここまで追い込めない。やっぱり、集団で走るとトレーニング効果は高い。一人抜かれたが、必死で走り続け、6~7着くらい最高地点のロータリーに到着。
ここからは、海を見下ろせる絶景。ただ、標高はせいぜい150mくらいだろう。涼しくなるほどではなく、日陰もないので早々に下る。
箱作駅前で小休止。暑さのあまり、スポーツドリンクでは物足りず、久々に炭酸飲料を飲んだ。こんな日には、やはりウマイ。
せんなんわくわく広場で大休止。別行動のケーキ屋行きグループと合流。青い空と青い海、白い砂浜、沖合いには関空。ロケーションはなかなかだが、相変わらず暑い。
16時頃再出発。海沿いの府道63号線を北上。橋の度に結構なアップダウンがあるが、景色はいい。
マーブルビーチ付近からは往路で通った1本内陸の道にずれ北上を続ける。突き当たりの新浜町付近でメカトラの起きた参加者を待つ。
全員そろったところでさらに内陸の府道204号線(旧R26)にずれ、北上を続ける。貝塚では夏祭りらしく、だんじり車庫を開いている姿なども見かけた。
岸和田城前。雲が出てきて日差しは少し和らいだが、湿度が上がったのか蒸し蒸しする。走るペースはそこそこ早いと思うのだが、暑さやメカトラで休憩が長く、結構時間がかかっている。
結構遅くなってしまったので早々に辞去したが、短いとはいえヒルクライムも織り込んだ充実した一日になった。心拍計の調子が悪かったので距離が短く記録されているようだが、iPhoneの記録を見ても(店への行き帰りを合わせれば)100km超のライドになったのは間違いないだろう。
盛夏に炎天下を丸一日走るのは本当に久しぶりで、日焼け止めを塗っていてもかなり焼けてしまった。水分も約4L摂取して胃腸が重いが、何とか乗り切れた。まだ汗の出は少ないようだが、少しは暑さに身体が慣れてきたのかもしれない。
一人でばかり走っていると、どうしても自分に枠をはめてしまう。これからも集団で走る機会を、時々作っていきたい。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeter( http://www.abvio.com/cyclemeter/ )の記録
スタート: 2011/07/17 8:14:42
完了: 2011/07/17 19:11:57
バイクタイム: 5:13:30
停止時間: 5:43:46
距離: 103.60km
平均スピード: 時速 19.83 km
最高スピード: 時速 76.02 km
登り:431 メートル
カロリー: 2458 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: 95.6km
消費カロリー:3664.0kcal
計測時間:10:50:37
平均心拍数:110
最大心拍数:190
平均速度:21.2km/h
最高速度:46.2km/h
平均ケイデンス: 84
最大ケイデンス:122
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:9:27:01
ターゲットゾーン内時間:1:01:02
ターゲットゾーン以上時間:0:22:34
走行時間:4:31:10
累計走行距離:1935.8km(2010年12月10日より)
娘の自転車を乗鞍向けに改造 [その1]
今年はノリクラ(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)に、娘が初参加する。高価な自転車を与えるつもりはなく、頂き物のMTBルック車で参加するが、あまりお金をかけずに簡単にできる改造はしてやるつもり。その中でも少しはお金をかけるつもりなのは、前ギアを小さい物に変えてギア比を落とすこと。もちろん、低価格のMTBルック車の前ギアは交換できる造りにはなっていない。クランクごと取り替えるつもりで、取り寄せをお願いしている最中だ。
それに先立ち、今日は簡単にできるところをちょっとだけいじってみた。
これが、いじる前の状態。前オーナーが数年間乗り込んだと思われ、我が家での保管状況もあまり良くなかったので、あちこち錆びや劣化が生じている。以前、チェーンやペダルを交換し、BBのグリスアップは終えている。
まずは、ヒルクライムに不用なパーツを外していく。
前カゴ、マッドガード、ブロックダイナモを外し、劣化していたスポークプロテクターは手で触るだけでパリパリ割れて取れた。一部が削れてバーエンドが露出していた左グリップ(前オーナーの転倒によると思われる)もむしり取った。
ヘッドナットを外して前カゴのステーを外した際についでにヘッド内部をチェックしてみた。グリスがほとんどなかったので補充。ステーを外した分、スペーサーを足してヘッドを閉じた。子供車のせいかロックナットが32mmでなく、もっと小さいサイズだったので、ヘッドスパナが合わず、300mmモンキーレンチを引っ張り出した。
ヘッドを開ける時に外したら、ハンドルもステムもスチールなのでかなり重い。使っていないアルミハンドルに交換しようかとも思ったが、そこだけ代えてもこの自転車が劇的に変わる訳でもない。気になり出すと、どこもかしこもいじりたくなってしまうが、今日のところは見送って熟考することにした。
新しい左グリップを装着し、ボトル台座がないので自社商品の「Bikeguy どこでもケージホルダー ペットケージ付」を装着。これにて、今日のところは終了。あとは本番までに最低限、冒頭で述べたギア比を落とすことと、ワイヤー類の交換はしておく必要があるだろう。駐輪場に置くためにスタンドもまだ付けたままだが、これも本番直前に外すつもり。
先端の削れた左のブレーキレバーや太いタイヤ、気になるところはたくさんあるが、新車が買えるようなお金をかけてしまっては意味がない。どこまでやるか難しいところだ。