雨、激坂、コース変更、腹痛・・・波乱の合同トレ [北山・南丹周回?]
ノリクラ仲間のみわっちさんから直前練習をしようとのお誘いがあり、ご一緒することにした。奈良近辺とか、鯖街道を日本海までとか、鈴鹿山脈を越えるとか、鳥越峠とか、色々上がった案の中から最終的に決定したのが、堅田駅出発で京都北山を含めた丹波山地南部を周回するプラン。
堅田駅-途中越-百井峠(往路)-花背峠(往路)-佐々里峠-深見トンネル-井戸峠-花背峠(復路)-百井峠(復路)-途中越(復路)-堅田駅
前日にシミュレーション(元々ルートラボで作成したがサービス終了のためRide eith GPSに移植)してみたら、距離136.8km、獲得標高差2631mとのこと・・・。距離はともかく、この標高差はキツい。
各峠ごとにも標高差(上り)を計算してみた。数値はルートラボで計算した概算ですので、実際とは異なります
途中越:標高393 標高差290
百井峠(往路):標高743 標高差460
花背峠(往路):標高758 標高差180
佐々里峠:標高737 標高差360
深見トンネル:標高440 標高差200
井戸峠:標高437 標高差155
花背峠(復路):標高758 標高差480
百井峠(復路):標高743 標高差165
途中越:標高393 標高差100
いい加減消耗する(と思われる)後半の花背峠(復路)が、もっとも標高差が大きい・・・(^^;。これは、ペースがどうとか言う前に、完走すら相当に厳しい。気を引き締めてかからねば。
迎えた8/15。3:30起床。当初は近くのJR阪和線駅に向かうつもりだったが、前日の家族サービスのおかげか、ヨメさんが車で天王寺駅まで送ってくれた。お陰で天王寺駅4:49発の始発に乗車することができた。
大阪駅に5:10着。5:15発の京都行きの各停に乗り換え。残念ながらこの時間帯は新快速や快速がなく、ボックス席のない通勤車両。トイレがないので、降りる直前に買ってきていたパンを食べて、京都駅に6:02着。6:09発の湖西線に乗り換えて、早々にトイレにこもる。
「軽量化」を終えて席に戻り、コースの再検討。が、ネット上の地図の印刷や、iPhoneではもうひとつ全容がつかみづらいし、傾斜もわからない。本当は5万分の1地形図(5万図)を用意しておきたいところだったが、購入する機会がなく今日のコースで手持ちのものは「京都東北部」のみ。最初の3つの峠はこれで確認できたが、コースのほんの一部だったのでよく見ていなかった。これが後々の苦難に繋がる。その時点では、ネット上の地図のプリントだけを見て、行けるところまで行って途中で考えようという、いい加減な結論。
6:33に堅田駅に到着。さっそく輪行袋から自転車を出して組み立てる。7:00集合の予定だったが、すでにみわっちさんも到着していた。
道中は買出しのできるポイントが少なく、暑さも予想されるので、駅前のコンビニで念を入れて飲料や携行食の準備をし、出走写真を撮影。7:17には駅を出発した。
まずはR477に出て、西に向かう。中高生くらいの少年3人連れの自転車を追い越した。二人はクロスバイク風だったが、一人は外装変速こそついているがいわゆるママチャリ。ツーリングの様に見受けられたが、彼らはどこまで行くのだろう。
振り返るとみわっちさんの後ろに、びわこタワーそばの観覧車が見える。みわっちさんは野洲の自宅から琵琶湖大橋を越えて、すでに15kmほど自走して来ている。
スタートから空はどんよりとしていたが、20分も走らないうちに雨がぱらついてきた。実に久々の雨中ライド。自転車が汚れるので憂鬱だ。路面がびしょ濡れになるほどには降っているが、ときおり止み間もあり、本降りと言うほどではない。どうせこれから汗をかく上りでもあり、二人ともレインウェアは着ない。
徐々に傾斜が増し、本格的に1本目の峠、途中越への上り道に入る。お盆の早朝にもかかわらず、R477は結構交通量が多く、水を跳ね上げていく車もあってちょっと走りづらい。R367と交わる途中口までは、さほどの傾斜でもなかった。
途中口交差点は直進して旧道らしき道を通り、途中トンネルを迂回。交通量は絶無で快適だが、ここの傾斜は結構キツい。
それでも途中口から1km程度で、京都府と滋賀県の境である途中越に到着。まあ、後にして思えば途中越は楽なものだった。
ひと下りして最初の信号を右折して、R477を大井・百井方面へ。途中口からこの分岐まではR367との共用区間。分岐を曲がった途端に、交通量が激減。雨も止み間が多くなり、しばらくは川沿いの比較的傾斜のゆるい道だったので、快適に走ることができた。
しかし当然ながら次第に傾斜はキツくなり、本日2本目の百井峠に向けて上りが本格的になってきた。
2車線道路のこの辺りではまだ上りを楽しむ余裕もあったのだが・・・。
中央車線が消えた辺りからは、まさに激坂。みわっちさんのロードバイクのギア比では蛇行せずには上れない。
あとで5万図を確認すると、約3~4mmおきに等高線が道をまたいでいた。つまり傾斜は10~15%ということで、とんでもない傾斜だ。
距離は短いが、急傾斜に時間と体力を消耗していく。途中にあった清水がありがたかった。峠の反対側もこの調子だったら、長丁場の後、帰路に越えるのは厳しいなあと、みわっちさんと意見が一致。
ようやくのことで、ピークに到達。だが、ここはまだ百井峠ではない。[8/18追記]後で調べたら、前ヶ畑峠と言うそうだ。標高627m。
等高線ひとつ(標高差20m)にも満たない下り坂の先には百井の集落。人の気配にホッとする。天気も回復してきて、時々晴れ間もあらわれた。
ここからもうひと上りすれば、百井峠。集落からの標高差は100mに満たず、傾斜も先ほどに比べれば大したことはない。うっそうとした森の中の暗い峠で、展望は開けない。この時点で9:15。すでに2時間が経過。
峠の名前を示す大きな標識はなく、唯一見つけたのがこの案内板。ちなみに後で聞いたら魑魅魍魎が出現する場所として有名だそうだ。知らないで、よかった。
百井峠からの下りがまた厳しい道。傾斜もキツいし、所々コンクリート舗装で路面も荒れている。ネット上で「酷道」との記述を見てはいたが、決して大げさではない表現だった。
実は今日都合の悪かったノリクラ仲間のあきひろさんが、昨日ほぼ同じルートを走っている(スタートは大原方面かららしい)。から、みわっちさんにメールが入っていた。百井峠のキツさにも触れていたが、あそこまでとは思わなかった。
府道38号線との合流点(百井別れ)で、一旦停車。峠の反対側はマシな道であることに一縷の望みを抱いていたが、この時点で帰路に越えることはムリと100%確信。今後の進行状況によってエスケープルートを考えることにした。こんな厳しい山道を越えなければたどり着けない百井集落の暮らしは、たとえ車があっても楽なものではないだろう。
お次は花背峠。標高差は180mと百井峠に比べれば少ないが、決して楽な傾斜ではない。しかも交通量が府道38号線経由で来た車が結構多く、蛇行もできないので厳しい。
9:45頃、花背峠に到着。ここも展望は開けないが、百井峠よりは明るい。曇りがち天候のせい(おかげ?)で温度計は23度を示し、車で来た人が「涼しい」と言っていたが、坂を上ってきた我々は暑い。
花背峠の下りは途中に傾斜のキツい所もあるが、ほとんどはブレーキの必要がない2車線の気持ちのいい道が続く。逆から上っても、百井峠ほど厳しくはないだろう。これなら、花背峠まで戻ってきて、府道38号線で鞍馬に下るルートもありかなと思った。
花背の集落に10:30頃着。みわっちさんが下調べしてくれていたAコープに立ち寄るも、弁当の類はなし。お互いに携行食はある程度持っているので、飲料だけ自販機で購入した。予定通り佐々里峠を越えると、確実に食事が取れるポイントは約40km先の道の駅。少々悩んだが、峠道以外は川沿いの道が続くルートなので、予定通り佐々里峠を越えることにした。
R477(との共用区間)とお別れし、府道38号線を進む。青空が増えてきた中、桂川(上桂川)沿いのほぼ平坦な道が続き、順調に距離を稼ぐ。交通量もさほどではなく、走りやすい。きれいな水で川遊びしている人も多く、お互い子持ちのみわっちさんと、家族でここら辺に来てみたいと話が盛り上がった。
途中で見かけた吊橋。赤い色が目を惹いたが、見ると民家の庭に続いているようだ。門も付けられていたが、個人の橋なのだろうか?
気持ちの平坦路が続いたが、広河原スキー場を越えた辺りから、佐々里峠に向けて本格的な上りが始まった。いきなり、10%の標識が現れて先が思いやられたが、百井峠に比べれば全然マシ。普段上っている鍋谷峠より、少し緩いくらいの傾斜なので、ようやくノリクラのトレーニングにちょうどよい峠道だ。
長丁場なのでセーブしながらもある程度心拍数を上げ、みわっちさんに先行してアタック気味にペースを上げていく。上っている途中で晴れたので、暑さが増し、汗が吹き出してきた。
うっかり写真を取り忘れていたが、本格的な上りは3kmもなく、11:30頃には佐々里峠に到着していたと思う。峠でみわっちさんを待っていると、小雨がパラつきだした。今日は変わりやすい天気だ。
佐々里峠から南丹市に入り、今度はコーナリングを楽しめるダイナミックなカーブが続く下り道。佐々里の集落まで降りると、後は由良川沿いに緩い下りが続き、快調に飛ばす。もっとも、ロードバイクのみわっちさんは、私がペダルをくるくる回していても、こがずにすぅっと追いついてくる。やっぱり20年前のツーリング車とは違う。
このルートは何台ものロードバイクと行き会った。ちょうどよいトレーニングコースとして使われているのだろう。
佐々里の集落付近でシマノのジャージを着た4人組とすれ違ったが、しばらくすると引き返してきて、追い抜かれ、あっと言う間に引き離された。峠に上って引き返してきたのだとすると、とんでもない脚力だ。完全に統一されたウェアといい、一糸乱れぬ挙動といい、本物のシマノチームの方々かもしれない。
と思っていたらこんなウェブ記事をtwitterで発見。明日のイベントに備えて美山を訪れていた飯野選手、鈴木譲選手、西薗選手、青柳選手だった?
相変わらず気持ちのいい道が続くが、正午を回りお腹も空いてきた。川を下るにつれて、少しずつ大きな集落が増えてきた。かやぶきの里「北村」に食事処を見つけた。先ほどのシマノの4人組も自転車を止めて食事をしていた。
12:45頃、ようやく昼食にありついた。私はきつねうどん+かやくご飯のセット。みわっちさんは山菜うどん+かやくご飯。炭水化物のかたまりだが、運動する日はこれでもいいだろう。
今後のコースを再検討したが、あきひろさんから「京都方面に向かうなら京見峠がおすすめ」とのメールが入っていた。とはいえ、京見峠にたどり着くまでに最低3つは峠を越えなければならない。iPhoneの地図ソフトでは峠の難易度がわかりにくいが、次の深見トンネルを越えてしまうと川沿いに下るルートは見当たらず、逃げ場が無くなる。
それなりに体力を消耗している上に、気温も上がっている。明るいうちにどこかの駅にたどり着くためには、時間もあまり残されていない。そんな訳で、西に向かってJR山陰本線方面に向かい、余裕があれば山陰線沿いに京都に近付くことにした。
府道12号線でそのまま由良川を下っていくと和知駅付近に到達するが、園部駅より先は鉄道の本数が極端に少ない。少しでも京都に近付くために、府道19号線で神楽坂トンネルを越えて最低でも日吉駅、できれば園部駅より京都よりにたどり着くことを目標にした。となれば、あとは峠ひとつ。
人心地ついて再スタート。標高は低くなっているし晴れてきたので、冷房のきいた店から出ると、暑い! またも由良川沿いの平坦な道をひと走りすると、R162との合流点。 交差点のすぐそばにあるのが、道の駅「美山ふれあい広場」。当初はここが昼食ポイントの有力候補だった。
旧美山町は美山サイクルロードレースが開かれたり、ウィラースクールがあったりと、自転車に力を入れている地域だとは思っていたが、道の駅にもこんな自転車用スタンドが設置されていた(昼食を食べたかやぶきの里にもあった)。
近くでは、チェーンホイールがデザインされた手書きTシャツも販売されていた。お値段2,100円なり。
ひと休憩の後に、R162を経て府道19号線に入り、由良川に沿って下っていく。この辺りからお腹に違和感を感じていたが、その時点ではトイレに行きたいとまでは思わなかった。宮脇からは支流を溯り神楽山トンネルに向けて上っていくのだが、傾斜はゆるい。
さほどの苦労もなくトンネルに到着。直前には旧道(原峠)への分岐があり、興味を惹かれるが、できるだけ京都に近い駅から乗車したいので、先を急いでそのままトンネルに突入。トンネルには広い歩道があり、自転車も安心して通行できる。
突入前に写真を撮るのを忘れたので、トンネルを抜けてから一時停止。見ての通り、明るくて新しいトンネルだ。これで峠らしい峠は終了。ひと下りして府道78号線との接合点に出ると、あとはで田原川沿いに下っていく平坦な2車線道路。
ここでも川遊びをしている人を見かけるきれいな水の流れに沿って、快調に飛ばしていたが、次第にお腹が痛くなってきた。ところが、なかなかトイレに寄れそうな施設が見当たらない。走行距離も90kmを越え、相応に疲れもたまってきているが、できるだけスピードを維持して先を急ぐ。
後で見れば日吉駅の近くまで来ていた梶河原で、いよいよ痛みが強くなり、スピードを維持できなくなってきた。血眼でトイレを探しながら走っていると、私設の野球グランドらしき施設の脇に、簡易トイレが設置してあった。
言葉少なくみわっちさんに便意を告げ、トイレに直行。都会ならまず確実に施錠してあるだろうが、のどかなこの地域なら、と一縷の望みを抱いてドアを開けると無事に扉が開いた。何とか最悪の事態を免れ、用を足すことができた(施設の方、無断借用申し訳ありません)。
用を足してもお腹の痛みはなかなか収まらず、吐き気もして、しばらくその場で休憩。かなりひどい食あたり(?)だったが、謎なのは私だけが「あたった」こと。百井峠を上る途中の清水や、昼食のうどんとかやくごはんは、みわっちさんもほとんど同じものを食べて飲んでいる。後は携行食の違いくらいだが、パックされた大豆バーやようかん、そして賞味期限が明日のミニアンパンのいずれも原因とは考えにくい。
みわっちさんは大変お待たせをしたが、やや落ち着いたので走行を再開。ここまでくれば園部までは走ろうということで、府道19号線を進み続ける。走りやすいルートのはずだが、お腹に力が入らず苦しい。
このトンネルをくぐると、日吉ダムのすぐ下流で桂川沿いに出る。佐々里峠を上る前に溯った桂川と、長い道のりを経て再会。
山陰線と並走しながら進み続けると、走行距離100kmを超えた辺りで、亀岡へ向かう道路標識(府道25号線)が現れた。お腹が痛くなければこちらに進んだかもしれないが、その余裕は無く、園部への道を進み続ける。
園部の市街地に入り、ようやく見つけた薬局で下痢止めを購入して服用。ホッとして園部駅へ向かう途中で見かけたガレージ。こちらにも熱狂的なトラキチがお住まいのようだ。
15:50に園部駅に到着。これにて本日のライドを終了とした。[8/18追記]結局、「北山・南丹周回」のつもりが、「横断」になってしまった。横断時間的にはまだ余裕があるので、体調不良が悔やまれた。
自転車を輪行袋に納めて、京都行きの快速に乗り込んだものの、お盆の夕方のとあって結構混雑している。京都駅でみわっちさんと別れ、JR京都線、阪和線を経て三国ヶ丘駅に到着したのは18:15頃と予想より早かったが、ずっと座れず立ったまま。薬を飲んでお腹はだいぶ落ち着いているとは言え、苦しい帰路だった。
今回は後半がほぼ平坦なルートで時間的にも余裕があったが、私がお腹を下してしまったので結果的には助かった。元々の計画にこだわったり、京都方面に向かっていたら、峠の合間で身動き取れなくなっていたかもしれない。
今回驚いたのは、京都北山の山深さだ。iPhoneの地図ソフト(Googleマップ、MapFan)は便利だが画面が小さいし、高度の情報が限られている。バッテリー容量にも限りがあるので、安心して使えない。今度出向くときにはちゃんと5万図を用意して、しっかり下調べしてから挑もう。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
・Cyclemeterの記録
スタート: 2011/08/15 7:17:32
完了: 2011/08/15 15:50:27
バイクタイム: 4:52:48
停止時間: 3:40:06
距離: 107.05km
平均スピード: 時速 21.94 km
最高スピード: 時速 79.62 km
登り: 1314 メートル
カロリー: 2120 kcal
・POLAR CS200CADの記録
走行距離: 102.1km
消費カロリー:3451kcal
計測時間:8:32:26
平均心拍数:116
最大心拍数:158
平均速度:18.5km/h
最高速度:52.9km/h
平均ケイデンス: 75
最大ケイデンス:111
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:6:27:13
ターゲットゾーン内時間:2:01:02
ターゲットゾーン以上時間:0:04:10
走行時間:3:51:51
累計走行距離:2128.5km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
POLARスピードセンサー分解と海外通販
7月半ばからPOLAR CS200 CADのスピードセンサーの調子が悪くなった。冬場にケイデンスセンサーが不調になり、今回はスピードセンサーだ。センサー位置を調整しても検知せず、スピードがゼロのままという症状だ。
CS200はすでに4年と9ヶ月という長期間使用しており、本体修理が2回、心拍トランスミッターとそのセンサーバンド、そしてケイデンスセンサーも最終的に交換した。
スピードセンサーは密封構造で、電池交換は基本的に不可能。実質的に新品と交換するしかないのだが、その前にケイデンスセンサーと同じく強引に分解して電池をチェックしてみることにした。
スピードセンサーのケースの合わせ目である溝に添って、カッターの刃を当てて切れ目を入れていく。
しばらくゴリゴリやっていると、ケースが開き、内部パーツにアクセスできるようになった。
電池の電圧を計ってみると、3.03V(汗)。電圧降下は全くなく、新品同様。どうやら今回も電池消耗が原因ではないらしい。念のため、他の電池に交換してみたが、やはりセンサーは動作しないようだった。
こうなると、素人修理は難しい。やむなく、スピードセンサーも購入することにしたが、例によって楽天などの通販サイトでは安くても5,000円前後。ケイデンスセンサー購入したときにはYahoo!オークションを利用したのでチェックしてみたら、即決価格3,740円が最安。
そこで今回は某海外通販業者を利用してみた。注文から12日経った8/8に荷物が到着。時間はかかったが、かなり割安な2,858円で購入できた。
新しいスピードセンサーを装着し、8/10のトレーニングで使用してみたが、一応動作した。ただ、上りで低速になると検知せずに、スピードゼロになることが多い。センサー位置を微調整したりしているが、なかなか改善しない。一番最初のセット購入時にも悩まされた症状で、その時は長時間を掛けて(1~2年くらいだったか?)徐々に調子がよくなってきた。
これはあくまで憶測だが、ひょっとすると内蔵されたパーツが「なじむ」のに時間がかかるのだろうか? ケイデンスセンサーもそうだったが、数ヶ月使用すると徐々に調子が上がり、さらにある程度の年数を経過するとまた調子が下がって使用不能になるという傾向があるように感じる。こうしたアナログな動作は物理的可動部分のあるパーツで発生しやすい。
となると、基盤先端にある磁気を検知するセンサーらしきパーツ内部に、磁気で動くと思われる部分が見えるので、ここに原因があるのではないかと推測している。そうであれば、電池交換が不可能な設計も腑に落ちる。ほとんどの場合、電池の寿命より先にこのセンサーの寿命が尽きるので、電池交換の必要性がないということだ。
ともあれ、今回のスピードセンサーで、主要部品がほぼ入れ替わった。交換していないのはセンサーのマグネット類と、本体のマウントくらいだ(これも今回のスピードセンサーに付属していたので、交換することもできる)。
セット品の購入当初から動作不良に悩まされ、長期間使用するうちにトラブルが相次いだ。消耗品といってしまえばそれまでかもしれないが、私にとっては安くない買い物だったので、追加でこれだけの出費が必要になったのは誤算だった。他メーカーも試してみたいが、購入には一時に多額の出費が必要で、簡単には乗り換えられない。
ワイヤレスセンサーの混信や不調には常々悩まされているので、個人的にはスピードやケイデンスといったサイコン部分は動作の確実なワイヤー式で、心拍モニターだけワイヤレスといった安価な商品がないかなあと思っている。
余談ながら、今回利用した海外通販に関して一言。
自分が利用しておいてなんだが、海外通販は時間がかかるし、トラブル発生時などに不安もある。日本での保証を受けられない商品も多いだろう。そもそも自転車や自転車用品は家電のように、メーカー保証が受けられれば良いというものではない。
自転車の性能を維持して安全に使うためには、必ず整備(調整、消耗品交換、修理)が必要になるが、それには専門的な工具や技術が必要になる。多くのユーザーにとっては自分で整備を行うことは負担が大きいし、修理にだけ近所のサイクルショップに持ち込むと割高な料金になることが多い。従って、最初から通いやすいショップで購入することが、最も安心できる選択だろう。
リアル店舗を構えるサイクルショップでの販売価格は一見高く見えることが多いが、多くのショップは使いこなしのノウハウや、トラブル発生時の対応などの専門知識を蓄積し、仕入先(メーカーや輸入代理店)とのパイプも持っている。それらのアフターサポートの基本料金が含まれていると考えれば、納得できるものだ。他店で購入した商品の修理料金が割高なのも、当然ということになる。いくら自転車や用品を安く購入しても、トラブル対処を自分で行うことができないなら、長く使用するうちにかえって高くつく可能性が高い。
また、スポーツ自転車は「どうやって楽しむか」というソフト面が大事であり、自転車や用品といったハードさえあれば100%楽しめるというものではない。現在、ソフト面の普及にはサイクルショップが大きな役割を果たしており、無料、あるいは少額の参加費で、整備講習会やサイクリングイベントなどを実施しているショップさんも多い。こうした自転車を楽しむノウハウは自分ひとりで身につけるのは困難であり、特に初心者や女性が「安いから」と、通販を利用するのはお勧めしない。
では、私はなぜ通販を利用するのか? 一番大きいのは自転車業界で糧を得ている立場上、特定のサイクルショップの世話になりづらいからだ。それと、ヘタクソなりに一応はほとんど全ての自転車整備を自分でできるから。
つまり、自分で整備ができるユーザーなら通販の低価格を有効に享受できるということだ。もっとも、私自身、自転車いじりに少なからぬ時間を費やし、高価な専用工具を揃え、失敗して多くの部品をパーにしている。曲りなりにも自転車をいじれるのは、過去に高い授業料を払った結果であり、トータルで見れば損得勘定は微妙だ。
結局、自転車いじりが好きでなければ、通販はあまりお勧めはできない選択だ。ただ、通販も、アフターサポートに力を入れる業者が出てきた。中には近隣のリアル店舗で整備が受けられるところもある。とは言えこうした業者はまだまだ少数派だし、少なくとも海外通販に関しては、まだまだリスクが高いと言わざるを得ない。低価格と引き換えにリスクも背負うことを承知でなければ、海外通販は利用すべきでないだろう。
レーパンは、今使用中のものがだいぶ傷んできたので購入。まだ試着していないが、サイズは大丈夫そう。
指切りグローブは、サイズ表を見てLサイズを注文したが、大きすぎた。しかもフリース状に起毛した生地を使用しており、暑い夏場は使える代物ではなかった。かといって、冬場は指切りグローブでは寒いので、あまり使い道がない。これは失敗の巻。
冬用インナーグローブは昨年なかなか見つけられなかったので、目についた今のうちに購入。効果のほどは不明。
15年以上使用していた黄色いボトルが破損したので探していたが、この通販で見つけて注文。無地ならもっとよかったのだが。
そしてバックミラー。今春に台湾で購入した物と同じキャットアイ製だが、日本では売られていないので今のうちに予備として購入した。
一品一品は国内でも同じような特価品が売られていることもあるが、通販では送料の問題があり、リアル店舗を回る時間もかかる。今回くらいの買い物をすれば送料も無料だし、まとめてこれだけの特価品を揃えられたのはありがたかった。
■本日のフォトアルバム
今日はちょっとタイムダウン [鍋谷峠往復]
今日もノリクラ直前水曜朝トレ。4時に目覚ましが鳴ったが起きられず、15分二度寝(5分おきにスヌーズが鳴っているので、正確には四度寝)。出発もほぼ15分遅れて、5:45自宅を出走した。
先週末は家族旅行で丹波篠山に行って来た。従って自転車トレーニングは一週間振り。なかなか起きられなかったし、体調が心配だったが、走り出してみればまずまず。先週に比べるとやや脚が重いが、不調と言うほどではない。
今日もiPhoneアプリCyclemeterのマップで、過去の記録と比較しながら走った。序盤は交換したばかりのスピードセンサー(別の機会に詳報予定)の微調整をしていたりでペースが上がらず、絶不調の7/27の自分(赤い三角)より先行したものの、8/3の自分(緑の三角)や7/2の自分(黄色の四角)に置いていかれた。今日の自分は青紫のアイコンだ。
走行距離10kmを越えた地点で、ようやく7/2の自分(黄色の四角)を追い抜き、続いて14kmを越えた地点で8/3の自分(緑の三角)も追い抜いた。こう書くと絶好調のようだが、アプローチから必死でペースを上げてかなり消耗してしまった。
父鬼集落下の定点観測地点。温度計は23度を表示。先週より2度高い。
ここで操作ミス。写真を撮る間にGPSが誤計測しないように、Cyclemeterを一時停止していたが、再スタートするのを忘れて300mほど進んでしまったのだ。これにより、過去の自分に対して300mフライングスタートしたような状態になってしまった。
過去の自分はマップ外に消え、正確な比較が難しくなったが、ともあれ、いつものごとく製材所前の鍋谷橋からアタック開始。
自分ではそれなりに頑張っていたつもりだが、先週ほど好調でもなく、過去の自分というライバルも見えない状態では、ペースも今いちだったのだろう。3kmほど上ったあたりでマップ上に8/3の自分(緑の三角)が、続いて7/2の自分(黄色の四角)も現れ、距離を詰めてきた。
200~300m後ろに迫っているということは、フライング分を考慮すればすでに追い越されつつあるということだ。必死でペースを上げ、何とか振り切って鍋谷峠に到着。
タイムは29分32秒と先週8/3の記録より、10秒遅れた。わずかとはいえ、残念。アタック中の平均心拍数は165と先週よりわずかに低く、特に序盤に自分を追い込めなかったことがタイムダウンの原因だろう。ただ、ラストスパートではここ数年の上限である187まで心拍数を上げることができた。
鍋谷峠の温度計は22度を表示。こちらも先週より2度高い。気温差はわずか2度だが、今日は湿度が高いのか暑く感じる。しつこくブヨ(ブユ)がつきまとうので落ち着いて撮影すらできず、写真がぶれてしまった。
下り始めると、すぐに8/3の自分とすれ違った。とは言え、これは約300mフライングしているからで、対等ならすでに抜かれている。
交換したばかりのスピードセンサーは、上りでスピードが落ちると検知しないときがあった。心拍計を使い始めた最初の頃にも悩まされた症状だが、微調整を繰り返してもなかなかうまくいかない。
帰宅は8:50と、先週より30分遅い。出発が遅れたのもあったが、スピードセンサーの微調整や、鍋谷峠で電波状況が悪くてfoursquareのチェックインに手間取ったりと、ロスが多かったようだ。
今日はわずかなタイムダウンとなったが、次回は巻き返し目指してがんばろう。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2011/08/10 5:44:31
完了: 2011/08/10 8:50:07
バイクタイム: 2:19:45
停止時間: 45:51
距離: 51.21km
平均スピード: 時速 21.99 km
最高スピード: 時速 52.30 km
登り:680 メートル
カロリー: 1212 kcal
POLAR CS200CADの記録 (スピードセンサー故障中)
走行距離: 44.7+3.4=48.1km
消費カロリー:1809kcal
計測時間:3:05:30
平均心拍数:133
最大心拍数:187
平均速度:20.4km/h
最高速度:49.8km/h
平均ケイデンス: 81
最大ケイデンス:117
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:1:27:48
ターゲットゾーン内時間:0:57:25
ターゲットゾーン以上時間:0:40:17
走行時間:2:11:15
累計走行距離:2025.9km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
遅ればせながら、今年初の30分切り [鍋谷峠往復]
今日もノリクラ直前水曜朝トレ。眠くて仕方ないがなんとか4時過ぎには起床して、ほぼ定刻の5:31に出発できた。
今日はアプローチからiPhoneアプリCyclemeterのマップで、過去の記録と比較しながら走ってみた。絶好調とは言えないが、絶不調だったここ1~2週間と比べると、今日はアプローチから脚が回る。となれば、記録のある中(と言っても2回だけだが)で最高記録の7/2と競ってみる。
走り出しは、少し気合いを入れると簡単に先行できた。今日の私の現在位置が青紫のアイコンで、緑の三角が7/2の記録。
気を抜くと後ろからどんどん近付いてくるので、アプローチからペースが上がり、苦しい。
徐々に差を詰められながら、山の麓へ。父鬼集落下の温度計は21度の表示。今日はまだマシな気温だ。
結局、アプローチの最後で7/2の自分に抜かれてしまった。わずかに先行されながらも、いつものごとく製材所前の鍋谷橋からアタック。
アプローチから無理してペースを上げていたのですでに体力を消耗しているかと思ったが、アタックを開始すると先週とはかなり違う。心拍数は165~170位まで上げることができるし、ちょっとした急傾斜もシフトダウンせずに踏み込んで乗り越えられる。今日はなかなかいい感じだ。
山中はソフトバンクの電波が届かない場所が多く、マップが表示されないことがある。それでも相対的な位置はアイコンで表示されるので、7/2の自分がすぐ近くに迫ってきたように見えて必死で上った。ところが、電波が復活するとつづら折りの道のせいで直線距離は近くても、走行距離はかなり離れていた。
おかげで、中だるみも最小限に留まり、やがて7/2の自分はマップ外に消えた。いや、もちろん縮尺を調整すれば、また出てくるんですけどね。
ラストスパートでは心拍数184まで上がり、鍋谷峠に到着。タイムは29分22秒。7/2の記録33分55秒を4分22秒も上回り、遅ればせではあるが今期初の30分切りだ。上り調子は嬉しいことだが、アタック中の平均心拍数は167と、まだ170未満だし、最高心拍数も絶好調なら187くらいまで上がるはず。もちろんタイムも自己ベストの27分43秒にまだまだ遠い。今年はノリクラの記録更新は諦めているが、もう少し精進したいものだ。
鍋谷峠の温度計は20度の表示。今日はようやく日が射して、久々に青空の見える峠。
帰路は先週とは逆転して、峠から2km近く下った地点で上ってくる7/2の自分とすれ違った(もちろん地図上の話です)。
その後もいいペースで進み、自宅帰着は8:20頃。7/2の記録と比べると5分54秒先行したとのこと(走行時間のみ)。この調子でトレーニングを続けられればよいのだが、また体調の波があるのだろうな。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2011/08/03 5:31:42
完了: 2011/08/03 8:19:16
バイクタイム: 2:22:36
停止時間: 24:58
距離: 51.83km
平均スピード: 時速 21.81 km
最高スピード: 時速 77.07 km
登り:692 メートル
カロリー: 1069 kcal
POLAR CS200CADの記録 (スピードセンサー故障中)
走行距離: –.-km
消費カロリー:1742kcal
計測時間:2:48:07
平均心拍数:132
最大心拍数:184
平均速度:–.-km/h
最高速度:–.-km/h
平均ケイデンス: 83
最大ケイデンス:117
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:1:23:19
ターゲットゾーン内時間:0:49:14
ターゲットゾーン以上時間:0:35:33
走行時間:-:–:–
累計走行距離:1981.1km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
朝イチはコンディションがもうひとつ [千早峠(金剛トンネル)-竹内峠]
水曜はダンシング中心の鍋谷峠だったので、今日はシッティングのトレーニングに千早峠(金剛トンネル)に行くことにした。
今日は水曜と違って4時に起床できたし、5:30に出走できた。でも、やっぱり身体がだるく、脚が回らない。6月ほどではないが、このところ体調が今ひとつ。暑い日が続いて寝不足気味だし、室内と外の温度差が応える。大阪の夏が過酷なこともあるが、ここ数年は年齢も感じる。
ともあれ、河内長野駅には6:30前に到着。トイレに寄って再出発したが、ふと気が付くとR371に添った高野街道を走っていた。今日は千早峠(金剛トンネル)に向かうのだからR310を上らなければならない。引き返すのも癪なので、三日市駅前から府道214号線に入り、延命寺経由でR310に入るルートを取ることにした。石川からのタイム計測ができなくなるが、仕方ない。
府道214号線は石見川沿いの細道で、最初は駅のそばの集落の中を抜けていくが、すぐに山間の静かな道になる。
石見川の本流から離れ、支流沿いに進み続けると延命寺の前に出る。分岐を右に進めばすぐに延命寺だが、今日は素通りして左の府道214号線を進む。ここからは本格的に上り始め、ますます山が深くなる。
暗い山間をを抜けて行くと、R371とR310を結ぶ2車線道路と一瞬合流してまた離れ、最終的に太井の集落前でR310に合流する。ここからできるだけペースを上げようとしたが、なかなか心拍数は上がらず150程度がせいぜい。終盤の急勾配はフルインナーでダラダラ上ることしかできなかった。
7:30過ぎに千早峠(金剛トンネル)に到着。その直後に大阪側からも奈良側からも自転車の団体が上ってきた。早朝なのに、ここでこんなに多くの自転車を見かけることは珍しい。暑くても、皆がんばっている。
峠1本でもかなり消耗してしまったので、ちょっと躊躇したが奈良側に下り始めた。五條方面を見下ろすと、かなり霞んでいる。夕方には雨が降る予報でもあり、湿度がかなり高く蒸し蒸ししている。曇りがちで日差しが弱いのだけが救いだ。
五條からは北に向かい、体調次第で越える峠を決めることにしたが、五條から北に向かう道はいつも悩む。R24は大型車が多いし、県道261号線(とそれに続く30号線)はアップダウンが激しく最近は交通量も増えている。県道120号線が比較的自転車向けの道ではあるが、ちょっとしたアップダウンがあり、遠回りになる。そんな訳で今日は新ルートを探してみることにした。
R24から間道を経由してR370に入り、五万分の一地形図(五万図)に載っていた川沿いの細道に入る。序盤は田んぼの中を進む道で、見晴らしのよい場所もある自転車向きの道。金剛山や葛城山は雲をかぶり、やや不安な雲行き。
台地上の工業団地「テクノパークなら」の南側の谷を進んでいくと集落があったが、道に私物が置かれていたり、公私の境があいまいになっているのか目に付き出した。通過する人や車がなく、住民しか使用しない(=行き止まりの)道では、こんなことがよくある。イヤな予感がしたが、とりあえず進むしかない。
案の定、次第に道が荒れてきて、最後の橋の向こうで舗装が途切れていた。
五万図では実線(幅員1.5~3.0m)の道路がこの先に続いているが、iPhoneのGoogleマップで見ると、橋を渡ってすぐに道が途切れている。
五万図で道があるということは、少なくとも過去に使われていた道があるはず。Googleマップで道が途切れている区間は500mくらいだったので、そのくらいならダートでも何とかなるだろう。一縷の望みを抱いて先に進んでみた。
ところが、車道は50mも進まないうちに行き止まり。周囲を見渡しても藪や森林ばかりで、自転車で先に進むのはとても無理。手前に橋があったがその先もとても自転車で進めそうにはない。
仕方なく1kmほど引き返し、途中で見かけていた急坂を上って「テクノパークなら」へ入った。東進して重坂牧場の脇の道を下り、県道120号線に入った。結局、骨折り損で、良いコースは見つからなかった。
時間をロスしたので、先を急ぐが水越峠は今日の体調だと敬遠したい。そこで、標高の低い竹内峠を越えて帰阪することにした。奈良盆地をジグザグと北西に進んだが、先を急いで地図をしっかりみなかったので、後からみるとちょっと遠回りしていた。
R24が葛城川を越える出交差点。空には黒雲が漂い、時折雨がぱらついた。幸い、本降りになることはなかったが、時間が遅くなるほど雨は降りやすくなるだろう。より一層の急ぎ足で飛ばすが、次第に脚が回るようになってきたのは先週末と同じ。どうも朝のうちは、脚が回らないようだ。普段からその傾向はあるが、今年はそれが著しい。気持ちよくトレーニングができないのが、もどかしい。
急ぎ足のあまり行き過ぎたりもしたが、磐城駅付近で竹内街道に入った。その直前にあったのが長尾神社。何回か敷地の脇を通ったことがあったが、正面に来たのは初めて。自転車を止めた脇にあった看板によると、大和高田市の竜王社と対になっており、長尾神社が竜の尾、竜王社が竜の頭を表しているとの言い伝えがあるそうだ。参拝もしたいところだったが、今日は先を急ぐのでまたの機会に。
R166に並走する竹内街道を上るが、1本目の千早峠(金剛トンネル)に比べると調子よく上ることができる。心拍数も平均156、最高176まで上がった。これでも本調子には程遠いレベルだが、竹内峠には10:30前に到着。
大阪平野に降りてくると、晴れ間が多く天候が回復したように見えた。引き続き急ぎ足で家路を急ぐが、自宅のすぐそばまで帰ってきたところで雨がパラつき出した。自宅に到着は11:30過ぎ。着いてまもなく本降りとなったので、ちょうどよいタイミングだった。
特に朝イチの調子が悪く、なかなかトレーニングのレベルが上がらないのがもどかしい。今年の乗鞍での記録更新はすでに難しいと思っているが、恥ずかしくない程度の走りはしたいものだ。あとわずかな期間だが、できる範囲でがんばっていこう。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2011/07/30 5:30:10
完了: 2011/07/30 11:33:06
バイクタイム: 4:19:36
停止時間: 1:43:19
距離: 91.35km
平均スピード: 時速 21.11 km
最高スピード: 時速 60.87 km
登り:1076 メートル
カロリー: 1437 kcal
POLAR CS200CADの記録 (一時動作不良あり)
走行距離: –.-km
消費カロリー:2797kcal
計測時間:6:03:33
平均心拍数:118
最大心拍数:176
平均速度:–.-km/h
最高速度:–.-km/h
平均ケイデンス: 79
最大ケイデンス:115
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:4:19:44
ターゲットゾーン内時間:1:21:14
ターゲットゾーン以上時間:0:22:34
走行時間:-:–:–
累計走行距離:1981.1km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム